二次創作小説(新・総合)
- 怪盗と奇妙なカード ( No.130 )
- 日時: 2024/01/23 17:18
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
どうも。おろさんです。
今回はデュエマも含んだ話。久々に天邪鬼登場です。
《幻想郷:人里》
……とある夜。そこで、誰かを探す集団がいた。
「急いで捕えろ!!また別世界に移動されたらとうとう捕まえられなくなる!!」
そして、その集団から逃げている者が1人。
「フフフ……捕まえられるもんなら捕まえてみろ~♪」
彼らの目を掻い潜り、逃げて行った。……1枚のカードを見つめながら。
「アハハッ♪――」
正邪「……何だアイツ?」
*****
翌日
《ウルトラワールド:スマブラ屋敷》
おろさん「……変な乗り物に乗った連中?」
霊夢「そうよ。アンタならなんか知ってるんじゃない?」
……その日、霊夢が作者の元を訪ねていた。
おろさん「……あのさぁ、別に異世界=この世界じゃないんだから、ここで尋ねられても……」
霊夢「仕方ないでしょ、身近で一番別世界の知識ある程度身につけてるのアンタだし。
……あと、大地って人間から、私達の世界の事を聞いた。前に会ったアリス達の世界と、幻想郷が繋がってるとかって。
慧音からは、阿求に対して、アンタが変な疑問持ち始めてるって事聞いたわ。」
おろさん「……何だ、八雲紫的な事を言い出すつもりか?」
霊夢「そんなつもりは無いわ。まあ、阿求に関しては前々からやけに元気だなとは思ってたけど……
……とにかく本題だけど……夜中に、ファンファン鳴る且つ浮いている変な乗り物に乗った集団が、何かを探すように動いてたの。」
おろさん「ファンファン?……もしかして『タイムパトロール』の連中か?」
霊夢「……何ソレ」
おろさん「『ドラえもん』の未来世界にある警察組織だよ。『時空犯罪者』を取り締まるために存在している。
……ああ、『時空犯罪者』って言うのは2種類あって、過去の世界で歴史改変や生物の密猟とかをする連中と、異世界で犯罪行為や違法なアイテムの使用を行っている連中って感じ。」
霊夢「急に大規模な話出て来たんだけど」
おろさん「とりあえずろくでも無い事する連中って考えでオーケー?」
霊夢「まあ分かったけど……で、何でそのタイプエクスプローラーとかが幻想郷にいたのよ。それも人里のど真ん中。に」
おろさん「タイムパトロールな。
……わざわざ幻想郷に入り込んだってなると、時空犯罪者を追っていたことは確かだな。えーと、ニュースに何かあるか……
……早速あったな。」
霊夢「何々?えーっと……『怪盗モルフォ』、刑務所から脱走……?」
おろさん「一時期世間を騒がせていた怪盗だな。昼夜問わず色んな世界の美術品を盗み続けて、最終的に確か段差で足を転ばせて捕まったとかって……」
霊夢「随分と呆気ない捕まり方ね……」
おろさん「つってもよく脱走出来たな。脱出不可能とされた未来世界の刑務所に収容されてたって話だったが……」
霊夢「……あ、そう言えば、人里のとある屋敷の主人が、高い掛け軸を盗まれたって騒いでたような……」
おろさん「絶対逃げてる途中で盗んだんだろうなソレ……
……まあ、放っておけ。何かない限り動く必要は無い。それに、騒ぎを起こすのを防ぐために、タイムパトロールは異世界だと人前に出ないように決められてるし。」
霊夢「いや、盗まれた掛け軸取り返さないと、屋敷の主人が泣くんだけど――
……別にいいか。怪盗は専門外だし」
正邪「……へぇ、怪盗か……この前見かけたのがその『モルフォ』って事なら……
その『怪盗モルフォ』……驚くことにネットじゃあモルフォを応援する声が滅茶苦茶多いしな……
……こういう時は……世間を騒がせる怪盗様をとっちめて、余計大騒ぎさせるのが性分に合ってるか……ん?あれって……」
「~♪」
……偶然スマブラ屋敷を横切る、青髪ツインテールの少女。
霊夢たちの会話を盗み聞きしていた正邪の視界に、それが映る。
