二次創作小説(新・総合)

エクトリーム・サイコロ修学旅行(1) ( No.170 )
日時: 2023/10/17 22:29
名前: W683 (ID: cW0ifFEV)

今回は『あの伝説の番組』から屈指の看板企画をオマージュしたアレです。兎に角色んな所に振り回されまくる地獄の様な企画に間違いなくキャラ崩壊します(おいおい)。果たして全員生きて帰って来れるのか…???


烈「まさかあの馬鹿神が修学旅行を企画するなんてな~」
鈴花「ホントに珍しいよね」
氷海「でも何か胡散臭いって言うか…」
風雅「まあそんな事は気にせずに楽しんだら良いんじゃないかな?」
美結「まああのMZD様にも人の心はありますから…;;;」


つぎドカ御一行に嬉しいニュースが飛び込んで来た。MZDの計らいで修学旅行に行く事になったのだ。普段は(ハゲタマゴ程でないにしろ)信用に値しない疫病神(誇張はしてない)がこんな企画をする当たり怪しさを感じるが、折角の旅行なので素直に賛同する事に。そんなこんなで集合場所となる空港にやって来た。其処に居たのは…















MZD&マリオ「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!天井して堪るかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
DTO&クロム0(:3 )~ =͟͟͞͞(’、3)_ヽ)_←返事がない。ただの 屍のようだ。
氷海&風雅&美結「「何か変なのがおるーーーーーーー!?!?!?!?!?」」


すいません、のっけから親父カルテット(?)が地獄の様な絵面を構成しておりました(爆弾投下)。何でこうなったのかと聞きたい所だが、あまりにカオス過ぎて近寄れない状態…;;;


氷海「これは一体どういう状況…???」
鈴花「それより何でクロムさんと先生は死んでるの?」
マリオ「よっしゃ!!!!やっと手に入れたぞ!!!!!」
MZD「マジで!?!?!?もう石が足らねぇ!!!!!」
美結「もしかして……ゲームの…」
風雅「多分その系統だと思う…;;;」
烈「おいおい何でそんな必死なんだよ?」
マリオ「あー、シャニのガシャ回してたけどお目当てのが全然出て来なくてヤバかったんだよな;;;」
MZD「怪獣にちかのヤツだよ!!!!チョコ先とマイコレの三峰は来たのにこれだけが来ねぇ!!!!!」
氷海「で、其処で転がってるのは?」
マリオ「あー、そっちはデレの限定であまりに早く全部出たから昇天しただけだな」
風雅「そう言えば作者もリアルで昇天してたような」
鈴花「確か20連で限定の桃華ちゃんが出て、その勢いでフェスの確定引いたら偶々夕美ちゃんが出て魂が2回も飛んだらしいよ(実話)」
烈「コイツらwwwwww廃課金オヤジかよwwwwww」
美結「あまりに必死過ぎでは…???」


目の前の廃課金P親父共にドン引き寸前の御一行。まあかく言うリアル作者もアレ引く為だけに3万注ぎ込んだし(これも実話)人の事は言えないけど!!!


氷海「兎に角、今から修学旅行に行くんですよね?」
MZD「あ、そうだったな!!!修学旅行に行くんだったな!!!」
風雅「(絶対忘れてた感じが…)で、行き先も何も知らされてないけど何処へ?」
DTO「それは……今から決めるぞ!!!」
生徒5人「「何て?」」


ちょっと待て、何で修学旅行なのに行き先がまだ決まってない訳?え?意味分からんわマジで。こんなgbgbな旅行計画で大丈夫な訳がない。


鈴花「行き先を今から決めるってどういう事なの?」
MZD「そりゃ勿論…」














MZD「…コレで決める」つサイコロ
DTO「このサイコロの目が旅行の行き先になるからな」
烈「よし、帰ろうぜ」
美結「そうですわね」
氷海「中止で良いわよこんなの」
MZD&DTO「「待て待て待て待て待て待て待て待て!!!!!!!!」」


しょーもない旅行になる事を察した一行は即座に帰ろうとするも目の前のおっさん二人に止められる。おいおい、行き先が運任せって普通にねぇよ。だが、そんな事もあろうかと手は打ってあった…!!!!


