二次創作小説(新・総合)
- Re: 光と闇の戦士たちの闘争物語 ( No.59 )
- 日時: 2022/12/08 08:56
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第40話「兄弟子との最後の休息」
【デルムリン島 アバンの墓前】
ダイ「………。先生………」
初めてこの島に来た時、爺ちゃんたちを止めてくれたんだよね。
ほとんどの魔法力を失いながらも、先生は俺たちを守る為にハドラーと戦った。
確かに、無理にドラゴラムで修行しようとするのは良くなかったな。
じっとしてちゃ行けないけど、信たちは分かってくれないんだよなぁ。
「ダイ!」
ダイ「ヒュンケル……」
9つも違う兄弟子だけど、彼は一瞬で受け入れてくれた。
おれを探している時に、ティナの過去を聞いて来たみたい。
18年間もずっと、帝国の兵器として様々な訓練を受けて来た。
おれも本気になったら、その位強くなれるかな…。
ダイ「ねえ。ポケモンって不思議な生き物なんだよね! どうして、不思議な生き物って呼ばれるの?」
ヒュンケル「ゴウから聞いた話によるが。中には自ら進化を拒むポケモンもいるらしい」
ダイ「ヒカリのポッチャマみたいに?」
ヒュンケル「ああ。今のままでいたいから、ずっとそうしているかも知れないな」
ダイ「……。そっか………」
ヒュンケル「今度はオレが付いてる。もう一度掛け合ってみないか? 信とセリスに」
ダイ「で、でも………」
ヒュンケル「ラーハルトにも事情は話した。既に行動しているだろう…」
ダイ「……。ねえ。泣いてもいいかな? 何だか今…凄く泣きたい気分なんだ……」
ヒュンケル「ああ。遠慮なく泣いてくれ、お前の気が済むまで俺が側にいる……」
ダイ「うん…。ありがとう、ヒュンケル……」
初めてあった時は、かなり敵対していたけど。
俺たちは、誤解されていたかも知れない。
島の皆も大事だし……、勿論マァムの事も大事だと思っているよ。
でもね、生と死の戦いだからと言っておれは歩みを止めては行けない気がするんだ。
アバン先生の仇を討つ為にも、こんな所でじっとなんかしていられないよ!!
41話に続きます。
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