二次創作小説(新・総合)

Re: 光と闇の戦士たちの闘争物語 ( No.48 )
日時: 2022/12/01 22:26
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第32話「ダイの不安」

【テント】

ダイ「…………」

バッツ…、キミの気配は近付いてきているよ。
だから、俺たちは頑張るからもう少しだけ待っていて欲しい。
それに地上でも、キミの力を必要としている仲間が沢山いるんだ。
この保護を大事にしながら、向かうからね!

???「ダイ。少し話さないか?」
ダイ「どうしたの?」
ヒュンケル「…。俺のテントに来てくれ、その時にバッツの事を話そう」

こうして時々誘われるんだよね、俺って。
島を出たばかりの頃、マァムに会ったんだっけ。
マァムに回復して貰った時、凄く嬉しかったんだ。
回復系の魔法力なら、ティナやバッツだって負けていないけど。
ヒュンケルのテントに付くと、俺を自分の膝に乗せてくれたんだ。

【ヒュンケルのテント】

ヒュンケル「少し前に。ポースが訪れて来てな、バッツの話を少しだけ聞いたんだ」
ダイ「何か言ってたの?」
ヒュンケル「…。バッツは、高い所を未だに恐れている」
ダイ「でも。戦いの時は地上での攻撃もあったし、空中で戦ったりしていたよ?」
ヒュンケル「それは。必死で隠そうとしていたんだ、もし…ティナに自分が情けないと言われたら。立ち直れないと悟ったんだろう」
ダイ「…。そう言えば、ポップもあの時は臆病者って言われてたんだって!」

でも、彼は戻って来てくれた。
迷いもしないで、俺たちの所に。
クロコダインと戦って、俺は更に強くなれた気がするよ。
ヒュンケルともあって、色んな闘いもあったけど。
でも今は……、今はバッツがいないと寂しいや。
明日はいよいよ、頂上に行くんだ。
俺たちの想い、バッツに届くといいなぁ。

33話に続きます。

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