二次創作小説(新・総合)

地底に迷い込んだウサギはレアカードハンター ( No.78 )
日時: 2023/12/07 15:39
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

どうも。おろさんです。



今回もデュエマ回。大地の過去編を書くのは多分この話と次回の後になると思います。その後も……クリスマス回以外はデュエマ関連多くなりますかね。どっかで違う小話考えとこ……




《旧都:喫茶キャノン・ド》


センリツ「鈴にぃ、5番テーブルにチョコケーキ1つ!」


鈴夜「はーい!」



……鈴夜が開いた喫茶店にて。



さとり「休憩ついでに今日も来てみましたが……なんだかんだ言って落ち着きますね……」


鈴夜「そう言ってくれると光栄だよ。「店長ー」ん?」


こいし「何か外に何か倒れてたから拾って来たんだけど……」


(無銭飲食未遂が理由で)絶賛バイト中のこいしが、その倒れていたというのを連れて来た。


それは3人組で、1人は低身長の少女、1人は身長の高い男性、1人は……ピンク色のカバ。全員ウサギっぽい被り物を着用していた。


鈴夜「んん?見たことない3人組だなぁ。」

さとり「……というか、内1名カバがいません?


とりあえず、息はあるようですし……心を読んでみますか。」

鈴夜「いやいや、わざわざ心読まなくても分かる事だよ。」

さとり「え?」


鈴夜「これは……」


……その3人組から音がする。……音と言っても、腹の音である。


鈴夜「ただの空腹だね。」



*****


ウサギメットの少女「ふぅー、生き返っただわさ。」

ウサギメットの男性「いやはや、タダでもらってしまって申し訳ないのであります。」

ウサギメットのカバ「カバですメェ」


鈴夜「気にしなくていいよ。サスペンデッドコーヒー形式取り入れてるからお金の方は大丈夫だし。」

さとり「じゃあタダじゃないですね;」


*サスペンデッドコーヒー:通常より多くコーヒー代金を払い、食事を必要としている誰かに奢るシステム。日本語名『保留コーヒー』。


さとり「ところで、この辺では見ない方たちですが、何者ですか?」



ウサギメットの男性「ワタクシ達でありますか?」

ウサギメットの少女「ふっふっふっ、知りたいならお礼ついでに教えてやるだわさ。



この世界のレアカードを集める!可愛くて!」

ウサギメットの男性「賢くて!」

ウサギメットのカバ「カバですメェ~」

ウサギメットの少女「な3人組!


