二次創作小説(新・総合)

ポケモントレーナー本居小鈴 ( No.168 )
日時: 2024/03/05 10:13
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

どうも。おろさんです。




今回、あんまり出番を出せていなかったあのキャラにスポットライトを当てようという事でこの話です。





《幻想郷:人里》



「なぁ聞いたか?最近の稗田様が何か変だという噂……」

「え、言うほど変か?確かに最近付き人が変わったりはしてるけど……」

「変よ!特に最近は!使用人が悲鳴を上げる声が聞こえたり、変な生き物が周囲をうろついてたり、あと変な武器を持ってたり、髪色がちょっとだけ変わったりとか……」



マミゾウ「ふむ……」


……通行人のうわさ話を聞きながら、人間の姿に化けて人里を歩く妖怪が1人。化け狸の『二ッ岩マミゾウ』である。


マミゾウ「(異世界とやらの存在が出て来てからというもの、稗田阿求の様子が変わってきているという噂が絶えないが……気にはなるが、何処かの誰かさんが徹底してるのか調べられんしのう……


……まあいい、今は鈴奈庵にでも行ってみるか)」




「ああそうそう、変な生き物と言えば、鈴奈庵の――」



数分後



《鈴奈庵》



マミゾウ「……ええと……」




アメタマ「アア!」

イッカネズミ「……♪」

クロバット「クロバッ!!」

ロコン「コン!!」

夜ルガルガン「……」



小鈴「あ、マミゾウさんいらっしゃいませ!」

レジエレキ「じじじ!!」



マミゾウ「……何じゃその見た事のない生き物たちは」


小鈴「ポケモンです」


マミゾウ「……レジエレキとやらに関しては耳にしていたが、儂が来てない間に何があったんじゃコレ」


小鈴「前に大地さんって人とポケモンバトルをやってみたんですけどこれが意外と面白くて。それで、異世界の書物をかき集めるついでで色んなポケモンをゲットしたんです!……今はレジエレキを含めてこの6体だけですけど」

レジエレキ「じじじ」



マミゾウ「どさくさに何やってるのかは不問にするとして、随分と……

いやまず親の方は大丈夫なのか?人里にとってその生物も見た目ほぼ妖怪と同様じゃぞ?」


小鈴「あ、そこは大丈夫って言ってましたよ?」


マミゾウ「そ、そうなのか?何と言うか、珍しいのう」


小鈴「作者という人が手引きしてくれたんです。……その後両親は何故かやけに震えてましたけど」 


マミゾウ「何があったんじゃそれは



……しかし、驚いたのう。妖魔本以外のものにまでそこまで興味を示すとは……」


小鈴「私だって今を生きる女の子なんですから。それに、この子たちのお陰で面白そうな本も見つかったし、店の本も結構増えたんですよ?」


マミゾウ「ほう、そうなのか?」


小鈴「はい!異世界にあった有名な漫画本とか、『ゲーム』というものが元になった(全年齢)同人誌もあります!

……あと何故か私達幻想郷の住人の同人誌が描かれたり」


マミゾウ「ああうん分かった」


小鈴「まあそんな感じで、時々本を集めたりしては、こうして店を手伝ってもらってます。」


夜ルガルガン「……」


マミゾウ「……あの狼はどうなんじゃ?」


小鈴「『イワンコ』というポケモンから進化してからあんな感じです。……夜まで特訓してたらそうなりました。」


マミゾウ「進化なんて概念があるのかポケモンというのは。」


小鈴「らしいですよ?……最近捕まえたアメタマやロコンも進化するそうです。



……あ、そうですそうです。そう言えばこんなチラシがあったんですけど……」


小鈴が取り出したチラシには、『ポケモンバトルロワイアル』が開催されるというものだった。


マミゾウ「……ポケモンバトルロワイアル?そう言えばさっきもさらっと言っていた『ポケモンバトル』とは?」


小鈴「ポケモン同士でバトルさせるものです。」


マミゾウ「そんなものまであるのか……それで、わざわざそれを取り出したという事は……」


小鈴「はい!参加しようかと!」


マミゾウ「ふむ、まあ悪くは無さそうじゃな。どうせなら儂も見てみるとしようか。その大会とやら。」


小鈴「え、良いんですかそんな」


マミゾウ「まあな。折角なら見てみても良いじゃろうし。

(それに、異世界の事を調べるいい機会だしのぅ)」





……そんな流れで数日後……




《バトリオシティ:スコーピオンスタジアム》



ナレーターの助『さぁさぁ始まってまいりました!ポケモンバトルロワイアル!司会は私ナレーターの助がお送りします!

