二次創作小説(新・総合)

Re: 冬大会8位【改訂版】プリキュアオールスターズ!if物 ( No.9 )
日時: 2018/02/02 20:20
名前: 広村伊智子 (ID: I1B7LnPP)


報告))

・同級生に殺される悪夢を見た。・・・・ユメタめ!
・中学生ペコリン可愛すぎかよ!

そして・・・・

「2月1日はプリキュアの日じゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

「「「「うるさい!」」」」

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7話
『遠き日のナイトメア その1』

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みなと


「あんたは・・・・!」
「・・・・やっぱりね!」
「え!?何が!!??」

 なぎさは、みなとの方に向き直る。
「ごめんね、みなと。しばらく、会えないと思う。」
 絶望というより、むしろずっと未来まで見通しているような表情、焦点がブレない瞳。
 みなとには、それが不思議だった。
「なんでッ・・・・」
「大丈夫!また会えるよ。」
 一呼吸おいて、なぎさは
「あたし、諦めないよ!みなとにとっては、あたしがめちゃめちゃ落ち着いてるのが気になるかもしれないけど・・・・絶対会える!あたし知ってるよ!」
明るい声で言った。
「それでも、もう二度と会えないってことが無くても、」
 泣きそうなみなとに、先程とは一変、なぎさは表情を暗くした。
「みなと・・・・」
「行かないで!ママ!!」
 なぎさは、みなとをなだめつつ言った。
「そうだね、あたしもそのほうが良いよ、もちろん!・・・・でもみなと、これは、運め・・・・」
 
「ちょっ!?あんた連れ去るタイミング早すぎ!みなと、
あたし・・・・!」
 なぎさは必死に抵抗するが、結局吸い込まれてしまった。
「ママぁぁぁぁぁぁ!!」
 みなとの叫び声が、花曇に空しく吸い込まれていった。

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「ごめんね、蘭。訳あって」
「いいよ!どうしても、なんでしょ?しょうがないよ!」
 それを聞いた咲は一層悲しげな顔になる。
「蘭・・・・。いつも強がってばっかりだといけないからね・・・・」
 その言葉に蘭は一瞬瞠目するが、すぐに笑顔を作って力強く言った。
「きにしないで!わたし、まってる!」
「私も、待ってるよ!」
 咲の目も、希望を失っていなかった。

 その目のまま、咲は穴の中に吸い込まれていった。
 蘭は、ぺしゃんと座り込むと、いままでのキーピングスマイルとは打って変わって、穴の前で咽び泣き始めた。
「ひぐぅっ・・・・ママ・・・・!」
「らん、」
 ゆっくり顔を上げると、そこにはまいを失った空がいた。
「がまんしたら、こころがびょうきになっちゃうの。だから、」
 空は蘭に微笑みかける。
「わたしがらんのおいしゃさんになってあげる!」
「そら・・・・わたしもそらのおいしゃさんになるよ!」
「らん・・・・!」
 二人は、熱-く抱き合うとその姿勢のまま号泣し始めた。
 蘭と空は、後に生涯の大親友になった。

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きぼう


 のぞみは、きぼうに何か言おうと話しかけるが、
「きぼう・・・・って!?ひゃぁぁぁ!?」
フレードンのダイ○ン顔負けのの吸引力で吸い込まれかけてしまう。
「ママッ!」
 のぞみの上半身は既に穴の中だが、きぼうの悲痛な声に力を振り絞り、のぞみは抵抗する。
「んぐぅぅ!負けないもぉぉん!」
 すると、スポンッ♪と、なんともいい音がして、のぞみは穴から抜け出た。

「やったぁ♪」
 のぞみは、ガッツポーズをした。しかし、それがいけなかった。
 気が緩んで穴の入り口から手が離れたのぞみは・・・・
「きゃぁぁぁぁ!!」

 穴の中に消えたのぞみをみて、きぼうは呆けたように立ちすくんだ。


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次回、8話は、『その2』になります。