二次創作小説(新・総合)

芸術的☆ディスペクトVSリベリオン ( No.82 )
日時: 2023/12/08 20:15
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

どうも。例にならい(?)おろさんです。




今回もまたデュエマ話です。逃走中01で、アイキューと共にちょいちょい登場していた人物が動き出すようで……




追伸:諸事情により、この話から、>>61-62にて登場した一部のカードの能力や種族が一部変更されます。



『神崎・H・アリア』

『レキ』



種族を『アーマード・エンジェル・コマンド/ヒューマノイド/アウトレイジMAX』に変更





《???》


『ヴォル・デ・トンベ』。フランス語で『vol de tombe』。『墓荒らし』という意味にもなる。


その名を使っているその組織は、『時空融合現象』をはじめとした奇妙な現象を、様々な世界で引き起こしていた。



「適合率98パーセント……『電融』による結合完了まであと13パーセント……



その『ヴォル・デ・トンベ』の、何処かにある不可解な研究施設。



F.F「調子はどうだい、ドクター『ベノディア』。」



……『ベノディア』という名の、白衣を着た科学者の灰色髪女性に対してそう言う、ゴルフクラブを持ったそのリーゼントの男。名は『F.F』。言っておくがジョジョとは何の関係も無い。


ベノディア「……その憎まれ口みたいな言葉も相変わらずのようね、F.F。ドクター■■■■がやたらと文句を言っていたわよ。」


F.F「文句を言いたいのはこっちのセリフだ。あのアイキューとか言うガキの浅知恵に付き合わされたこっちの身にもなってもらいたいな。」

ベノディア「それもそっか。」

F.F「で、例のソイツはもうすぐ完成しそうか?」

ベノディア「ええ。並行世界から回収したキャラクターを上手く利用して、良い感じに出来上がって来たわ。

……まあ、と言ってもこれは試作品だから、本格的な投入はもうちょっと後だけど。」

F.F「それでもかまわないさ。どの道、小手調べにはちょうどいいだろうと思ていたしな。」

ベノディア「あら、どこに行く予定で?」

F.F「決まっているだろう。




……デュエマの大会さ。」




《バトリオシティ:ガイアールスタジアム》


この日。バトリオシティで、デュエルマスターズの町内大会が開かれることになった。



霊夢「デュエマ……地底で最近流行ってるって聞いて、何だかんだあって大元になったこの世界に来てみたら……大会が開かれてるなんてね。」


おろさん「折角だからって、ボルシャックが開いてくれたのさ。」


霊夢「ふぅん、そうなの――


……って、作者!?何でいつの間にいるのよ!!」


おろさん「そりゃ見に来たんだよ大会を。そう言う霊夢は、さしずめ調査目的か?」


霊夢「まあ、間違ってはいないけど……


……それにしても阿求はいないのね。アンタの事だからまた勝手に連れ出すのかと……」

おろさん「幻想郷縁起書いておきたいらしいから流石にやめた」

霊夢「そ、そう……」

おろさん「ま、とりあえず会場に入ろうや。観戦は自由だから金もかからないぞ。」

霊夢「……まあ、どの道そのつもりよ。」


という事で、作者と共に、霊夢は大会の会場に入って行った。




正邪「……ん?何か一瞬巫女の姿を見た気がするが……まあいいか。

大会……この世界に私の存在を示すにも丁度いい。カードもそろって来たし、『あのカード』を試すにも……」


……ジャイアントデッキを使う正邪。彼女もどうやら大会に参加するようだ。そして……




F.F「……アレは……たしか、幻想郷で派手な事をやらかしたと聞く天邪鬼か……フン、見る限り、大したことは無さそうだな。」



……そして数分後……



コンドゥ「さぁさぁ始まって参りました、デュエルマスターズ大会!視界はこの私『コンドゥ』と!」

トーレ「帽子の『トーレ』がお送りします。」


遂に、デュエマ大会がスタートした。



参加者青年「行くぞ!シールドブレイク!!」

参加者クリボー「まだまだ!シールドトリガーだ!!」



トーナメント方式で、激しい勝負が行われる。



正邪「グランドスラム・スコーピオンでダイレクトアタックだ!!」


じんめん犬「チクショー!!!」



正邪もまた、順調に勝ち進んでいった。



おろさん「へえ、ジャイアントデッキか……しかも用意したオリカも使いこなしてらっしゃる……」

霊夢「(前にもああいうデッキを使ってたわね……マナを増やして、大型クリーチャーをどんどん並べる戦略を取るって言う……)」



また数分後


悟空「だ、ダメだ、数が多すぎで対処できそうなカードが無ぇ……!!」


正邪「じゃあ、『十八番龍 エターナルグリーン ParLife』の能力でエクストラウィンだな。」


悟空「チクショォォォォォォォ!!!」



コンドゥ「決まったァァァ!!鬼人正邪選手、決勝進出ゥ!!」



霊夢「アイツ、とうとう決勝進出ね……」

おろさん「鬼人正邪……へえ、カードゲームの才能あるな。



……しかも……」




その頃。決勝の相手は……



青年A「くそっ!!あんな強い奴が決勝の相手だと!?」

青年B「お、落ち着けよ。お前だったら勝てるに――」

青年A「無理だ!何なら俺のデッキとは相性が悪い!このままじゃ負けを待つだけ――」


「なら、代わりに俺が出てやるよ。」


青年A「な……だ、誰だ?」


F.F「その前に……貴様をぶっ潰してやるぜ。」



一旦区切ります。

芸術的☆ディスペクトVSリベリオン ( No.83 )
日時: 2023/12/09 11:49
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: 2DtFjIhe)

