二次創作小説(新・総合)

小話2本立て ( No.69 )
日時: 2023/12/03 22:29
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

どうも。最近コラボとかあんまり見かけないなぁって思うのは俺だけだろうかおろさんです。



ということで今回は2本立て。まずはこちらからどうぞ。




その1『人外ばかりのスイーツ同好会』



華扇「(皆さんこんにちは。茨木華扇です。仙人です。


……まず、私は甘い物が大好きです。どのくらいかと言うと、切札勝太のカレーパン好きと大体同じくらいです。


幻想郷に異世界との関りが出て来てから、食べ物に関する情報も出回るようになりました。名前だけでも美味しそうなものも多いです。


……ですが正直、私自身は異世界と繋げたままで良いのかと思います。作者も何を考えているのか分からないし、何故か阿礼乙女が振り回されることになるし……疑問ばかり。



……なのですが……本当ならそうなんだけれども……)」



《バトリオシティ:スイーツカフェ『ジャスミン』》



華扇「(やっぱり食欲には勝てないっ……!!)」

……ウルトラワールドにあるスイーツカフェを訪れた茨木華扇。

ゲムヲ「どうしたんデスカ華扇サン?」

百鬼姫「折角のケーキバイキング、楽しみでしょうがないのじゃろう。」

『百鬼姫』と『Mr.ゲーム&ウォッチ』。この2名も(ゲムヲに関してはオリジナル設定だが)甘いもの好き。

甘いもの好きの集まりで、ケーキバイキングにやって来たようだ。

華扇「(うう……霊夢にあれこれ言ってはいてもこれだけはどうにもできない……)」


ちなみに、何故この2名と行動を共にしているのか。経緯はプロローグ(>>1参照)の、融合現象沙汰の時……


《幻想郷:妖怪の山》


ゲムヲ『アナタガ茨木華扇サンデスネ。』


華扇『……何者かしら?明らかに人間じゃないようだけど。』


ゲムヲ『私はMr.ゲーム&ウォッチという者デス。


早速デスガ、ちょっと話がありマス。……単刀直入に言うト、我々に協力して欲しいのデス。』


華扇『協力……?突然現れて何を言い出すのかしら?何か悪い事でも企んでいるんじゃないでしょうね?』


ゲムヲ『マアそう言われると思っテ……お近づきのしるしニ。』


ゲムヲが取り出したのは、ミルフィーユだった。それを見た華扇はかなり動揺する。


華扇『なっ……そ、それは……』


ゲムヲ『ミルフィーユデス。しかもフランス本場ノ。』


華扇『(た、たしか外の世界にあるというスイーツ……一度食べてみたいと思ってはいたけど……!!)


だ、駄目よ駄目!いきなり現れた存在から貰うわけにも!!それにそれを受け取ったら協力する話になるんじゃ』


ゲムヲ『……いらないんデスカ。ジャアやっぱり私ガ全部』


華扇『あああああ待って待って待って!!!協力する協力するから!!ミルフィーユ食べさせて!!』


ゲムヲ『(噂には聞いてマシタガ、ここまで効果があるトハ……;)』



華扇「(という感じであっさり買収されてしまった……悪い者ではなかっただけまだ良かったけど……)」


数か月前


ゲムヲ『彼女は百鬼サンデス。同じ甘いもの好きデ、タマニ一緒にスイーツを食べる事モアリマス。』


とある日に、ゲムヲが百鬼姫を紹介する。


百鬼姫『正確には、わらわの名は百鬼姫じゃ。それはそうと、貴様が茨木華扇だな。』


華扇『(こ……この気配、まさか鬼じゃ……)』

百鬼姫『カゲムシ(*ゲムヲ)に呼ばれてきたが……ほう、何やらワケありのようじゃな。

まあいい、折角じゃ。さっき買ったたい焼きでも食べようじゃないか。』

華扇『え、い、いや……』

百鬼姫『遠慮をするな『同士』。というか、ここに来るまで食べるの我慢したから食え。』

華扇『し、知らないわよそんな……って同士!?』




華扇「(で、結局その後、時々この3名で甘味を種に行くようになった……



個人的な理由で深く関りたくないのに、ケーキバイキングと聞いて結局今日も来てしまったわ……;)」


百鬼姫「オイ同士、もたもたするな。早く行くぞ。」

華扇「え、ええ……」


数分後


華扇「ンンンンンンンンンー!!!」


……で、ケーキバイキングが開始するや否や、3名(というか主に華扇)はバクバクスイーツを食べていく。

ショートケーキにロールケーキ、プリンにゼリーに寒天等々……とにかくたくさん食べる。


ゲムヲ「相変わらずの食べっぷりデスネ。」

百鬼姫「やはり食べたいものは食べたいんじゃな。……うんまっ……♪」



華扇「やっぱり美味しい!!こんなの食べないと損よ損!!」




シャモ「あいつらやっべぇぞ!!どんどんスイーツを食べてきやがる!!」←店員

アンゴル「申し上げます!作っておいたスイーツがもうなくなりそうです!!」←店員

じいちゃん「わしは悪くねぇ!!シャモのせいだ!!」←店員


ポンッ(肩を叩く音)