正邪「(あれは……)
……運が『悪いな』。早速見つかるとは。」
*****
「大変だ!!宝石が盗まれた!!」
「くそっ!!真昼間に何かカードが置いてあったと思えば実は予告状で、2時間後にマジでやって来るなんて思わねぇだろ!!」
警備員が、街を走って行く。
「……フフ、シャバの身になってこれで2個目のお宝っと。」
タイムパトロール「見つけたぞ!怪盗モルフォ!!」
「……げ、まーた来たよ……
でも、今のアタシの敵じゃないかな♪」
タイムパトロールが現れるが……少女は、1枚のカードを取り出す。
そしたら、何本もの大きな剣が顕現が現れ、タイムパトロールを吹っ飛ばす。
タイムパトロール「ぐおおおっ!!」
警備員「何事だ!?……って、そのカード!!もしやお前か!!」
「やばっ!ちょっと場所が悪かったわねぇ……!!」
もう1度カードから、剣で薙ぎ払っていく。
「フフ……無駄だよ。このカードがあれば、この程度何とでもなるわ。」
正邪「……へぇ、変わった『デュエマカード』持ってんな。」
「!?」
また剣を放ってくるが、正邪は軽々と避ける。
正邪「甘ェ!!」
対し、弾幕を正邪が放つ。
「おっと!!」
少女は跳び上がり、建物の上に着地。
「……急に現れて来たと思えば、このカードのこと知ってるの?」
正邪「……そう言うお前は知らんのか。……ただのデュエマカードじゃなさそうだが……『誰から貰った』?」
「……!!」
正邪「……当たりみたいだな。……というか、いつまで仮の姿みたいな状態でいるつもりだよ。怪盗だろ?それっぽい姿になってみろよ。」
「……まあそうね。貴方ただ者じゃなさそうだし……名乗っておきましょ。」
……ヘアピンに付いたスイッチが押され、少女の姿が変わる。
何となくアイドルっぽい蒼い衣装を身に纏った彼女が――
怪盗モルフォ「『怪盗モルフォ』、参上♪」
正邪「……へぇ、如何にもって感じだ。」
怪盗モルフォ「ちょいちょいそう言うこと言わない」
「……オイ、あそこにいるのって……」
「嘘、怪盗モルフォ!?」
「マジか!!俺達のモルフォが帰って来たぁぁぁぁぁ!!」
「向こうにいる少女は誰?モルフォと話してる……」
タイムパトロール「馬鹿め!!白昼堂々姿を現すとは――」
怪盗モルフォ「ちょっと邪魔!!」
タイムパトロール「ぐああ!!?」
……またカードで、顕現された剣で吹っ飛ばす。
なお、そのカードは、ポケモンの『パオジアン』が描かれていた。
正邪「そのカード……面白そうだな。寄越せよ。」
怪盗モルフォ「んー?ソレは無理だなぁ。タイムパトロールから逃げるとなるとしばらく必要なんだもん。」
正邪「ふーん……まあ、あんな奇妙な気配を放ってるカード、そりゃあ手放したくないよなぁ怪盗からすれば。
……だったらさ……そのカードの本来の使い方くらいは、教えてやるさ!!」
そう言って、正邪がデュエマのデッキを怪盗モルフォに向けた瞬間……
パオジアンのカード『キ……ル……』
怪盗モルフォ「……ん?」
パオジアンのカード『キルキルキル!!!』
正邪「何!?」
怪盗モルフォ「ひゃっ!?」
そして、2人の姿が消えた。
一旦区切ります。
- 怪盗と奇妙なカード ( No.131 )
- 日時: 2024/01/23 17:24
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
続き
正邪「……オイオイ、急にカードが光ったと思えば……」
……正邪は、怪盗モルフォと共に、奇妙な場所に転送されていた。
正邪「……こりゃあバトルフィールドか?……いや、正確に言えば……」
パオジアンのカード『キルル……』
怪盗モルフォ「……ありゃ、何かしらここ。」
正邪「……ここでデュエマ勝負しろってか?……まあ、周りに邪魔されないのは悪くない。」
パオジアンのカード『キル……キル!!』
パオジアンのカードから何かエネルギーが放たれ、怪盗モルフォに入り込む。
怪盗モルフォ「あうっ!?