DTO「上手く行けばハワイ旅行になるかもしれんz」
鈴花&烈「行きます行きます」
風雅「いやチョロいな!?!?!?」
氷海「何か解せないけど……ちゃんとした旅行になるなら別に良いわ」
美結「会長が言うなら…」
MZD「そう来ないとな!!!」


一行の目を輝かせる様なワードで釣った(?)所で、早速サイコロを用意する。これからどんな旅行になるのかはこのサイコロが全てを左右する…!!!!!


MZD「よーし、先ずは……烈、お前サイコロ振れ」
烈「マジで!?!?振って良いのか!?!?」
鈴花「烈君~!!!頑張って~!!!!」
美結「皆さん一緒にハワイ旅行に行きましょう!!!!」
風雅「此処が大事だから、頼むよ…!!!!」
氷海「分かってるわね?」
烈「滅茶苦茶プレッシャーかけるな;;;」


この一投で全ての運命が決まる…そういうプレッシャーの中、烈が出した目は…


烈「5か。まあこれは期待出来そうか?」
DTO「5という事は…」
















MZD&DTO「「キング・オブ・深夜バス『は●た号』の旅!!!!!!!!!」」
5人「「おぼろしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」


はい、早速深夜バスを引いてしまい一同一斉に嘔吐(?)。のっけからとんでもない移動手段なだけに阿鼻叫喚の地獄絵図と化した…;;;




もう早速大変だな…

エクトリーム・サイコロ修学旅行(2) ( No.171 )
日時: 2023/10/17 22:31
名前: W683 (ID: cW0ifFEV)

続き

烈「やっちまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?」
風雅「ああ…;;;悪夢が甦る…OTL」
MZD「どうだ?深夜バスの旅なんて滅多に出来る物じゃないぜ?」
氷海「そう言う問題じゃないの!!!そもそもあの時だって…」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



MZD「そろそろ寝た頃かn」













烈(●ω●####)←寝れずにポプテピ顔
鈴花「」←気絶
氷海「全然寝れない…」←顔面蒼白
風雅(○ω○)←白目を剥いてKO
MZD「あ、これアカン奴や…」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



MZD「そんな事もあったな」
鈴花「いや、他人事みたいに言わないで!?!?」
烈「あの時全然寝れなかったんだからな!?!?」
氷海「お陰様で、生徒会の皆に「顔が死んでない?」って言われまくったのよ!?!?」
美結「あの時の会長の顔は何とも言い難い表情でした…;;;」


つぎドカの4人には深夜バスにトラウマがあるようで、あの時の地獄のような想い出がフラッシュバックする。簡単に説明すると、つぎドカ一行がスキー旅行に行った際に乗った深夜バスで、全然寝付けなかった上に長時間バスに乗りっ放しという生き地獄を味わったのだ…;;;


DTO「兎に角、決まったのは仕方ない。深夜バスで目的地まで行くぞ」
鈴花「それまでどうすれば良いの?」
美結「まだ午前中ですし…;;;」
MZD「それにバスが出るのは此処じゃないからな」
一同(だったら連れて来るなよ)


取り敢えず一同は深夜バスが出発するバスターミナルへと向かう事に。出発まではかなり時間があるので各自時間潰しをする事に。



数時間後…


DTO「よーし、今からバス乗るz」
風雅「あれ?MZDは?」
氷海「昼間は居たのに」
鈴花「何か用でもあるの?」
DTO「あー、実はなぁ…」















DTO「フィオレンティナのライブがあるからって言って先に大●に行ったぞ」
烈「あのクソ神がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
美結「見事にバックれましたわね」


言い出しっぺの馬鹿神がまさかの逃走(爆弾投下)。自分だけ地獄から解放されるという謎の特権(?)を発動された事に一同ガチ切れ。この瞬間、「あの貧乏神は後で潰す」という目付きに変わったのは言うまでもない…;;;


