二次創作小説(新・総合)

結果発表――Normal ver.(1) ( No.495 )
日時: 2025/10/17 07:51
名前: W683 (ID: DXOeJDi3)

はい、お待たせしました。結果発表のお時間です。先ずは炎上が避けられそうな☆5からまだマシなレベルの☆0まで一気に発表します。果たして優勝を手にするのは…???


試食が終わった翌朝、結果発表が始まる30分程前の事。司会用の控え室にはハーコート家の白薔薇黒薔薇の兄弟と敏腕の新聞記者のみならず、前半で司会を務めたポップンの看板娘コンビとピポサル軍団の長、そしてユニクスの林檎娘とギザ歯ゲーマーと初星のラジオDJも集まっていた。結果発表が始まる前に紅茶とコーヒーで一服している。


ハービー「コーヒー淹れたから飲むか?」
スペクター「有り難ぇ。遠慮なく戴くぜ」
優「朝一で飲むコーヒーはまた違いますねぇ。なんかこう…シャキーンっていう感じがね」
あきら「自分は苦いのはちょっとなんで紅茶を。やっぱ貴族なだけあってチョイスにセンスがありマスよね」
キース「そうか。何と言ってもハーコート家伝統の味だからな。是非ストレートで飲んで欲しい」
ミミ「それと生徒会の皆がパンを焼いてくれたらしいから、皆で食べてって!!」
フランシス「結構色々焼いたね…トーストも捨て難いし、ベーグルも良さげだ。あ、何か付ける物はある?」
あかり「バターかマーガリンなら其処に…あっ、皆にこれちょっと試して欲しいんですよ!!うちの実家の林檎で作ったジャムです!!」
ニャミ「良いの!?じゃあ遠慮なく…うん、凄くフルーティーで美味しいよ!!!」
スペクター「俺も試してみて良いか?良い按配の甘味でパンに合うな」
ハービー「やっぱ本番の林檎農家が作るとあって一味も二味も違うな。ちょっとこれは紹介させてくれ!!良い記事のネタにもなるし、知名度と売上げも爆上がりでwin-winだろ?」
優「記者魂が騒いでますねー。でも、間違いなくバズりますよ」
あかり「うちで良ければ幾らでも取材して下さい!!お父ちゃんも喜びますよ!!」
あきら「あ、これ自分も取材に混ざるパターンかも。りあむサンはまあ……#放送事故」
ミミ「それはそうと、今回も波乱まみれだったよね。まさか試食に丸二日使うなんて思わなかったし、途中で何度も医務室をフル稼働させたし…;;;」
ハービー「クトゥルフに裸族料理にエッホエッホにリアル毒物にミ●クミ●ク擬きだろ?おかしくねぇか?」
ニャミ「そんなの今更だよ…;;;そもそも何で料理で審査員が死にかけたりバトルしたりする羽目になるのって話だからね」


昨日、一昨日の試食では兎に角色々起こり過ぎた。美味い料理やまだまともなハズレの丼は兎も角、蠢く触手にKOされたり、トラウマ物の料理でリバースしたり、エッホエッホの捕獲に奔走したり、五感破壊兵器の餌食になったり、サイキックでランダム効果をモロに食らったり、8年前の大惨事がパワーアップして襲いかかったり、ミ●クミ●ク擬きにSAN値をゴッソリ削られたり、料理を馬鹿にしてるとしか思えない手抜き料理を食う羽目になったり、再びトラウマ物の料理でブチギレリバースしたり、リアル毒物で医務室送りになったり…そしてそれらを間近で目撃していた司会一行も強い緊張が走ったりトラウマを植え付けられかけたりした…;;;


フランシス「いやまあ最後は良い感じで終わったんだし、結果オーライって事で良くないか?」
優「ですよね!!ラストに遺言回とかバトルになる事を考えたら救いはありますからね!!」
スペクター「ただもう暫くは勘弁してくれ…;;;で、結果発表は前後編なんだろ?」
ハービー「まあそうだな。理由は言うまでもないだろうが」
あきら「取り敢えず問題児の皆さんは最後の方で解放させる感じデスか?」
キース「そうなるだろうな。それよりパートで振ったら真ん中ら辺が此方以上に酷い事になってなかったか?」
あかり「一体何でこうなったんですかね?特に13番から3連続問題児な上にラストが…;;;」
ミミ「裸族料理がないだけマシだよ…;;;此方とハービーさん達のパートなんてブチギレパラダイス(?)だったもん」
ニャミ「でもそれなりに大当たりの料理もあったし、悪い事ばかりじゃなかったもんね」
ハービー「おーっと?もう開始10分前か。皆、講堂に行くぞ!!」


結果発表についてのミーティングが終わった頃には丁度良い按配の時間に。固定審査員と一緒に会場入りし、集合のアナウンスを流すと5分前にはほぼ全員が会場である講堂に集結。いよいよ結果発表がスタートする…!!!


W683「皆居るな?よっしゃ、長らく待たせたな。昨日は皆お疲れ様。今から何時も通り結果発表やるぞ!!」
卯月「今回は学生らしい料理という事で丼物だったけど、皆色んな物出して来てくれてましたね。色々アイデアとか工夫を凝らした物が多かったし、メインの評価をする私達も良い意味で大変でしたよ!!」
樹里「+αの皆もご苦労だったな!!評価する奴らも長く待たされたり、厄介事に巻き込まれたりで大変だったと思うが、円滑な進行の為にアタシらや運営に協力してくれて有り難うな!!後で宝石渡すから遠慮なく受け取ってくれ!!」
ことね「救援の皆も医務室の皆も、物資を送ってくれた皆もマジで有り難うナー。お陰であたしら全員生き残れたからナー」
ユーリ「彼らにも何か報酬は出さねばならんな。まだ決めてはいないが、後日何かしら贈られて来ると思うから楽しみにしておいてくれたまえ」
ロム「という訳で今から発表に移るぞ。呼ばれた者は壇上に上がって評価用紙と宝石を受け取ってから、+α審査員のコメントも聞いてくれ」
スペクター「先ずは最高評価で優勝した☆5の発表だ!!此処は皆褒美もリクエスト出来るぞ!!」
ミミ「因みにご褒美は裏方さん達が皆の家とか寮とかに送るからもうちょっと待っててね?」
ニャミ「じゃあ発表するよ!!学生縛りの料理対決、栄えある優勝は…」

















ミミニャミ「6番と8番と11番と18番と22番と30番だよ!!」
スペクター「皆よくやった!!おめでとう!!」
一同(パチパチパチパチパチ)←盛大に拍手
鈴花(6番)「やったよ皆ーーーー!!!!」
はるき(8番)「えぇっ!?!?優勝ですかぁ!?!?」
愛依(11番)「良かった…マジで緊張したし~!!!」
ケンノスケ(18番)「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
莉波(22番)「…」
美嘉(30番)「また優勝!?!?マジで!?!?」