……フフフ……」
……どこからかデュエマのデッキが出て来て、怪盗モルフォの手元に。
正邪「(何だ?……F.Fの時みたいに変な感じがすんな……)」
怪盗モルフォ「……じゃあ、始めましょうよ。『デュエマ』を。」
正邪「……!!」
鬼人正邪『反逆のアーティスト』
VS
怪盗モルフォ?『華麗なる災いの剣』
正邪
シールド4
『大道雅』
『アシステスト・シネラリア』
『友兼』
怪盗モルフォ
シールド5
『堕魔 ドゥリケン』×2
『魔薬医 ヘモグロ』
『一番隊 バギン16号』
『堕魔 ドゥグラス』
序盤、正邪はマナゾーンに、怪盗モルフォは墓地にカードを溜めつつ、互いにクリーチャーを並べていく。
正邪
・4ターン目
正邪「……私のターン。シンパシーとシネラリアの能力で、4マナで『剛撃戦攻ドルゲーザ』召喚。
その能力で、アースイーター1体につき1枚、ジャイアント1体につき1枚引く。ドルゲーザ自身で2枚、場にいるジャイアント3体で3枚ドローだ。
次に、ダブル・シンパシーで『十八番龍 エターナルグリーン ParLife』を1マナで2体召喚。そして、野崎奈三子を召喚。
まずは、エターナルグリーンのマッハファイターで、ヘモグロtバギン16号を攻撃!!」
怪盗モルフォ「ブロッカーのドゥグラスで、ヘモグロを守るわ。」
正邪「続いて、シネラリアで攻撃。
その時に『革命チェンジ』によって、『宙番龍 オービーメイカー Par001』と入れ替える!」
『宙番龍 オービーメイカー Par001』VR
クリーチャー:水・自然 コスト5 パワー4000
ジャイアント・ドラゴン
■革命チェンジ:ジャイアント
■このクリーチャーが出た時、カードを1枚引く。その後、自分の手札を1枚、シールド化してもよい。そうしたら、自分のシールドを1つマナゾーンに置く。
■メガ・ラスト・バースト(このクリーチャーが離れて、手札、マナゾーン、または墓地に置かれた時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)
『奇跡の一打(ゼロゼロ・インワン)』
呪文:自然 コスト2
ジャイアント・スキル
■相手は自分のエレメントを1つ選び、マナゾーンに置く。
正邪「登場時能力で、1枚ドローの次に、シールドに手札のカードを1枚仕込んでと……で、シールド1枚をマナに置く。
(とりあえず、仕込みは出来たが……)」
怪盗モルフォ
シールド5→4
怪盗モルフォ「シールドトリガー『堕魔 ドゥグラス』召喚。」
正邪「……ターンエンドだ。」
怪盗モルフォ
・5ターン目
怪盗モルフォ「……フフ、良い感じにそろって来たわ……」
正邪「何?」
怪盗モルフォ「私のターン。まずは『龍素記号wD サイクルペディア』を召喚。
登場時能力で、墓地から『サイバー・チューン』を唱え、3枚引いて2枚捨てるっと。
……そして、呪文『暗闇の裏闇市(ダグラン・バザール)』。闇のクリーチャーを4体タップさせることで、タダで唱えられる呪文。
その効果で、ドゥリケン2体とヘモグロ、ドゥグラスを破壊。合計8枚ドローよ。
……そしてツインパクト呪文『キミの最期の言葉、読むか?』で、エターナルグリーン1体のパワーを-3000、サイクルペディアの能力で、もう1体も-3000。更にもう1枚の『キミの最期の言葉、読むか?』で野崎奈三子のパワーも-3000……
……さて、墓地のカードは10枚を超えたし……これで準備は完了よ。」
正邪「まさか……!!」
怪盗モルフォ「そう。墓地にカードが10枚以上あることで……
『パオジアン』をG・ゼロでタダだし出来る!!それを4体!!」
『パオジアン』SR
闇 アビス・アーティスト
クリーチャー コスト7 パワー6000
■G・ゼロ:カードが自分の墓地に10枚以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■W・ブレイカー
■相手のクリーチャー全てのパワーを-2000する。
出典:ポケットモンスター
怪盗モルフォ「『パオジアン』のは、永続効果の、相手クリーチャーのパワー低下能力を持つ!
