二次創作小説(新・総合)
- 天邪鬼はデュエリストになる ( No.61 )
- 日時: 2023/11/26 21:13
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
どうも。おろさんです。
……今回は前々から言っていたデュエマのお話。さて、言うほど大したものではないかもしれませんが、どうぞご覧ください。
《バトリオシティ:ビルダーストリート》
正邪「可能性の集う世界『ウルトラワールド』か……」
……ウルトラワールドにある町『バトリオシティ』を歩く、1人の少女。それは、天邪鬼である『鬼人正邪』だった。
正邪「(ある程度の規律が存在していても。様々なパワーバランスが混ざり合っているために『強さの基準』もハッキリしていないとは聞くが……
……確かな事は、この世界、そしてこの世界と繋がりを持った現在の幻想郷での反逆はほぼ不可能……つまり、『力』では下克上が出来ないという事だ……
となれば、何か違う形で反逆を行えば良いだけの事……だが、その方法はどうすればいいか……)
……ん?何だアレ……」
正邪は、カードショップと思われる店に貼ってあったチラシを見つける。
正邪「『デュエルマスターズ』……?へぇ、この世界限定で新しいカードを作ったってワケか……
待てよ?これなら意外といけるんじゃないのか……?」
数日前
《スマブラ屋敷》
おろさん「よーやく出来たァァァァァァ!!!」
阿求「騒がしいわね急に。出来たって……もしかして、前に言ってたデュエマの?」
おろさん「ああ。生産とかそこらへん滅茶苦茶時間かかったけど、やっと一般販売するくらいにこぎつけた!」
阿求「一般販売って……あの時言ってたのって商品にするタイプのやつだったの?」
おろさん「まぁな。(幻想郷とかは例外だけど)基本この世界でしか使えないようにする条件付きだが。こう言うのだけど見てくれ。」
そう言われて、何枚かのカードを渡される。
『スピアー』 C(コモン)
自然 種族:ジャイアント・インセクト
クリーチャー コスト3 パワー4000
■自分のマナゾーンにあるカードが10枚以下なら、このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない。
■このカードは、4枚より多くデッキに入れることが出来る。
出典:ポケットモンスター
『アントレスラー』 U(アンコモン)
火 種族:アーマード・ライダー/ガッチャード
クリーチャー コスト5 パワー4000
■スピードアタッカー
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
出典:仮面ライダーガッチャード
『いつでも日記』 C
闇 種族:メカ・デル・テック
呪文 コスト2
■相手は自身の手札に在る、それぞれ名前が違うカードを2枚選び、すべてのプレイヤーに見せる。自分はその中から1枚を選び、捨てさせる。
出典:ドラえもん
阿求「……企画ってもしかして、版権作品を元にしてデュエマのカードにするって事だったの?」
おろさん「まあな。あ、言っておくけど前々からコラボカードとか普通にあるから問題ないぞ多分。それにウルトラワールド限定の話だし。」
阿求「成程ね……」
おろさん「オリジナルカードって言っても結局は創作だし、元々のバランスが壊れないように何とか調整してる。
まあ異世界で何かあれば記憶操作はするさ。」
