二次創作小説(新・総合)
- Re: 光と闇の戦士たちの闘争物語 ( No.1 )
- 日時: 2022/11/08 20:54
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
〜プロローグ〜
生と死が分かれた『この世界』はかつて、大魔王・バーンとの死闘が幾度となく繰り返されて来た。
その期待の勇者である12歳の少年・ダイは、神の涙と呼ばれていた珍獣ゴールデンメタルスライムのゴメに何度か助けられながらも…数々の闘いをこなしていく。
そして、愛する地上と男勝りの武闘家でもある大切な恋人・マァムを守る為に…彼はかつての相棒だった大魔道士・ポップの敵になる事を決意した。
大戦から3年が過ぎ、大魔道士・ポップの更なる成長物語が…今始まろうとした。
闇に染められた小さな幼馴染・ダイを救う為、ポップの物語が開幕する!!
1話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 光と闇の戦士たちの闘争物語 ( No.2 )
- 日時: 2022/11/09 07:54
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第1話「不穏な空気」
【セブンスヘブン】
ポップ「……………」
???「浮かない顔だな。何かあったのか? ポップ!」
ポップ「ああ。夢を見ちまってさ、ダイの奴が俺たちの敵になるという夢さ!」
クラウド「…。星を巡る闘いの頃に遡るが、同じような理由でバレットも親友と闘った事があったんだ!」
ポップ「………。正直に言うと、本当は闘いたくないと思う。でも、闘わなきゃ世界は消えてしまう可能性だってあるんだよな…」
あの頃あいつはどんな気持ちで、俺たちの敵になる事を決意したんだろうな。
大魔王バーンを倒して3年が過ぎて行き、レオナはパプニカの女王に即位したらしい。
護衛としてヒュンケルとラーハルトが残ったけど、マァムはデルムリン島にいるんだ。
ネイル村にはバッツとティナがいるから、何も心配はないって言ってたなぁ。
『コトッ』
ポップ「ティファ…」
ティファ「付き合うわよ、ポップ!」
ポップ「えっ?!」
ティファ「それにね。あなたを此処へ迎えたいって言い出したの、デンゼルなのよ! そろそろ新しいお兄さんが欲しいって言ってたから、だからポップ…。あなたなら子供たちだけじゃなく、私たちと一緒に闘えるかも知れないって思ってね」
ポップ「いいのか? 少し危険な旅なんだぞ」
クラウド「いいんだ。俺とティファなら問題ない、何があっても大切な家族でもあるアンタを俺たち2人が守って見せるさ!」
ティファ「そうよ。私たち、もう仲間でしょ?」
???「それに、俺たち姉弟もな!」
ポップ「うるティ、ページワン!!」
うるティ「ティファの姉さん。私らにも魔法を教えてくれでありんすよ!!」
ティファ「いいわ。少し経ったら私たちは行くけど、店番お願い出来るかしら?」
うるティ「はい。勿論でありんすよ、姉さん!!」
ポップ「…。急に変わったぞうるティの奴、何かあったのか?」
ページワン「ああ…。尊敬するティファの姉貴に対していつもこうなんだよ、ウチの姉貴は……」
確かに、ティファは料理だけじゃなく闘いも強いぞ。
俺やバレットたちと何度か死闘を繰り返して来たから、それらがあったからこそティファは強くなったからな。
うるティは回復と攻撃魔法の区別を彼女からの説明で理解して行き、ページワンはポップと俺の3人でその様子を見届けている。
しかし、本当の死闘が始まるのはこれからかも知れないな。
2話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 光と闇の戦士たちの闘争物語 ( No.3 )
- 日時: 2022/11/09 21:03
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第2話「運命的な出会い」
【エアリスの教会】
『バサッ』
???「もしも〜し!」
何だろう、雰囲気は前に好きになった彼によく似ているけど。
それに、背の高さは彼より少し低いかな。
う〜ん、1m 75cm辺りだけど。
青いバンダナに、銀の色の髪なんて珍しいなぁ。
【エアリスの家】
信「お帰りエアリス、こいつは?」
エアリス「大丈夫。でも…気を失っているわ、信 嬴政。彼の介抱をお願い!」
信「分かったぜ!」
