二次創作小説(新・総合)

Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.18 )
日時: 2023/03/12 21:08
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第11話「オペラ、開幕」

【FF6の世界 オペラ劇場】

「あっ! この間の!!」
ポップ「手紙読んだぜ。ククールが攫いに来るんだって?」
ガボ「劇団が盛り上がる時に来るからな。派手好きなククールだからなぁ」
ノヴァ「よしっ。その時に現れて、捕まえれば!!」
ガボ「駄目だ。それこそ、折角の舞台が台無しにされるぞ!!」
レオナ「なら。お手上げじゃない!」

ガボ君も諦めずに、ダンチョーになり切っている。
するとシナリオは進んでいき、ついにポップくんの出番になった。
上手い、あれからかなり猛特訓したからね。
それでもガボ君も、引けを取らない。

『バンっ!!』

ポップ「だから囮なんだよ! マリアさんは安全な場所に隠れて貰って……」
ガボ「へっ?」
ポップ「似てるんだろ。マリアは?」
レオナ「へ? ………あたし?」
ポップ「ああ。マリアに変装したレオナをわざと攫わせ、俺たちを飛空艇に案内する」
ガボ「ウォーン。それは凄い名案だぞ!!」
レオナ「そっ…。そんな!! あたしはパプニカの王女よ、そんなチャラチャラした事……出来る訳がないでしょ!!」

あまりの恥ずかしさに、あたしは思わず頭を戸にぶつけてしまったわ。
それこそ、本当に恥ずかしいわ!
でも、これは本格的にやらなきゃ行けないかも知れないわ。
これもきっと、重要なイベントを遂行する為でもあるんだから!

12話に続きます。

感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪

Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.19 )
日時: 2023/03/13 07:58
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第12話「好きな人の為に。敵襲来!」

【オペラ劇場内】

ポップ「俺、控室に行ってるよ!」
ノヴァ「うん。行って来なよ、ポップ!」

あれからレオナ、緊張してる気がするんだよなぁ。
初めて任された大役だから、上手く繋げて欲しい。
よしっ、このポップ様が一肌脱いでやりますか。
控室の中に入ると同時に、俺は言葉を失ってしまったんだ。

【控室】

ポップ「あんた…、こんなに綺麗だったか?」
レオナ「ポップくん。何故あの時、あたしを助けてくれたの?」
ポップ「……。好きになった女に何もしてやれずに失っちまうのはよ、もう…ご免なんだわ!」
レオナ「あの人の変わりなの? あたしは……」
ポップ「………。似合ってるよ、そのリボン」
レオナ「そろそろ出番よ。ドラクゥの安否を気遣うマリアが自分の想いを歌にする、大事なシーンが来るわ!」
ポップ「なあ。最後に台本チェックした方が良いと思うぞ///////////」
レオナ「分かったわ。頑張って来るわね、ポップくん!」
ポップ「おっ……、おう………////////」

大丈夫だ、レオナならきっと行ける筈だ。
すっかり大女優になったレオナを見送り、例の本番に持ち込んだ。
数分間だけ猛特訓をし、いよいよ最初のコーラスに映る。
よしっ、いい感じだぞレオナ!

【舞台の中】

♪悲しい 時にも 辛い時にも。
空に降る あの星を あなたと思い。♪
♪望まぬ 契りを 交わすのですか。
どうすれば ねぇあなた? 言葉を待つ。♪

〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪

♪ありがとう わたしの 愛する人よ。
一度でも この想い 揺れたわたしに。♪
♪静かに 優しく 応えてくれて。
いつまでも いつまでも あなたを待つ。♪

いい歌だったぞ、レオナ。
俺との練習効果が、上手く行ったみたいだな。
次の展開に変わり、レオナは順調に上手く踊っている。
此処まではかなりいいペースだけど、何だか胸騒ぎがして来る。
控室を後にする寸前に、脅迫通知が届いていた。
ヤバいぞ、ガボに知らせてやらねーとまずい!!