このあたし、『ぴょんこ姫!』」

ウサギメットの男性→ラビット大佐「ワタクシ『ラビット大佐』!」

ウサギメットのカバ「カバですメェ」

ウサギメットの少女→ぴょんこ姫「コイツは『カバまろ』だわさ!」


ぴょんこ姫&ラビット大佐「……それが我ら、『ウサギ団』!!」

ウサギメットのカバ→カバまろ「カバですメェ!」


鈴夜「(・・)」

センリツ「?」

さとり「……;」

こいし「おおー(拍手」


鈴夜「……それで、そのウサギ団とやらが何で地底で倒れてたのさ。」


ラビット大佐「それはそれは、深ーいワケがあるのであります。


さっきも言ったように、ワタクシはレアカードを手に入れるために今日も東奔西走していたわけで……



……色々あってしばらくまともな食事も出来ていなかった中、ある日突然!気がつけばこの不思議な地下の繁華街に来てしまったのであります。」


さとり「何ですかその脈絡のない説明は……」


ぴょんこ姫「来ちゃったんだから別に良いじゃないだわさ!!」


こいし「ところで、レアカードって何のレアカード?」

センリツ「多分こういうやつのこと言ってるんだと思うよ。」


そう言ってセンリツが取り出したのは、デュエマのカードだった。それも、神アート(ドラゴン娘)のやつ。


ラビット大佐「おお!何か思ったより凄そうなのが出ましたが、まさしくそういうのであります!!」


さとり「じゃあ、貴方たちが言ってるレアカードって……」


ぴょんこ姫「そう!あたしたちは、デュエマのレアカードを求めているんだわさ!」

カバまろ「カバですメェ!!」


鈴夜「へえ、君らもデュエマやってるんだね。地底でも最近話題になってたけど……」


ラビット大佐「おや、ここでもあるのでありますか?」


鈴夜「うん。ちょっとオリジナル要素入り混じってるけど。


……ところで君ら……話を聞く限り、行く宛てが無いっぽいけどそういう事でオーケー?」


ラビット大佐「え、それはまあ確かにそうでありますが……」



鈴夜「んー、それだったら……




ウチでバイトしてみる?」



ウサギ団「へ?」



一旦区切ります。感想まだ。

地底に迷い込んだウサギはレアカードハンター ( No.79 )
日時: 2023/12/08 12:52
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: FWNZhYRN)