最高評価である☆5を獲得して見事に頂点を掴み取ったのは、誰もが納得する腕前を持った猛者揃いであり、会場にいる全員が盛大な拍手と歓声で彼らの優勝を祝福し、歓喜に湧く。先ずは6番のロコモコ丼を作った鈴花の前にまゆと烈がやって来たが…


鈴花「あ、烈君とまゆちゃんが食べてくれたんd」
大牙「よくやったなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ鈴花ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!お前が優勝出来てお兄ちゃんは嬉しいぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
烈「お前の番じゃねぇよ引っ込んでろシスコン野郎!!!!!!」
茜(ポプ)「確かに気持ちは分かるが、今はお主の出る場ではないぞ!!!!!」
クロウ「マジかよwwwwww此所でも通常運転とかwwwwww」
サトル「本当に懲りねぇ奴だなwwwwww」
まゆ「今は大牙さんの番じゃないですからね!!後で幾らでも味わえるから我慢しましょう!!!ね!!!」
鈴花「何か何時も通り過ぎてアレなんだけど…あ、食べてみてどうだった?」
烈「そうだな…何と言うか…ごめん言葉に出来ねぇ…」
ことね「おーっと?評価用紙でしっかり言葉に出してたのに~???」
W683「何をそんなに照れとんねん」
まゆ「ま、まあ言葉に出来ないぐらい美味しかったって事じゃないですか?やっぱりハンバーグがかなり拘っててそのまま食べても十分だったけど、何かコツとかは?」
鈴花「コツとかはあんまり意識してないけど…強いて言うなら下味をちょっと工夫した所かな?」
樹里「やっぱそうか。だからソースを別にしたのか」
ロム「味変したり〆を工夫したりというのは今回も割と皆やってたけど、結構緻密な計算が要るからな」
卯月「やっぱ其処ら辺の経験が物を言うんですかねぇ」
烈「兎に角鈴花の料理が食えたのは良かったし、安心の美味さだった!!!正直☆5じゃ足りねぇ…!!!!」
鈴花「烈君がそこまで言ってくれるなら、私もっと頑張っちゃうかも!!で、ご褒美なんだけど…ネ●ミーのチケット2人分で良いかな?烈君も一緒に行こ?」
烈「ああ、今度の休みに行こうな!!」



初っ端からシスコン暴走wwwwww

結果発表――Normal ver.(2) ( No.496 )
日時: 2025/10/17 07:53
名前: W683 (ID: DXOeJDi3)

続き

シスコン兄貴の暴走はあったものの、+αの二人から賞賛の声と共に評価用紙と宝石を貰った花使いは某テーマパークのチケット2枚をリクエスト。間違いなく目の前の炎使いと一緒に楽しむつもりだと察した外野からは…


志希フレ「らーぶらーぶ」
羽那&星南「らーぶらーぶ」
烈&鈴花「へっ!?!?」
ギャグカオス組+腐女子一同「「末長くお幸せにwwwwww烈鈴らーぶらーぶ」」
烈「お、お前らぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!此方は遊びでやってんじゃねぇんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
まゆ「二人は仲が良いし付き合ってるので、こうなるのも仕方ないと言えば仕方ないのかも…;;;まゆも何時かはPさんと…」
鈴花「私も烈君に食べて貰えて嬉しいんだけどね…って、其処の3人は何してるのーーーーー!?!?!?」
W683「良いぞ良いぞ~ご祝儀なら幾らでも用意してやるからな~???」
茜(ポプ)「早くワシに曾孫を見せておくれ」
大牙「チクショーーーーーー!!!!アイツに妹を譲る訳には…!!!!!」


案の定らーぶらーぶコールで会場を盛り上げる(?)と、烈鈴の二人は見事に顔を赤く染めて困惑。一方早く曾孫の姿が見たい大酒豪のロ●バ●アはこの光景を見守りつつ、暴走寸前のシスコン兄貴はこの光景を悔しそうに見つめるしかない…;;;さて続いては8番の山菜の中華丼を作ったコメティックのクリエイターの番。


はるき「やっぱり羽那ちゃんが食べてくれたんだ~」
羽那「やっぱそうなんじゃないかと思ってたよ。何処かで食べた事ある味だなーって思ったもん」
ちとせ「アレって全部はるきちゃんが採ったの?」
はるき「勿論!!でも私だけじゃ不安だから詳しい人に手伝って貰ったけどね」
ロム「いやーまさか此所までしっかり準備して来るとは…;;;」
樹里「山菜を彼処まで操れるのは中々なもんだろ」
千夜「確かに素材本来の良さを活かしつつ、万人受けしやすい料理を作るという点ではお見事だと思いますよ。後でレシピを貰っても良いですか?」
はるき「全然良いですよ!!ただ山菜の下処理とかが面倒臭いけど…」
ユーリ「最悪スーパーのでもそれなりのは出来るだろう。まあ正味餡掛けぐらいか工夫するとすれば」
はるき「一応スーパーのでも簡単に出来るようにはしてあるから大丈夫だよー!!で、ご褒美は新しいキャンバスで良い?今使ってるのがボロボロになっちゃったから買い換えようかなーって」
ちとせ「じゃあ古いのは千夜ちゃん貰う?絵とか描いてたでしょ?」
千夜「使えるのであれば貰いますが」
羽那「じゃあ決まり!!改めておめでとう!!」


持ち前のクリエイティブさを存分に見せ付けたコメティックのゆるふわ担当は評価用紙と宝石を持って舞台から降りる。因みに中古のキャンバスは意外とまだ使えたようで、お千夜が趣味で使う事になったとか。今度は11番のスパイシー唐揚げ丼を作ったビッグシスターのターン。


あさひ「やっぱり愛依ちゃんの料理は安心感があるっすね」
颯「何かもうこれ食べたら他の唐揚げ食べれないみたいな感じだったよ!!」
愛依「そっかぁ~二人共喜んでくれたみたいでうちも気分アガって来たよ~!!!」
あさひ「ホントに前に食べた時そのまんまだったっすよ!!あのソースが病み付きになるっす!!」
ことね「分かるナーそれ。てかどうやったらあんな綺麗にカリカリに揚げれんの?」
颯「はーも気になる気になる~!!!!」
愛依「そんな気になる!?よっしゃ、だったら後でコツ教えるからうちの所来な?ちょっと此処じゃ教えるのはアレだから…」
卯月「いやいや、多分皆知りたいと思うし、此処で無理ならツイスタとかに上げれば良いんじゃないかな?」
愛依「その手があったか!!じゃあ後で上げとくね~。そんでご褒美なんだけど、めっちゃお洒落なチーパオで良い?うちもなんだけど、姉ちゃんと妹がどうしても着たいって言ってたから3着分で」
あさひ「見てみたいっすね~3人のチャイナドレス」
颯「お姉ちゃんと妹ちゃんは見た事ないけど、多分3人共似合うかも」