DTO「まあ俺だって同じだよ。ほら、チケット取ったから乗るぞ」
風雅「あ、乗る前に何か買って良い?」
美結「非常食ぐらいは持っておいた方が宜しいかと…」
鈴花「だって降りれないでしょ?」
DTO「それもそうだな…よし、1万やるから何か買って来い」
5人「「やっりぃ~~~~~!!!!!!!」」


途中で離脱出来ない事を悟ってか、各自必要な物を買っておいて万が一に備える。そして一行を乗せたバスは出発する…


烈「あーあ、始まったよ…」
風雅「地獄だ…」
鈴花「暇潰しに大富豪でもしない?」
美結「ナイスですわ鈴花さん!!!是非やりましょう!!!」
氷海「だったら私も…」
DTO「折角だから俺も混ぜてくれ」
鈴花「勿論良いよ」


幸いにも暇潰しに使える物は持って来ているので、寝れなくても大丈夫………な筈だった…!!!!!



2時間経過…



氷海「飽きて来たわね」
烈「じゃあ俺が持って来たこれでもやろうぜ!!!」つU●O
風雅&美結&鈴花「「やろうやろう」」



4時間経過…



烈「ダメだ…疲れて来た…OTL」
DTO「じゃあ次はこれなんかどうだ?」つ双六的なヤツ
氷海&美結&風雅「「あー…はい」」



6時間経過…



美結「もうそろそろ寝ません?」
風雅「いや、寝れるかどうかも分からないけど」
烈「流石に遊び疲れた…;;;」
鈴花「もう皆静かだし寝ても良いよね?」
氷海「そうね、流石に軽く寝るぐらいの事は出来るでしょ」



8時間経過…



風雅「寝  れ  な  い(白目)」
氷海「ダメだ…何度も目が覚めてしまうわ…」
烈「鈴花が345人…鈴花が346人…」
鈴花「烈君が282人…烈君が283人…」
美結「会長が……ああもう…!!!!何やっても眠れやしませんわ…!!!!」


時間が経つに連れて疲れも貯まって行くものの、寝ても完全に寝れない。それ所か、何度も目が覚めてしまう。何せ深夜バスなので数時間夜通し走るのは当たり前。それを椅子に座った状態で寝返りもロクに打てないまま何時間もおったらそらそうなるわな;;;;



そして、出発から12時間…


DTO「さあ着いたぞ~」
烈「あ、もう着いたか」
鈴花「凄く長かった…」


一行を乗せたバスは今回の目的地に辿り着いた。何時間もバスに揺られっ放しだった為か、一行の顔は正に死にかけ寸前。



最早修行やんか…

エクトリーム・サイコロ修学旅行(3) ( No.172 )
日時: 2023/10/17 22:34
名前: W683 (ID: cW0ifFEV)

続き

DTO「ん?どうした?目が死んでるz」
風雅「あの、体が痛いんだよ…」
鈴花「うん、うんうん……」
氷海「分かる?腰とか背中とかね」
烈「そうだよな……」
美結「お尻とかね、痛いんですの!!」
DTO「えっ…マジか…」


長時間座りっぱなしで身体の所々に痛みを感じる一同。更にその愚痴はまだまだ続く…


氷海「そうそう。痛いし、もう……ね、ね、寝れないのよ!!」
烈「そうなんだよ!!」
鈴花「バスでもう寝れないんだよ私達!!もうダメなんだよ!!」
風雅「シートキツいよ!!」
美結「この4人がうなされたらしいんですわ!!もうダメ、バスはダメでしてよ!!」
DTO「それは俺に文句言わないでくれ…;;;」
風雅「もう、ホントに…これ読んでる人、やってみな?一回」
烈「やってみないと分からねぇんだよな。これ文字で書かれてるだけで終わりなんだけど、違うんだよぉ!!本番は寝てる時なんだよ!!寝れないんだよ!!」
美結「地獄ですわよ、ホントに!!!!」


深夜バスという苦行に文句噴出の一同。まあこれで心置きなく旅行が楽しめる………と思いきや…!!!!!!


