二次創作小説(新・総合)

Dの防衛/匿われる科学者とLCχの力 ( No.147 )
日時: 2024/02/01 22:37
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

どうも。おろさんです。



さて、逃走中02に登場した作品がここから登場。まずは……





黒服の男「くそっ、どこに行きやがった!!」

黒服の男「急いで探せ!!そう遠くには行ってないはずだ!!」




……ある日の夜。黒服の男達から逃げる、科学者らしき女性が1人。




「……あーもう……しつこいなぁあいつら……「見つけたぞ。」げっ……;」



アイキュー「こそこそ逃げ回っていたようだがここまでだ。観念してもらうぞ。ドクター・ラン。」



「……しつこいんだよ君達。何度も言ってるハズでしょ?『アレ』はとっくに――」



アイキュー「とぼけるな!

岡崎を除けば、アレの開発に最も関わり、そしてカードに封印して持ち出したのはお前だろう!!


それに、最優先捕獲対象があのカードを持っていたという話をラヴビーから聞いている!お前が手引きしたんじゃないのか!」


「だから知らないって。私が持ち出したのは、アナタ達が全部奪い取ったじゃない。」



アイキュー「チッ、意地でもシラを切るつもりか……ならば……


……やれ。力づくでも吐かせろ。」

黒服の男「ラジャー。」


【オクトパス】



オクトパス・ドーパント「……」



「ガイアメモリ……そんなものまで使い始めたのね……


……目的は何なの?あのカードを利用して、私の開発した『ドライバー』も好き勝手に使っているみたいだし……」



アイキュー「……ドライバーに関しては、ドクター・エビテンに聞くんだな。


……さっさと捕まえろ。」

オクトパス・ドーパント「オオオオオオオオ!!!」



オクトパス・ドーパントが、8本の腕でその女性を捕まえようとする。


「おっと!!」


が、科学者の女性はソレを軽々と避けていく。


「さいならー!!」


そして、転送装置を作動させ、何処かの世界へ逃げ込んだ。



アイキュー「オイ待て!!くそっ、逃げ足だけは速い……!!追いかけろ!!」

オクトパス・ドーパント「ハッ!!」



アイキュー「絶対に逃がすものか……『壱号ラン』……!!」







《風都》


アノマロカリス・ドーパント「くそっ!!くそっ!!よりにもよってこんな早く見つかるなんて!!!」



【メタル マキシマムドライブ!!】



W「『メタルブランディング』!!」


アノマロカリス・ドーパント「ぐぎゃあああああああああっ!!!」


*****


強盗犯「ちきしょ……」


W(翔太郎)「ったく、アノマロカリスのメモリで銀号強盗か……」

W(フィリップ)『海に潜って街の外に逃げるつもりだったのだろう。アタッシュケースも防水性のようだ。』

W(翔太郎)「妙な作戦だなオイ……まあ、俺達がいる内は、そんなことさせねぇが。」


……ドーパントを倒していた仮面ライダーW……の『左翔太郎』と『フィリップ』。


翔太郎「後は警察の仕事だ。さっさとずらかるか――「ドッ」


……頭上から、何かが落ちて来て踏まれた。


「ナイス着地……って今なんか踏んだねぇ、ゴメンゴメン。」


翔太郎「……お、おいおいお嬢ちゃん……今どーこから落ちて来たんだいここに木も建物もそんなにないぞ……」←立ち上がる


「お嬢ちゃん?……ああ、そう言えばそうか……


……ところで貴方は?カウボーイ?」


翔太郎「カウボーイ!?いやそんなんじゃなくてな……探偵だよ。」


「探偵……あ、そうだ……」



……その科学者の少女は、こう言った。




「……私は科学者『壱号ラン』。此処とは違う世界から来た。



ちょっと事情があって追われてる身なんだけど……何というか、匿ってくれるような場所ってある?」



翔太郎「……?」








ハルカス「……アイキュー……どうやら逃がしたようだな。



……だが、面白いものが見れそうだな。少し待ってみよう。」




一旦区切ります。

Dの防衛/匿われる科学者とLCχの力 ( No.148 )
日時: 2024/02/01 22:40
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

