二次創作小説(新・総合)
- Re: 逃走中〜みなとみらいで逃げ回れ!〜 ( No.13 )
- 日時: 2022/12/13 16:36
- 名前: ほのみん (ID: jkT.oUcJ)
【第一章 オープニングゲーム】(1)
[7:20 桜木町駅前]
美織「ゲーム開始は8:00からなのに……なんでこんな早い時間に集合なんでしょう」
信長「今からオープニングゲームをするらしい」
美織「オープニングゲーム?」
伊織「賞金が倍になるだかなんだか。よく分からないが」
そう、今から始まるのはオープニングゲーム。
オープニングゲームで獲得したチケットを使うと、より有利に、ゲームに参加できる。
ほのみん「皆さん〜!おはようございます!」
十年屋「これはこれは。ゲームマスターのほのみんさんですね」
カラシ「こんにちはです」
ほのみん「わぁ、カワイイ〜。カラシちゃん、ですね」
カラシ「そうなのです」
カラシは名前を呼ばれて嬉しそう。
ほのみん「皆さんお揃いのようですし、オープニングゲームを始めましょうか」
ゲームマスターのほのみんが説明を始める。
ほのみん「今からやるゲームは3種類。まずは1つ目、ロシアンシュークリームです」
ドラえもん「え〜、シュークリーム?」
ほのみん「こらこら、文句言わないでくださいよ。今から1人1つずつ、シュークリームを配ります。そのシュークリームに板チョコが入っていれば当たりです」
ケイタ「板チョコが入っていればいいんだね。当たりだと、なにかもらえるの?」
ほのみん「当たりだと、賞金を倍にすることができます。ちなみに当たりは1つですよ!」
説明が終わると、何人かスタッフが出てきて、参加者にシュークリームを配り始める。
ヒーニャ「それでは、召し上がれ!」
パクッ。
とろけるような甘さが口の中に広がる中、異変を感じたのは!?
ガリッ。
十年屋「あれ?なんかガリッといったような……」
カラシ「カラシはなんにもなかったのです……」
ほのみん「他にいませんかー?十年屋さん、当たりです!おめでとうございます!」
これによって、十年屋は1秒毎に200円賞金を獲得し、十年屋の最終獲得賞金は864万円となった!
- Re: 逃走中〜みなとみらいで逃げ回れ!〜 ( No.14 )
- 日時: 2022/12/24 16:08
- 名前: ほのみん (ID: LIJSamtZ)
【第一章 オープニングゲーム】(2)
ほのみん「次のゲームは、千本くじです!」
アーニャ「アーニャ、やってみたい!」
ロイド「千本引きではなくて、千本くじなんですね?」
ほのみん「そうです!糸を引いた先に、くじの入った袋がついていますから、それを開けてください!」
説明が始まる。
ほのみん「2つ目のゲームの当たりは2つあります。当たりの特典は、ハンターから身を守れるブロック権チケットです。1度しか使えませんが……くじを引いて袋を開けてくださいね。そしたら、紙が入っています!」
まる子「よ〜し、はりきっちゃうもんね!」
友蔵「わしも、年じゃからのう。ほしいなぁ」
謙信「やっぱ俺もほしいなぁ。そしたら武田より有利だしね〜。こういってもくじ運はあるつもりなんだ」
信玄「は!?くじ運は俺のほうが強いに決まってんだろ」
美織「(上杉くんと武田くんがまた対立している・・・どうしましょう・・・)」
みちお「あれ?みやびさん、今、『また対立してるよ』って思った?」
美織「(なんなの、この方・・・心を読まれてる?確か裁判官って言ってた気がするんだけど・・・本当?)」
みちお「あれ?今、本当に裁判官か、疑ったね?」
伊織「あんまり美織さんの心を読んではいけませんよ。ここはイチケイとは違います。不信感を募らせてしまいますから」
みやび「(助かった・・・伊織さんに感謝です!)」
美織が安堵するなか、スタッフが出てきて、準備を始める。
糸の先には封筒が付いていて、その中にくじが入っているようだ。
ほのみん「順番は自由に決めて、くじを引いてくださいね。ただ、あまり時間がかかってはいけないので……2分で順番を決めて、くじを引いてください」
説明が終わると、それぞれが自由に動き出し、並んでいく。
どうやら円満に順番は決まったようだ。
トップバッターはジバニャン。
次はウィスパーと続いている。
ジバニャン「おれっち、当てたいニャン!」
ウィスパー「この敏腕妖怪執事は浮遊するのでハンターからすぐに逃げれます。チケットなんて必要ありませんよ〜」
ジバニャン「強がらないでさっさと引くにゃん!」
順番にくじを引いていき、ついに最後の順番になった。
最後はスミレ。
スミレ「(残り物には福があると言うもの・・・きっと当たる気がする!)」
全ての逃走者がくじを引き終え、いよいよ開封の時間になった。
ほのみん「それでは、開けてください!どうぞ!」
ガサガサッ。
紙の音が駅前に響いていく中、幸運を掴み取ったのは!?