嬴政「ああっ!」
こんな出会いも、時にはあるんだなぁ。
俺たちがこっちに来た頃、エアリスは沢山の花を管理していた。
テンはすぐに味方だと見破り、俺たちは別の世界から来た事を彼女に伝えた。
いつか別れが来てしまうかもしれないが、暫くこっちにいても良いかも知れないぞ。
まずは、どうすべきかをじっくり学ばなければならないからな。
3話に続きます。
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- Re: 光と闇の戦士たちの闘争物語 ( No.4 )
- 日時: 2022/11/10 09:22
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
こんにちは。
明日はポッキーとトッポの日らしいので、それに似たお話を夜に描こうと思います。
もうすぐ作者が不在になるので、これらの企画に加わりたいと言う方がいましたら遠慮なくコメントして下さい。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 光と闇の戦士たちの闘争物語 ( No.5 )
- 日時: 2022/11/10 23:43
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
続きは明日更新します。
今後のお話で出すキャラを載せますね。
〜マギレコより〜
水波レナ 秋野かえで 二葉さな
〜ダイの大冒険より〜
クロコダイン パウスン ノヴァ
今はこの5人を考えています。
まだまだ出てきますので、他にも追加して欲しいキャラがいましたら遠慮なくどうぞ。
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- Re: 光と闇の戦士たちの闘争物語 ( No.6 )
- 日時: 2022/11/11 09:53
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第3話「神々の闘いへ」
【秩序の聖域】
???「おいっ、しっかりしろよ!」
ポップ「うっ………」
ももこ「良かった。気が付いたんだね、大丈夫?」
ポップ「…。此処は?」
かえで「私にもわからない。でも、敵意は感じられません…」
さな「もしかしたら。以前本で読んだことがある、異世界その物だったりして…」
もしそうだとしたら、この場にアタシらの他にもいるって事か?
だけどおかしいな、本来なら力そのものは失われる筈らしいけど。
それに此処は、何もない空間みたいだ。
辺りを彷徨っていると、誰かが現れる。
???「グレイグ。先に来てると思っていたのに…」
ポップ「マルティナの姫さん!」
マルティナ「ポップじゃない。良かった、君は無事だった見たいね…」
ポップ「ああ。ヒュンケルやクロコダインのおっさんと離れ離れになっちまったけど…」
マルティナ「そう…。まさか本当に、この世界に飛ばされてしまうなんてね…」
水波レナ「ねえ。この世界ってどういう事?」
マルティナ「簡単に言えば。この世界は私たちがいた世界とは全く違う世界よ、私もさっきの場所で気を失っていてね。親切な人にここまで導いて貰ったのよ!」
二葉さな「マルティナさん。あなたを助けてくれた人はどんな人でしたか?」
マルティナ「そうねぇ。私の時は少し違うんだけど…。確か髪の長さは私と同じ位で、まるで神様って感じのピンク色の髪形をした女の子だったわ…」
二葉さな「もっ、もしかして?!」
秋野かえで「あ、アルティメットまどかさん?!」
ちょっと待てよ、俺の時は赤い髪の死神野郎だったんだけど。
確かアイツ、渓谷の方におれの知り合いがいるかも知れないって言ってたな。
まあ、何もしない訳には行かないしよ。
今はとりあえず、お互いの自己紹介から始めて行きましょうかね。
4話に続きます。
ももちゃんの苗字、分かる方お願いします。
良ければ、振り仮名も一緒にしてくれると嬉しいです。
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- Re: 光と闇の戦士たちの闘争物語 ( No.7 )
- 日時: 2022/11/11 14:12
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第4話「ポップとかえで」
【コスモスの館 リビング】
