二次創作小説(新・総合)
- Re: 麦わら大海賊団の冒険 ( No.13 )
- 日時: 2022/11/06 11:41
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第13話「捜索組の一休み」
【会場周辺】
スモーカー「お前らが探していると言う巨大な犬だが、こちらも全力で探すぞ!」
ダイ「ごめんなさい。俺たちが付いていながら…」
たしぎ「気を落としてはいけません。信じ続ければ、必ず見えて来ますよ!」
マァム「そうね。……と言いたいとこだけど、ずっと探し回っていたから疲れたわ…」
たしぎ「でしたら。私たちの船で小休憩を取って下さい!」
スモーカー「そうだな。それに小僧、お前とは話したい事が山程あるからな…。勿論女、お前もな…」
たしぎ「スモーカーさん。せめて名前で呼んで下さい!」
確かに、今は少しでも魔法力を回復した方がいいかも知れないな。
海兵たちもスモーカーの指示に従いながら、俺たちを海軍用の食堂に案内する。
ルフィの嗅覚能力は油断出来ず、その場でおれと軍曹さんが止めたけどな。
善逸たちはたしぎさんと対策を練って入ると言って、食堂に残る。
【甲板】
スモーカー「……。人と竜魔人との間に生まれたのか、お前は」
ダイ「はい……」
スモーカー「かつてのアルキード王国はこちらからも大抵は耳にしていたが、かなり複雑だったらしいな…」
ダイ「何とか打ち明けようともしていたけどね、結局父さんは…誰も信じようとしなかったみたい…」
スモーカー「そうか。だが、たしぎが言うにはお前は『ダイ』と呼ばれているそうだな?」
ダイ「はい。こっちの方が長く親しみやすかったから、本来の名を言われると恥ずかしくなるもん…」
軍曹「スモーカー准将。お食事の準備が整えましたので、小さな勇者様と武闘家のお嬢さんを呼びに来ました!」
スモーカー「分かった。明日、再び捜索を再開する。今夜はゆっくり休んでくれ!」
ダイ「はい。ありがとうございます…」
まるで、第2の父さんを見てるみたいだ。
このまま行方不明のボンドを探し続けても、魔法力は更に消費しちゃう。
ゆっくりと目自身が重くなり、その場で眠ってしまったみたいだ。
すると何処かでおれを呼ぶ声が聞こえて来て、目を覚ますと…そこにはウタがいたんだ。
【船着場】
ウタ「良かった。やっと目が覚めたんだね」
ダイ「ウタ……?」
ウタ「ねえ君。ルフィたちは? 一緒じゃないの?」
ダイ「…。ポップたちはビッグ・マムたちと共闘しているけど、何かあったみたいなんだ!」
ウタ「そんな……。まさか、あの時みたいに…」
ダイ「ウタ?! 急にどうしたんだよウタ、しっかりして!!」
もしかして、ウタは何かを思い出したのかな。
それ以前にマァムやルフィたちもきっと、おれを探しているかも知れない。
だからって、ウタをこのままには出来ないと分かっていても…別の人物の能力によって。気が付いたら俺は、いつの間にか海軍船に帰還した。
さっきのあの力、シャンブルスって技なのかな…。
14話に続きます。
次はほのみんさん、お願いします。