二次創作小説(新・総合)

即席のハロウィン話 ( No.48 )
日時: 2023/10/31 13:52
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

どうも。逃走中01書き始めて5か月経ってたおろさんですorz
昨日10月30日に誕生日を迎えました。

本日10月31日はハロウィンなので、ハロウィンの小話を執筆させていただきます。長くはないです。


《スマブラ屋敷》



紫「10月31日……外の世界や異世界ではハロウィンって言う行事があるらしいわね。」

大地「珍しい客が来たと思ったらそんな事か?」


ある日のスマブラ屋敷。珍しい事に、幻想郷の賢者の1人の八雲紫がやって来た。


大地「まあ確かにハロウィンはあるぞ。ざっくり言えば、仮装してお菓子を貰うってやつだ。近年は大人がバカ騒ぎして問題多くなってるけどなぁ。


……で、わざわざ当日にそれ言いに来たって事は、幻想郷でもハロウィン的なのをするのか?」


この日はハロウィン。スマブラ屋敷及びバトリオシティでも、ハロウィンのイベントが催されていた。
仮装して、お菓子を貰ったりやり過ぎない程度で騒いだり。とにかく盛り上がっていた。


紫「……以前見つけた外界の資料を元に、幻想郷でも時々似通った行事をやっていたわ。弾幕勝負も関わっていたけれど。


……けどこの世界と関りを持つようになってから、ハロウィンの情報も大分入って来てるの。それで紅魔館の吸血鬼や妖精達が盛り上がってて……」

大地「……結局用件は何だ?まさか妖精たちが暴走してるからどうにかしてみたいな事じゃないだろうな。」

紫「流石にそれは違うわよ。確かにそうなりかけてたけど霊夢が抑えたわ。

ただ、この世界のハロウィンがどういうものか情報を集めたいだけ。最近マンネリ化しかけてたから。」

大地「あー、そういう。まあ確かに、ウルトラワールドじゃあマンネリ化回避のための工夫してるし、物によっては参考にはなるかもな。



……だったら色んなとこ見て回ればいいだけだ。うちだと、菓子を貰に来るやつに菓子をあげたり、パーティー開いたりするくらいだし……あ、折角だし夜にパーティー行くか?」

紫「面白そうだけど、気持ちだけ受け取るわ。この前の融合現象の事や、アビリティカード関連で起きてた異変の後始末の事もあって長居出来ないから……」

大地「……そうか。流石に仕方が無いか。「ピンポーン」ん?」


すると、インターホンが鳴る。誰か来たらしい。


紫「……お客さんかしら?」

大地「多分菓子目的の子供かなんかだ。とりあえず行ってみるか」

そして扉を開けると……


パラガス「トリックオアトリートでございます」←ドラキュラの恰好

ブロリー「お菓子くれなきゃ血祭りにあげてやる」←狼の耳と尻尾付けて狼仮装のつもり


大地「………



……(静かにドアを閉める「待って待って待って!!」


静かにドアを閉めようとした所、全力で開けようとしてくる


パラガス「ちょ待っ、エェ!?お待ちください!!お、お菓子を!お菓子をください!!」

ブロリー「お菓子食わせロットォォォォォォォォォ!!」

大地「よりにもよって何でお前らだよ!!しかも何かヤケにノリノリで仮装しやがって!!」

パラガス「お待ちください!!ハロウィーンのために用意したお菓子が底をつきて困っているのだ!!」

大地「いやそれお前の計算ミスだろ!!」

ブロリー「カカロットがお菓子全部食いやがった」

大地「あ、それは悟空が悪いな」←ドアノブ放す

ブロリー「へあっ!?」

…突然ドアノブを離したため、盛大に2人は転倒しました☆


数分後


パラガス「いやはやありがとうございます。お陰で奴隷シャモと部下共にあげられるくらいは出来そうだ。」

ブロリー「マジサンキューです」


……山積みのお菓子をあげた後、帰って行った。


紫「……いいの?あんなに沢山あげて」

大地「問題ない。念のため大量に買ったり買いだめしたりしてたから。」

紫「そう。…ところで、あの2人は何者なの?」

大地「俺の学校の同級生と、その父親だよ。ニコニコとか言うちょっと特殊な世界に住んでいる奴等で……まあうるさい。」

紫「……確かに騒がしそうだったわね。……でも、ブロリーとか言うの、随分な気配を放ってたけど大丈夫かしら?」

大地「大丈夫だよ。ブロリーMADの方なら騒がしくはあるけど何とかなる。


……それに、パラガスが脱いでないだけずっとマシな方だよ。」←そのままどっか行く

紫「いや、そういう事じゃ……


…脱いでないって何?「ピンポーン」……あら、またお客さん?」

……気分で、紫が玄関を開けた。そしたら……



阿求「と、トリックオアトリートっ!!」

小鈴「お菓子くれなきゃいたーーん?」


紫「(・_・)」


ヤケクソ気味な阿求(包帯撒いてミイラ)と、ノリノリな小鈴(魔女のコスプレ)だった。


阿求「…って、や、っややややっや八雲紫!?」

小鈴「スマブラ屋敷に来てたんだ……」


紫「……



……フフッ……案外、楽しければ細かい事はいいのかもしれないわね。」





終演




~あとがき~
という事で、ハロウィンでした。来年はもうちょっと長めに話を書きたい(けど年を越す前に逃走中を書き終えなきゃ)。
さて、逃走中を書き終えたらまた色々執筆したい今日この頃ですが、今回はここまで。
感想OKです。