二次創作小説(新・総合)

Re: 戦士たちの愉快な日々 Returns ( No.40 )
日時: 2023/03/20 08:16
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第23話「瓦礫の塔へ」

【ファルコン号】

ミリム「なあポップ。ダイたちは一緒の飛空艇ではないのか?」
ポップ「そうしたかったけど。ダークの提案で、別々にしたんだわ♪」
息吹リンク「はい。その方が、いいかも知れませんからね…」
アイク「ああ。力をセーブするなら、それがいいだろう…」

元ガストラ皇帝直属の魔導士、ケフカ。
あの男はティナの眠る力を奪う為に、幾つか実行していたらしい。
本当なら決戦の前に、数々のイベントをやりたかったが…仕方ないな。
あれから各自の力を強化し続けたから、これならケフカを倒せるかも知れないぞ。

シオン「アイク様!」
アイク「シオンか。どうした?」
シオン「はい。コックピットの方でゼルダ様がお待ちになっています、後は私たちが作戦を練っていますのでご安心下さい!」
アイク「分かった。お言葉に甘えよう、シオン!」

ゼルダは不安かも知れないな、瓦礫の塔に着いたら留守番組になる可能性もあると。
兄貴はエアリスのガードで付きっきりだし、バッツはティナを守る為にティーダやユウナと話し合っているからな。
ケフカの真の狙いがティナなら、やはり守らないと行けなくなるぞ。
余所見に夢中になっていたせいか、ソウエイに心配を掛けてしまった。
済まないソウエイ、ケフカとの闘いが終わったら何か詫びよう。

【コックピット】

アイク「ゼルダ!!」
ゼルダ「アイクさん………ッ!!!」

『ガバッ……』

アイク「ゼルダ。1人にさせて済まなかった」
ゼルダ「アイクさん。謝るなら、私の方です…」
アイク「ゼルダを守ると決めたのにな。このままでは、騎士失格だ」
「馬鹿ねぇ、アイクくん。それ位で騎士を剥奪する訳ないでしょう!」
アイク「ポップ、レオナ姫」
ポップ「何だよ。いつもなら自信満々のアイク団長が、こんな小さなミスを気にするなんておかしいぜ!」
アイク「………。しかし………」
ポップ「瓦礫の塔まではまだ何日か掛かるからよ。今の内に体力を全回復しといた方がいいぜ!」
レオナ「ええっ。目的地に到着したら、各班の班長を発表するわ!」
アイク「ああ。感謝する、2人共!」

そうだ、焦ってもいい事は何もない。
瓦礫の塔には三闘神の他に、リムルとルッカがいる筈だ。
ならば、火系魔法を使う彼女から先に正気を戻した方が得策かも知れないけどな。
そこをどうするかは、ポップたちが決める事になるだろう。
後はリムルだ、ミリムが適任だが…ディアブロが立候補しそうな感じがするぞ……。

24話に続きます。

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