ジバニャン「おれっち、ハズレたにゃん……」
アーニャ「はずれ!?ガーン」
紅子「あ〜、はずれでござんす」
スミレ「あれ?」
いちご「どうしたの?」
スミレ「これ、当たりなのかしら?」
スミレのくじには、大きく⭕がつけられていた。
いちご「当たりじゃない?それにしても、すごいね!やっぱり残り物に福はあるんだね〜!」
本当に『残り物には福がある』は実在したようだ。
もう1人の当選者は!?
- Re: 逃走中〜みなとみらいで逃げ回れ!〜 ( No.15 )
- 日時: 2022/12/29 06:28
- 名前: ほのみん (ID: pY2UHJTN)
【第一章 オープニングゲーム】(3)
2人目の当選者は!?
みちお「ん?」
伊織「どうしました?」
みちお「ほら、なんかここ⭕ついてる」
ほのみん「それ、当たりです!おめでとうございます!っていうことは……当たったのはスミレさんとみちおさんですね」
と言いながら、ゲームマスターのほのみんが手元のタブレットに文字を打ち込み、メモしていく。
みちお「ねぇ、どっちが先に捕まるか競争しようよ」
伊織「は?」
みちお「僕が地裁代表。井出くんが地検代表。ほら、井出くんって足速いからすぐには捕まらないと思うんだよね」
そう、井出は司法修習トップの成績で卒業した優等生でありながら、元高校球児。
足は速い。
伊織「うーん…、その勝負、引き受けましょう」
みちお「本当!?」
伊織「(ここはYESと言っておくのが正解だろう)」
さすが、「入間みちおを乗り切った最初の検事」である。
みちおの対応には慣れている。
ほのみん「次がラストのゲームです!題して、ストップウォッチゲーム!ルールは簡単。ストップウォッチで目を隠したまま計測を始めて、10秒に近づけるだけです。」
カツオ「どんな景品がもらえるんですか?」
ほのみん「ふふっ…、ゲームの行方を左右する『身代わりチケット』です」
逃走者全員「「身代わりチケット!?」」
では、改めて3つ目のゲームについて説明しよう。
まず、ストップウォッチで目を隠したまま計測を始める。
そして10秒に一番近づけた上位2人が『身代わりチケット』を手にするのだ!
このチケットを使うと、自分がハンターに捕まったとき、誰かを身代わりに確保できるのだ。
ほのみん「ストップウォッチは配られましたか?それでは、始めましょう!3、2、1、スタート!」
ゲームの運命を左右するゲームが今、始まった――――――――!
- Re: 逃走中〜みなとみらいで逃げ回れ!〜 ( No.16 )
- 日時: 2022/12/29 06:55
- 名前: ほのみん (ID: pY2UHJTN)
【第一章 オープニングゲーム】(4)
ピッ。
ストップウォッチの音が駅前に一斉に鳴り響く。
ピッ。
またほぼ同時に、ストップウォッチの音が鳴り響く。
ほのみん「それでは、確認していきますね〜」
何人かのスタッフが現れ、メモをしながら確認していく。
そして、ほのみんを囲み、なにやらヒソヒソ話している。
ほのみん「それでは、結果発表です!」
逃走者達「お願い・・・!」
ほのみん「1位、しのぶさん、2位、美織さんです!おめでとうございます!」
信玄「それ、俺にくれよ」
美織「は!?」
謙信「そうだよ。今更何言ってるの」
それでもチケットを狙おうとする信玄に対し、美織は運動音痴ながらも素早い計算で攻撃を交わしていく。
さすが宮城の神童。
それでも追いついてくるため、美織はコスモワールド方面に移動しながらも、ついに最終兵器を使うことにした。
美織「あ、パトカー!何があったんだろう……」
美織がある方向を指し、信玄が夢中になっている間に逃げる。
信玄「おい、待て!」
政宗「まじで騙される人いるんだ……」
- Re: 逃走中〜みなとみらいで逃げ回れ!〜 ( No.17 )
- 日時: 2022/12/29 06:58
- 名前: ほのみん (ID: pY2UHJTN)
【第一章 オープニングゲーム】(5)
オープニングゲームでチケットを獲得した逃走者は以下の通り。
①賞金倍チケット→十年屋
②ブロック権チケット→氷上スミレ、入間みちお
③身代わりチケット→胡蝶しのぶ、柴田美織
彼らはゲームにどのような影響をもたらすのか!?