続き



数か月後。



パルスィ「……で、あの3人組がここで働くことになったの?」


鈴夜「そう言う事。」




ぴょんこ姫「タコス1つオーダー入っただわさ!」


ラビット大佐「了解であります!」←料理中



勇儀「……おお、結構良いな。」

カバまろ「カバですメェ」←マッサージ中



(服装は着替えているが)意外と働いている『ウサギ団』。



パルスィ「結構順応してるのが妬ましいわね……


……というか、1名はともかくあいつら人間よね?別にダメでもないけど、ここまで馴染むの変じゃない?」


さとり「どうやら、地底の事をそう言うコンセプトの場所だと思い込んでいるようみたいで……

何と言うか、そもそも私達が妖怪だという事に微塵も気づいてません。ちなみに教えてもあんまり信じてません。」

パルスィ「何ソレ……;」



ぴょんこ姫「それにしても、意外と待遇が良い職場で良かっただわさ。」

ラビット大佐「前の働き先は結構きつかったでありますからねぇ……」

カバまろ「カバですメェ」


鈴夜「ふぅん、何か面倒臭い場所だったみたいだね。」


ラビット大佐「まあ、ハッキリ言ってブラックギリギリだったであります。」

ぴょんこ姫「重い荷物は運ばされるわ給料は時給1円以下だわで大変だっただわさ。」

カバまろ「カバですメェ」


パルスィ「時給1円って;;」


ラビット大佐「当時はあれで結構マシだったのであります。

前に2回くらい違う職場に就いてみたら、架空のお金でバイト代を払わされたり、裏で何やら危険なモノを作っていたりと……

まあ、それでもなんやかんやあって限界が来て、未練はありつつもこの前夜逃げして来たのであります。」


さとり「(その後、この世界に迷い込んだみたいね……)」


ぴょんこ姫「同じ喫茶店で色々扱いが変わってるから、鈴夜店長には驚かされただわさ」


鈴夜「そうなの?給料とかに関してはこれでも世間一般的な方のハズだけど。」

こいし「その給料って言うの、私にも払ってよ~」

鈴夜「……無銭飲食未遂の分とバイト中に壊した皿、そしてつまみ食いした分が残ったままなの忘れてないよね?」

こいし「……(;・3・)~♪」



ラビット大佐「お金が溜まったお陰で、レアカード集めも案外スムーズになってきたであります。」

カバまろ「カバですメェ」


勇儀「レアカード?……ああ、デュエマの事言ってんのか」


さとり「それだけで良く察しましたね……


……そう言えば、ウサギ団の皆さんもデュエマをやっているんですよね。」


ぴょんこ姫「モチロンだわさ。逆にやってないでレアカード集めてる人って、その手のマニアくらいだわさ。」


勇儀「……なあ、折角だし見せてくれよ。知り合いがソレやってるんだけど、ルールとか良く分かんなくてさ。」


勇儀がそう言うと、鈴夜が提案する。


鈴夜「あ、じゃあさ、折角だしやろうよデュエマ。俺も始めて、良い感じのデッキ出来たからさ。」


ぴょんこ姫「鈴夜店長もやってるだわさ!?」

ラビット大佐「ならば、ワタクシとデュエマ勝負いたしましょう。折角手に入った新たなレアカードも使っておきたいところですから。であります。」

カバまろ「カバですメェ」


センリツ「んじゃあデュエマ台用意っと」←ワープで取って来た


パルスィ「いつの間に……」


こうして、こんな流れで、黒須羽鈴夜とラビット大佐のデュエマがスタートするのであった。



黒須羽鈴夜『セラフィムな学徒少女達』

VS

ラビット大佐『呪文の大海原!』



勇儀の提案がきっかけになり、鈴夜とラビット大佐のデュエマが開始。


鈴夜「『アシスター・アルデ』の能力でコストを下げて、『ルインズスター』を2マナで、続いて『ドラン・ゴルギーニ』召喚!」


序盤、鈴夜は『メカ』の種族を持つクリーチャーを並べ、『ブルトゥーラ-D1』の能力による除去耐性と、『ドラン・ゴルギーニ』のクリーチャー化を行う。更には墓地にカードを溜めているようだ。


『ルインズスター』 C
光 メカ・デル・ステラ
クリーチャー コスト3 パワー5000
■ブロッカー
■自分のメカが5体以下なら、このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
出典:カービィのエアライド


『ドラン・ゴルギーニ』 OR
光 メカ・デル・ディネロ/スーパーカー・ドラゴン/ACE
タマシード/クリーチャー コスト4 パワー11500
■このタマシードが出た時、相手のクリーチャーを2体まで選んでタップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。
■自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。その後、自分のクリーチャーの数が相手のより多ければ、次の自分のターンのはじめまで、自分のクリーチャーは破壊されない。



鈴夜
シールド4
『アシスター・アルデ』
『ブルトゥーラ-D1』×2
『ドラン・ゴルギーニ』
『ルインズスター』



対してラビット大佐は、マナを増やしながらクリーチャーを展開。更に何か企んでいる様子。


ラビット大佐
シールド5
『龍装艦 ゴクガ・ロイザー』
『貝獣 ホタッテ』×2
『爆弾音愛 メッシュ』×2


ラビット大佐
・6ターン目


ラビット大佐「ワタクシのターン。……まずは呪文『フェアリー・シャワー』。山札から2枚を見て、1枚をマナゾーンに、もう1枚を手札に。ゴクガ・ロイザーの能力で、墓地からもう1回であります。


続いて『ブルームハッター』を召喚!」


『ブルームハッター』 C
水 ジャイアント・マジック・コマンド
クリーチャー コスト3 パワー3000 
■このクリーチャーが出た時、カードを4枚引く。その後、自分の手札を3枚捨てる。
出典:星のカービィ


ラビット大佐「4枚ドローして、3枚捨てるであります。」


ラビット大佐が捨てたのは、3枚とも同じ名前のカードだった。


『大空スバル』 U
水 マジック・コマンド/ホロライブ
クリーチャー コスト3 パワー2000
■このクリーチャーが出た時、カードを1枚引く。
■自分のターンの終わりに、自分のマナゾーンに水のカードが3枚以上あり、このクリーチャーが墓地にあれば、このクリーチャーを手札に戻してもよい。
出典:ホロライブ


こいし「あれ、全部同じカードだ。」

鈴夜「(作者、ホロライブまでデュエマカードにしたんだ……デュエプレでコラボしてたらしいけどまあ)」


ラビット大佐「ターンエンドであります。


……とその時、マナゾーンに水のカードが3枚以上あれば、墓地にある『大空スバル』を回収出来るのであります。」

ぴょんこ姫「さっき捨てたカードを回収しただわさ!」

鈴夜「(手札を増やしてくるか……何をするつもりなんだ……?)」



一旦区切ります。感想まだ

地底に ( No.80 )
日時: 2023/12/07 15:44
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

続き




鈴夜
・7ターン目


鈴夜「じゃあ俺のターンだね。……お、良いのが出た。


アルデの効果で、2マナで『佐月マリ』召喚!」


『佐月マリ』 U
光 セラフ・メカ・スチューデント/シノビ
クリーチャー コスト3 パワー2000
■このクリーチャーが出た時、このターン、自分が次に使うメカのコストを、自分のメカ・デル・ステラとセラフ・メカ・スチューデント1体につき1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
出典:ヘブンバーンズレッド