どうやったらあんな綺麗に店レベルの唐揚げが出来るのかが気になったが、後日ツイスタでその様子を見ればどんなタネがあるのか分かる……かもしれない。続いては18番の穴子重を作ったクソガキ侍の番。


ケンノスケ「どうだった?オイラの特製穴子重は」
千枝「文句無しで美味しかったですよ。焼いたのと煮たのを両方楽しめたのが面白いなーって」
シアン「途中から薬味だったりお出汁だったりで色々楽しめるのが凝ってる感じがしたにゃん!!」
ケンノスケ「いや実を言うとホントはガチのうな重からのひつまぶしにしようかと思ったんだけど、鰻が高くて買えねぇから代わりに穴子使っただけなんだよな。それでも喜んで貰えたなら嬉しいぜ」
T.J.「こういう遊び心を入れるのはお前の十八番とする所だよな。しかもちゃんと計算されてるしな」
ケンノスケ「そりゃオイラだって皆を楽しませるエンターテイナーだからな!!勿論両方抜かりはないぜ!!!」
シルヴィー「それをもうちょっとまともな所に使ってくれれば文句ないんだけど…;;;」
千枝「それはまあそうだけど…;;;あ、ご褒美は何が良いですか?」
ケンノスケ「そうか。だったら最新のDIYセットを頼む!!一座の車がボロボロになって来たからちょいと改造するぞ!!!」
シアン「えっ!?!?改造!?!?」
ゲオルグ「ちょっと待て!?!?改造なんて聞いてねぇぞ!?!?」
ケンノスケ「あんな状態で走ったらぶっ壊れるだろ。ちょっとは頭使えよガチムチ親父が。何なら団長の臍繰りから出すk」
ゲオルグ「はいはい分かった、そうしてくれ」
シアン「何か容赦ないにゃ…」
千枝「大人をあんなに言いくるめるなんて思わないよ…;;;」


ボロボロになったダンデライオン一座の車を改造して快適に走れるようにすると豪語した魔改造侍。果たしてどんな改造を施すのか…???次は22番のクソデカ海老天丼を作った莉波の番だが…???


莉波「…」
かな子「あれ?どうしたの?」
ことね「何か黙り混んでるけど」
ユーリ「何かあったのか?」


最高評価を得た筈なのに浮かない顔を見せるはみ出し(?)娘。そんな沈んだ表情から開かれた言葉は意外な物だった…!!!


莉波「皆……ごねんなさい!!!!」
一同「「えっ!?!?!?」」


突然の謝罪に困惑する一行。一体何があったのか…???


樹里「おい莉波…???どうしたんだ…???」
ロム「何があったんだ?」
莉波「実は皆にとんでもない事しちゃったの…!!!海老天に使ったエビが消費期限切れだったり、かき揚げに使った人参が腹痛を起こす毒人参だったり、天ぷら粉さえも腐ってて台無しになってて…確認したけど気付かなかったの…!!!!」
ハービー「えぇ…;;;マジか;;;」


皆に美味しく食べて貰う為に一所懸命作ったは良いものの、うっかりミスの所為で傷んだり腐ってたり、身体に害を為す物を誤って使ってしまったのだという。その事に気付いたのは料理を出した後であり、既に手遅れに…;;;


莉波「こんな酷いのを食べさせた私にこの評価は与えられないし、寧ろ皆に迷惑をかけたしお仕置きでも仕方ないと思う…;;;本当にごめん…!!!!」
優「えーっとこれどうします…???」
スペクター「困ったなこりゃ」


折角作った料理が後になって最悪な結果となった事に、目に涙が浮かぶJKアイドル。最高評価で優勝の権利を手にする資格がない処か、最悪お仕置きも覚悟する事に。況してやこの場に出るのも相当躊躇った事だろう。だが…


W683「成程な。まあ正直に言ってくれたなら全然良いよ」
莉波「えっ!?!?」
樹里「お前が態とやったんじゃないのはアタシらだって分かってるんだ。作者も含めて皆に食って貰いたくて懸命にやったんだろ?」
莉波「でも…」
ロム「それとこれとは別だ。流石に腐った物って聞いた時は驚いたが、正直に言ってくれただけでも有り難ぇよ。俺だって同じ立場ならそうなる」
莉波「作者に他の皆も…!!!」



まさかのハプニング…???

結果発表――Normal ver.(3) ( No.497 )
日時: 2025/10/17 07:55
名前: W683 (ID: DXOeJDi3)

続き

正直に告白してくれた事に寧ろ感謝の意を示す審査員一行。で、結局この処分はと言うと…


W683「まあ今回は誠実さに免じて、評価はそのまま、お仕置きも無しにするぞ」
樹里「だから素直にこれ受け取れ」
かな子「はい。私もちょっと思う所はあったけど、スッキリしたから」つ評価用紙と宝石
莉波「皆有り難う…!!!!こんな私を許してくれて…!!!」
卯月「いやいや泣かなくて良いんだよ!!!次気を付ければ良いだけの話だから!!!!」
ことね「でも何か昨日今日と莉波先輩が浮かない顔してて気になってたんだけど、そういう事だったんだナー」
星南「此所まで正直に言ってくれる人が生徒会に居て良かったわ」
燕「他の輩も姫崎の態度を見習って欲しい物だな」
ユーリ「正に同感。褒美もしっかり貰え」


正直さに免じて赦しを得たはみ出しJKは泣き出すも、周囲の面子が宥める。ご褒美については後で聞き出す事にする……が…


ことね「あ、そう言えば麻央先輩は?」
かな子「一緒に試食した筈なのに…って、腐った物と言ってたけど何も起きてない…???」
樹里「アタシもそんなに…ってか固定審査員はノーダメみたいだな」
ロム「と言う事は…」
莉波「あっ」


その頃、医務室の近くでは…












麻央「あ"あ"あ"あ"あ"ーーーーーーーー(°Д°)」


腐った食材に当たった麻央先輩が医務室の前で腹を抱えながら悶絶していました(爆弾投下)。結局運が無かったな…;;;


麻央「彼女に悪気がないとは言え、この仕打ちはあまりに酷くないか!?!?それよりも胃ぐすr」



\ギュルギュルギュルギュル…/



麻央「Oh Noooooooooooooooooooo!!!!!!!!!!!!!!!!」



ロム「凄い悲鳴が聞こえて来たぞ…;;;」
莉波「後で胃薬と整腸剤を持って行かなくちゃ!!!!」
かな子「あっ待って!!!評価用紙は!?!?!?」


一目散に医務室へと向かう莉波とそれを追いかけるかな子の姿を見てやれやれと言った表情の固定審査員一行。因みにご褒美の方は生徒会全員でのスキーツアーとなったらしい。そして料理対決を締め括った30番の本格的石焼きビビンバを作ったピンクのカリスマギャルの番…