続き



またまた数分後……



コンドゥ「さあさあ遂に決勝です!まずはAブロック決勝進出者の鬼人正邪選手!!」



正邪「(ようやく決勝だが……折角の『あのカード』、まだ使えてないんだよな……)」



コンドゥ「そして!Bブロック決勝進出者の……「ファー!!」って、あれ?」



「ファール~ファールファルファルファール~ファルファルファルッファ~♪」



トーレ「え、マジで何この歌」



そして、現れたのは……



F.F「ファールファールファ~


ファー!!!」



霊夢「え、誰!?」

おろさん「アイツって……」



正邪「何だ?お前……」


コンドゥ「ちょっ、ちょっとちょっと!あんた誰!何勝手に……」


F.F「言っておくが、あのガキは俺がブッ倒してやったぜ。

簡単にへし折れちまったからなぁ、代わりにこの俺が代打で出場するってワケだ!」


正邪「へぇ……「ちょっと待ってもらおうか。」



すると、作者がフィールドに入って来る。。


おろさん「お前……『霞が関ファルゴ』か?」

霊夢「ちょ、ちょっと作者!何勝手に上がってるの!というか誰よソレ!」



F.F「……ほう、お前がうわさに聞く管理者『おろさん』か……やはり、俺の『オリジナル』の事も知っているか。」



おろさん「『オリジナル』……?お前、もしや……ジルコン獣か?」



F.F「チッチッチ。惜しいな。まあいい、ここは名乗るのが礼儀だ。



俺はデュエリスト『霞が関ファルゴ』を元に作られた、試作ジルコン獣シリーズ『ファントム』!!通称『F.F(ファントム・ファルゴ)』さ!ファー!!」


正邪「(ジルコン獣……?へえ、巫女のヤツ……)」


コンドゥ「な、何の話してるかは分からないけど!勝手に代だとかそう言うのは「いいぜ。」えっ」


正邪「ソイツ……結構手ごたえがありそうだからな。この際ソイツとデュエルしようじゃないか。」


コンドゥ「え、で、ですけどねぇそもそも……「プルルルル……」

すると、電話が鳴った。

コンドゥ「はいもしもし……え、ボルシャックさん!?え、え!?えー、は、はい……」

トーレ「どうしたん?」

コンドゥ「……えー……




たった今審議の結果!決勝戦はまさかの!!突如現れたF.F選手VS鬼人正邪選手とのデュエルになることが決定しました!!」


霊夢「えっ!?」

おろさん「そうか……


なら止める必要はない。戻るぞ。」

霊夢「え、ええ……」




*****



F.F「(……相手はさっき見た天邪鬼か……大したことないと思っていたが……少し甘く見ていたか……)」



正邪「(……何だか面白くなって来たじゃないか……とりあえず、終わったら、あの作者とやらに色々聞きだしてみるか……)」



霊夢「……いいの?こういうイレギュラーって……」

おろさん「許可が出た以上やるっきゃないだろ。


それにあの『F.F』とやら、自らジルコン獣に近い存在だって事を名乗りやがった……となれば……『ヴォル・デ・トンベ』を名乗ったあの組織に関わるだろうし……」



F.F「……さぁ、見せてやるよ。ディスペクターをなぁ……!!」


正邪「ん?ディスペクターのデッキで来るのか……わざわざ言ってくれてどうも。」


F.F「どういたしまして、なんてなぁ?」




鬼人正邪『反逆のアーティスト』


VS


F.F『ディスペクト・フルスイング』



『デュエマスタート!』