氷海「取り敢えず観光でもしまs」
DTO「はい」つサイコロ
鈴花「あれ?何でサイコロ?」
烈「目的地には着いた筈だろ?」
美結「何処を回るかという事では…」
DTO「いや、違うぞ。次の移動手段と行き先を決めるぞ」
風雅「えっ!?どういう意味!?」
DTO「あ、言ってなかったか。実は…」












DTO「使える移動手段が有る限りはずっと移動し続けるのが今回の旅の目的だぞ(水爆投下)」
5人「「何じゃそりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?」」


すいません、これ何ていう罰ゲームですかね?ロクに観光も出来ないままずっと移動し続けるって、こんな苦行初めて聞いたよコンチクショウOTLこれには生徒5人もビックリ仰天。


烈「休ませてくれよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
鈴花「こっちはロクに寝れてないんだよ!?!?!?」
DTO「俺だってやりたくねぇんだよ…後であのクソ神殴りてぇよ…OTL」
氷海&風雅&美結「「それは同感」」
DTO「まあ取り敢えず振ってくれ。ガタガタ言っても仕方ねぇし」
鈴花「其処まで言われたら…」


此処で怒ってもどうしようもないので、観念して(?)サイコロを振る事に。花の使い手の少女が出した目は…


鈴花「2かな?」
DTO「2か。あ、これだこれだ」
美結「またバスとかではないですよn」













DTO「特急列車と新幹線で行く●崎の旅~!!!!!!」
一同(まあバスよりかはマシか…)


2回連続でバス移動という地獄は免れたが、またしても遠方移動という事で若干気が滅入る。つべこべ言っても仕方ないので次の目的地へ。



2時間後…


DTO「着いたぞー。此処がアンティーカの恋鐘の故郷だぞ~」
風雅「何か結構飛ばしたね!?!?」
氷海「まあアレよりかは移動時間は短いけど」
美結「完全に手を抜きましたわね」


そら同じ様なネタになるし、何よりこんな短時間じゃネタにもならんわ。取り敢えず早よ次の行程に移れ。


烈「でっけーなあのタンクっていうのか?アレすげーよな」
鈴花「あ、ホントだー」
DTO「2つ並んでるのが意味深だけどな」
烈「氷海のアレみてぇだなwwwwww」
氷海「はっ倒して良い?(^ω^####)」
風雅「でも折角だし観光したいよね」
美結「中華街とかで昼食でも…」
DTO「しょうがねぇな…まあ丁度昼時だし飯でも食おうぜ」
5人「「よっしゃーーーーーーー!!!!!!」」


折角来たのにすぐ出発するのは勿体ないという事で、観光も兼ねて昼食を取る事に。一応お土産も買っておいて、形だけ旅行感は出す事に。そして、次の行き先を決める3投目…


氷海「次は私ね…」
風雅「気張らなくて良いからね」
美結「出来れば其処までハードでない物で…!!!」


此処で良い感じの目を出して楽に(?)旅行を進めたい所。氷の生徒会長が出した目は…


氷海「えーっと…3ね」
DTO「3は……はいこれな」













DTO「飛行機を乗り継いで北の大地へ~!!!!!!!」
5人「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?!?」」


今度は一気に北上する羽目に。移動距離がえげつない事になるのは言うまでもないが、まだトラウマ確定のバス移動でないだけマシとも言うべきか…;;;


風雅「何かあっち行ったりこっち行ったりしてるね!?!?」
美結「ま、まあバスじゃないだけマシと考えれば…!!!!」
烈「そ、そうだよな!!!!飛行機だったらそんなに時間かからないしな!!!」
鈴花「北の方って行った事ないし丁度良かったかも!!!」
氷海「必死にフォローしてくれるのは有り難いけど、何かちょっと複雑…;;;」


まあそんなこんなで飛行機を乗り継いで目的の地へと向かう一行。え?その間何してたかって?まあ察して下さいな。


美結「絶対面倒臭くなって投げ遣りになってるでしょ!!!!」
DTO「本家もそんな感じだったし、あんま気にしなくても良いんじゃないか?」
烈(何でお前まで投げ遣りになってんだよ)


色々あって一行を乗せた飛行機は北の大地に上陸。もう日は暮れており、前日から移動しっぱなしという事もあってか明らかに疲労困憊。だが、まだまだこんな物では終わらないのがこの旅行の恐ろしい所だった…!!!!