13話に続きます。

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Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.20 )
日時: 2023/03/13 19:47
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第13話「撤退と攫われた恋人」

【オペラ劇場 舞台の中】

「今日も駄目だったか…。タコですいません…」
ポップ「俺がいれば、こんなもんだぜ♪」
レオナ「ポップくん!!」
「待ちな!!」
ポップ レオナ「!!!」
「素晴らしいショーだったぜ!」

すると女優から普段の衣装に変わり、ガボが叫ぶとそこにはククールがいた。
畜生、レオナが攫われてしまった。
奴は飛空艇の中にいる可能性が高い、俺たちも後を付けるぞ。
展開は第2幕に入り、俺たちは何とか乗り込む事が出来た。

【飛空艇の中】

ポップ「立派な女優ぶりだったぜ!」
レオナ「もうっ。冷やかさないでよ、ポップくん」
ポップ「此処からが本番だ。第2幕の始まりだ! ククールは?」
レオナ「来るわ!」

『ガチャッ ばんっ』

ククール「あんたら?! き、キミはマリアではないな?」
レオナ「お願いククール、あたしたちベクタに行きたいの。だから、あなたの飛空艇が!」
ククール「くっ。マリアじゃなきゃ、用はない!!」
レオナ「待って! あなたの船が世界一と聞いて来たの!」
ポップ「世界一のギャンブラーともね!」
ククール「………」
ノヴァ「ボクは北の勇者・ノヴァ。もしキミがボクたちに力を貸してくれるなら、褒美はボクから父さんに掛け合ってみよう!」
ククール「……。付いて来な!」
レオナ「じゃあ!!」
ククール「勘違いするなよ。まだ手を貸すとは言ってない!!」

此処までは何とか、シナリオ通りだな。
一度メニューを表示し、順番を整える。
俺 ノヴァ エドガー レオナに切り替え、先程の場所に戻る。
戦力としてはノヴァがギリギリだったけど、アイツの雨攻撃には参ったぜ。
ベホイミとか使わなかったら、マジでアウトだったよ。
ダイと再会する前に、こんなとこで倒れる訳には行かねーからよ!!

14話に続きます。

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Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.21 )
日時: 2023/03/14 08:30
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第2章のあらすじ その1

ククールとの賭けに勝利し、ポップたちはベクタを目指す。
すると、リターナー側のお爺さんが敵を引き寄せている間に…魔導工場へと侵入する。
イフリート シヴァを無事回収後、最新部でケフカと遭遇。

その時、ダイとフローラの助太刀に寄って…ポップたちは難を逃れる。
だが、ケフカの企みは終わっていなかった。
ククールと再会後、一行はゾゾに到着。
そこで彼らが目撃したのは、マールの出生だった。

しかしポップは、ダイと離れてしまった事を後悔する事になる。

以上が、前半のあらすじです。
引き続き、宜しくお願いします。

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Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.22 )
日時: 2023/03/14 22:17
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

こちらの方でも、こんな感じです。

動じない…:
ツッコミ:ポップ、レオナ、ラーハルト
制裁:ヒュンケル マリオ ピカチュウ ベレス ケン・マスターズ 8勇者
ギャグカオス:ワリオ タブー ボスパックン

【ダイの大冒険】

リーダー:ダイ、ポップ
副リーダー:ヒュンケル
メンバー:マァム レオナ クロコダイン ノヴァ ヒム アルビナス キルバーン ミストバーン アバン マトリフ

【スマブラ】

リーダー:ピカチュウ
副リーダー:ピーチ
メンバー:マリオ ソラ 時リンク 子供リンク ネス リュカ ベレス カムイ(女) リュウ ピット ブラックピット アイク ゼルダ

こんな感じです。
他の子達は、更新状況に合わせて載せます。

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Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.23 )
日時: 2023/03/15 08:05
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第14話「リノアの誕生日とホワイトデー」