続き





《風都:鳴海探偵事務所》


亜樹子「それで、まーた異世界人と……」

翔太郎「ああ……今度は少しケースが違うけどな。


……で、壱号ランさんでだったか?急に匿って欲しいみたいな趣旨の発言をしていたが……何か事情でも?」


ラン「……えっと、言わなきゃダメ?」


翔太郎「細かい事を言及するわけじゃ無いが……

自ら異世界人を名乗り、それ以前に何の説明も無く隠れ場所を探すよう頼むのは流石に、安易に引き受けるわけにはいきませんね。」


ラン「んー……それもそうか。



……とはいえ、あんまり他人に話すと都合が悪いし……ああいや、決して悪事とかそう言うのじゃないのはホントよ?」


翔太郎「……訳ありなのはなんとなくわかりますよ。


……とりあえず、話してもらえますか?」


ラン「……


……実は結構昔……特殊な実験をしててねぇ。気をつければ人に害を与えることは無いんだけど……

何処からか聞きつけたのか、ソレを悪用しようとするような集団が出てくるわけよ。結局その実験で生まれた産物は、数割その集団に奪われて……


なのにどういうわけか、私がその産物をまだ隠し持っているって思われたのよ。それで余計に執拗に追われててさ……


……言えない所濁して言うとこんな感じなんだけど。」


翔太郎「……」

亜樹子「……えーと……要するに……その研究だとかを独り占めしたい人が勝手な勘違いして追われていると」


ラン「前々から追われてはいたんだけどね。同じく研究の産物を持ち出した研究仲間を見つけるために、私に全部吐かせようとしてる。



まあ結論一言で言うと、徹底的にマークされてんのよ。実際潜伏場所バレて4、5回くらい捕まった。というかさっきもアイツらの元から逃げ出してここにたどり着いたわけだし。」