阿求「そう。……まあ、これに関しては悪くは無さそうだけど。
えっと……『アーマード』とか『メカ』とか、種族を見る限り、基準の方は今のデュエマと同じみたいね。」
おろさん「ああ。何度か作り直して結局それに収まった。
……とにかくそういうわけだ。販売の手順とか済ませてるから早速やるぜ!!!」
ーーーーーーーーーー
そして、今に至る。
《カードショップ・サイクリカ》
正邪「へぇ……有名な作品をカード化したってか。やりたい放題だなクロスオーバーってのは。
とは言え、意外と使えそうだ。折角だし何か買うか……始めるのならまずスターターデッキで骨組みを組むべきだな……拡張パックってのも何パックか買う方も良いし……お?」
……とその時、1つのスターターデッキが目に付く。
それは、クリーチャーを並べる『チェーンコンボ』が得意な『ジャイアント』の種族の、自然・水デッキ。実際にはジャイアントのスターターデッキは存在しないので、此方で独自に作成されたものだろう。
正邪「どれどれ……(ネット検索)なるほど、パワーの強いクリーチャーを並べて、相手の場を除去するのが得意な種族か……
……よし、ここはこれにしてみるか。で、後は拡張パックも沢山買って……」
というわけで、デッキと拡張パックを購入した。
数分後
《バトリオ公園》
正邪「デッキの中身を見たが……やっぱオリジナルカードも入ってるな。何か人間の女っぽいのが混じってるが……お、アイツもカード化してんのか。
拡張パックでも良さげなのが3枚以上ゲットできたのは運がいい。普通のパックでグランドスラムとかアカネとか……」
霊夢「……ウルトラワールドにまで来て何企んでるのよアンタ。」
と、そこにいたのは博麗霊夢。
正邪「……誰かと思えば博麗の巫女か。
聞いたぞ、何か逃走中だとかで賞金ゲットしたって。」
霊夢「まあそれは事実よ。でも今はいいわ、それよりソレ、確かデュエマってやつよね。
……正邪……まさかまたロクでも無い事するつもりね?」
正邪「へっ、何だっていいだろ。少なくとも、この世界で前と同じやり方をするつもりは無い。今は楽しませてもらうとするよ。」
「でしたら、手伝ってあげましょうか?」
と、また別の声がしたので振り向くと……
菜乃「天邪鬼の鬼人正邪さんですね。まさかデュエマカードを買うとは。」
正邪「お前誰だ?また急に出てきやがって。」
霊夢「あら、確か菜乃って子じゃない。何の用?」
菜乃「単刀直入に言いますと、鬼人正邪さんとデュエマで一戦やりたいのですよ。」
正邪「じゃあ、お前もやってるのか。」
菜乃「ええ、何度かやってますよ。……ですが、やるからには徹底的に潰すつもりでいますので、ご覚悟を。」
正邪「……いいぜ、そう来なくっちゃ面白くない……勝負だ!」
そして、UW製オリカを交えたデュエマが、今始まる!!!?
一旦区切ります。感想まだ
- 天邪鬼はデュエリストになる ( No.62 )
- 日時: 2023/11/29 12:20
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: 8comKgvU)
続き
鬼人正邪『反逆のジャイアント』
VS
独目菜乃『貫く速攻のアリア』
『デュエマスタート!!』
菜乃
シールド5枚 マナ2枚
『アシスター・コッピ』
正邪
シールド5枚 マナ3枚
早速始まった、鬼人正邪と独目菜乃のデュエマ。クリーチャーを召還した菜乃と、『フェアリー・ライフ』の効果でマナを増やした正邪。
そして、菜乃は真っ先に仕掛ける!