※ダイとフローラ様たちが離脱する前のお話ですので、ご了承下さい。

【空艦バトシエ キッチン】

ダイ「出来た。バッツ、こんな感じでいいかな?」
バッツ「おっ。大分いい形になって来てるぞ、後はオーブンで焼くだけだ!」
ダイ「うん。やって見る!!」

確か、闘技場の前にこの船は現れたんだよね〜。
メーアたちは何度かお使いで立ち寄ったみたいだけど、わたしはいつもアイツに歯向かっていたなぁ。
お母さんを亡くした後も、アイツは仕事いっぺん頭だからね。
それが嫌になって、わたしは家出したんだ。

【コックピット】

フローラ「現段階でカオスの戦士は2人しかいないけど。幹部クラスには、リムル・テンペストと未来の発明家・ルッカがいるわ!」
テレシア「待って。それは私たちが強くなっても、彼らを何とかしない限りは始まらないって事ですか?」
フローラ「ええ。そういう事になるわ!」
ミリム「リムル………」
クロノ「まさか。こんな形でアイツと戦う事になるなんて……」
ポップ「だけどよ。あの姉ちゃんだけでも奴らから助け出す他にねーんだ、だったら持てる力を尽くすしかねぇ!!」
ヒム「ああ。ポップの言う通りだぜ、俺たちも一緒に戦うからよ……安心しな!」
クロノ「……。ポップ、ヒム……」

ポップ、あなたは大分変わりましたね。
ダイと旅に出た頃は、途中で投げ出してしまう癖がいくつかありましたけど。
きっとアバンも、あの世であなたの成長に驚いている頃です。
何やら美味しそうな匂いがするわね、キッチンの方からかしら。

ダイ「皆〜、ケーキとご飯が出来たよ」
バッツ「ノヴァ。本日の主役のリノアを呼んで来てくれ!」
ノヴァ「ああっ!」
マァム「ダイ。まさか、バッツと一緒にいたなんて…」
ダイ「…。食事が終わってからでいいかな? 今は、少しでも皆と一緒にいたいもん!」
マァム「ええっ。分かったわ、ダイ!」
ラーハルト「マァム。ダイ様に渡さなくて良かったのか?」
マァム「今は大丈夫。折角のメインイベントだから、まずは思いっきり楽しみましょう!」
ラーハルト「ふっ、それもそうだな!」

それにダイだって、リノアの誕生日をお祝いしたいと考えているから。
せめてこの時だけでも、ずっと側にいたい。
いつもならダイの側にポップが行くけど、レオナがポップの側にいるわ。
何だかんだ言ってチウも、ダイを尊敬しているわ。
もしダイを失った時は、今度は私があなたを探し出す番かも知れないわ。

『パンッ パカパーン』

全員「リノア(殿/さん)、誕生日おめでとう!」
リノア「皆、ありがとう!」
レオナ「おめでとうリノア。これ、あたしとポップくんから♪」
リノア「可愛い。アンジェロの小さい頃の写真だ❤️」
ポップ「実はよ。多忙だって聞いてたから、何日か前に俺たちの為に時間を作ってくれたんだわ!」
レオナ「そうよね。いくら忙しくても、リノアのお父さんである事に変わらないわ!」
リノア「…………。そっか………」
ポップ「…。そこにいるのは分かってるぞ、いい加減にこっちへ姿を見せたらどうなんだよ? スコールさん」
スコール「(何故、分かったんだ?!)」

完全に気配を消していたかも知れないけど、ポップくんにはお見通しかも知れないわね。
少しの時間でも、皆が楽しんでくれると嬉しいわ。
数分位誕生日を満喫した後、後片付けに入ったの。
リノアにとっては、忘れられない思い出その物になったかも知れないわね。

15話に続きます。

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Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.24 )
日時: 2023/03/15 17:00
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第15話「元魔王軍の会話」