美嘉「あ、唯ちゃんとチュチュちゃんが食べてくれたの!?!?」
チュチュ「ええ。美嘉さんの本気度がしっかり伝わる仕上がりでしたわ」
唯「いやー辛いのかなーって思ったけど、色々工夫したりアイデアを出したりで辛いのが苦手なゆいでも食べれたー!!!!」
美嘉「それなら良かった。正直ベースをどれぐらいの辛さにするかで結構悩んだんだけどね」
里奈「これで皆ハッピーだったら、結果オーライって事じゃん!!上手い事やったねぇ~」
奏「まあそこら辺は経験と勘みたいな所なんでしょうね」
ハービー「そう言えば何で普通の丼じゃなくて態々石焼きにしたんだ?」
美嘉「あーそれはちょっと拘って見たかったっていうのと、普通のビビンバだったら優勝は難しいなーっと思ってね。だから思い切って買っちゃった」
チュチュ「えっ買ったんですか!?!?」
フランシス「やっぱそれだけ本気だったんだね」
美嘉「一応器は自腹で買ったんだけど、アレはルール的には大丈夫そう?」
キース「ルール上は問題ないぞ。でも彼処までやるとは思わなかった」
唯「やっぱ美嘉ちゃんはお料理に本気懸けてるもんね!!はい、評価用紙ね!!」
美嘉「有り難うね~。で、ご褒美なんだけど…めーっちゃ秋らしいワンピが良いなぁ。ピンクの可愛い感じのとか」
里奈「おぉ?もしかしてお出掛けで着ちゃう系~???」
唯「Pちゃんとデートかなぁ~???」
美嘉「えっ!?!?いや、そ、そ、そういうのじゃないんだけど…;;;」
ハービー「あー図星だな。これもスクープには持って来いかもな」
チュチュ「貴方まで便乗しなくても…;;;まあ美嘉さんのお相手が誰かは私も気になりますが」


最後に美嘉姉が何か匂わせる発言を残したものの、これで☆5の発表は終了。続いては…


優「さて、次は☆4ですね。惜しくも優勝とはならなかったけど、十分健闘したんじゃないですかね?☆4は…1番と3番と5番と9番と19番と27番ですかね。前へどうぞ!!」
カケル(1番)「ちょっと惜しかったな」
佑芽(3番)「やっぱここかぁ~」
肇(5番)「まあ妥当なラインですかね」
ジャクリン(9番)「後一歩やったかぁ~!!!!」
凛世(19番)「何が足りなかったのでしょうか…」
真乃(27番)「もうちょっとアレンジ出来たかな;;;」


続く☆4も優勝には一歩及ばずともかなりの高評価であり、十分にようやっとるレベルと言える。先ずは豚キムチ丼で先陣を切ったサルゲの元祖主人公の番だが…


ハルカ「ちょっとフレデリカさん!?!?何をしてr」
フレデリカ「君の想い人の料理なんだから、直接想いを伝えちゃいなよ」
カケル「あーそういう事か…;;;で、どうだった?」
ハルカ「何と言うか…まあシンプルだけど美味しかったっていう所かな?あまり辛いの好きじゃないんだけど、これぐらいなら大丈夫かも…」
カケル「実を言うと入れる量で結構迷ったんだよね;;;多過ぎると辛くなるし、かと言って少な過ぎると淡白だし…やっぱ良い匙加減っていうのがやっぱ難しいなーって」
フレデリカ「そこら辺は割と勘みたいな所あるし、皆良い感じの味付けって言ってたし、何だかんだ言って良かったんじゃない?」
ことね「後はもうちょい具材が欲しかったナー。やっぱ白菜と豚だけだったらちょっと飽きるよな」
ロム「学生向きって事考えれば、もうちょっとガッツリ精力付きそうな具材を入れても良かったかもな。でも十分よくやったぞ」
カケル「分かった。参考にするよ」
ハルカ「私もカケル君の事応援してるから!!一緒に頑張ろうね!!」


絶対的主人公は二人からのコメントを聞きつつも、自分にとって大事な人であるハイテクメカ大会の最年少女王と一緒に精進する事を誓う。だが、それを見た外野は…


志希フレ&ちとかれ「「らーぶらーぶ」」
比奈&楓&瑞樹「「らーぶらーぶ」」
腐女子一同「「らーぶらーぶ」」
ギャグカオス組「「らーぶらーぶ」」
ハルカ「えっ!?何この儀式!?!?」
カケル「ちょっと待ってくれ!?!?!?まだそんな関係じゃないんですけどぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!?!?!?」
W683「だったら早よ付き合えwwwwww」
クロウ「末長く爆発しろwwwwww」
卯月「何ですかこれは?」
あかり「カップルを煽る儀式なんじゃないですか?」
あきら「ホントに懲りないデスね…#再放送」


はい、6番の時の再放送かの如く恒例(?)のらーぶらーぶコールが響き渡りました(水爆投下)。これにはカケハルの二人も堪ったもんじゃないが、兎に角周囲の意見は「早く付き合え」に尽きるだろう。続いては何故か特大おにぎり(牛しぐれ入り)が出来てしまった3番のフィジカルエリートの番だが…


茜(デレ)「佑芽ちゃんのミラクルおにぎり凄く美味しかったです!!!!!」←クソデカボイス
佑芽「そうですか!!!!喜んで貰えて嬉しいですよ~!!!!」←同上
ことね「この二人の声デカ過ぎて鼓膜破れそうなんだけど!?!?」
樹里「うちの果穂とは比べ物にならないぐらいの爆音じゃねぇか!!!!」
咲季「まあそれは置いといて…ちょっと量が多過ぎじゃない?もうちょっと抑えても良かったと思うわ」
佑芽「ちょっと張り切って作っちゃったから…でもあの牛丼の具がそのままおにぎりの具になっちゃったのはあたしでも驚いたよ」
茜(デレ)「これこそが奇跡なんですよ!!!芸術点とパッションポイント(?)が高過ぎますね!!!!」
ユーリ「ちょっと何言ってるかは分からないが、これはミラクルの中でもかなりの奇跡に近いだろうな」
ロム「まあミラクルも奇跡も同じ意味なんだけどな」
咲季「まあ美味しかったら別に文句はないわ。はい受け取りなさい」つ評価用紙
茜(デレ)「今度私とカレーおにぎりでも作りましょう!!!」
佑芽「はーーーーい!!!!」
ことね「テンション高ぇナー…」



「らーぶらーぶ」は最早伝統儀式(ぇ)