翔太郎「……ここにいるのもバレているとか無いよな?」


ラン「流石にすぐに見つかるわけじゃ無いけど、どの道あの研究、外部に漏れると都合が悪いのよ。だから徹底されてて……


……ねぇ、何か良い隠れ場所とか無い?この街に迷惑かけるわけにもいかないしなるべくバレにくいのか、アイツらが近寄りがたいのが良いんだけど。」


翔太郎「随分と図々しい事を……


……と言っても、多分風都内は難しいな……前にも妙な連中に狙われた事があったし……」


ラン「そう……弱ったなぁ。また逃亡生活は流石に……「お邪魔しまーす」


するとそこに、誰かが訪れて来る。


阿求「……あれ、タイミング悪かったかしら。」



亜樹子「えっと、どちら様で……」

翔太郎「……前の騒動で世話になった阿求ってやつだ。」



阿求「その件の後始末とかで一応来たんだけど……」


ラン「ん?君……」


阿求「……え、誰ですか?」


ラン「んー……いや……」


阿求「……えっと、依頼人?」


翔太郎「簡潔に言えば、妙な連中に追われているから、良い隠れ場所が欲しいんだと。」


阿求「隠れ場所……



……うーん、幻想郷はまず無理として……スマブラ屋敷……いやでもなぁ……




……あ、そう言えば良い場所があった。」


翔太郎「……というと?」


*****


《ロボトミーコーポレーションχ》


ナオキ「匿う?問題ありませんよ。実際技術面に強い人欲しかったですし。」


阿求「……ということで。」



翔太郎「マジでそんなあっさり……」



ラン「……ロボトミーコーポレーション……かぁ。」



死んだ蝶の葬儀「おやおや新参ですか。」

マッチガール「……?」

知恵を欲する案山子「珍し」



翔太郎「……というか、此処って何の施設なんだ?あの時の得体の知れない連中が揃ってるんだが……」


阿求「……元々は並行世界にあったロボトミーコーポレーションだったのが、色々あって設定が改変された会社よ。」


翔太郎「並行世界!?そんなものまであんのかよ……」

フィリップ「へえ、それは興味深い」

翔太郎「……っていつ来たんだフィリップ!?」



ラン「(……しっかし、会社丸ごとこのウルトラワールドとやらに……珍しいもんだねぇ。)」


阿求「とりあえず壱号ランさん、早いところ行きますよ。」

『ロボトミィ……』


ラン「!?」


阿求「ん?どうしました?」


ラン「え、い、いや……



(……今……何かどこかで聞いた声が……


……そう言えば、アイキューの言ってた最優先捕獲対象って……)」



数分後


ナオキ「ということで、匿う代わりに手伝ってもらう事になりました、壱号ランさんです。」


ラン「科学者やってますよろしくー」


エビスザワ「科学者?何か怪しいが……最近設備にガタが来ていたからタイミングは良いか。」

ワカサ「そうねぇ、最近ガスの調子も悪かったし……整備が特殊だからガス業者に頼もうとすると上手く行かないし……」

ナオキ「一応、クリフォト抑止力の方も調整しておきたいですし……」


ラン「……


……あの、私の事整備士か何かとして扱ってません?」


タケヤリ「うん」


ラン「ええ……



(しかしこの子達って……並行世界ってなるとこう言うのもあり得るのかぁ……)」


阿求「とりあえず、設備の方何とか出来るかは手伝ってくれないかしら?いつもなら大地達が手伝ってくれるんだけど今日はちょっと予定が合わなくて……」


ラン「……んまぁ、状態次第では出来なくも無いし、分かったわ。」


『ロボトミィ!』


ラン「(……何かどこからまた声が……



やっぱりそうよね?どう考えても……)」


ナオキ「そうと決まればこっちです。」

タケヤリ「さぁ入った入ったー!」


ラン「え、あ、ちょっ」




阿求「……行ったわね。


……で、アナタ達何で入って来ちゃってるのよ。ダメではないけど。」


フィリップ「いや、この施設に興味があるのもそうだが、所々気になってね。」

翔太郎「それに、彼女は今はあくまでも依頼人だ。安全が確認されるまでは様子見さ。」


阿求「まあそれもそっか。」


翔太郎「……それと、さっきからロボトミロボトミ言ってるのは何なんだ?」


阿求「え?ああ……」


阿求が取り出したのは、1枚のカード。


ロボトミーコーポレーション(ケミー)『ロボトミィ』


阿求「あの時はノリで話を進めてたけど、正直何なのかは分かんないのよねぇ。ナオキ達も知らないみたいだし……


……作者は何か知ってると思うけど……確証までは無いって。」


フィリップ「……カードに生物を閉じ込めているようにも見えるが……どういう仕組み何だろうか。」



阿求「……ねぇ、貴方は一体何者なのかしら?」

ロボトミーコーポレーション(ケミー)『ロボボ……?』



一旦区切ります。

Dの防衛/匿われる科学者とLCχの力 ( No.149 )
日時: 2024/02/01 22:43
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

