二次創作小説(新・総合)

Re: 2人の恋愛冒険 ( No.32 )
日時: 2023/02/14 08:12
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第19話「ハッピーバレンタイン ダイマ編①」

【ネイル村 ダイとマァムの新居】

シュナ「はい。上手に出来ましたよ、マァムさん!」
マァム「何とか完成したわ…」

闘いは一旦中止になり、今日はそれぞれの場所に皆が集まっているの。
ランカークスには信と嬴政たちが、ニブルヘイムにはリムルたちが行ってるわ。
シュナとソウエイは私たちの為に、この村に来てくれたの。
バーンとの闘いが終わるまでに、帰らない時もあったわ!

【回想:飛空艇ブラックジャック】

レオナ『皆。バレンタインの日は、闘いを中断しましょう!』
ミリム『何故だ? 私はまだ闘いたいのだ!!』
ヨル『確かに闘いは大事ですが。このまま続くと皆さん、疲れ果ててしまいます!!』
歩美『そうだよ。歩美も2人の言う通り、この日は皆にも英気を養って欲しいんだよ!!』

そうね、束の間の休息でも悪くないわ。
ヨルさんはティファに教えられながら、作っていたわ。
いつもお世話になっている、ロイドさんに感謝を込めた作品を仕上げたの。
そして私のは、アバンの印と剣をモチーフにしたチョコを作ってみたわ。

【リックスの村 ドルガンとステラの墓前】

ダイ「…………」
ヒュンケル「ダイ!!」
ダイ「よく、此処にいるって分かったね?」
ヒュンケル「ああ。バレットから聞いたからな、お前なら必ず…此処へ来るだろうと」
ダイ「…………」
ヒュンケル「どうした?」
ダイ「ねぇヒュンケル、バッツのお父さんってどんな人だったの?」
ヒュンケル「噂では村1番のガードでもあったそうだ。しかしあの頃は、彼の妻……つまりバッツの母・ステラの発作はかなり酷かったらしいからな…」
ダイ「…。だから、旅の出来事は内密にしていたんだね……」
ヒュンケル「そうだ。少しでも幸せに過ごしたかったんだろうな…、彼女にとっては」

特に、夜は酷いからね。
結局その日の内に、帰らぬ人になってしまったんだ。
そしてドルガンさんは幼いバッツを連れて、長い旅に出たんだね。
だから彼があそこまで強くなれたのも、ドルガンさんのお陰でもあるんだ。

BGM設定:セリスのテーマ(ダイのテーマ、と作者の中では言ってもいいです)

ダイ「♪英雄…ドルガンさん、このむくいはきっと〜♪ ♪おれたちが〜、かなーらーずー 果たすと誓います〜♪ ♪だーかーらー、いつでーもー。見守って下さいー。貴方達がー、果たせなかったー 事をー 果たーします〜♪」
ヒュンケル「成程。誓いを歌にしたのか?」
ダイ「うん。セリスと何日か練習したからね、彼女のように上手くはないけど…」
ヒュンケル「いや。伝わってるさ、オレたちにも…バレットたちにもな!」
ダイ「………。今だけ、こうさせてくれるかな?」
ヒュンケル「ああ。構わないさ」

バッツは多分、自分の家で聞いてるかも知れないね。
ドルガンさんは彼のお父さんで、かつては暁の戦士のメンバーだった。
この世界に残ったのも、彼が決意したみたい。
エクスデスの封印を見守る為に、本来の世界に帰らなかったみたいだからね。
大丈夫だよドルガンさん、あなたの果たせなかった事は俺たちが引き継いで見せますから!!

20話に続きます。

感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