旅の終わりが全く見えん…

エクトリーム・サイコロ修学旅行(4) ( No.173 )
日時: 2023/10/17 22:36
名前: W683 (ID: cW0ifFEV)

続き

風雅「もうそろそろ休ませt…ん?」
DTO「ホイ、次の行き先決めるぞ」
烈「幾ら何でも早くねぇか!?!?!?」
鈴花「もうちょっと休ませてよ!!!!」
氷海「て言うか此処から移動出来るの!?!?」
美結「まさかまた深夜バスとかじゃ…」
DTO「いや、目によっては休めるかもしれんぞ」


深夜バスでも移動手段が残っていれば続行するのがこの旅行の鉄則(?)。だが、出した目によっては一泊出来る可能性も無くはない。果たして…


風雅「出来れば一泊…!!!!!」


天国か地獄か……風のヨーヨー使いが出した目は…


DTO「4か。ああ、これだな」














DTO「深夜バスで●館直行」
5人「「※◇@∪↓∩∧◎※#▲↑☆○ーーーーーー!?!?!?!?」」


はい、まさかの2夜連続深夜バスという地獄を味わう羽目になりました(ミサイル投下)。これには声にならない悲鳴を上げざるを得ない一同。おいおい、生徒のキャラが完全に崩壊してるじゃねぇか。


氷海「し…深夜バスですかぁ…;;;ハハハハ…」
烈「またあの地獄を見る羽目になるのかー…」
鈴花「烈君!?!?何か目が死んでるけど!?!?!?」
美結「会長も現実逃避しないで下さいまし!!!!!!」
風雅「何か僕の所為でキャラぶっ壊したみたいになってる…;;;」


…と言う訳で、二度目の深夜バスに揺られて南下する事に。まあ、車内で何があったのかはご想像にお任せするとして、数時間かけて夜通しバス移動という時点でかなり苦痛なのは言うまでもない…;;;



そして、数時間後…


美結「やっと着きましたわね…函●に…;;;」
氷海「まさか二日連続でバスで夜を明かすなんて思ってもみなかったわ…OTL」
風雅「もう流石にバスは懲り懲り…OTL」
烈「いやもう……これは悪夢だ。嫌な夢見たよ…」
鈴花「どんな夢見たの?」
烈「なんて言ったら良いか……ずっと座りっぱなしで…」















烈「ケツの肉が取れる夢を見た…OTL」
烈以外「「どんな夢やねんそれwwwwww」」


烈がどんな悪夢を見たのかは想像出来ない…っつーか想像したくもないが、二度目の深夜バスで精神的にもグロッキーなのは目に見えている…;;;


風雅「いやもう寒いよホントに…;;;」
鈴花「そもそもこれって何泊の予定なの?」
DTO「3泊4日だが?」
氷海「後一泊しなきゃいけないのね;;;」


逆に言えば、残り2日で帰って来なければいけないのでかなりハードなスケジュール(と言うか、かなり行き当たりばったり)なのは言わずもがなだが、何より観光でも何でもなくただ移動してばかりの旅行という時点で色々アレな感じしかない。まあそんな事は置いといて、次の目的地を決めなければいけない。


美結「では、次は何処になるのでしょうか…」
鈴花「其処まで緊張しなくても良いよ…」
烈「まあ流石に此処でバス移動なんてないだろー」
美結「烈さん…あんまりフラグを建てないで下さいますこと?」


もうバス移動というだけでトラウマになる一行にとっては、この手のフラグ回収は何としても避けたい所。そんな緊張の面持ちの中、生徒会書記のリボン少女が出した目は…


美結「1ですわね」
DTO「あー良かったな。1は…」













DTO「新幹線乗り継ぎで神●へ聖地巡礼(?)だ!!!!!!」
5人「「何の聖地巡礼!?!?!?」」


まあまたしても地獄のバス移動でないだけまだマシだが、これまた長距離の移動とだけあって驚きの表情。いや、ツッコミ所は其処じゃないだろ。


風雅「これあと一日で帰って来れるかな…」
烈「まあ流石にギリギリになったら考えるだろ」
鈴花「それよりずっと移動してばかりで、ロクに旅行らしい事してなくない?」
氷海「それはずっと思ってた」
美結「移動費だけでとんでもない額になりそうですわね;;;」
DTO「急にメタな事言うな」