霞み妖精ジャスミン「作りましょう。」


アンゴル「アラッ!?」

モア「ご、ご冗談を」←店員


ジャスミン「作りましょう。早急に。在庫もすぐに用意できますよね?」


モア「ホワァァァァァァァッ!!」




華扇「(んー!!美味しい!!やっぱりスイーツには逆らえない!!)」



(仙人なのに)欲望に忠実な茨木華扇でした。……こんな単純な方だったっけ(ry




END




一旦区切ります。感想まだ

Re: ウルトラワールドでの日常Reboot ( No.70 )
日時: 2023/12/03 22:35
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

その2『毒と薬と食す人』



《スマブラ屋敷》


陽子「お邪魔しまーす」

綾「こんにちはー。」


……スマブラ屋敷に来た陽子と綾。


おろさん「うお、いらっしゃい。」


珍しい事に、作者がお出迎え。


陽子「あれ、作者だ。」

綾「何だか珍しいじゃない。」


おろさん「何か失礼だなオイ。……まあいいか。



……ああそうだ、暇つぶしで行こうかと思っていた場所があるんだが行ってみるか?」


綾「場所?どう言うところなの?」


おろさん「ちょっと特殊な場所だ。そこから良い素材が採取出来るから取りに行こうかなって。」


陽子「おお、ちょっと面白そう。折角だし行ってみようよ。」

綾「……まあ、実際(陽子に誘われて)目的も無いまま来たし、いいかもね。」



という事で数分後。



《カビパン湿地》

綾「来てみたはいいけど……」


……やって来たのは、木々が生い茂る、水が毒になった沼がある暗い湿地だった。


陽子「何だここ!?毒沼があるし!!」


おろさん「まあそう言う場所だからな。あ、間違っても落ちるなよ。溶けるから。」


綾「いや怖い怖い!!」

陽子「というか、ここでどういう素材が取れるのさ……」

おろさん「ざっくり言うと色々取れるぞ。ほれ、この『ジュエルキノコ』とか結構いいぞ。タレをたっぷり付けた焼き肉みたいな味のする高級キノコだ。

他にも……この花も良いな。消臭剤によく使われるし……これもスパイスに使用出来る……」

綾「意外と多いわね」

おろさん「まあ、採取するのに免許が必要なくらいいい素材があるからねここ。


それに、この毒沼の水だって……「ビュゥン!!!」


……沼の中から、何かが一瞬横切った。


陽子「な、何かいる!?サメ!?」

綾「沼にサメはいないわよ!?」

おろさん「……あー、すぐに分かるぞ。どうせ……」


また、何かが泳いでいるのが見えた。そして――



「獲ったどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」



その何かが、跳び上がって来た。そして着地。


菜乃「ふぅ、沼に沈んでいた宝石、ようやく取れましたよ。」


綾「え……」

陽子「誰……?っていうか、人……?」

おろさん「……やっぱりお前か『独目菜乃』。」


菜乃「おや、作者さんじゃないですか。それと、たしか小路綾さんと猪熊陽子さん。」


陽子「私達のことを知ってるの?」

おろさん「逃走中01の時に、裏で手伝ってもらっていた便利屋だ。」

綾「……えーっと、作者、1つ良いかしら。



さっき、この毒沼に落ちたら溶けるって言ったわよね?なのに……」


菜乃「(・v・)」


綾「普通にピンピンしてるわよね!?しかも泳いでたわよね!?」


菜乃「服はオーダーメイドです」


綾「ソレは聞いてない!!」


おろさん「……コイツ、異様なくらいの毒耐性を持っているんだ。というか毒無効スキルの領域。」


菜乃「なので普通に泳げますし普通に飲めます。……あ、一本いりませんか?」←瓶入り毒提供


綾「いや、結構です……;」


菜乃「そうですか。」

↑そんで飲む(*絶対にマネしないでください)


陽子「……ところで、この毒沼もなんかあるって言いかけてたけどどういう効果あるの?」


おろさん「ああ、それは……「おーい!」


そこに、誰かがやって来る。眼帯を付けた、黒ワンピの子だ。


菜乃「あ、『薬子』さん。」


ポップンのキャラクターの『薬子ちゃん』のようだ。


菜乃「あ、毒の方はバッチリ採取しました。帰ってろ過しましょう」

薬子「オッケー、ありがとう菜乃」

菜乃「居候している身ですし、これくらいは」


陽子「……居候?」

おろさん「あの『薬子』って子は、家族ぐるみで病院を開いてるんだ。色々あって、菜乃はそこに居候している。


……あ、ちなみにさっきの続きだが、この毒、実は2時間くらい加熱すると、万能薬の材料になるんだ。」

綾「この毒沼が!?世の中不思議なものね……」


菜乃「まあ、そう言うところですからウルトラワールドって。」

薬子「あ、知らない人がいると思ったらもしかして新参?はじめまして~、お近づきの知りしにお薬どうぞ!」



綾「あ、いえ、お気持ちだけ……;」




終演。



~あとがき~
という事で、小話2つでした。リブート前の設定を引き継いで色んなキャラや設定を出しました。こういうことはどんどんやって行くつもりでございます。
というわけで、今回はここまで……




……という前に、例にならい、またあの企画の予告が1つありますので、しばらくお待ちください。