ポップ「……。嘘だろ、まさかバッツやティナまでカオスになっちまってるとは!」
七海やちよ「ええ。納得出来ないのも理解出来るけれど、こればかりは事実なのよ!」
カタクリ「ならば。明日にでも闘いは始まるからには、今日1日だけでもしっかり英気を養った方が良いだろう…」
深月フェリシア「だな。カタクリの言葉に一理あるし、今日は早めに寝ようぜ!」
ポップ「…………」
秋野かえで「…。ポップさん………」
無理もないかも知れない、このような結果になるなんて誰もが驚いた事だからね。
その夜が老けていても、ポップさんはレナちゃんたちとは一切口を開かなくなってしまう日々が何日か続いていったんだ。
いくら魔法少女の力を得たとしても、此処までダメージを受けるポップさんは珍しい。
すると何処からか、竪琴を奏でる音が聴こえて来たんだ。
【ベランダ】
ポップ「かえで…」
秋野かえで「…。レオナって人が味方に付いても、かつて相棒だった彼が敵なのは、やっぱり寂しい?」
ポップ「まあな。アイツとは、デルムリン島を出た時から一緒だった幼馴染みたいな物だからさ!」
秋野かえで「…。ダイさんの事、聞かせて欲しいな!」
ポップ「ああ…。勿論良いぜ…」
彼は少しずつだけど、私の為に語ってくれたんだ。
いくつかの儀式は12歳の頃に済ましたみたいだけど、彼は魔法すら1つも繰り出せなかったみたい。
しかしある時、パプニカの賢者といつわり…その人がダイさんを殺そうとしていた時があった。
レオナ姫を守る為に発動したのが、竜の紋章だったみたい。
BGM設定:クロノ・トリガーより夜の底にて
秋野かえで「要するに。あの力がないと、高度な魔法も使えないって事なんですか?」
ポップ「ああ。それ以降は地道に努力しながらも少しずつコントロールするようになってよ、一緒に大魔王バーンを倒したんだ! 結局は偽キルバーンの爆発からおれを守る為に、アイツに蹴り落とされたけどよ…」
秋野かえで「まるで。私たちがアリナを倒すまでの道のりと少しだけ同じですね…」
ポップ「ありがとなかえで、此処まで俺の話を聞いてくれてよ…」
秋野かえで「良いんです。仲間の事を知るのも、魔法少女にとっては大切な事ですから♪」
そう…、これこそが闘いが始まる前兆でもある。
ポップさんの負担を軽くしながら、これから迎えるであろう仲間たちとの交流もして行かなきゃ行けないからね。
その翌日、秩序の聖域に集合せよと呼び掛けが来たんだ。
周りにはやちよさんの他に、フェリシアちゃんたちやポップさんの知り合いも沢山いる。
そして、カタクリさんやオーブンさんたちも集まっていた。
2代目の神にして私たちコスモス軍の盟主になったメーア様の為に、私たち一同はあなたの為に闘う事を誓います!!
それから暫くした後、初代の混沌の神・カオスが復帰したと言う知らせが届いたのは言うまでもありませんでした。
5話に続きます。
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- Re: 光と闇の戦士たちの闘争物語 ( No.8 )
- 日時: 2022/11/11 20:07
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第5話「サイド ポップチームの冒険①」
【DFFの世界 月の渓谷】
『シュタッ』
暗闇の雲「どうやら。現れたぞ、お馴染みの奴らがな!」
ポップ「信、ページワンは真正面を! 俺たちは3方向に分かれて、援護するぜ!」
信「分かった!!」
ページワン「よしっ、任せろ旦那!!」
偽りの兵士・イミテーション…、数はざっと400体辺りだな。
すると信は新たに得た地獄の火炎で半分蹴散らし、ページワンも全体魔法・ファイガで50体を殲滅する。
つまり、残りは250体辺りか…。
クリスタルが出現するならば、おれが倒さなければならない相手でもあるケフカか皇帝だろうな…。
くそっ、奴らに出くわす前にフリオかロックに対処法を聞いて置く必要がありそうだぜ。
6話に続きます。
※次の話から、いよいよポップサイドの戦いになりますので…ご了承下さい。
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- Re: 光と闇の戦士たちの闘争物語 ( No.9 )
- 日時: 2022/11/12 06:20
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第6話「動き出すカオス軍」
【カオスの館】