【バトシエ ルイーダの酒場】

ルイーダ「はい。メンバーチェンジは終わったわ、またいつでもどうぞ!」
ポップ「ああ。サンキューな!」

さてと、まずは情報収集から行きますか。
酒場を後にすると、おっさんがコックピットにいた。
一体、誰と話してんだ?
そう思いながら近づくと、映像にはバランの野郎が映っていた。

クロコダイン「バラン。ダイを守るには、どうすればいい?」
バラン『我が息子が道化師の男に狙われるのも時間の問題だ。しかし、ラーハルトに事情を話せば分かってくれるだろう…』
クロコダイン「ラーハルトか…。ダイ自身が命令を下せば、ラーハルトは喜んで従うかも知れないぞ」
バラン『そうだな。私も私で道化師を倒す策を根よう、その間…2人の息子を宜しく頼む!』
クロコダイン「ああ、任せて置け!」

成程な、ケフカがダイを狙っているのか。
いくら強くなっても、あちらさんはあちらさんでかなり強くなって来るかも知れないな。
おっさんたちの話、悪いけど聞かせて貰ったぜ。
俺たちも非番の時は、ダイとマァムを守らないと行けねーからよ!

16話に続きます。

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Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.25 )
日時: 2023/03/15 22:29
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第16話「懐かしい客人への想い」

※これは、ベリーさんが執筆している『最期の足掻き』メンバーたちへの想いをメインにしています。

【バトシエの停留所】

ポップ「…………」

別作品のアイツら、元気にしているだろうか。
初めて共闘した時、色んな奴らがいたよな。
中でも難しい顔をしながら、おれの授業が面白いと言ってくれた双子。
人でありながら、かなりの速さで滅する技術を持っている先生。
キメラでもありながら、沢山助けてくれた黒髪の女の子。

ポップ「何だか。アイツらに会いたくなって来たぜ…」
「ボクは、嫌だなぁ…」
ポップ「ピカチュウ?!」
ピカチュウ「だって。訳が分からないのに、初めて会った時は拷問されてたもん!」
マリオ「うん。ボクも、トラウマがあるからね…」

確かに、特に水色の髪形をした奴なんてゼルダを疑っていたからな。
ゼルダは熱心に俺の授業を受けていたから、凄く助かった気がする。
出来ればこの話は、金輪際しない方がいいかも知れないな。
そろそろ戻らないと、レオナが心配するからな。

『キキキキキィィィィィ…』

ミリム「ポップ。すぐにきて欲しいのだ!」
ポップ「どうしたんだよミリム、そんなに血相を描いて…」
ミリム「話は後なのだ。とにかくこちらに来て欲しいのだ!!」
ポップ「ちょっ、待てよミリム!!」

何なんだよ、一体何があったって言うんだよ。
状況が読み込めないままミリムと共に移動していると、何やら斬撃が聞こえて来る。
コックピットに辿り着くと、竜魔人になったダイが暴れていたんだ。
末弟子を落ち着かせようと、長兄であるヒュンケルが俺の代わりに対応している。
リノアの誕生日パーティーの時は何もなかったのに、一体何があったんだよダイ!!

17話に続きます。

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Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.26 )
日時: 2023/03/16 08:13
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第17話「久々の再会①」

【バトシエ コックピット】

ダイ「くっ……。うっ、うぅ……」
ヒュンケル「ダイ。目を覚ませ、オレが……俺たちが分からないのか?!」
ダイ「うっ………、来ちゃ………駄目………」
チウ「ヒュンケルくん。急いだ方がいい、このままではダイくんが!」
「いいえっ、その必要はありません!」
2人「………ッ!?」

マァムさんに見つかったら、後で叱られるのはボクだ。
それは何としても、避けなければならないのだ。
よしっ、ボクのお得意の技を披露しようとした瞬間。
素早い動きで、ダイくんを止めてくれたのだ!