続き



数十分後。



タケヤリ「……ということで!新しく入ってきました壱号ランさんです!」


ラン「よろしく。」


職員アズサ「外部からの職員か。稗田阿求に続き2、3人目だな。」

職員ヒフミ「さっきこの施設の設備を治してくれた人でしたっけ?」

職員ハナコ「あら、意外と見た目は幼いのね。」

職員コハル「そ、そういうのはダメ!!」

タケヤリ「何が?」


ラン「(職員も思ったよりもレパートリー揃いねぇ……)」



職員アル「……大丈夫なの?稗田阿求は別にしても、全然知らない人をそう易々と入れて。」

職員ムツキ「良いんじゃないの?何かあったらどっちみち対応すればいいし。」

職員カヨコ「……ただ、彼女の話が本当なら……」

職員ハルカ「あの人を狙う組織が、この会社に来るかも……」


エビスザワ「まあ、決まった以上は匿うさ。


それに、アンタ達も、私やタケヤリ、ワカサ達と同じ『元フィクサー』で『L社の社員』だったろ?これくらい覚悟の上じゃないのか。」


職員アル「それは……ま、まあそうよね。だてに幻想体の相手してきてないし。」



ポーキュバス「一緒に……」



ワカサ「ポーキュバスが脱走したわね!」

タケヤリ「早速鎮圧!いい機会だからランさんも用意した装備で!!」


ラン「え、これも普通にやんなきゃダメなの?」


ナオキ「バグってはいても本能は変わってないので、これが茶飯事と思ってください。」


ラン「ああそうなの。だったら!」



*****


そんなこんなで数時間後。


ナオキ「まあ、今日はこんなところですね。お疲れ様です。


後は、自分の好きな事でもやっていてください。ええと、貴方の場合……」

ラン「やるとすれば……あ、使わない部品とか無い?久々に何か作ってみたいんだけど。」

ナオキ「部品、ですか。


……すいません、そう言うのは今無いですね。(以前作ったドライバーで大体使ったし……)」

ラン「えー、まあ仕方がないか……ゲームでも見つけて暇つぶそ。」


ということで、何処かに行った。


ナオキ「……さてと……



……先輩、外の方はどうですか?」

タケヤリ『……うん、やっぱりというか、こっちに近づいてる集団がいるよ。しかもステルス機能使って隠れてる。』

職員アズサ『……タケヤリ、このまま撃てば、奴等を追い払えなくもないが……』

ワカサ『すぐにはダメよ、それだとまたしつこく来るかもしれないし……』

ナオキ「……だったら、直接叩きのめせばいいじゃないですか。軽々しくLCχに踏み込んだことを後悔させるくらいに。



……そうでしょう?阿求さん。」


阿求「……まあね。

……で、あんた達ってちゃんと戦えるの?」


ナオキ「……何言ってるんですか。私達も元々はL社の職員だったんですよ?」




ラン「……稗田阿求、か……



……稗田阿求ではあるんだろうけど……あれが、本当にそうなの……?」



*****


アイキュー「ハルカス=C=セリカアリスが言うには、この建造物にドクター・ランが匿われているようだな……


見る限り、これは……都合が良い。ついでにこの施設にある技術や存在キャラクターも回収するか。


……さて、先手必勝だ!やれ!!」


ロケット・ドーパント「了解――「チュドガッシャァァァァァァ」おべっ!!?」


大量のドーパントを率いていたアイキューだったが、突然黒い物体がどこからか放たれて、ドーパントの3割が一掃される。


アイキュー「なっ……!?」




「一斉掃射!撃てっ!!!」



さらに、銃弾の雨が降り注ぐ。これによって、ドーパントの2割があっさり撃墜。



アイキュー「なっ!?どういう事だ!!ステルス機能は完璧のハズだぞ!!」

オクトパス・ドーパント「言っている場合ではありませんアイキュー様!!今のでドーパント軍隊の半分が!!」


アイスエイジ・ドーパント「くそっ!!舐めやがっ――「チュドドドドドドドドドドドドド」「シャラアアアアアアッ!!」いああああっ!?」

白い球体の物体と羽らしき弾幕、そして大きな剣を持った者の猛攻により、ドーパントが更に倒されていく。


アイキュー「くそっ!!こっそり忍び込む予定だったのに……

まあいい、まだ控えさせている部隊は沢山いるんだ!!こうなったら強行突破だ!!行け!!」


ドーパント達「オオオオオオオオ!!!」



【トリガー マキシマムドライブ!!】



W「『トリガーエクスプロージョン』!!」



とにかくドーパント達を突っ込ませようとしたが、とにかく撃退される。


W(翔太郎)「……前も感じてたが……何かこいつら、弱すぎないか?」

W(フィリップ)『量産を優先した結果、性能そのものは大分落ちているらしい。』



アイキュー「っ、アレが仮面ライダーか……そう言えば、接触していたんだったな……」


「……おや、仮面ライダーに気を取られてばかりで良いんですか?」


アイキュー「何っ!?」



ナオキ「……さてと……バグった私達とE.G.Oの力がどれくらい発揮できるか……試してみましょう。」



一旦区切ります。

Dの防衛/匿われる科学者とLCχの力 ( No.150 )
日時: 2024/02/01 22:47
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