???「まさに。再び宿命の時よ!」
???2「悪いけど。大魔道士ポップを倒すのは、長く共に旅をして来たこの俺だ!」
エクスデス「分かっておる。しかし、パプニカの姫も共に挑んで来るならば…2人纏めて片付けるまでよ!」
ダイ「…。不味いな…、あっちにはクロコダインとヒュンケルがいるよ。余計戦いづらいかも知れない…」
カオスに忠誠を誓う為に、マァムと共に混沌側の戦士になった俺だけど。
ポップは始めた頃の旅では、毎回のように逃げていたから少々間抜けでいたんだよね。
色んな戦いもあって、こうして力を身に付けて行くようになっては来ているけど。
まさか、バーンとキルバーン ハドラー親衛騎団までもがコスモス軍になるなんてね。
マァム「ダイ!」
ダイ「うん。俺は訳あってこっちになったけど、ポップに会いたい!」
マァム「ええ。勝っても負けても恨みっこなしよ、またあの時みたいに共に戦えたら…」
ダイ「あのさ。この闘いが終わったら、アルゴ岬に行きたいんだ、父さんたちに報告したい事が沢山あるから…」
マァム「ダイ…。勿論よダイ、どんな時でも私はあなたと一緒に行くわ!」
ダイ「ありがとう…、マァム……」
こちらに来る前に、メルルが言っていたな。
カオス側になっても、共闘したいと望む奴はいないと。
その人の目的の為に、手段を選ばない可能性もあるって。
だったら、俺だって覚悟の上だよ!
まずは君に会って、どれだけ強くなったかを見せたいよポップ!!
7話に続きます。
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- Re: 光と闇の戦士たちの闘争物語 ( No.10 )
- 日時: 2022/11/12 21:48
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第7話「新たなコスモス軍の一員、アーニャとヨル」
【コスモスの館 リビング】
『ワイワイ ガヤガヤ…』
ポップ「どうしたんだ? 急に集まれって何かあったのか…?」
七海やちよ「静かに。そろそろいらっしゃる頃よ」
そう、私はこの程度の気配で動じたりはしないわ。
この優しい足音からして、その場で殺意はないと判断したの。
このお方こそ、初代の秩序の神・コスモス様の意志を継いだ2代目の神様・メーア様よ。
表向きは創造神だけど、裏では私たちと共に戦う大切な仲間でもあるわ。
メーア「お待たせ。新たな仲間がこちらに到着したの、さあ。どうぞ!」
???「母、早く早く!!」
ヨル「あ、アーニャさん! 急かさないで下さい!!」
メーア「彼女たちが、私たちの新しい仲間よ!」
アーニャ「アーニャ、宜しく!!」
ヨル「私はヨルと言います。宜しくお願いします!」
七海やちよ「私はコスモス軍の護衛兼メーア様の親衛隊長を務める七海やちよと言います、宜しくね!」
ポップ「俺はポップ、宜しくな!」
レオナ「あたしはレオナ、宜しくね!」
アーニャ、あの子が超能力を使う子ね。
何処かの孤児院にいた時も、彼女を受け入れようとしないなんて可哀想ね…。
ティナさん、今ならあなたの苦しみがよく分かるわ。
混血と言われただけで、周りからは化物だと恐れていたなんて。
私たちが勝ってあなた自身を正気に戻った時は、あなたの過去を話して貰うわよ!
8話に続きます。
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- Re: 光と闇の戦士たちの闘争物語 ( No.11 )
- 日時: 2022/11/13 19:53
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第8話「アーニャとピカチュウ」
【コスモスの館 個室】
『シュイィィン…』
水波レナ「此処が今日からアンタが使う部屋よ。持ち物も大抵は揃えたから、後は好きに使いなさい!」
アーニャ「……ッ!!!」
凄い、まるで家に帰って来たような作りだ。
母とアーニャ、初めて来たけど皆受け入れてくれた。
でもボンドが、いない。
私たち、暫く帰れないかも知れないな…。
『コンコンッ…』
???「アーニャさん、今大丈夫?」
アーニャ「母じゃない。誰だ?!」
ピカチュウ「僕はピカチュウ、大丈夫! 皆の家族だよ」
確かに、殺意は感じない。
でもアーニャにとっては、疑問だった。
本当に、信じてもいいのかをしっかり観察しなきゃ行けない。
この位なら父の代わりでも、アーニャは出来る!!
