二次創作小説(新・総合)
- Re: 冬大会8位【改訂版】プリキュアオールスターズ!if物 ( No.7 )
- 日時: 2018/01/21 22:50
- 名前: 広村伊智子 (ID: I1B7LnPP)
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カレーの作り方!
鶏肉、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんは一口大に切る。
厚手の鍋にサラダ油を熱し、さきほどのの鶏肉、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんをよく炒める。
水を加え、沸騰したらあくを取り、弱火~中火で材料が柔らかくなるまで約15分煮込む。
いったん火を止め、ルウを割り入れて溶かし、再び弱火でとろみがつくまで約10分煮込む。
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6話
『SECRET NIGHT__密談__』
その夜__
皆は、篝火を囲み、談笑している。その時、なぎさがやけにはっちゃけて言った。
「今日も始まりました!!DBC、ディナー・ブロード・キャスティングぅ!」
__なぎさ(さん)〔ママ〕が壊れた・・・・!?
一同は言葉を失う。
後でほのかが聞いてみたところ、実は、みなとたちを盛り上げようとして、頑張っていた・・・・らしい。
「あ、ぁあーっと・・・・。か、カレーパーティー始めよっか!?」
なぎさは引き攣った笑みを浮かべて言った。
「お、おーーーーッ!!」
こうして、カレー作りが始まった。
ゆりが役割分担する。
「鶏肉を切る係りは、ひかり、ひより、なお、マナ、アイリ、めぐみ、はな(愛乃)ね」
「ハイ!」
「じゃがいもは、私がさっき挙げた人以外で、自分の家が食べ物屋だと思う人」
「ハイ!」
「たまねぎは、ほのか、まひろ、まい、空、かれん、潤、美希、真希、えりか、りりか、れいか、さやか!」
「ハイ!」
「にんじんは、今まで挙げた人以外で、自分のイメージカラーが、ピンク、オレンジ、赤だと思う人!」
「ハイ!」
「りんちゃん私も?」
「沙理ちゃん、わたしもかな?」
「「そーよ!」」
「そっか!・・・・ハイ!」
「総督は、うらら!後の皆は、サポートよろしくね」
「ハイ!」
いろいろありながらも、一時間後にはどうにかカレー(チョコ、羊羹、伊勢海老入り)が完成した。
「だれよ(や)いれたの(んは)!!」
「あはは、ごめん・・・・」
「あら、だめなの?」
「・・・・でも、美味しそうじゃない?」
なぎさ、こまち、かれんが名乗り出た。
カレーは意外と美味しかった。
__伊勢海老の取り合いが起こったのは、言うまでもない・・・・。
しばらくたち、なぎさが2世代目に言った。
「よし!もう、9時半だから、みなとたちは寝ていいよ!!」
「はーい!おやすみなさい!!」
なぎさとほのかが切り出す。
「・・・・さて、みなとたちのことだけど。」
「皆、あった事を言ってくれる?」
一同は口を固く結ぶ。
__きっと、皆、何か・・・・
そう察する、2人。
「・・・・もしも、仮説が本当だったとしたら、結果として、あたしたちの命にかかわるんだよ・・・・」
一同は表情を暗くして俯いている。特にみらいがそうだった。
「だって、皆、まだ生きたいでしょ!?」
「・・・・きぼうたちが、」
ほのかが言った後、のぞみが口を開く。
「きぼうたちがね・・・・あんなに必死で隠そうと、頑張ってるのに、私達は、気づいちゃった・・・・私はきぼうたちを傷つけられないよ!!」
「のぞみさん・・・・」
「ほのか!流されないで!」
ほのかは言葉を失う。