「業火に包まれよ、地獄の火炎!」
「悪しきその力を抹殺せよ、斬鉄剣!」
ダイ「うっ………、うぅ………」
ヒュンケル「ダイ!!」
「大丈夫。彼は生きているよ」
ヒュンケル「良かった……」

えっと、白い髪形をした子が放ったのはオーディン。
黒い髪形の女性は、イフリートを唱えたのか。
この2人も、ポップやレオナさんたちの知り合いなんだろうか。
クロコダインさんやバッツくんも、彼らにはお世話になってると言っているからね。

ポップ「レイ、ユウ! 久し振りだな!」
レイ「ポップセンセ、元気そうで良かったよ!」
マァム「それで、ダイは?」
ユウ「大丈夫。さっきみたいに襲って来ないから、安心して!」
マァム「ありがとう。私、ダイを休ませて来るわ!」
ポップ「ああ。丁度4人の力が欲しかったんだよ、今から会議を再開するぜ。勿論ヒュンケル、お前もな!」
ヒュンケル「ああっ!!」
チウ「ポップ。ボクは?」
ポップ「お前は駄目だ。かなり長引くかも知れないからな!」
チウ「…………」

いくら、物理系があってもダイくんの足枷になってしまう。
レオナさんはポップの側にいるし、クロコダインさんもヒュンケルくんの側にいる。
そして、臨時会議が行われた。
ダイくん……何であんな状態になったんだろう、ポップが言うにはリノアさんの誕生日パーティーの時は何もなかったのに。

【バトシエの停留所】

チウ「……。君たちに聞きたいけど、ボクらの敵じゃないよね?」
シュウ「違うよ。ドクに頼まれたんだ、たまにはポップたちに会って来いって!」
リゼ「はい。共に共演して以来の再会なので、どうしているのかと気になっていました」
チウ「あれは竜魔人だよ。ダイくんは、人と竜の騎士との間に生まれた混血だからね」
リゼ「ドラゴンの騎士……」
シュウ「つまり。半分はその騎士の血があって、残りの半分は人の血がある……」
リゼ「シュウ。今後も彼らの役に立ちましょう!」
シュウ「そうだね。リゼ」

ポップたち、本当に変わった奴らと知り合いなんだな。
特にシュウくんは表向きは優しいけど、刃向かったら行けない気がするんだ。
まるで、ブロギーナ師匠に似た殺気を持っているように恐ろしい。
その後もボクは彼らにこれまでの経緯いきさつを彼らにも分かるように話したんだ、いつダイくんとフローラ様が離脱するか分からないからね。

18話に続きます。

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Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.27 )
日時: 2023/03/16 21:02
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第18話「ケフカの狙い」

【医務室】

『ガチャッ』

マァム「…………」
「やあ、武闘家のお嬢さん」
マァム「レイ。何しに来たの?」
レイ「ダイの様子を見に来たんだ。今は何ともないかい?」
マァム「ええっ。ぐっすり寝ているわ!」
ユウ「所で。聞きたかったことがあったんだ。」
マァム「何?」
ユウ「マァムは、ダイくんの何処に惚れたの?」
レイ「おい、リウ!!」
マァム「そうね。幼馴染のレオナを助けたいって所から好きになったわ、ポップとは違って…ダイは頼りになる人だから!」
ユウ「ヒューヒュー。お熱いねぇ〜。」
レイ「羨ましい。俺の知らないダイを君は沢山知っているなんて羨ましいよ。」
ユウ「それに。ウチのリーダーも、彼女のように真っ直ぐだといいなぁ」

以前ピカチュウから聞いていたけど、シュウたちの世界ではポケモンを殺さなきゃいけない。
この世界のように、日付はなくて。
順位とかも、何かで決まっている。
あの時みたいに、もっと仲良くなれたらいいなぁ。

マァム「ユウ。あなたは情報屋でもあるよね? ケフカの事、教えて欲しいの」
ユウ「いいよ。悪いけどフジくんは、即退出!」
レイ「だから。フジって言うな。」

かつてそいつは、ティナを洗脳して…自分の夢を願うつもりだった。
魔導帝国・ケフカを実現する為に、沢山の召喚獣たちを我が物にしようと。
その為に、魔力の高いリムルとルッカを自分の配下に置いたのね。
そうなる前に、私たちが必ず阻止して見せるわ。