先攻 菜乃
・3ターン目
菜乃「私のターンです。
……『アシスター・コッピ』の能力でコストを1下げて、『スナノケガワ』召喚!!」
『スナノケガワ』 U
光 種族:アーマード・パラドックス
クリーチャー コスト4 パワー3000+
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■このクリーチャーがタップされている間、このクリーチャーのパワーを+3000する。
出典:ポケットモンスター
正邪「(攻撃を曲げる『ブロッカー』ってやつか……能力も面倒そうだなぁ)」
菜乃「では、『アシスター・コッピ』でシールドブレイクです。
その時、『革命の炎 フレア・ハシッチ』に革命チェンジ!!」
『革命の炎 フレア・ハシッチ』 C
火・光 種族:アーマード・ファイアー・バード
クリーチャー コスト5 パワー5500
■革命チェンジ:アーマード(自分のアーマードが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■このクリーチャーが出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
→相手のシールドを1つブレイクする。
→自分の山札の上から1枚目をシールド化する。
菜乃「フレア・ハシッチの登場時能力でシールドを1枚増やします。そしてシールドブレイクです。」
菜乃
シールド5→6
正邪
シールド5→4
正邪「シールドトリガーは……無しか。」
菜乃「ターンエンドです。」
正邪
・3ターン目
正邪「私のターンだ。ドローして……お、タイミングが良い。
マナチャージした後、4マナの『友兼』召喚!」
『友兼』 U
自然 種族:ジャイアント・スノーフェアリー/クリエメイト
クリーチャー コスト4 パワー4000
■マッハファイター(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■ウルトラ・セイバー:ジャイアント(自分のジャイアントが離れる時、このクリーチャーをかわりに破壊してもよい)
■このクリーチャーが破壊された時、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く。
出典:GA芸術科アートデザインクラス
正邪「マッハファイターの友兼で、早速スナノケガワを攻撃!」
友兼 パワー4000 WIN
↓
スナノケガワ パワー3000
正邪「ターンエンドだ。」
菜乃「(ブロッカーを直接破壊しましたか……)」
霊夢「デュエマって、色々能力あるのね。」
ーーーーーーーーーー
そして飛んで5ターン目。
菜乃 シールド6
『レッツ・烈・ノルッピ』×2
『アシスター・コッピ』
『革命の炎 フレア・ハシッチ』
正邪 シールド4
『轟廻!グランドスラム・スコーピオン』
『雲の超人(クラウド・ジャイアント)』
友兼、雲の超人の効果によりマナ9
後攻 正邪
・5ターン目
正邪「次は……呪文、『巨打設計図』の効果で、山札の上から3枚。その中のジャイアントかスノーフェアリーを手札に。
そんで、『タマシード/クリーチャー』のグランドスラム・スコーピオンをもう1体。」
『轟廻!グランドスラム・スコーピオン』 SR
自然 種族:ジャイアント・インセクト/ACE
タマシード/クリーチャー コスト5 パワー14000
■このタマシードが出た時、自分のマナゾーンのカードを4枚アンタップする。
■自分の自然のクリーチャーまたは自然のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置き、その後、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つ、クリーチャー1体またはタマシードを1枚、自分のマナゾーンから出してもよい。
正邪「登場時能力で、マナを4枚アンタップ。……その次に召喚するのはコイツだ!」
『山口如月』 SR(スターターデッキ)
自然 種族:ジャイアント・スノーフェアリー/クリエメイト
クリーチャー コスト4 パワー3000
■シールド・セイバー(自分のシールドがブレイクされる時、代わりにこのクリーチャーを破壊してもよい)
■このクリーチャーが離れた時、自分の山札を見る。その中からカードを2枚まで選び、マナゾーンに置く。その後、山札をシャッフルする。
出典:GA芸術科アートデザインクラス
正邪「これで、自然のクリーチャーが4体!これでクリーチャーになったグランドスラムで攻撃!!