「・・・・もっと、先の事まで考えよう!こっちが気づいていることを、あらいざらい話さずこのまま協力しなかったら、みなとたちの将来は真っ暗だよ!?」
しばらく沈黙が続くが、
「よし!言おう!!」
「咲!」
なぎさは、心底嬉しそうな顔を見せた。
「言うしかないよ!!皆で、意見を共有して、蘭たちに、協力するなり!!」
こうして、プリキュア1世代目は、会議を始めた・・・・
「じゃあ、誰かr」
なぎさが言いかけると、先ほどとは違い、勢いづいて一同が説明を始める。
「はいはい!私が!」
「私の方が上手く説明できるってぇ!」
「私は最後でいいかな。」
「ここはうちがユーモアをまじえt」
「「「「ユーモア要らない!!」」」」
「ここは私が簡潔にまとめt」
「詳しく言おうよ(汗)」
あまりにもわちゃわちゃしてきたので、なぎさは
「しょーがないなぁ・・・・」
とため息をついた後、満面の笑顔で、
「じゃあ、あたしからぁ♪♪♪」
__ちょっとズルいかも・・・・。
兎も角、なぎさは言い始めた。
「あたしが気づいた事は、みなとが、ラクロス大会、って言ってた事と、みなとのお母さんの名前で、あたしの名前を言いかけてた気がするって事だよ。」
「じゃあ、次、私ね!」
はるかが言う。
「こころちゃんが、ブッキーって呼ばれてた事と祈里さんとこころちゃんが親子だという発言をしていた事とはるみちゃんがはるはるって呼ばれてたことに気づきました!」
「ほな、次、うちがゆうてもええ?」
「ごめんなさい、悪いけど待っててくれる?」
あかねが報告をしようとするが、ほのかが止めた。
「みらいさん、」
みらいが、はっとしてほのかのほうを向いた。
「何か、知ってるわよね?」
みらいは再び俯いた。
ところで、嘘には、良い嘘と悪い嘘がある。__みらいは、生まれて初めて悪い嘘をついた。
「何のことですか・・・・?私は何も」
「嘘よね!?」
突然怒鳴ったほのかに、一同の周りの空気が一瞬止まった。
「ねぇ、ほのか」
「なぎさは黙ってて!」
なぎさは、視線をほのかから外し、斜め下のほうを向いた。体は若干震えている。怒りからではない、恐怖からくる震えだった。
それを見てゆりが、ムーンライトの前髪並みに鋭い声でほのかを叱る。
「ほのかっ!」
「ゆり・・・・!ごめんなさい黙っ」
ゆりは語気を荒げた。
「雪城ほのか!!」
ほのかはぎょっとしてゆりのほうをむく。そして、ほのかに次第に理性が戻ってきた。
父を殺されたときのゆりをつぼみがフルネームで呼んだときのように、効果は抜群だった。
「怒りに支配されるなんて・・・・あなたらしくもない!」
「! ・・・・」
ゆりは、今度は語りかけるような口調でほのかに問う。
「・・・・どうしたの?」
「私たち、今までほぼ命をかけるような感じで戦ってきたでしょう?だけど・・・・今回は、いつもより、『死』が近くにあるような気がして・・・・」
一同__ゆりとみらいは特に__瞠目する。
「ごめんなさい、怒鳴りつけちゃったりして。でも私はやっぱり、怖いの・・・・」
すると、みらいが決意したような目で、ほのかに言った。
「ごめんなさい、やっぱり誰も現状を信じたくないんですよね。そして、あすかたちも・・・・」
みらいは続ける。
「あすかたちは、未来から来ました。そして、彼女たちは私達の娘です」
一同は一瞬表情を暗くしたが、すぐに顔をあげた。目には、はっきりと光が灯っている。
「皆、ありがとう」
ゆりが代表して、お礼を言った。
「がんばったわね、みらい」
「! ・・・・はい!」
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【7話予告】
あすかだよ!
次は、夢の中のお話!っていっても・・・・
ユメタ「ごめんね、伊智子が悪夢を見せるように頼んできたんだ・・・・」
次回!
『遠き日の悪夢』
キュアップラパパ!伊智子も悪夢を
「わぁぁぁぁぁ!?」