結果発表――Normal ver.(4) ( No.498 )
日時: 2025/10/17 07:57
名前: W683 (ID: DXOeJDi3)

続き

補欠入学生とカレーボンバー娘のクソデカボイスが響き渡る中、続いては5番のマグロ漬け丼を作った陶芸家のターン。


肇「あまり華やかさはないですけど…どうでしたか?」
ヤイバ「丼のレジェンド・オブ・重厚感から故にシンプルにしたと思うが、その中でも創意工夫がされていた点は素晴らしい」
凪「正に高級料亭に出てても違和感のない仕上がりながらも、少し遊び心があったのは非常に面白い所ですね」
肇「実を言うとなるべく素材の味にしつつ、どうやって楽しんで貰おうかと考えてたんですよね;;;となれば味付けをちょっと調節出来るぐらいでも良いのかなって思って…」
ニャミ「だから醤油とワサビだけ用意したんだね」
ヤイバ「個人的にではあるが、他の薬味を用意したり、故に最後のレジェンド・オブ・〆に出汁茶漬けでも良かったと思うぞ」
肇「なるほど…其処までは考えてなかったですね;;;盲点でした」
凪「とは言え、この土の質感を感じられる丼にあまり派手な物は似合わない。肇さんとしては器が主役だったのかと思います」
ミミ「でもこの丼だったら釜で炊いた白米と漬物だけでも十分美味しいよね」
肇「それはそれでちょっとお題とは外れてしまいますけどね;;;」


アイデンティティーである器を上手い事活かすべく、なるべくシンプルな仕上がりとなったが、「もう少し遊びを加えても良かったのでは?」という意見も出た模様。次は9番のネバネバ丼を作ったクリクリの蛙ドラマーの番。


ジャクリン「コリエンテと奈緒はんが食べてくれたんか」
コリエンテ「うん、めっちゃ食べやすかったよ~!!!」
奈緒「見た目は完全にクソ緑だが、味は文句無しで美味かったぞ」
ジャクリン「いやまあ丁度夏やったし、皆コッテリもんでへばってるやろなあと思ってアッサリもんで勝負かけたら、上手い事ハマったわ」
ユーリ「味付けも比較的薄めなのが非常に有り難い。塩分が気になる輩にも優しい仕上がりだな」
ジャクリン「あんまそういう所考えてはなかったんやけどな;;;あーでももしかしたら醤油は要らんかったかな~」
奈緒「個人的にはあの味付けで十分だな。あまり味が濃過ぎても身体に悪いだけだしな」
ことね「でもあのネバネバのヤツ、調味料として欲しいよナー」
ロム「何でも合いそうだもんな。見るからに簡単に作れそうだし、保存も利くし有能だろ」
ジャクリン「そんな気になるなら後でレシピ教えたるわ。そんで…なんか7番がどうこうのコメント多いな?まあ何やらかしたかは分かるけどな」
コリエンテ「アレはもう此方じゃ庇い切れないししょうがなくない?て言うか説教部屋からとんでもない悲鳴が聞こえてたよ…;;;」
ジャクリン&奈緒「アイツらに教育(原文ママ)してるんですね、分かります」


7番や24番のアレにかなり呆れ返りつつも、評価用紙を受け取ってステージから降りる事に。え?悲鳴が聞こえるって?此処では触れない方が吉だ(ぇ)。続いては19番の親子丼と豚汁のセットを作った群青き導火線の評価に移るが…


凛世「やはり具材の少なさと味の薄さ…でしょうか?」
結華「まあそうだね…何かおかしいなーって思ったんだよ」
柚「手を抜きそうにないし、材料をケチるなんてしそうにもないのに…何で?」
凛世「実を言うと……気付いた時には具材の量が減っていました…」
結華&柚「えっ」
W683「あーそれなんだけど、実は凛世が丼に使う予定だった出汁と鶏は…」













W683「ニッキーとゲレゲレのアホがパクってやがった(ミサイル投下)」
審査員と司会以外「「」」


はい、本編を見た方ならお分かりの通り、凛世が親子丼に使うつもりだった出汁と鶏肉は変態ポッパー達にパクられ、あろう事か裸族調味料で味付けされた事で裸族流チキン南蛮への変貌を遂げたのだった…;;;この事実を知った外野は騒然。明らかなルール違反に怒りの声が噴出する…


ヒカル「あり得ない…」
T.J.「オレが食らった差し替えにも劣らない不正をやらかしたのか…」
ホルミー「最低過ぎません?」
咲季「失格でしょこんなの!!!」
ルカ「マジでふざけんな」
円香「語る価値もありません」
恋鐘「こげんズルか事するなんて卑しか野郎ばい!!」
拓海「アイツらマジでシバき倒す」←指ゴキゴキ
加蓮「嫌な事思い出した…OTL」
千夜「あの愚か者二人は許してはおけぬ…後で●刑だ…!!!!」
柚「皆目がマジ過ぎる…」
結華「そりゃ完全にルール違反だし、怒るのも当たり前じゃん」


他の挑戦者の妨害行為に出たたわけ者二人にこれ以上ない非難が集中する。生憎奴らは今も説教部屋に幽閉中だが、この後に史上最悪レベルの大炎上が待っているのは言うまでもない…;;;


凛世「しかし、元はと言えば凛世の不注意故の事で…もう少し警戒していれば…」
結華「いやいや、りんりんは悪くないからね!?!?」
柚「まあでもアレが無ければ☆5だったし…」


もし奴らによる妨害が無ければ間違いなく☆5だった訳で、この様な愚行に走った馬鹿二人に殊更怒りの感情が出て来る。とは言えそのまま引きずるのは良くないので、評価用紙を渡して終了。最後は27番の山菜炒め丼を作ったほわほわ少女のターン。


真乃「あ、めぐるちゃんと小春ちゃん!!美味しかった?」
めぐる「凄く美味しかったよ~!!!!準備から何から何まで大変だったでしょ???」
小春「全部自分で取って来たって聞いて驚きましたね~。下処理とかで苦労したのでは?」
真乃「そうそう。そこら辺の詳しい所は聞いてみたりして何とかしたけど、此処まで喜んでくれるとは思わなかったよ」
(・θ・)<態々山に行って採集したりで苦労した甲斐があったね
真乃「そうだねっ」
ことね「ちょっ何でムキムキのピーちゃんがいんの!?!?」
ハービー「何時来たんだ」
めぐる「割と最初の方からいた気がするけど…;;;でもこれだけシンプルなのに味わい深いのはホントに凄い!!しかも基本お肉とか入ってないからヘルシーだし」
真乃「でも味付けが薄かったかなーって思ったんだけど…ちょっとほろ苦さが残ってたりしてたらごめんね?」
小春「そんな事はないですよ~。これが大人の味って事だと思ったので慣れれば平気かもしれませんね~」
灯織「かなり料理の腕が上がったみたいで…私も負けてられませんね」
(・θ・)<私も頑張らないといけないな。これを機に料理を始めるとするか!!
ユーリ「その身体で何作るつもりだwwwwww」
W683「チキンステーキとチキン南蛮とチキンカツだろ」
めぐる「それは流石にないってwwwwww」