能力で、マナゾーンからここは『友兼』を出して……
そしてシールドを3枚ブレイクするぜ!」
菜乃
シールド6→3
菜乃「トリガーは……ありました!シールドトリガー『レキ』!」
『レキ』 R
火 種族:アーマード・ヒューマノイド/アウトレイジMAX
クリーチャー コスト5 パワー4000
◆S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を表向きにする。その中から1枚を手札に加え、残りの1枚を墓地に置く。こうして墓地に置いたカード以下のコストを持つ相手のエレメントを1つ破壊する。
出典:緋弾のアリア
菜乃「能力で山札の上から2枚を見て……その中の『地獄スクラッパー』を墓地に。……で、地獄スクラッパーのコストは7なので、グランドスラム・スコーピオンを破壊!」
正邪「まだだ!友兼のウルトラ・セイバーで耐える。
……そんでターンエンドだ。」
菜乃「……もうちょっと来ると思いましたが……まあいいでしょう。」
先攻 菜乃
6ターン目
菜乃「このターンで決めさせてもらいます。
……よし、来ました!『アシスター・コッピ』で1軽減して、『神崎・H・アリア』召喚!!」
『神崎・H(ホームズ)・アリア』 SR
火 種族:アーマード・ヒューマノイド/アウトレイジMAX
クリーチャー コスト7 パワー8000+
■スピードアタッカー
■パワード・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を見る。その中から、コスト5以下のアーマードうぃ2枚まで使ってもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。
■自分のアーマードまたはヒューマノイドが合計6つ以上あれば、このクリーチャーに「パワーアタッカー+4000」を与える。
出典:緋弾のアリア
菜乃「登場時能力で山札の上から5枚見て……その中から『ボルシャック・アークゼオス』を2体出します!」
『ボルシャック・アークゼオス』 SR
火 種族:アーマード・ドラゴン
クリーチャー コスト5 パワー5000+
■パワード・ブレイカー
■自分のファイアー・バード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+3000する。
■このクリーチャーが出た時、アーマード・メクレイド5する。(アーマード・メクレイド5:自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト5以下のアーマードを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)
■各ターンに一度、自分のファイアー・バードが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
菜乃「登場時の『アーマード・メクレイド5』により、『アチコチ・鳴・ピッピ』と『革命の炎 フレア・ハシッチ』を召喚!!
アチコチ・鳴・ピッピの能力でカードを1枚引き、フレア・ハシッチでシールド1枚追加。」
菜乃
シールド3→4
菜乃「そして、ファイアー・バードが出た事で、ボルシャック・アークゼオスの能力発動。グランドスラム2体と強制バトルです。」
ボルシャック・アークゼオス WIN
パワー5000+バトルゾーンにあるファイアー・バード6体×3000=23000
VS
轟廻!グランドスラム・スコーピオン
パワー14000
正邪「……!!」
菜乃「このままトドメに繋げます!まずはアリアでシールドブレイク!!能力によりT・ブレイクです!!」
*『パワード・ブレイカー』
そのクリーチャーのパワー6000ごとにシールドを追加で1枚ブレイクできる。
正邪「如月のシールド・セイバーで1枚だけでも防ぐ!
如月の破壊時効果で、山札から2枚をマナに!」
マナゾーンに置いたカードの中には、何やらSRのカードが……
正邪
シールド4→2
正邪「トリガーは……無いか……」
菜乃「レキとハシッチで残りのシールドもブレイク!!」
正邪
シールド2→1→0
正邪「……」
菜乃「そのまま、アシスター・コッピでダイレ――」
正邪「S・トリガー『野崎奈三子』。」
『野崎奈三子』 R
自然 種族:ジャイアント・スノーフェアリー/クリエメイト
クリーチャー コスト5 パワー5000+
◆S・トリガー
■自分のマナゾーンにカードが10枚以上あれば、このクリーチャーのパワーを+7000する。
■パワード・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、このクリーチャーをタップしてもよい。
■相手のクリーチャーが攻撃する時、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。
出典:GA芸術科アートデザインクラス
菜乃「なっ……!!た、ターンエンドです。
……ですが、ボルシャック・アークゼオスがいれば、次のターンですぐの除去は出来――」
正邪「……いいや、準備は整った。そんなものはもう意味は無い。
……さてと、こっから大逆転と行こうじゃないか!!」
