二次創作小説(新・総合)
- 逃走中01の裏側にて ( No.31 )
- 日時: 2023/06/17 23:55
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
どうも。おろさんです。
現在逃走中を執筆中ですが、今回はちょっとした小話をこちらで執筆します。
《バトリオシティ:スマブラ屋敷》
逃走中が行われている頃、スマブラ屋敷にて。
リデル「……(・・)」
バトルネコ「えーっと…」
……角をお団子髪で隠す少女『リデル』と、斧を持っているネコの『バトルネコ』。
やることが無いのか、リデルはバトルネコを見つめている。
ロボット「……入り口の近くに誰かいると思えば、見ない顔だな。」
そこに現れたのは、スマブラ世界出身の、ファミコンロボットのような見た目の存在『ロボット』だった。
リデル「あれ…えっと、たしか、アミティたちが言ってた…ロボット…さん?」
ロボット「む、ということはぷよぷよ世界の者か。それも、アミティの友人だな。」
リデル「は、はい。リデルといいます……」
ロボット「…そしてもう片方は……」
バトルネコ「お、オレはバトルネコにゃ。」
ロボット「ほう、時空を渡り歩く術を持つ『にゃんこ軍団』の者か。
……では私も自己紹介をしよう。…私は『ロボット』。とある縁で、ウルトラワールドに協力している者だ。固有名は無い。
ところで、ここで何をやっていたのだ?」
ロボットが尋ねると、リデルとバトルネコはこう答えた。
リデル「えーっと……アミティが『逃走中』に参加するって言っていたので、気になって……」
バトルネコ「俺も大体同じにゃ。どこでやるのか聞いてなかったから、とりあえず……」
ロボット「……それで、作者が交流の拠点にしてるここに来た、という事か。
……悪いが、どの道お前の友人や仲間はここにはいないぞ。今頃はかぶき町で逃走中の真っ最中だ。」
リデル「か、かぶき町?……もしかして、別の世界ですか?」
ロボット「ああ。」
バトルネコ「ええ…初回だって言うならてっきりこの世界でやると思ってたにゃ……」
ロボット「(…まあ、元々は時空融合現象解決のために立案したものだからな。)
……とりあえず、中に入ってくれ。かなり癖のある住民揃いだが、悪い場所ではない。」
ロボットに案内され、2名はスマブラ屋敷に入って行った。
数分後。
バティスタ「……なるほど。新客か。」
ロボット「この際だから、住民達とも面識を持ってもらいたいと思っている。」
一室のドアベルを鳴らしたら、部屋から出て来たゴスロリ服の少女。ロボットは、リデルとバトルネコの事を説明した。
バティスタ「なら、ボルメテウスやメルキス、あとはサモーン辺りにも紹介してみるか?」
ロボット「彼等にか。初見では腰は抜かすだろうが、問題は無いはずだな。」
リデル「あの、ところでこの人は……」
ロボット「む、そう言えば説明していなかったな。」
バティスタ「オートノミッーー……いや、ただのバティスタだ。」
バトルネコ「お、オートノミ……何?」
ロボット「気にするな。以前までの話だ。
(……UNI世界に存在する『自律神経回路』……乱藤四郎と同様、滅んだ並行世界の遺品と化した故、使命から外れているからな……)
バティスタは大地の友人でな。それなりに付き合いが長い。縁があり、私ともそれなりに関りがある。」
リデル「大地さんって、確かここの管理人さんでしたっけ?」
ロボット「それで合っている。」
バティスタ「新客と聞けば、会わせてみたい人も多い。この際、ルリや今剣、あしゅらにも……」
ロボット「悪くないかもな。とりあえず、あしゅらとルリには、逃走中が終わった時に顔合わせさせてみるとして……まずは、今いる者達に、暇つぶしも兼ねて訪ねてみるか。リデル、バトルネコ、ついてこい。」
という事で、住人紹介ついでにスマブラ屋敷を回って行く。
バトルネコ「何だか、やけに住民の方を強調している気がするけれど、気のせいかにゃ?」
リデル「よっぽど、皆さん外に出る機会が無い……って事でしょうか……?」
ロボット「(ここに住む者は、クリーチャーや大乱闘参加者以外は大体訳アリ……特に、バティスタや乱藤四郎を含め滅んだ並行世界の住人も多いが……
亜空間を彷徨っていたせいで全員、人間関係や体験談に関する記憶がほぼ欠落している上、さらに深刻な事に……
いずれは元に戻さなければならない。だが、そのためにはやはり……
……手掛かりは、時空融合現象か……)」
《ポップンワールド:ポプの宮神社》
うた「……」
一方その頃、ポプの宮神社。うたは、その階段を上がっている。
すると電話が鳴る。
うた「……もしもし?」
あしゅら『私だ。』
うた「あー、半男半女のおっさん擬き。」
あしゅら『その呼び名は止めろ!?あしゅらだと言っているだろうこのくだりは何回目だ!?』
うた「悪かったわよ。で、このタイミングで来るって事は……」
あしゅら『……ああ、お前の父親からだ。案の定、かぶき町は時空融合現象の影響を受けていたと言っていた。』
うた「やっぱりそんな感じなのね。で、銀魂の世界と混ざったのは?」
あしゅら『話によれば、『きんいろモザイク』と言っていたが……』
うた「きんいろモザイク……お母さんが持ってた漫画のやつね……しかも、また戦いと無関係な世界、か……」
あしゅら『……気になるか。』
うた「そりゃぁね。……で、他にわかった事は?」
あしゅら『こちらの介入のお陰で、記憶が戻ってきている者が出始めている。事が進めば、融合の阻止を危惧して、あの連中が動き出すだろう。
ひとまず、後でかぶき町に向かうための手順は進める。そこで、東北三姉妹と合流してくれ。私もルリと共に解析を進めておくぞ。』
ここで電話は切れた。
うた「ま、しゃーなし、って事ね。早いところ、テンコとてまりにも頼んでおかないと。」
そう言って、うたは神社の階段を上がって行った。
《逃走中運営用地下施設:別室》
……別室の、情報収集用の部屋にて。
あしゅら「……この反応……そして、カメラに映るどす黒い人型……」
ルリ「……間違いありません。『ジルコン獣』です。」
半分が男、半分が女の奇妙な存在と、11歳くらいの外見の、銀髪金目の少女は、逃走中を開催させている『かぶき町』に設置したカメラを調べていた。
所々に映っていたのは、どす黒い人型。
あしゅら「……やはり動き出しているな。」
ルリ「地底に現れたという個体もいます。それも恐らく、銀魂の世界と混ぜられた、きんいろモザイク世界の住人を模したものです。」
あしゅら「この世界も、かなり前から融合が行われていたか……
注意をせねばならんな。融合が終わる前にトジル魂を持つ者を引っ張り出さなければ、我々の世界と同様、もしくはそれ以上の……」
《ウルトラワールド:スマブラ屋敷付近》
戻ってウルトラワールド。
??「ここがスマブラ屋敷……」
???「ここの地下を通れば、作者さんたちがいる運営施設に着くみたいですよ。」
??「なら、早いところ通って行くぞハヤテ。時空融合現象……何故だか、無視出来ないからな……」
???「……そうですね、ナギお嬢様。クラウスさんに無理言って集めてもらった情報もありますから、伝えに行きましょう。」
逃走中01本編に続く。
~あとがき~
今回はこちらの方を更新して、逃走中01の最中の話を執筆しました。
何やら色んなキャラが登場しておりますが、一体全体どういうことなのかはまたいずれ……
今回はここまで。感想OKです。