こんな流れで始まった、鬼人正邪と、自らを試作ジルコン獣だと称する『F.F』とのデュエマ!



正邪
シールド5
『環嵐!ホールインワン・ヘラクレス』
『雲の超人』×2
『友兼』


F.F
シールド5
『賢樹 エルフィ-1』×2
『Disジルコン』×2


序盤、正邪は雲の超人を活用してマナを着々と増やす。

対してF.Fは、厄介なディスタス・クリーチャーを展開していく。



F.F
・5ターン目


F.F「俺のターン、ドロー。『Disジルコン』をもう1体召喚し……


……『突撃 バーニン-1』召喚!」



『突撃 バーニン-1』
火 ジャイアント・フレイム・モンスター/ディスタス
クリーチャー コスト3 パワー2000
■スピードアタッカー
■ササゲール1(ディスペクターを召喚する時、コストを1少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない)
元ネタ:バーニンレオ(星のカービィ)



おろさん「なっ、何だあのカード!?」

霊夢「あれってカービィのキャラクターじゃない。……え、作った覚え無いの?」

おろさん「無い以前に、版権キャラのディスペクター系統何て作るわけないだろ!」



F.F「スピードアタッカーのバーニン-1でシールドブレイクだ!」



正邪
シールド5→4


正邪「……トリガー無しか。」


F.F「ターンエンドだ。」


正邪「こりゃまた見たことないカードを持ってるな……面白い……!」


一旦区切ります。

芸術的☆ディスペクトVSリベリオン ( No.84 )
日時: 2023/12/08 20:20
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

続き


正邪
・6ターン目


正邪「私のターン。


まずは『アシスター・サイネリア』を召喚。


そして、『乱振!アルバトロス・タランチュラ』を、ホールインワン・ヘラクレスの能力によってマナゾーンから召喚!!」


『乱振!アルバトロス・タランチュラ』 VR
自然 ジャイアント・インセクト
クリーチャー コスト9 パワー13000
■自分のパワー6000以上のクリーチャーが2体以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
■T ・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時、ジャイアント・W・メクレイド8する。(ジャイアント・W・メクレイド8:自分の山札の上から6枚を見る。その中から、コスト8以下のジャイアントを2枚まで、コストを支払わずに使う。残りを好きな順序で山札の下に置く)
■自分のジャイアントが破壊される時、墓地に置くかわりマナゾーンに置いてもよい。


正邪「コイツの登場時能力で、ジャイアント・W・メクレイド8を発動!


山札から6枚見て……『大道雅』と『滑奏!Eine&氷駆』を召喚!」


大道おおみちみやび』 VR
水 ジャイアント・スノーフェアリー/クリエメイト
クリーチャー コスト4 パワー4500
■ジャストダイバー
■このクリーチャーをコストを支払わずに出した時、このクリーチャーをタップしてもよい。
■このクリーチャーがタップされている間、相手はコストを少なくしてカードを使えない。
■自分の手札が5枚以上なら、このクリーチャーはブロックされない。
出典:GA 芸術科アートデザインクラス