鈴夜「セラフ部隊とギヴォトス学徒に与えられた『セラフ・メカ・スチューデント』だ!」


ぴょんこ姫「……って、種族がメカなのにメカっぽくないだわさ」

カバまろ「カバですメェ」


鈴夜「使い武器の都合だよ。」


ぴょんこ姫「あ、そう言う事だわさ」


パルスィ「納得するのね……」


鈴夜「『佐月マリ』の登場時能力で、次に使うメカのコストを大幅に下げられる!


対象は、場にいるアルデとルインズスター、今出た佐月マリの合計3体だから……コスト3軽減!

という事で、本来8コストの『才羽ミドリ&モモイ』を5マナで召喚!」


『才羽ミドリ&モモイ』 R
光 セラフ・メカ・スチューデント
クリーチャー コスト8 パワー7000
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚をシールド化する。
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。
出典:ブルーアーカイブ


鈴夜「登場時能力で、シールド2枚追加。」


鈴夜
シールド4→6


鈴夜「それじゃあ、『ドラン・ゴルギーニ』で攻撃!


その時、手札から『早瀬ユウカ』を出す!」


『早瀬ユウカ』
光 セラフ・メカ・スチューデント
クリーチャー コスト5 パワー5000
■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時またはタップした時、数字を1つ言う。選んだ数字と同じコストを持つエレメント1つにつき、カードを1枚引く。
■各ターンに1度、自分のシールドがブレイクされる時、代わりに自分の手札を1枚、シールド化してもよい。そうしたら、自分のシールドを1つ、手札に加える。(こうして自分の手札に加えたシールド・カードの「S・トリガー」を使ってもよい)
出典:ブルーアーカイブ


鈴夜「クリーチャーの数が勝ったから、次の俺のターンまで、俺のクリーチャーは破壊されない!

そのままW・ブレイク!」


ラビット大佐
シールド5→3


ラビット大佐「トリガーは……『エマージェンシー・タイフーン』により、1枚ドローして、1枚捨てるであります。」


鈴夜「ターンエンドっと。」




ぴょんこ姫「ブロッカーを並べられて来ただわさ!」

カバまろ「カバですメェ!!」

ラビット大佐「……フッフッフ、心配無用であります!!」


ラビット大佐
・7ターン目


ラビット大佐「こんな時のために、新たな切り札を手に入れたのでありますから!ドロー!!



……来たであります。


まずは『浪費する者 シキゴイ』を召喚!


……そして、今引いた『宝鐘マリン』を、1マナで召喚であります!!」



さとり「1マナ!?」

勇儀「……何でだ?」


ラビット大佐「『宝鐘マリン』は、水のクリーチャーか種族『マジック』1体につき、コストを2軽減する『ダブル・シンパシー』を持つからであります!」



『宝鐘マリン』 SR
水 マジック・ハンター/ホロライブ
クリーチャー コスト13
■ダブル・シンパシー:マジックまたは水のクリーチャー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
 →コスト7以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札または墓地から唱えてもよい。その呪文を唱えた後に、墓地に置くかわりに山札の下に置く。
 →コスト4以下の呪文を2枚まで、コストを支払わずに自分の手札または墓地から唱えてもよい。その呪文を唱えた後に、墓地に置くかわりに山札の下に置く。
出典:ホロライブ


ラビット大佐「登場時能力で、今回はコスト3以下の呪文を2枚唱えるであります。


手札の『王立アカデミー・ホウエイル』の能力で3枚ドロー、墓地の『フェアリー・シャワー』でマナと手札を増やすであります。

……更に手札からもう1体『宝鐘マリン』召喚!


墓地から『エナジー・Re:ライト』を唱えて2枚、『クリスタル・メモリー』によって、山札からもう1体『宝鐘マリン』を手札に加え、再び召喚!