19話に続きます。

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Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.28 )
日時: 2023/03/17 07:59
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第19話「レオナの企画」

【ランカークス村 ポップの実家】

ポップ「母さん、親父。ただいま!」
スティーヌ「まあポップ、お帰りなさい!」
ダイ「ご無沙汰しています。おじさん、おばさん!」
ジャンク「よく来たなダイくん。ロンが君に会いたがっていたよ」
ダイ「…。行こうか、ヒュンケル!」
ヒュンケル「そうだな!」

折角気分転換に連れて来たのに、親父は変わってねぇな。
俺の実家は武器屋を営んでいるけど、以前メルルたちと来た時はどの商品も無理があった。
あの闘いからかなり経っているから、当時の経験者たちは覚えている筈だろうな。

ジャンク「所でポップ、ちゃんとダイくんたちの役に立っているのか?」
ポップ「当たり前だい。それに久々の顔触れとも上手く行ってんだよ!」
スティーヌ「ふふっ。彼女たちがそうなのかい?」
シュウ「初めまして。シュウです。」
リゼ「リゼと言います。宜しくお願いします。」
レイ「俺はレイ。またの名をフジ。」
ユウ「私はユウ。フジくんと同じくまたの名をリウ。」
レイ「だから。フジって言うな。」

レイとユウは確か、3柱だからなぁ。
あの時ダイを助けたのも、コイツらがいてくれたからな。
ピカチュウはかなりビクビクしていて、すぐにバッツの頭に避難してしまう。
マリオと時リンは武器の売上を黙々と見て、感心していた。

ピカチュウ「バッツさん。此処、怖い……」
バッツ「そうだな。悪いポップ、俺たち…先に村の外に出てるよ」
ポップ「ああ!」
レオナ「まあ。待ちなさい!」
ポップ「レオナ?」
レオナ「ふふふっ。だったらポップくん、今一緒にいる内に…ダイくんとマァムの結婚式を挙げましょうよ!」
ポップ「ま、マジかよ!!」
レオナ「そうよ。ずっと先伸ばしにしてると、こうして気晴らしにも来れなくなるわ!」

確かに、レオナの言う通りかも知れないな。
今一緒にいる内にでも、ダイとマァムの結婚式を挙げるべきだ。
ダイとマァムも未だに、お互いを大切にしているからな。
すると黙秘していた親父が笑い出し、早速ダイたちの元へ行く。
まさか親父、豪快にやるって言い出す気じゃねぇよな…。

20話に続きます。

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Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.29 )
日時: 2023/03/17 08:49
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

レオナの計らいにより、ダイとマァムの結婚式を挙げることになったポップたち。
しかし、そんなマァムの魅力を狙って……奴らが妨害しようと企む。

それを察したニセ勇者のでろりん まぞっほが彼らを足止めし、アイクとゼルダも彼らに加担する。
だがワリオは4人を簡単に倒してしまうが、その時ポップとレオナの恋人タッグが立ち上がる。

果たして、ダイとマァムの結婚式を無事に挙げる事は出来るだろうか。

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Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.30 )
日時: 2023/03/17 21:19
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第20話「結婚式の準備」

【パプニカ礼拝堂】

『ワイワイ ガヤガヤッ』

ロック「まさか。此処でダイとマァムの結婚式を挙げる事になるとはなぁ」
テリー「ああ。ポップも言っていたが、今一緒にいる内に式を挙げるべきなのは俺も賛成だ!」
ロック「そうだな。結婚した後に引き離される事になろうと、互いが互いを愛し合っていれば…それでいいさ!」
テリー「……。ロック………」