【バルコニー】
アーニャ「此処、広い!!」
ピカチュウ「ごめんね。ちょっと、じっとしててね?」
アーニャ「ピカチュウ、何したの?!」
ピカチュウ「アーニャさん。これから僕たちに待ち受けるのは、本当の戦場なんだ!」
アーニャ「ほ、本当の……戦場?」
ピカチュウ「少し前に。ずっと仲良くしてくれた人が突然、ある理由でカオスになってしまったんだ! だから、此処には勇者を助けたいと思う仲間たちが、何人かいるの!」
アーニャ「カオス、悪い奴! アーニャ、ピカチュウの大切な人。絶対に助けたい!!」
ピカチュウ「ピカ〜♪」
何だろう、この安心感。
まるで、ボンドを撫でているみたいだ。
初めてあった時も、こんな感じで酷い目にあっていた気がする。
母が言っていたけどもしかして、ポップやレオナが助けたいのは…かつて旅をした仲間だろうか?!
だったらアーニャ、今度は皆を守る為に闘う!!
9話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 光と闇の戦士たちの闘争物語 ( No.12 )
- 日時: 2022/11/14 08:08
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第9話「初代の神・コスモスの消滅」
【混沌の果て】
ポップ「なっ……?!」
ヒュンケル「ま、まさか……?!」
あれから俺たちは各場所で10以上のクリスタルを得て戻って来たけど、突然今に至るって訳だ。
初代の創造神・コスモスと、カオスがご対面になっているな。
まさか、クリスタルを集めさせた目的ってこの事だったのかよ?!
『バァンッ』
ヒュンケル「ポップ!!」
ポップ「通りでおかしいと思ってたんだわ。クリスタルを俺たちに集めさせた目的、それは俺たちが初代の創造神に代わってカオスを倒さなきゃ行けなかったんだよ!!」
クロコダイン「なっ、何と!!」
ポップ「今は泳がして置くよ。でもな、俺たちはそう簡単に負ける訳にはいかねーんだよ!!」
そうだ、それにこの闘いを乗り切って…世界その物が平和になったらレオナに話したい事がある。
本当ならこの場で言いたいけど、俺たちはたった今…初代の創造神を失ったばかりだ。
いや、初めから分かっていたかも知れない。
自分が消滅することは、避けられない運命だからだと。
【コスモスの館 ポップの部屋】
ポップ「…………」
レオナ「ポップ君…。あたし……」
ポップ「レオナ。一旦渓谷に行こう!」
レオナ「ええっ……」
あんな事が現実になっちまったんだ、仕方ねーよな。
月の渓谷に辿り着くと、ゴルベーザは悟っていた。
あまり遅くなるなと言った後、館に戻って行く。
ああ……今だからこそ、今だからこそ言うんだ。
俺が思っている事を、これまで言えなかった本音をレオナに!!