色々心配になる中、一行は次なる目的地へと向かう。移動だらけで流石に疲れていたのか、特に何も会話も話題もないまま到着。


烈「また凄い所に来たな…」
氷海「結構お洒落な街よね」
DTO「先ずは異人館の方に行ってみないか?」
風雅「何か有名な所だよね」
鈴花「観光客とか多そうだよね」
美結「でもアレって結構坂登りますよね?」
DTO「そういう地形だし多少はそうなるだろ」


せめてもの気分転換に街散策をする一行。心なしか生徒の顔がイキイキとしている。


鈴花「こんな感じで良い?」
烈「ああ、バッチリバッチリ!!正にこの構図だよな」
氷海「あの2人は何やってるの?」
DTO「アレの再現だよ、アレ」
美結「アレとは?」
風雅「桃華ちゃんのSSRのアレの再現じゃないかな?多分」
氷海「作者みたいな事やってるわね(※実際にやりました)」


ある程度リフレッシュ(?)した所で、次なる移動の時間がやって来た。次にサイコロを振るのは二度目の炎の少年。当然行き先も重要だが、其処に至るまでの交通手段も重要となる…



うわーマジか…;;;

エクトリーム・サイコロ修学旅行(5) ( No.174 )
日時: 2023/10/17 22:38
名前: W683 (ID: cW0ifFEV)

続き

氷海「あんまり変な目引かないでよ?」
烈「分かってるって!!此方もあんな地獄とはおさらばしたい…!!!!」
鈴花「頑張って!!烈君!!!」
美結「せめて楽な移動手段で…!!!」
烈「OK!!任せとけ!!!!」


もうどうなっても良いやという思いで振った目は…


烈「6か。これは良いヤツが期待出来るz」















烈が引いた目:深夜バスで福●直行(テポドン投下)


5人「「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」」


はい、前代未聞の3夜連続深夜バスという最悪の展開が待っていました。しかも明らかに帰り道(?)とは逆向きだし、トラウマ再来だしで、あり得ないレベルの地獄なのは言うまでもない…;;;


風雅「何やってんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」
美結「また深夜バスですの!?!?!?あり得ませんわ!!!!!!!」
烈「すまん!!!!!もう一回振り直させてくれ!!!!!!!」
DTO「決まった以上はダメだ。これもルールだからな」
鈴花「そんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
氷海「これもう絶対に殺しに来てるでしょ!!!!!!」


皆のトラウマ再来に悲鳴と怒号が響き渡る。だが、これだけでは済まなかった…!!!!


DTO「やってしまったなしかし…」
氷海「先生?何かありましたか?」
DTO「これ3泊4日って言っただろ?で、明日帰るだろ?でも明日夕方にラジオの生放送があんだよ、ポプラジの」
風雅「と言う事は…」
DTO「昼までに帰らないと…」













DTO「ラジオの生放送に間に合わねぇよ!!!!」
5人「「やべぇじゃん!?!?!?!?!?!?」」


なんと最悪な事に、翌日にはDTOのポプラジ生放送が控えていたのだ!!!!(ICBM投下)つまり、明日の昼頃までには戻らないと、ラジオの生放送が台無しに…!!!!!