俺は最強の剣士・テリー、一時はある物を探してこの世界に来たと口実をする。
そしてこの礼拝堂では、それぞれの世界から来た戦士たちが沢山いる。
元は帝国の常勝将軍と呼ばれていた人造魔道士・セリスも、戦争の愚かさに気付いて帝国を抜け出した。
魔導研究所にいるシドに娘のように可愛がられて来たが、教育をすると言う酷い事もあったらしい。

セリス「テリー。お花の飾り付けするから、手伝って!」
テリー「ああ。丁度退屈凌ぎだったんだ、手伝おう!」

それと同じように、この世界に来る前は森みたいな場所や闘技場にいたな。
しかし、ヘルムードとは互角だったが…あの森でラゼルと戦った時はそれ以上だったな。
今はケフカとやらがダイを狙っているとしたら、放って置く訳には行かない。
以前ハッサンも言っていたように、困っている奴らを助けるのも経験になるらしいからな。

レオナ「困ったわ……」
ポップ「どうしたんだい、レオナ?」
レオナ「ポップくん。花嫁に被せるヴェールなんだけど……何処で頼めばいいかしら?」
ポップ「あっ。確か山奥の村に腕のいい人がいるって前にサンチョのおっさんから聞いた事があるぜ♪」
レオナ「それだわ。早速取りに行きましょう!」
ポップ「おうっ!」
「ガハハハハハ。そうはさせんぞ!」
ポップ「ワリオ。またてめぇか?」
ワリオ「ガハハハハハ。今度こそ……、今度こそ俺様はレオナちゃんのおパンティを盗むのだ。ハァハァ……」
ポップ「くそっ。人がこれから出かけるって時に!!」
ワリオ「さあ。レオナちゃんを置いて行って貰おうか!」
ポップ「ふざけんな。てめぇなんかに俺の好きな女を渡してたまるかよ!」
レオナ「ポップくん!!」
ラーハルト「魔法使いよ。どうやら、1人ではないようだ!」
ポップ「つまり。変態親父のタブーと泥ポックンも来そうだな?」
ラーハルト「ああ。案ずるな、こいつらを連れて別の場所で排除しよう!」
バラン「さあ魔法使いの少年よ。此処は私たちに任せて、レオナと共にヴェールを取りに向かいなさい!」
ポップ「たっ、助かった。行くぞ、レオナ!」
レオナ「ええっ、ポップくん!」

彼の名はバラン、あたしやクロコダインにとっては会うのはあの時以来になる。
ダイくんの記憶を消した張本人で、テランにいた頃はとても共闘出来そうな雰囲気じゃなかったもの。
キルバーンが言うには、ダイくんはポップくんやあたしたちとは違う部分があると。
それはダイくん自身が人と竜の騎士との間に生まれたから、混血そのものなんだわ。
バラン……ラーハルト、あまり無理はしないで。

21話に続きます。

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Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.31 )
日時: 2023/03/18 09:06
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第21話「諦めない目的」

【山奥の村 道具屋】

道具屋の主人「はい。頼まれていたヴェールね!」
レオナ「ありがとうございます!」

初めてこの村に、ポップくんと来るようになるなんてね。
あたしの記憶内を探って見ると、テラン デルムリン島 パプニカ ベンガーナしか大抵の記憶はないわ。
初めてダイくんに会った時なんて、まさか大臣があたしを殺すような作戦を練っていたなんて知らなかったわ。
そしてフレイザードを倒し、あたしは氷漬けから無事解放された。

ポップ「この村はさ。温泉が有名らしいんだぜ」
レオナ「そっか。ビアンカはダンカンさんの療養を、この村で行っていたのね…」
ポップ「ああ。幼馴染の村を焼き払ったのは……ラインハットの奴ららしい」
レオナ「そんな……」

どうして、そんな酷い事が出来るの。
その話を聞いただけで、あたしは怒りを覚えたわ。
ヘンリー王子を亡き者にしたと誤解して、その村を焼き払うなんて許せない。
きっとその人も、かなり辛い日々をしていたかも知れないわね。