ルールは簡単!最後の1匹になるまで戦う!!それだけ!!』



マミゾウ「早速来たが……異世界『ウルトラワールド』……本当に外界とも違う感じじゃ。


……お、あそこに小鈴がいるな。今回はあの狼……ルガルガンとやらか。」




小鈴「……よし!絶対勝つよルガルガン!!」

夜ルガルガン「ガル!!」



ナレーターの助『それでは……ポケモンバトルロワイアル、スタート!!』



悟空「やるぞ!!かめはめ波だー!!」

ギャラドス「?」

悟空「いっけね間違えた『はかいこうせん』だー!!」



ドナルド「ヘッハッハッハッハ!ハンバーガーの力を見せてあげるよ!!」

ゴルーグ「I'm lovin' it」



カーネル「我がケンタッキーの恐ろしさを知るがいい。……負けたら分かってますよね」

ファイアロー「アッハイ」

カーネル「ちなみにジョークです」



ロボニャンF型「遥か未来に、ポケモンバトルでボロ負けする事など無いのだ!!」

ギギギアル「ギギギギギ」



校長「さぁ行け!!お前の力を見せてやるのじゃい!!」

カイリキー「オラァ!!」←カイリキーは言う事を聞かない!!

校長「何でじゃいィィ!!!?(*殴られた」




小鈴「早速派手に戦ってる……あ」



厨ポケキッズ「カイリュー、しんそく」

カイリュー「イェスユアマジェスティ」



1体のカイリューが、小鈴のルガルガンに攻撃しようとする。



小鈴「……ルガルガン、『はやてがえし』」

夜ルガルガン「……(頷く」



カイリュー「ジャストミート「ドガッ」オウ(怯む」



厨ポケキッズ「何だと!?もう一回『しんそく』だ「『はやてがえし』」し、しんそ「『はやてがえし』」


なあああああんでだよボクちんの最強ポケモンがぁぁぁ!!ひぐっぐえぐっぐっぐ」



マミゾウ「(こやつ学ばなすぎでは)」



*はやてがえし:相手が先制技を使うと発動できる先制技。当たれば相手は絶対怯む



小鈴「そして『ストーンエッジ』!!」



厨ポケキッズ「なっ……ま、まだだ!!岩タイプは命中率低いからワンチャン「ドガッシャァァァァ」

カイリュー「無理」

厨ポケキッズ「なんでええええええええええええええええええええええええ!!」


*とくせい『ノーガード』:自分相手問わず、且つ命中関係なく技が絶対当たる。ゴーストダイブとかを使ってても絶対当たる。



数分後


小鈴「トドメの『インファイト』!!」



ギギギアル「グハァ!!!」



ナレーターの助『試合終了ー!!!』




*****


小鈴「やったー!!優勝しました!!」

マミゾウ「あ、ああ、おめでたいな……」

小鈴「……あれ、急にそんな表情して何かありました?」

マミゾウ「いや、何というか……




ほんのり荒んでないか?この世界」


小鈴「え?」






終演




~あとがき~
という事で、本居小鈴の話で――








阿求「……ちょっと待ちなさい、コレCHAOSで投稿した話と同じよね?」

おろさん「いやまあそうなんだけど……


よく考えてみたら、わざわざ別のスレッドを建ててまで小話を書いたり応募企画を出す理由が無いのと、(逃走中やバスターズグランプリを除いて)毎回毎回企画が失敗してるから……


……とりあえず、前に失敗して書かなくなったもの(外伝とリレー企画)を含めてスレッドの削除依頼を出す事にしたため、一応この小話を本編の方に移す事にしました。


多分CHAOSのスレッドは逃走中のスレッドに作り直す可能性はあるけど……とにかくどの道削除する必要があるので今回まずこの話を(一部書き加えて)投稿しました。とりあえずすみません……」



感想OKです。