ユニット仲間と(何時も通り筋骨隆々の)ピーちゃんに激励を貰ったイルミネのリーダーはこれからどんな絶品を作るのか…???これで☆4の発表は終了。続いては…


ハービー「☆5も☆4もよく頑張ったな。次は☆3だが、此処もポテンシャルはバチコリあるから、しっかり学んでいけばレベルアップも狙えるぞ!!☆3を取ったのは…12番と21番と25番と26番と29番だ!!前に上がって来い」
まり花(12番)「えっ!?呼ばれちゃった!?」
甘奈(21番)「まあレシピ通りにやったから妥当かな?」
琴歌(25番)「まだまだ…という事ですわね」
タイマー(26番)「良かった…もっと悪いかと思った…;;;」
リーリヤ(29番)「ちょっと多過ぎちゃったかなぁ…」


今度は及第点レベルの☆3の発表。先ずは竹輪まみれの竹輪祭りな卵閉じ丼を作ったひなビタ♪のちくパ職人(?)から。


めう「アレは一目でまりまりのって分かっためう」
まり花「ですよねー」
愛梨「でもそれがまり花ちゃんのアイデンティティーだし、ユニークで良いと思いますよ?」
樹里「でも流石に竹輪だけってのは飽きるぜ…;;;もっと色んな具材を入れれば良かったんだけどな」
まり花「言われてみれば確かにそうかも…;;;ちょっとやり過ぎちゃったかも」
ロム「でもまあ美味かったし、分かってくれてるなら全然良いんだよな」
あかり「何処かのあの人みたいにネギまみれ(しかも生)にするよりかは全然マシですからね」
愛梨「そんな人いたんですか!?!?」
めう「信じられないめう…;;;」
まり花「下手したらその人みたいになってたって事…???」
あきら「まあ竹輪だしまだ大丈夫デスけどね。でもやっぱり具材の種類は多い方が彩り豊かで良いんじゃないデスか?」
まり花「そこは反省して精進します…;;;」
めう「めうもしっかり応援するめうよ~!!!」
愛梨「私も陰ながらエールを送りたいと思います!!」



妨害はアカン

結果発表――Normal ver.(5) ( No.499 )
日時: 2025/10/17 07:59
名前: W683 (ID: DXOeJDi3)

続き

竹輪まみれに困惑した一行だったが、本人もしっかり反省しているようであり、今度こそは竹輪オンリーの料理は作らないだろう。続いては21番の缶詰めの焼き鳥丼を作ったアルストの双子の妹の方の評価に移る。


甘奈「甜花ちゃんと菜々さんが食べてくれたんだ~!!」
菜々「美味しかったんだけど、焼き鳥がちょっと冷たかったのが…;;;缶詰めからそのまま出して使ったのかな?」
甘奈「まあそうだね…;;;やっぱり暖めた方が良かったかなぁ?」
甜花「ご飯が暖かかったから…そこまでだけど…でもやっぱり暖かい方が美味しい…かも…」
ことね「これ缶詰め使ってたらよくある事なんだけど、レンチンがマジで面倒臭いんだよナー」
菜々「分かりますよ…昔サバ缶をそのままレンチンしたら爆発してシャレにならない事が起こったんでね…」
甜花「えっ…大丈夫だったの…?」
菜々「まあレンジに飛び散っただけで済んだんだけど、ママに結構怒られたのは良い思い出…」
甘奈「うわぁ…;;;じゃあどうすれば良かったの?」
ユーリ「それなら出して米ごとレンジか、少し炒めたりするのもアリだったな」
ロム「お湯に入れてレトルトみたいな感じで暖めるってのもアリだぞ。中の汁まで全部暖まるからな」
菜々「兎に角気を付けるべき所はそこですね!!次も頑張りましょう!!」
甜花「なーちゃん頑張れ…!!!」
甘奈「色々参考になったよ!!有り難う!!!」


+α審査員から有り難いアドバイスを貰い、自信が付いて来た栗毛の妹は意気揚々とステージから降りる。今度は25番の(ややウェルダン気味の)ローストビーフ丼を作ったお転婆お嬢様のターン。


琴歌「夕美さん、美結さん、やはりお肉が硬かったでしょうか…?」
夕美「ちょっと硬かったかなーって感じだったけど、でも十分に美味しかったよ」
琴歌「やはりそうでしたか…;;;でも美味しいと言って戴けたのは素直に嬉しいですわ!!」
フランシス「ローストビーフって絶妙な火加減が難しい所だからね。それを一からやろうとしただけでも十分チャレンジしてると思うよ」
美結「所であのソースですが…もしかしてあの時の物を…???」
琴歌「ご名答ですわ!!実はあの味を再現しようと、シェフの方にコッソリ教えて貰ったんですの!!勿論極秘なので、此処で公には出来ませんけども…」
キース「唯一無二のソースという事か」
樹里「そりゃ誰にも真似出来ないよな」
美結「この評価とは言え、何かを再現するのが得意な事はよく分かりました。その強みを活かせばもっと評価は伸びますわよ」
夕美「私もそう思う。でもあまり無理はせずに、琴歌ちゃんの出来る範囲で上手くやって行けば良いかな。勿論、出来る事が増えればそれに越した事はないけどね」
琴歌「なるほど…益々頑張りますわよ!!」


肉の火加減はアレだったが、それに目を瞑れば上出来という事で、将来に希望が持てそうな評価とも言えるだろう。+α審査員から評価用紙と宝石を受け取るとお得意のどやふんす顔でステージから降りる。続いては26番のチー牛を作った兎の少年ポッパーのターン。


比奈「まー何と言うか…怪我とかは大丈夫ッスか…???」
タイマー「取り敢えず大丈夫だったけど、まさか急に爆発して牛肉が全部パーになるなんて思わなかった…OTL」
大牙「大変だったな…;;;でもそこからレトルトに切り替えたのは英断だったな。俺には中々出来ないぞ」
ハービー「これ不運体質だと自覚して、予めプランBを練ってたなら相当考えたんだとは思うけどな。それが出来るだけでもファインプレーだろ」
タイマー「でも折角なら一から作ったのを食べて貰いたかったけど…あのまま出しても多分☆1だろうし、それだったら安パイな方を取ったんだよね」
ユーリ「いやでも怪我が無くて本当に良かった。次からは細心の注意を払え」
比奈「手作りにチャレンジしただけマシなんじゃないスか?アタシなんて基本レトルトか冷凍かインスタントで済ますんでね」
タイマー「それはそれでどうかとは思うけど…;;;まあ頑張るよ」
W683「後でキッチン回りの掃除も頼むぞ。多分エグいぐらいスプラッターしとるしな」
大牙「俺も手伝うから一緒にやろうぜ」