続き



職員たちが、『ホーネット』や『レティシア』、『悲鳴』『魔法の弾丸』などの遠距離系E.G.Oでドーパントを撃っていく。




ロケット・ドーパント「射撃部隊はあそこか!!撃て!!物量で――」


ワカサ「あらあら、センスが無いわね。」



ロケット・ドーパント「えっ「ザシュッ」



……『ダ・カーポ』装備で、遠距離系のドーパント達を、(オーケストラのフィナーレのような音と共に)一瞬で撃墜。



アイキュー「んなっ……!?」



バイオレンス・ドーパント「くっ、こんな事で――」


エビスザワ「しゃらぁぁぁぁぁぁ!!!」


エビスザワが、スコップを振り下ろして攻撃して行く。

ただ、どういうわけか『何もない』のE.G.O武器『ミミック』(と『女王蜂』の『ホーネット』)が、寄生するかの如くそのスコップに融合していた。


アームズ・ドーパント「何だあの武器は!?データに無い――」


……ドーパント達の身体が、浮かび上がる。


タケヤリ「そして……やがて、燃え盛る星となって再会しよう」


蒼星の『星の音』、火の鳥の『名誉の羽』が、浮かび上がって動けないドーパント達に襲い掛かる。


ビースト・ドーパント「くそっ!!こんなガキにやられ」

タケヤリ「ハイ隙だらけ」←頭部が透明なハンマー『回析(次元屈折変異体のE.G.O)』で攻撃

ビースト・ドーパント「ぎょんっ!?」



阿求「……何か思ったより凄い戦法取ってるんだけど……これ、明らかに仕様外の力が出てるみたいね。」

ナオキ「……ええ。この世界に回収される前にかなりバグってしまったようでして。

その気になれば、どうもかなり特殊な使い方が出来るようになってます。分かりやすいのがエビスザワ先輩ですかね。」



アイキュー「……お前、稗田阿求か……!!」


阿求「あら、確かアイキューだとか。」

ナオキ「……知り合いですか?」

阿求「逃走中01の時にね。


となると、あの壱号ランって人が行ってた組織は十中八九こいつらのようね。」



アイキュー「……ドクター・ランめ……やはり稗田阿求と繋がっていたな!!さっさと捕まえて、洗いざらい吐かせてやる!!

やれ!!オクトパス!!」

オクトパス・ドーパント「ハッ!!」



阿求「……!どうやら、あのタコのドーパントだけは性能が良さそうね。だったら……


速めに終わらせようじゃない。」


【アブノーマルドライバー】


ロボトミーコーポレーション(ケミー)『ロボトミィ……!!』


【ケミースキャン ロボトミーコーポレーション】


阿求「変身!!」


【Memory and Illusion of E.G.O

アイン Create】


アイン「準備はバッチリよ。」



アイキュー「あれが仮面ライダーアイン……!!


徹底的に潰せ!アイツは長期戦には不利なはずだ!倒してケミーカードを奪い返すぞ!!」



アイン「『ケミー』……?もしかして、このカードの……へえ、ケミーって言うのね。この生き物の分類」

ロボトミーコーポレーション(ケミー)『ロボボ?』



オクトパス・ドーパント「悠長に話している場合かね!!」


オクトパス・ドーパントが、タコ足で攻撃を始める。


アイン「おっと、それなら!!」


【絶望の騎士 クリエイション】


無数の剣を生み出し、オクトパス・ドーパントの腕に刺しまくる。


オクトパス・ドーパント「い”っ……!!貫通しただと……!!


ええい!!だったら!!」


オクトパス・ドーパントが、墨のレーザーを放って行く。


アイン「!!