『ルクチョップ・チェサイズ』により、シールドを1枚、手札を1枚増やすであります。」

ラビット大佐
シールド3→4


こいし「一気に3体出て来た!」

さとり「手札も結構増やしましたね……ざっと14枚ですか。」


ラビット大佐「それだけではないであります。


G・ゼロにより、呪文を4回以上唱えた事で、『超宮城 コーラリアン』を4体。カードを6枚以上引いたことで、『絶海の虎将 ティガウォック』を1マナで召喚!」


ぴょんこ姫「クリーチャーの数を一気に上回っただわさ!」


ラビット大佐「ブルトゥーラ-D1のせいでコーラリアンの手札戻しは効かないでありますが……ティガウォックの登場時能力でカードを3枚引き……


……ターンエンドであります。」


こいし「え、これで終わり?」

センリツ「……いえ、まだ終わってない。」


ラビット大佐「その通り!


……『浪費する者 シキゴイ』の能力発動!手札を10枚捨てることで……ワタクシは『追加ターン』を獲得するのであります!」


勇儀「追加ターンって事は……」

パルスィ「もう1回アイツのターンって事!?」


鈴夜「道理で、『大空スバル』や呪文で手札を溜めていたわけだよ……!」


一旦区切ります。感想まだ

地底に迷い込んだウサギはレアカードハンター ( No.81 )
日時: 2023/12/08 12:53
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: FWNZhYRN)

続き



ラビット大佐
・7ターン目(追加ターン)



ラビット大佐「さぁ……一気に行くであります!


まずは呪文『絶望と反魂と滅殺の決断(パーフェクト・ダークネス)』!ゴクガ・ロイザーと合わせて、『相手のクリーチャーのパワーを-4000』を4回!

アシスター・アルデと、ブルトゥーラ-D1を2体、そして佐月マリを破壊であります!


続いて『ナチュラル・トラップ』!ドラン・ゴルギーニと才羽ミドリ&モモイをマナゾーンに!」


さとり「鈴夜さんのクリーチャーが一気に削られた……!」


ぴょんこ姫「行くわさラビット大佐!」

カバまろ「カバですメェ~!」


ラビット大佐「では、そろそろ行くであります。


まずは『宝鐘マリン』1体でシールドブレイク!」


鈴夜「まだだ!『早瀬ユウカ』の能力で、かわりに手札をシールドにして凌ぐ!その後はシールド1枚回収っと。」


鈴夜
シールド6→7→6


鈴夜「で、シールドトリガー『サイレント・サイレン』で、シキゴイを破壊!」


鈴夜「シキゴイの能力で、墓地の代わりに手札に戻るであります。


そのまま一斉攻撃であります!宝鐘マリン2体と、コーラリアン2体でシールドブレイク!」


鈴夜「っ、『ルインズスター』で『宝鐘マリン』1体の攻撃をブロック!」


鈴夜
シールド6→4→2→0


こいし「シールドまで一気に無くなっちゃった!」


ラビット大佐「では、ダイレクトアタックと……」


鈴夜「……シールドトリガー『AND・スパーク』!相手のクリーチャーをすべてタップ!その後シールド1枚追加!!」


ラビット大佐「くっ、ターンエンドであります。


……ですが、次のターンで私の勝利は決まるであります!」



鈴夜
・8ターン目


鈴夜「……なるほど、結構やるじゃん……



……だけど、勝ちは譲らないよ!ドロー!



……来た!まずは『アーテル・ゴルギーニ』召喚!


登場時に3つの効果から2回選ぶ!今回は、コスト4以下のクリーチャーを墓地から復活、それを2回!


