二次創作小説(新・総合)

Re: 冬大会8位【改訂版】プリキュアオールスターズ!if物 ( No.10 )
日時: 2018/03/08 18:46
名前: 広村伊智子 (ID: WCufagws)
参照: 『ダイ○ン』はダイコンじゃないよ

((さっきビデオレンタルでドリスタ見ました。おっそ。))


さあや「公式と名前かぶるってそりゃないだろ・・・・」
薬師寺「ごめんなさい・・・・」
さあや「まさかの本人!? ・・・・ん?」
伊智子「あはあはあはは♪だーいじょーぶ!きにしてないよん!」
さあや「キャラ崩壊・・・・ っていうかさ、
    作者いちこ、お前いくらハグプリがおもしろいからって、

    更 新 が 一 ヵ 月 後 は ひ ど い だ ろ」

伊智子「んー、でも考査もあったしさ・・・・」
薬師寺「まぁまぁ、責めないであげようよ。」
さあや「薬師寺さんまで・・・・
    兎に角!作者!!愛さんを見てみろ!見習え!!」

伊智子「でへへ・・・・ はーーーぎゅーーーー♪」
さあや「だめだこりゃ・・・・
    んじゃ、作者に代わって・・・・」

さあや&薬師寺「始めるよー!」


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エミ




「いっちゃだめ!!」
 花曇の空の下、公園にエミの声が響いた。
 ラブは、娘の目に涙が溜まっているのを見て、無言で目をそむける。

 エミは母が何で目を背けたのか悟り、涙を急いで拭うと、
「いっても、すぐつれもどすから!」
と言った。
「エミ、」
 ラブは、悲しげに笑うとエミの頭を優しく撫でた。

「! ・・・・」
 エミはハッとして顔を上げるが、もう目の前には母はいなかった。そして前方に目線を移すと、そこには、いまにも吸い込まれていきそうな母がいた。
「おかあさんっ!」
 ラブは、ゆっくりと口を動かし、そして、穴の中に消えていった。

 エミは、小さな声でラブが言った言葉をつぶやいた。
「・・・・『幸せ、ゲットだよ』? __どうしてっ、なんでこんなときにッ!・・・・ぁあっ・・・・ああああああああ!!!!」


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つくし



 つくしは、つぼみと、桜の木の下で向かい合っている。
 彼女は、自分の母に、小籠を手渡した。
「・・・・つくし?」
「ほんとうは・・・・」
つくしは俯きながら言った。
「ほんとうは、『さぷらいず』にしたかったんですけど・・・・」

 そして、つくしがパカッと蓋を開けた途端、つぼみの顔がほころんだ。
「つくし・・・・!」
「おかあさんが、キュア『ブロッサム』ですから・・・・」
 そう、中に入っていたのは、桜の花の形のクッキーだったのだ。
「本当に、ありがとうッ・・・・!」
 つぼみの目から涙が溢れた。

 その途端、強い風が吹き始めた。桜がどんどん散っていく。風下を見ると、フレードンが、(ダイ○ン並みの吸引力で)つぼみを吸い込もうとしていた。
「あぁっ・・・・!」
 つくしの口から、悲痛な声が漏れる。
 彼女の目に涙が溜まり、視界がぼやけた。
「いやですっ、そんなのっ、いやっ・・・・」
そのぼやけた視界の中に母は居らず、ただただぽっかりと開いた穴があるばかりだった。
「おとうさん、なんでそんなむごいことっ・・・・」
 つくしは意味深なことを呟いた。その声を聞いて、大友の顔が苦痛にゆがんだ。

「どうして、どうして、おわかれしなきゃっ・・・・!」
 つくしの目から涙が次々に溢れていった。
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


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(次回はその3になります)