【月の渓谷】
ポップ「レオナ。準備運動だ、どれだけ強くなったか…見せてくれ!!」
レオナ「ポップ君……。ええっ!」
やはり最初は氷魔法だな、レオナらしい判断だ。
だが、そんな初歩的な魔法では俺に勝てるとは限らない。
更に互いの攻防は何パターンか続いて行く中、おれの服も上だけ破れて来ていた。
まるで、バーンの野郎が使ったカイザーフェニックスのようによ……。
くそっ、調子に乗って勢いよくレオナにメドローアをやっちまったから…もう魔法力は空っぽだぜ。
『ガバッ』
ポップ「れ、レオナ……?」
レオナ「好き……。大好きよ、ポップ君!」
ポップ「えっ……?!」
レオナ「ポップ君。キミはいつだって誰かの為にこうして力を維持して来た、だからなのよ! あたしだって、キミを守る為に力を使わなかったんだから!!」
ポップ「ば、馬鹿! 何でそんな無茶をしたんだよ!!」
レオナ「どっちが馬鹿よ。あたしはね……、初めて会った時から…キミが1番好きなのよ! ベンガーナでキミはあたしに言ったでしょ、ドラゴンを1匹仕留め損ねたって。そして、逃げてくれって!!」
ポップ「…………」
レオナ「でもね。そんな事もあったから、あたしはダイ君よりキミを選んだの! あたしの花婿になる人は、キミの他にいないって…」
ポップ「レオナ………」
レオナ「ポップ君。今は消滅したコスモス様の為にもこの闘争を終わらせましょう、全ての闘いが終わったら…あたしと一緒にパプニカで過ごして欲しい!!」
ポップ「レオナ…。全く、俺の気も知らずによ…。何でアンタはいつもいつも、おれが先に言おうとした事を真っ先に言っちまうんだよ!!」
レオナ「………? ポップ君………」
ポップ「本当に……。本当に大馬鹿野郎だぜ……、俺の大切なレオナはよ……」
レオナ「ふふっ。相手の為に思っている事をビシッと言うのが、あたし自身の取り柄なんだから♪」
何か、すげー安心するわ。
こんなおれなんか、誰も好きになる奴はいないと本気で思っていたけど。
でも、レオナは違っていた。
あの頃は確かに大きなミスをした事もあったけど、それでも俺を信じてくれている。
そして今……、俺を好きだと言ってくれたレオナの強い想いをこの口づけと共に伝わって来た気がする。
この決戦前夜は、俺たち2人のみに許されたかけがえのない時間その物かも知れないからな。
10話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 光と闇の戦士たちの闘争物語 ( No.13 )
- 日時: 2022/11/14 22:22
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
次の話からは、ぱふぱふイベントを描こうと思います。
まずは、主役がポップなので。
このような順番になります。
①カービィ コックになって、ポップの為に食べ物を出す。
②アーニャ エールを送る。
③ピカチュウ ポップの頬をすりすり。
④クリフト
⑤ヒュンケル 長兄なので、励ますか助言になりますね。
それでは、これからも宜しくお願いします。
- Re: 光と闇の戦士たちの闘争物語 ( No.14 )
- 日時: 2022/11/15 22:15
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第10話「カービィの不安と温かい勇気」
【バルコニー】
カービィ「………」
フームとブン、それにシリカたち。
ボク、星の戦士として…コスモス軍の一員として闘うよ。
クラウドから聞いたんだ、この闘争は今までも続いていたんだって。
だけどね、メーア様の前に創造神だった人が跡形もなく逝ってしまったの。
皆やコスモス軍の仲間たちは好きだけど、やっぱり寂しいよ…。
『カービィ…。諦めたら駄目よ!』
カービィ「えっ?!」
フーム『あなたの不安はよく分かるわ。でも、その人の為にもカービィ……あなたは戦い続けなきゃ行けないのよ!!』
カービィ「フーム………」
ブン『俺たちのことなら大丈夫だぜカービィ。何でも親衛機団って奴らが、俺たちのいる世界を守ってくれるってさ!!』
カービィ「うん…。ありがとう、必ず戻るからね!!」
ありがとうブン、フーム。
再び2人に会う為にも、ボクは挫けちゃ行けないんだ。
ボクの名は星の戦士・カービィ、コスモス軍になくてはならない人材なんだ。
勿論リンガイアを思うノヴァもまた、ボクと同じ事を考えていてくれる。
今こうして無事なのは、先代の創造神・コスモス様が残してくれたクリスタルのお陰かも知れない気がするんだ。
11話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 光と闇の戦士たちの闘争物語 ( No.15 )
- 日時: 2022/11/16 17:47
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
次回予告
いよいよポップはダイ、レオナはマァムと戦う事を決意する。
2人を正気に戻した後、アーニャら光の戦士と合流する。
しかしティナを正気に戻すのも先決だが、ピカチュウはポップたちの行手を防いでしまう。
その理由は、いかに?!
次回第2章:長かった闘争の終幕
ピカチュウ「此処での旅も、終わりは近いんだね…」
第1章:闇に堕ちた勇者・ダイ、完結。
第2章:長かった闘争の終幕に続きます。