出すのは……『山脇・ボン・イヴァール』と『豊後弥生』!」



『山脇・ボン・イヴァール』 VR
闇 セラフ・メカ・スチューデント
クリーチャー コスト4 パワー13000
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、クリーチャーを4体破壊する。
出典:ヘブンバーンズレッド


『豊後弥生』 R
闇 セラフ・メカ・スチューデント
クリーチャー コスト4 パワー4000
■このクリーチャーが出た時、相手の手札を見て1枚選び、捨てさせる。自分のメカが3体以上あれば、もう1枚選び、捨てさせる。
■自分のターン中にこのクリーチャーが破壊された時、そのターンの終わりにこのクリーチャーを自分の墓地から出す。
出典:ヘブンバーンズレッド


ぴょんこ姫「コスト4でパワー13000だわさ!?」


鈴夜「『山脇・ボン・イヴァール』は、登場時にクリーチャーを4体破壊しないといけない。

……でも今、ラビット大佐のクリーチャーはいっぱいいるよね?」


ラビット大佐「ま、まさか!」


鈴夜「そう!まずはコーラリアン4体を破壊!」


ラビット大佐「くっ……し、しかし能力で手札に戻り……」


鈴夜「『豊後弥生』の登場時効果で、手札を見せてもらって……コーラリアン2体を捨てさせてもらうよ。



……そんでもって、もう1回アーテル・ゴルギーニ召喚!

今度は山脇・ボン・イヴァールを2体!その効果でクリーチャーを4体破壊、それを2回!


俺の『豊後弥生』と、そっちのゴクガ・ロイザー、ティガウォック、宝鐘マリン3体、メッシュ2体を破壊!


……で、ターンエンド。

そして、豊後弥生を墓地から復活させて、また登場時能力。残りのコーラリアン2枚も捨てさせてもらう。」


ラビット大佐「ぐうううっ……!!」


ぴょんこ姫「あ、あっという間にクリーチャー減らされただわさ!!」

カバまろ「カバですメェ!!?」


ラビット大佐
・8ターン目


ラビット大佐「な、何か打点は……だ、ダメであります!この状況を打開する良い感じのカードが無い!!


……た、ターンエンドであります……」


鈴夜
・9ターン目


鈴夜「じゃ、俺の番だね。


……『ガンダムヘビーアームズカスタム』召喚!」


『ガンダムヘビーアームズカスタム』 R
闇 メカ・デル・ステラ/アウトレイジ
クリーチャー コスト6 パワー4000
◆S・トリガー
■このクリーチャーが出た時、アンタップしているクリーチャーを2体破壊する。


鈴夜「能力で、ブロッカーのホタッテを2体破壊して……



攻撃開始!山脇・ボン・イヴァールでT・ブレイク!」



ラビット大佐
シールド4→1


ラビット大佐「トリガー無し……」


鈴夜「豊後弥生でシールドブレイク。」


ラビット大佐
シールド1→0


ラビット大佐「(・_・ )」

トリガー無し。


鈴夜「早瀬ユウカで、ダイレクトアタック!!」


Winner 黒須羽鈴夜



ラビット大佐「け、結局逆転負けであります……;」

ぴょんこ姫「何かすっごいデジャヴだっただわさ;」

カバまろ「カバですメェ;」



パルスィ「……でも、案外悪くなかったわよ。途中まで追い込んでたし。」

勇儀「結構奥深いんだなぁデュエマって。」



ラビット大佐「ま、まあそうでありますね。久々に盛り上がったのも事実であります。」

ぴょんこ姫「次は私がやるだわさ!」

カバまろ「カバですメェ!」

鈴夜「まあまあ何時でも良いから落ち着いて。とりあえず一旦仕事に戻るよー」


さとり「……

面白い人ね。鈴夜さんって。……何かちょっとカッコよかったかも。」

こいし「ん?お姉ちゃん何か言った?」

さとり「え?」


センリツ「……ほほう、何やら美味しそうな予感……♪」



……そんなこんなで、地底に何だか癖のある3人組が仲間入りしたようだ。






終演。





「……さて、何か良さそうなものは……ほう、デュエマ大会……これなら、俺の力も見せつけられるだろうな。ファー!!」




~あとがき~
というわけで、今回登場したのは『ウサギ団』でした。え、原作?こいつらブランク出来てるんだからいいっしょ(ry
次回もまたデュエマと言うわけですが……逃走中01でちょいちょい出てたアイツが動き出す。
今回はここまで。感想OK。