……というか、私ばかりに気を取られてていいのかしら?」



オクトパス・ドーパント「何を――」



ナオキ「こういう事ですよ!!」


ナオキが、笑う死体の山のE.G.O『笑顔』を使い、黒い吐瀉物のレーザーを放つ。それが、オクトパス・ドーパントの墨の威力を上回った。


オクトパス・ドーパント「がふっ……!?」


アイン「ナイスよナオキ!!それじゃあ……」



【レティシア クリエイション】

【フィニッシュモード】



アインがセフィロトショットを構え、撃つ。


そこから小さな魔女の怪物が放たれ、オクトパス・ドーパントを噛み千切った。


オクトパス・ドーパント「馬鹿なっ……アアアアアアッ!!!」


そのまま、メモリブレイクされて撃退された。


アイキュー「なっ……特に適合率が高く強力だったオクトパスが……!!

くそっ!!こうなったら――」


W(翔太郎)「おっと……」

ワカサ「そうは行かないわよ!!」


ワカサがダ・カーポを投げてドーパント達を切り刻み、Wが『ルナトリガー』の追尾弾でどんどん撃退した。


ロケット・ドーパント「な……何なんだ!!量産型とは言え、どうしてこんなあっさり……!!!?」


タケヤリ「フフフ……」


タケヤリが、青く目を光らせて、ドーパント達を浮かばせる。


ゾーン・ドーパント「や、やめっ、やめ、吸い込まれる――」



エビスザワ「オオオオオ……」


続いてエビスザワが力を溜めると、何やら大きな蜂の羽が生え、一気に加速。ドーパント達を大量撃破した。


阿求「わお。すっごい」←変身解除




コックローチ・ドーパント「む、無理だあんなの!!どう考えても勝てるわけが無い!!チクショォォォォォォ!!」

ロケット・ドーパント「駄目だ!!こんなのやってられるかぁぁぁぁぁぁ!!!」


ドーパント達が、次々逃げていく。


アイキュー「あっ、オイ待て逃げるな!!

ぐっ……こんなはずじゃなかったのに……!!「プルルルル……」

ハルカス『調子はどうだアイキュー。』

アイキュー「ハルカス=C=セリカアリス!!どういうことだ!あんな強い奴等がいるなんて……」

ハルカス『え?ああ、そう言う事か。


……まあ、幻想体を出させられなかったのは大失態だな。あの女共の力は亜空間のバグによるものだしアテにならない。


そういうわけだ。これ以上失態を重ねたくないなら撤退させろ。
あと、ドクター・ランが匿われているとはいえ、当分その施設に踏み込まない方が良い。』

アイキュー「っ……くそっ!!」

そして、アイキューが去って行った。



ナオキ「……とりあえず、片付きましたね。」



ラン「(いやはや……我ながら凄いところに助けられたもんだね……)」

フィリップ「……ちょっと良いかな?」←変身解除された

ラン「え、あ?ああ、探偵の……



……聞きたい事って、もしかして……」

フィリップ「……ああ、アイキューとやらが『ケミー』と呼んでいたあのカード……何か知ってるんじゃないか?」

ラン「……



……悪いけど、まだ言えない。


それくらい繊細なんだよ。ケミーって言うのは……」

フィリップ「……」




……『ケミー』。それは『人工生命体』の一種。



だが、それが何故ウルトラワールドにいるのか。それも、本来のものと違ったソレが。


だが……本格的に触れるのは大分先になるであろう。




知恵を欲する案山子「寄越せ寄越せ寄越せ」


ラン&フィリップ「!?」



ナオキ「あ、どさくさに紛れて案山子が脱走してる」

阿求「オイ他の脳も奪おうとすんな!!!」

翔太郎「え、どういう事」




終演





~あとがき~
ということで、翔太郎達も本編で登場です。LCχの事もチョット掘り下げられたですかね。
……さて、次回の話ですが……




次に予告を投稿いたしますので、しばらくお待ちください。