22話に続きます。

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Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.32 )
日時: 2023/03/18 09:47
名前: 柿ピーコーラ (ID: feG/2296)

ども、柿ピーです。
レオナ姫原作でも氷漬けにされていましたもんね。
しかもフレイザードと大臣がグルだとは...ドン引きでしたよ。
というかクロコダイン.ヒュンケル.バラン.ハドラー、あの部隊の幹部三人と元締め以外クズなのか⁉
極道組が阿修羅モードになってロケラン.ショットガン装備で鉄蟲糸技使ってきても知ーらない。
ではさらば‼

Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.33 )
日時: 2023/03/18 14:46
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

ですね。
もしそうなったら、ギガブレイク ハーケンディストール ブラッディスクライドの刑ですからね。

しかし、まだまだ油断は出来ませんよ。
それでは。

Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.34 )
日時: 2023/03/18 15:20
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第22話「再び現れた裸族たち」

【山奥の村】

『キィィン』

ワリオ「ぐへへへ。待っていたよ、レオナちゃん❤️」
レオナ「そんな。バランたちが相手している筈なのに…」
「幻影を喰らえ!」
「おとなしくしなさい!」
ポップ「ロック、エアリス!」
エアリス「急いで。外にバイクがあるから別の道からパプニカに戻れる筈よ」
レオナ「でもっ!」
ロック「ポップ。レオナ姫を頼む!」
ポップ「ああっ!」

くそっ、まさか追って来ていたとはな。
俺はポップ、ランカークス村生まれの魔法使いだ。
ダイの第2の故郷とは違って小さい村だが、親父が経営している武器屋がある。
その時にアバン先生と初めて会い、飛び入りで彼の弟子になった。

レオナ「これね。エアリスが言っていたのは!」
ポップ「ああ。そのヴェールは絶対手放すなよ、レオナ!」
レオナ「ええっ!!」

今は大丈夫だろうが、エアリスたちだけでは無理があるかも知れない。
ワリオが本気を出すと、気絶する位だからな。
しかし、予想は的中してしまった。
もう追いついて来たのか、ヤバいぞこれは。

『バンっ バンっ』

ワリオ「ぐわっ!」
ジェシー「先には行かせないよ。私の開発した爆弾で、蹴り落としてあげる!」
ワリオ「ぐっ………」
レオナ「ジェシー!」
ジェシー「さあ。振り返らないで、此処はアバランチに任せて!」
バレット「よしっ。行くぞ、ビックス!」
ビックス「ああっ!!」
ポップ「バレット!」
バレット「待たせたなポップ。事情は分かってる、先に行け!!」
ポップ「ああっ!」

途中タークスも現れ、狙いの標的をワリオたちに向ける。
以前ツォンやエアリスから聞いていたけど、タークスは人攫いやターゲットの奴を仕留めるのも仕事にしている。
しかしバレットが感情を剥き出しにするのは、仲間たちが作戦の最中に逝ってしまうこと。
これらは何もかも、神羅がやった出来事に繋がっている気がするんだ。

23話に続きます。

感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪

Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.35 )
日時: 2023/03/19 00:31
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

こんばんは。女剣士です。

まず、此処からは3章の開幕になります。
第3章では、ヒュンケルとラーハルトが大活躍します。

それでは、引き続き宜しくお願いします。

Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.36 )
日時: 2023/03/19 17:43
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

次回予告
結婚式イベントは中断し、パプニカの礼拝堂に集結するポップたち。
ついに、ケフカたちが瓦礫の塔に向かったとの情報が入る。

決戦は明後日、それまで各自で最後の英気を養う形となる。
その日の夜、ポップは浮かない顔をしたままパプニカより離れた場所に向かう。
レオナは彼の後を追って行き、そこで一夜を過ごす事になる。

次回第3章:リムルとルッカの帰還

ミリム「ルッカにリムル。おかえりなのだ♪」

第3章に続きます。