鈴花「それを早く言ってよ!!!!」
美結「危うく私達だけで旅行する所でしたわよ!?!?!?」
DTO「こればかりは予定があるのに旅行を企画しやがったあの馬鹿神の所為だ!!!!後でシバき倒す…!!!!!!」
烈「それはそう」
氷海&風雅「そらそうよ」


そもそもこの旅行を企画したのは例によってあの馬鹿神なので、この時点で相当MZDへのヘイトが溜まっているのは明確。まあガタガタ言っても仕方ないので、観念してバスに乗る事に…;;;


風雅「もう絶対寝れないよこれ…」
鈴花「3日連続でバスで夜を明かす人って中々いないよ…」
烈「いたらそれ相当の物好きだろうな…」
氷海「起きてても暇だし、寝れないし……どうしたら良いの?」
美結「それは私に聞かれても…」


流石に三回目となると寝るか寝れないかという次元ではなく、最早深夜バス耐久レースになってしまう。まあホントに長時間じっとしてるだけなので、ある意味拷問ではあるが。と言う訳で、バスが出発して数時間後…


DTO「また戻って来たよ…」
烈「何か見覚えある光景ですねー(棒)」
風雅「おやおや、これは二日前にも見た光景じゃないか」
鈴花「いやーこれは大変だねぇホントに~」
氷海「ふぇ~!!!!何でこげな所におると~!?!?」
美結「あらら…どうしよう…」
DTO「おいおい…何かアンティーカみたいな口調になってるぞ;;;」


すいません、何か生徒の皆さんのSAN値が削られてますけど…;;;まあ移動の連続に三夜連続深夜バスだったらそうなるか。さて、そろそろタイムリミットが近付いて来たので、これが最後のサイコロになりそうだが…


氷海「最後は…私が振るわ」
風雅「マジで!?」
鈴花「此処で外したら終わりだよ!?!?」
美結「大丈夫なんですか!?!?」
氷海「ええ、この手のプレッシャーには強いから。見てて」
烈「頼む…!!!これ以上変な移動手段だけは勘弁してくれ…!!!!」
DTO「一応高確率で帰れるようにはしたけど、どうなるか…!!!!」


下手したら帰れなくなるかもしれないというプレッシャーの中、全ての責任を背負って生徒会長がサイコロを振る。果たして、一行の運命は…!!!!


氷海「3ね。これは大丈夫そう」
DTO「よし、泣いても笑ってもこれで最後だからな」
5人「「頼む…!!!!帰らせてくr」」











氷海が引いた目:飛行機で帰還


一同「「やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」」


最後の最後で奇跡的に帰れる事が決定!!!!これには三日連続深夜バスという拷問を掻い潜って来た一行にとってはこの上ない喜びでしかない。


美結「流石会長!!!伊達に私が推してないだけありますわ!!!」
鈴花「やっぱ凄いよ!!!!此処まで強運を持ってるなんて!!!」
氷海「私だって内心冷や冷やしたけど、まあ良かったわ」
DTO「良かった…;;;これでポプラジにも間に合う…」
烈「そうと決まればお土産買って飛行機乗るぞー!!!!!」
風雅「オッケーーーーイ!!!!」


あまりのはしゃぎっ振りが少し気になる所ではあるが、一先ず飛行機で無事に帰って来る事が出来た。だが、ずっと移動してばかりだったので疲れも出ている…;;;



感動の帰還…!!!!

エクトリーム・サイコロ修学旅行(6) ( No.175 )
日時: 2023/10/17 22:40
名前: W683 (ID: cW0ifFEV)

続き

DTO「よっしゃ!!!着いたぞ!!!!」
鈴花「冒頭で見た景色だね」
氷海「そりゃまあそうでしょうよ」
風雅「いやー長かったなー」
烈「ロクに観光もしてないもんなー」
美結「まあでもこれはこれで宜しいのではないでしょうか」
???「おー帰って来たかー」
風雅「ん?この声は…」


帰って来て早々に一行に声をかけた者の正体を見て、一瞬にして戦慄を覚える。その正体は…















MZD「どうだ?俺が考えた修学旅行は?楽しかったか?」
DTO「正直俺も疲れたぞ…;;;あまりにも無茶が過ぎるぞ」
烈「マジで死ぬかと思った…」
美結「三日連続バスで寝るなんて思いませんでしたわ…」