結果的に安パイなルートに切り替えたのが功を奏したのか、評価自体はそこまで下がらなかったものの、もしそのまま強行してたら☆1だったし、事故らなければ☆4レベルもあり得た。アクシデント一つで評価が乱高下するのだから、中々に恐ろしい物だ。最後は29番の●郎系丼を作ったサブカル好きの帰国子女の番だが…


アーニャ「あのー…リーリヤ?」
清夏「折角作ってくれた所悪いんだけどさ…」
















アーニャ&清夏「量が多過ぎ(ですね/だよ)…;;;;」
リーリヤ「ちょっと張り切って作り過ぎちゃったかなぁ…」
ことね「いやまあ作者とか手毬とかよく食うのなら未だしも、あたしら般ピーじゃこの量はキツいよ…;;;」
ロム「食い残しとなったらそれこそ勿体ないからな。作る量は考えてくれ」
リーリヤ「そうですね…;;;センパイのアイデアだったんですけど、やはり断っとくべきだったかな…」
清夏「やっぱPっちのアイデアだったかぁ…」
アーニャ「リーリヤのPは普段からこういうハイカロリーな物ばかり食べているのですか?」
リーリヤ「特別そういう訳じゃないんだけど、日本独特の食文化って言われて取り入れてみたって感じかな?」
ハービー「いやいやアレが日本独特の食文化って言われても誰も信じないだろ」
樹里「まあ色々言いたい事はあるが、分量だけは気を付けてくれ。スタッフが別の意味で死にかけるからな」
リーリヤ「はい!!今度はそこに気を付けてやります!!」


味自体は☆5も狙えるレベルだったものの、量が多過ぎた所為で食べ切れないという弊害も生んでしまった。非常に勿体ない所ではあるが、食べる人に配慮するのも評価ポイントになる。今後は其処に注意して料理してくれる事だろう。これで☆3の発表は終了。


あかり「☆3の人ももうちょっと頑張れば行ける所まで行けますからね。で、次はちょっと戴けない結果となった☆2と☆1ですね。まあちょっと小言はあると思うけど、ちゃんと聞くように。☆2の17番と☆1の2番と16番は前に来て下さーい」
有香(17番)「やっぱりこうなっちゃったかぁ…」
文香(2番)「☆2すらもダメでしたか…;;;」
千奈(16番)「うぅ…;;;やっぱり厳しいですわ…;;;」


此処からは何かしらの致命的なミスが目立った☆2と☆1の評価。この後のゲテモノ達に比べれば遥かにマシなレベルだが、しっかり反省はしておきたい所。先ずは唯一の☆2である17番のゴリ押し青椒肉絲丼を作った空手家少女の前に和製アーチャーとフルートのお嬢様がやって来た。


弓弦「そうですね……やっぱり力任せ感が否めませんね;;;」
有香「いやホントに雑な感じになっちゃいました…;;;色々焦っちゃって;;;」
ゆかり「慣れない作業も多かったので、どうしたら良いのか分からなかったのでしょうね」
有香「味付けとかで「適量」とか「大匙一杯」とかがよく分からなくて、大体の勘でやったんですよね;;;どれぐらいが良い按配なのか聞けば良かったかな…」
卯月「まあそれもそうなんだけど、具材の切り方もかなり雑だったような感じも…;;;後何かピーマンの綿みたいなのが残ってたし…;;;」
ユーリ「何故包丁を使わなかった?」
有香「何と言うか…指を切りそうで怖くて…;;;だったら多少力で誤魔化した方が安全かな…って」
樹里「だろうなとは思った。でもちゃんと慎重に使えば包丁だって怖くないぞ?」
ゆかり「私もどちらかと言えば不器用な方ですけど、練習すれば慣れて来ますから」
弓弦「何事も先ずは挑戦するのが成長への第一歩ですからね。先ずは包丁を扱う練習ですね」
ことね「それとレシピをちゃんと確認する所もしっかりな。そこら辺意識すれば絶対伸びるからナー」
有香「分かりました。今後は皆の助言を基にもっと精進します」
ゆかり「私もお付き合いしますよ。一緒に女子力も上げちゃいましょう」
有香「えっ!?」
弓弦「何も強いだけが武道ではないですからね。でも有香さんならやれると信じていますよ」



感想はもうちょい

結果発表――Normal ver.(6) ( No.500 )
日時: 2025/10/17 08:01
名前: W683 (ID: DXOeJDi3)

続き

パワーゴリ押し感はどうしても否めないが、もっと落ち着いてやって行けば評価はまだまだ伸びるだろう。そんな期待を込めつつ、目の前の空手少女に評価用紙と宝石を渡してステージを後にする。続いては☆1となってしまった2番の鉄の味がする親子丼を作った文学少女の番だが…


ありす「あのー文香さん?それは…」
文香「誠に申し訳ない事に……指を切ってしまいました…OTL」
夏葉「やっぱり…;;;で、その切って出た血が入ってしまったと」
文香「仰る通りです。それに気を取られてたら焦がしてしまったりで…」
スペクター「大分焦ってたんだな…;;;」
ロム「よく見たら具材も完全に切れてはなかったな。鶏肉の筋みたいなのも残ってたしな」
ありす「でも不器用なりによくやったと思いますよ」
夏葉「そうね。これでもまだマシになった方なのよね?」
文香「何とか原形だけは止めておいて良かったとしか…;;;でも、まだまだ努力が必要ですね」
卯月「最初の頃の物体X状態に比べたら進歩した方ですよホントに…;;;」
ことね「物体Xってどういう事!?!?いや、でもそこからよく此処まで成長したよナー」


結果としてはまだまだ低評価ではあるが、最初の頃のゲテモノ状態に比べればこれでも大分進歩はした方。後は怪我なく安全に落ち着いてやれたら評価はもっと上がる可能性もあるだけに、今後に期待が持てそうな☆1かもしれない。続いて16番の炭と化した生姜焼き丼を作ったオレンジのお嬢様の番。