菜乃「なっ……!?」
正邪
・6ターン目
正邪「……まずは、『アシスター・サイネリア』を2体、ソイツの能力でコスト軽減して『チアスカーレット・アカネ』召喚だ。
そして、十番龍 オービーメイカーを1マナで召喚!!」
『アシスター・サイネリア』 C
自然 種族:ジャイアント・スノーフェアリー
クリーチャー コスト2 パワー6000
■ガードマン(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは攻撃できない。
■各ターンに一度、自分のジャイアントを使うコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。
『チアスカーレット・アカネ』 SR
自然 種族:ジャイアント・スノーフェアリー
クリーチャー コスト5 パワー7000
■W・ブレイカー
■マッハファイター
■自分のターン中、ジャイアントを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の他のジャイアントを1つ、マナゾーンに置いてもよい。そうしたら、ジャイアント・メクレイド8する。(ジャイアント・メクレイド8:自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト8以下のジャイアントを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)
『十番龍 オービーメイカー』 SR
自然 種族:ジャイアント・ドラゴン
クリーチャー コスト10 パワー19000
■このターン出した自分の自然のクリーチャー1体または自然のタマシード1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■マッハファイター
■Q・ブレイカー
■シビルカウント5:自分の自然のクリーチャーまたは自然のタマシードが合計5つ以上あれば、相手のターン中、相手のクリーチャーまたはタマシードが出てその能力がトリガーする時、かわりにその能力はトリガーしない。(例えば、相手は「このクリーチャーが出た時」で始まる能力を使えない)
正邪「で、チアスカーレット・アカネの能力で、マナゾーンから出すのはコイツ!!さっきマナに置いた『少名針妙丸』を召喚!!」
『少名針妙丸』 SR(スターターデッキ)
水 種族:ジャイアント・イマジネーション
クリーチャー コスト4 パワー2000
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、次の自分のターンのはじめまで、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
出典:東方輝針城
正邪「針妙丸の能力で、今バトルゾーンにいるお前のクリーチャーは攻撃不可だ!!」
菜乃「っ……!!」
正邪「まずはマッハファイターだ!『チアスカーレット・アカネ』の攻撃時能力で、雲の超人をマナ送りにして、ジャイアント・メクレイド8!
山札から3枚見て、そこから『野崎奈三子』もう1体!
そのままアカネで、フレア・ハシッチを攻撃、続いてオービーメイカーで神崎・H・アリアを攻撃。このままターンエンドだ。」
菜乃
・7ターン目
菜乃「よりにもよって手札にファイアー・バードが無い……!
だったら、神崎・H・アリアをもう1体召喚です!!」
正邪「けど、オービーメイカーの能力で、登場時能力は無効だ。」
菜乃「だったら、野崎奈三子1体を攻撃!相打ちを――」
正邪「アシスター・サイネリアのガードマンでソレも防ぐ。」
菜乃「た、ターンエンド……」
正邪「さて、そのまま押し切る!!オービーメイカーでQ・ブレイクだ!!」
菜乃
シールド4→0
菜乃「シールド・トリガーは……凌げそうなものが1枚も無いです……」
正邪「少名針妙丸でダイレクトアタック!!」
Winner 鬼人正邪
菜乃「……負け、ですか。結構強いですねぇ……」
正邪「素直に受け取っておいてやるよ。
……じゃ、そろそろこの辺で一旦帰るか。」
そう言って、正邪はこの場を去った。
霊夢「……デュエマ……結構奥深いようね。」
菜乃「まあ、結構戦略が問われますからね。……しかし、鬼人正邪……初めてにしては相当のやり手のようですね。」
霊夢「そうなの?S・トリガーで逆転されただけじゃ……」
菜乃「いいえ……
彼女、最初だからなのか、多分ちょっと手を抜いてますよ……」
霊夢「……へ?」
正邪「やり方は大体分かったし……次は、このカードで上手くコンボを決められるかもな……」
道を歩く正邪の手元には、1枚のカード。
そのカードのレアリティは、『XOR(クロスオーバーレア)』と言うものだった。
終演。
「……ファールファルファルファー!!とうとう俺様の力を見せる時が来たな!!俺のデュエマを思い知らせてやる!!ファー!!」
~あとがき~
ということで、オリジナルカード含みのデュエマがこれから始まります。安心してくださいバランスはちゃんとしてるつもりです。
さて、次回は……あの貸本屋の看板娘にも電撃的な出会いがあるわけです。ハイ。
今回はここまで。感想OKです。