4体いるから、よって合計-8000!あなたのクリーチャーを全破壊よ!!」
正邪「チッ……!!オービーメイカー Par001のメガ・ラスト・バーストで、『奇跡の一打』を唱える!!お前のエレメントを1つマナ送りだ!!」
怪盗モルフォ「じゃあサイクルペディアね。勿体ないけど。……ターンエンド。
……その時、破壊したドゥリケン2体と、ヘモグロは墓地から復活よ。」
正邪
・6ターン目
正邪「……私のターン……(『超重竜 ゴルファンタジスタ』を引いたが……パオジアンがいる状態で出すと除去される可能性が高い……なら……)
……まずは呪文『エナジー・Re:ライト』で2枚ドロー。
そんで呪文『グリーンデイ・ベアーコ』。お前のパワー2000以下のクリーチャーを全てマナ送りだ。
更に、『チアスペース アカネ』召喚。」
怪盗モルフォ「いいの?出しても破壊されるのに。」
正邪「問題ねぇよ。本命は登場時能力の方だ。
チアスペース アカネの登場時効果で、山札の上から2枚見て……
(……よし、来た……!)
その内1枚を手札に、もう1枚をマナゾーンに。……ターンエンドだ。」
怪盗モルフォ
・6ターン目
怪盗モルフォ「手札に何か隠し持ってるわね?そうは行かないわよ。
呪文『ロスト・Re:ソウル』。貴方の手札を全て捨てさせる。」
正邪「……」
怪盗モルフォ「さぁ、終わらせてあげるわ。
……『パオジアン』で、シールドを2枚!!」
正邪
シールド4→2
正邪「仕込んだシールドを割ったか。」
怪盗モルフォ「だって、どうせあなたには勝ち目がないもの。だったら、念のためにね。」
正邪「そうかよ。
……シールドトリガー『フェアリー・シャワー』!!」
怪盗モルフォ「……へ?何でそれを仕込んで……」
正邪「まあ見てろ。
……フェアリー・シャワー能力で、カードを2枚見て……1枚を手札に。そして……『世界の見方が変わる 山口如月』をマナゾーンに!!
こいつは、手札以外からマナゾーンに置かれることで、マナの枚数以下のジャイアントを1つ使える!!ということで如月を出すぜ!!」
怪盗モルフォ「馬鹿ね!!パオジアンですぐに破壊できる!!」
正邪「馬鹿はそっちさ!如月が破壊さた時、墓地の代わりにマナゾーンに置かれる。
……って事でもう1回能力発動!!マナゾーンから『超重竜 ゴルファンタジスタ』と、『環嵐!ホールインワン・ヘラクレス』を出す!!」
『超重竜 ゴルファンタジスタ』SR
水・自然 ジャイアント・ドラゴン
クリーチャー コスト7 パワー12000
■革命チェンジ:コスト5以上のジャイアント
■T・ブレイカー
■自分のジャイアントはブロックされない。
■このクリーチャーが出た時、コスト6以下のジャイアント・クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。
■終極宣言:自分のターンのはじめに、自分の手札と同じ枚数のカードを引いてもよい。その後、自分のマナゾーンにあるカードと同じ枚数のカードを、自分の山札の上からマナゾーンに置いてもよい。(「終極宣言」は、ゲーム中に一度だけ使える)
正邪「ホールインワン・ヘラクレスの能力で、私の墓地のカードを山札に戻して……更にゴルファンタジスタの登場時能力で、如月をもう1回!!