千奈「うぅ…改めてお料理は難しいでs…って、篠澤さん!?!?何故おんぶされていますの!?!?」
イヴ「実はまた倒れちゃって…;;;貧血みたいですね~」
広「ふふ…やっぱりままならないね」
千奈「私の料理の所為で倒れてしまったのかと心配してしまいましたわ!!!!でも何事もなくて良かった…訳ではないですけど…;;;」
広「でも千奈の料理はよく頑張ってたと思うよ。黒焦げで食べれなかったけど」
千奈「まさか私の失敗作を此処までフォローしてくれるとは…;;;しかもあの悪夢の後でしたのに…」
イヴ「そんなに思い通り悩まなくても良いんですよ…;;;誰も千奈ちゃんに悪気があってやったのじゃない事は分かってますから~」
ユーリ「でもタイミング的にはちょっとって感じはあったな。まあ恨むなら作者の籤運だな」
W683「俺の所為かよ!?とは言ってもまさか中盤でこんな固まるなんて思わんしな…」
樹里「正直言うと千奈の努力はアタシらも認める所だからな。まあ気を落とさずにこの経験をバネにしてレベルアップしような」
広「私と違って千奈は努力次第でどうにでもなるから。頑張ろう」
千奈「はい!!これからもっと勉強してスキルアップですわ~!!!」


タイミングがタイミングなだけに罪悪感が半端ないが、少ない時間で出来る事は全部やり、必死にスキルアップに尽力していた事は素直に評価すべき所。兎に角これからスキルアップして行けばまともに食べれるレベルまでには化けるかもしれない。これで☆2と☆1の講評は終わり。


あきら「で、此処からが洒落にならない事をしでかしたお仕置き確定の最低評価の人になるんデスけど……先ずはマイルドに終わりそうな10番と20番を先にやりまセンか?」
ハービー「取り敢えず呼ばれた2人は怒らないから前に来てくれ」
風雅(10番)&ナツミ(20番)「本当に申し訳ありませんでしたぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!!!!」←スライディング土下座
ミミニャミ「何か凄まじいスピードで土下座しながら滑り込んで来たんだけど!?!?!?」


ラストは戦闘回を引き起こした10番のつぎドカの風使いと20番のサルゲ組の姉御の2人が申し訳なさが故なのか、スライディング土下座でステージにログイン。取り敢えず2人に先ずは事情を聞く事に。


みく「えーっと…取り敢えず何を作ろうとしてたのか教えて?」
風雅「親子丼の筈だったんだけど、卵の時点で真っ青に変色してて、気付いた時にはパックン擬きが出来ててその場から消えてたんだ;;;捕まえようにも行方不明になってしまって、まさかエッホエッホまで出来てたとは思わなかったOTL」
サトル「もう最初の時点でアレだったんかよ!?!?いやまあアレで怪我人が出なかっただけマシと言うべきか…」
烈「あまりにも数が多過ぎて手に負えなかったけどな。でも本体を先に仕留めた事で被害を最小限に食い止めたのはデカかったな」
みく「って事は、永遠にエッホエッホの捕獲を続けなきゃいけなかったの!?!?」
サトル「そういう事だな」
風雅「何かもうホントに色々ごめん…!!!正直何言われようと辞退すれば良かったな…」
氷海「後悔しても遅いと思うけど、今後はこういうのも取り入れて良いんじゃないかしら?」
鈴花「悪気がない面子がこうやって辛そうな顔するのは見たくないし…」


エッホエッホ自体は他の面子に危害こそ加えなかったものの、捕獲に総動員というある意味での大惨事を起こしてしまった。これには本人も改めて出場を辞退すべきだったと後悔。まあ彼みたいに料理下手を自覚しているならば自ら進んで料理をしようとは思わないので、出場辞退という選択肢も検討に入れて良いだろう。一方、ミャ●ミャ●擬きを生み出した姉貴はと言うと…


ナツミ「2人共もう大丈夫なの…???精神異常みたいな感じになってたけど…」
美波「もう大丈夫よ。それよりナツミちゃん、あかりちゃん達から聞いたんだけど、牛丼を作ろうとしてたのね?」
ナツミ「そう。しかも普通にお肉を煮込んでいる時に急に赤とか青に変色して固まって、暫くしたら急に動き出して……私も怖かったの…!!!!」
ことね「作った本人がこれなんだから相当ヤバいヤツなんだナー;;;」
あきら「アレに作者とかが飲み込まれた時はホントに戦慄しましたけどね;;;」
あかり「彼処から皆おかしくなっちゃって…しかも質が悪い事に人のSAN値を餌に成長するって前代未聞なんですよ…」
優「危うく世界が滅亡しかけましたからね…;;;寸前で食い止められたのがせめてもの救いですかね」
ナツミ「私も正直出たくなかった…OTL何より皆に迷惑かけたくないし…;;;」
ヒロキ「それはオレも皆も思ってますよ;;;でもナツミさんのは皆の事を思ってやった結果なんで、その一生懸命な気持ちだけはしっかり伝わったと思いますよ」
美波「正直料理であんな大惨事は起きて欲しくないけど、その気持ちだけで十分嬉しいんじゃないですか?」
ナツミ「ヒロキ君に美波ちゃん…!!!!」
美波「泣かなくても良いのに;;;」
ヒロキ「まあそうなればオレがナツミさんの分まで料理を頑張れば良い話ですからね」
氷海「同感。私も風雅が料理出来ない分、私がカバーするしかないのかな…と」
他の面子「「あっ」」


風使いと同様に、本人には悪気は全くなく、寧ろ仲間やパートナーの為に一生懸命やっているのは十分伝わった。無論毎回の食事がゲテモノなのは勘弁だが、誰かの為に頑張る姿勢が大事なんだと気付かされたようだ。相手が苦手な部分は自分でカバーすれば良いと言わんばかりに蒼い二番手と氷の生徒会長はその分の料理スキルを磨くと宣言する……が、この発言を聞いた外野から…















烈&嵐雅&凉海「「らーぶらーぶ」」
ジャクリン&ケンノスケ&T.J.「「らーぶらーぶ」」
腐女子一同「「らーぶらーぶ」」
ギャグカオス組「「らーぶらーぶ」」
ヒロキ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!どさくさ紛れに言っちまったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
風雅「何でこんな事になってんの!?!?!?」
ナツミ「展開が急過ぎて付いていけないんだけど!?!?!?」
氷海「貴方達は何を煽っているの!?!?これは見世物でも何でもないのよ!!!!」
みく「何  こ  れ」
美波「私も何でこうなったのかよく分からないんだけど…;;;」
サトル「何で全員顔赤くしてんだよwwwwww」
卯月「何で☆0でもこの煽りが出るんですかね…;;;」


はい、空かさずこの発言を耳にした煽りパーソン達によるらーぶらーぶコール(本日3度目)が始まりました(テポドン投下)。おいおいさっきまでの重苦しい雰囲気をぶち壊すなよ。これには迂闊な発言をしてしまったヒロキは勿論、他の3人も困惑のあまり顔を赤らめてしまう事に。因みにこの後コールをした面子には氷の生徒会長が直々に教育(原文ママ)をした模様。


という訳で今回は此処まで。次回はいよいよ炎上タイムとなります…;;;恐らく途轍もないキャラ崩壊が起こるのは避けられないかもしれません…(ぇ)



感想OK