全ての元凶(?)であるMZDがお出迎え。企画したのに自分だけすっぽかしたのが気に食わなかったのか、若干キレ気味に話かける。


氷海「所で、MZDは一体何してたの?」
風雅「僕達を放ったらかして何してたんだ?」
鈴花「忙しかったのかな?」
MZD「ああ実はなぁ…」














MZD「フィオレンティナのライブに行ったついでに●阪でゲーセン巡りと風●巡りして来て、今日はフリスクのトークショーに参加してた」
一同「「」」


すっぽかしたのも十分にアレだが、その理由もかなり物議を醸す物なだけに生徒全員が絶句。その上頭には幾つもの怒りマークが浮かび上がっている…;;;


MZD「ん?何か皆顔がアレだぞ?何かあったか?」
氷海「ねぇ、深夜バスってまだ空きあった?」
DTO「丁度一席残ってた」
鈴花「あー…丁度良かったね」
美結「折角ですからあの旅を味わって貰いましょうかしら?」
烈「だよな。俺達だけじゃ勿体無いよな?」
風雅「それもそう」
MZD「えっ!?お前ら何言ってんn」
















DTO「MZD、キング・オブ・深夜バスは●た号で福●直行!!!!!!!!!」
MZD「何だとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!?!?!?!?」
生徒×5「「イエーーーーーー!!!!!!!」」


あれだけ自分等を引っ掻き回す企画をしときながら、自分はバックレるという畜生行為に出た馬鹿神への禊(?)として、深夜バスの旅を味わって貰おうという事で、チケットを用意してしたのだ!!!!!(TNT投下)そんなの聞いてねぇよと言わんばかりの驚きの声を上げるが、肝心の生徒5人は大喜び。


MZD「ちょっと待て!!!!チケット買ってあるって事は………往復だよな!?!?!?」
烈「んな訳ねぇじゃんwwwwww」
DTO「片道だよ片道wwwwww」
MZD「何でじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
風雅「まあ普段此方が受けてる理不尽な仕打ちを受けて貰わないとね」
氷海「身を以て思い知ると良いわ」
美結「さあバスに乗りましょうね~」
MZD「俺だけじゃ無理!!!!!誰か来てくれーーーーーーー!!!!!」


こうしてMZDは深夜バスに一晩揺られながら地獄のような旅を繰り広げる羽目となった。尚、帰りは何とかヒッチハイクで一週間程かけて帰って来た模様。


茜(デレ)「おー…わしの好物の地酒もあるな!!!」
烈「あーあのクソ疫病神の所為で振り回されて、今度は婆ちゃんの面倒も見ないといけないのか…OTL」



大牙「これは紛れもない家宝だ!!!何と言っても可愛い妹が買って来てくれた物だからな!!!!」
鈴花「えへへ…まあMZDには散々振り回されたんだけどね;;;」
にゃぐわ「あの馬鹿神が何やらかしたのか嫌でも分かってしまうのがなんか複雑な気分だにゃ;;;」



桐生「まさかそんな過酷な旅だったとは…」
風雅「ホントに大変だよ…OTL」
氷海「ホテルじゃなくてバスで寝るとか終わってるわ;;;」
弓弦「でも中々出来ない経験かもしれないですね。まあ此方は正直嫌ですが」
美結「まあまあ…取り敢えずお茶でも淹れたので落ち着きましょう」
桐生「そう言えばMZD様は?」
氷海「アレだったら今頃車に乗せて貰おうと必死になってるわよ」
弓弦(神様をアレ呼ばわりって…;;;)



The End



《後書き》
以前予告した『サイコロの旅』のプロトタイプ(?)として今回はつぎドカの修学旅行というネタでやってみました。実際深夜バス(夜行バス?)がどんな感じなのかはあまり経験した事がないですが、あの例の番組を見る限りではかなり過酷な物だったっていうのが犇々と伝わったような気がします(でも、今は其処まででもない?)。因みにあのシリーズで一番好きなのは『ケツの肉が取れる発言』と『寝れない事への嘆き』のシーンですかね。アレは凄いリアル感が伝わります…;;;
一先ず今回は試験的にやってみましたが、また好評ならば別のメンバーでこの手の企画をやるかも…???(やらんで良い)



感想OK