……でも、パオジアンのせいで自動的に破壊されるから……次は、『アメンボギー・ストライダー』、そして『野田ミキ』だ!!」
『野田ミキ』SR
自然 ジャイアント・スノーフェアリー/クリエメイト
クリーチャー コスト8 パワー13000
■マッハファイター
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは、自身のバトルゾーンまたは手札もしくはシールドゾーンからカードを合計5枚選び、マナゾーンに置く。
■カードがマナゾーンに置かれた時、このターン、自分のジャイアントまたはスノーフェアリーを使うコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
出典:GA芸術科アートデザインクラス
正邪「野田ミキの登場時能力で、お前は手札、バトルゾーン、シールドゾーンからカードを合計5枚マナに置かなきゃならない。」
怪盗モルフォ「……そんだけ?だったら、今ある手札4枚……と、シールドのカードを1枚マナに。」
怪盗モルフォ
シールド5→4
正邪「あと、『アメンボギー・ストライダー』の登場時に、パオジアン1体の動きを止める。」
怪盗モルフォ「それだったら何よ。まだパオジアンは2体残ってるんだから!!行って!!」
正邪
シールド2→0
正邪「……『チアスペース アカネ』のG・ストライクで、あと1体のパオジアンを止める。」
怪盗モルフォ「なっ……!!」
正邪
・7ターン目
正邪「じゃあ私の番だな。
……ゴルファンタジスタの『終極宣言』で、手札の枚数を倍にする。マナゾーンは……流石にやめておくか。
……さーて、お陰様で、T・ブレイカー持ちが3体だ。」
怪盗モルフォ「……で、でもまだ――」
正邪「……ここで呪文『フォース・アゲイン』!!」
『フォース・アゲイン』UC 殿堂入りカード
水 呪文 コスト4
◆S・トリガー
■自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、そのクリーチャーを自分の墓地からバトルゾーンに出す。
正邪「ここで野田ミキを破壊して、墓地から再び出す……
……ってなれば、野田ミキの登場時能力をもう1回使えるわけだ。
後はわかるよな?」
怪盗モルフォ「あ、あう……
パオジアン4体と……シールド1枚をマナゾーンに……」
怪盗モルフォ
シールド4→3
正邪「……そんじゃ、終わらせる!!手札から適当な自然クリーチャーを出した後……ホールインワン・ヘラクレスでT・ブレイク!!」
怪盗モルフォ
シールド3→0
怪盗モルフォ「駄目だっ、対抗できるトリガーが――」
正邪「……超重竜 ゴルファンタジスタで……ダイレクトアタック!!!」
Winner 鬼人正邪
怪盗モルフォ「そ、そんなっ、『そんな馬鹿な――』
*****
怪盗モルフォ「……あれ、私何を……」
タイムパトロール「追い詰めたぞ怪盗モルフォ……!!」
怪盗モルフォ「……ん?よくわかんないけどピンチね……けど……
大したことない!!!」
……目を覚ました怪盗モルフォ。周囲に大量の蝶が現れ、タイムパトロール達に纏わりつかせる。
怪盗モルフォ「何か、さっきまでらしくない方法で警察を追っ払ってた気がしたけど……まあいいや。
それじゃ、これからまた楽しませてもらうわ!アハハッ♪」
そして、怪盗モルフォの姿が消えて行った。
タイムパトロール「なっ……くそっ!!探せ――「オイ待て」だ、誰だ――」
おろさん「……騒がしいと思えば、何勝手に幻想郷やこの世界に入り込んでんだよ。
どういう理由であれ、タイムパトロールが下手に人前に出てはならないよう決められてたはずなんだが……」
タイムパトロール「え、あ、それは、その……
す、スイマセン……」
正邪「……終わったか……」
……正邪は、地面に落ちた『パオジアン』のカードを拾う。
正邪「……ん?何かさっきまでの変な感じがしないな……あれか?払われたのか?つまらないな……」
霊夢「正邪……騒がしいと思ったら何したのよ。」
正邪「あ、博麗の巫女。
……このカード、もう興味ないからやるよ。阿礼乙女とかにでも渡しておいてくれ。」
霊夢「あっ、ちょっと――
……何なの一体……ん?」
パオジアン『……』
……一瞬、『パオジアン』らしき幻影が見えた気がしたが……気のせいだって事にしておいた。
怪盗モルフォ「フフ……また会いましょ!!デュエリストの天邪鬼さん♪」
正邪「……次は、もっと面白い事になりそうだな。」
……そして、どこかでまた、あの怪盗と邂逅しそうな気がする。そんな正邪であった。
終演
ハルカス「……あーあ、結局解放されたか。なかなか面白い仕組みだったんだが……
……まあいい、結果は良好なんだ。実用可能になる時も、そう遠くないな……」
~あとがき~
ということで、さりげなく新しいオリキャラが登場。何やら奇妙な事もありましたが……
さて、次回もまたデュエマ。続いてはマジックのデッキVSピンクのカバ。喫茶店でいざデュエル。
今回はここまでです。