正邪「滑奏!Eine&氷駆の登場時能力でカードを3枚引いて……大道雅の登場時にコイツ自信をタップ。


次に、ホールインワン・ヘラクレスでシールドブレイク!能力で、Disジルコンをマナゾーンに!更に2マナ加速!」


F.F「ここは、もう1体でブロックだ。」


正邪「次に、友兼でシールドブレイク!」


F.F
シールド5→4


F.F「……S・トリガー『スパイシー・スパイラル』。能力で、雲の超人2体を手札送りだ!」


正邪「チィッ……ターンエンドだ。」


自然のカードが3つ以下になったため、ホールインワン・ヘラクレスはタマシードに戻る。



F.F
6ターン目



F.F「俺のターン、ドロー!……来たぜ!」


正邪「切り札でも引いたか……!」



F.F「まずは『ササゲール』発動!ササゲール持ちのクリーチャーを破壊する代わりに、ディスペクターのコストを下げられる……」


正邪「……無駄だ。大道雅がタップされている限り、お前はコスト軽減してカードを使えない。」


F.F「何!?ぐぬぬぬ……



……なーんてなァ!!!マナは溜まってるから全く問題無い!!


猿嘴さるはし電融 サルドマデルバシ』召喚!」



『猿嘴電融 サルドマデルバシ』
火水自然 ジャイアント/ファイアー・バード/ディスペクター
クリーチャー コスト8 パワー13000
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■スピードアタッカー
■マッハファイター
■T・ブレイカー
■自分の他のクリーチャーが相手のクリーチャーとバトルする時、かわりにこのクリーチャーにバトルさせてもよい。
■自分のクリーチャーがバトルに勝った時、相手のコスト5以下のエレメントを1つ破壊する。
元ネタ:猿谷猿丸(プロゴルファー猿)、ドデカバシ(ポケットモンスター)




おろさん「キャラクター同士のディスペクター……!!」




F.F「まずは、EXライフでシールドを増やし……

続いてバーニン-1で友兼を攻撃!能力で、サルドマデルバシがバトルを引き受ける!」


正邪「破壊された時、代わりにマナ送りだ。」


F.F「そして!!サルドマデルバシで『乱振!アルバトロス・タランチュラ』を破壊!!


……俺のクリーチャーがバトルに勝ったことで、貴様のコスト5以下のエレメントを破壊!ホールインワン・ヘラクレスとアシスター・サイネリアを除去だ!」


正邪「ッ……!!」


F.F「……ターンエンド。」



霊夢「あっという間にほとんど除去された……!」

おろさん「大道雅とEine&氷駆が残ったが……」



F.F「さあ、次のターンで貴様を再起不能にしてやる!ファールファルファルファー!!」


正邪「……




……フフッ」


F.F「ん?」


正邪「フフッ、クククッ、ククッ……



……クッハハハハハハハハハ!!こいつは面白いじゃないか!!不利な状況に立たされたこの状況、ひっくり返さないわけねぇよなぁ!!!?」



F.F「(な、何……!?)」



一旦区切ります。

芸術的☆ディスペクトVSリベリオン ( No.85 )
日時: 2023/12/08 20:30
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

続き


正邪
・7ターン目


正邪「私のターン……まずは呪文『エナジー・Re:ライト』で2枚ドロー。


……続いて、『山口如月』を召喚!」


『山口如月』 SR(スターターデッキ)
自然 種族:ジャイアント・スノーフェアリー/クリエメイト
クリーチャー コスト5 パワー4000
■マッハファイター
■シールド・セイバー
■このクリーチャーが離れた時、自分の山札を見る。その中からカードを2枚まで選び、マナゾーンに置く。その後、山札をシャッフルする。
出典:GA芸術科アートデザインクラス



正邪「ついでに友兼をもう1体召喚してと……


マッハファイターの山口如月で、Disジルコンを攻撃!!



その時、『革命チェンジ』で『銀河竜ギャラクティカ ゴルファンタジスタ』にチェンジ!」


『銀河竜 ゴルファンタジスタ』 SR
水自然 ジャイアント・ドラゴン
クリーチャー コスト7 パワー13000
■革命チェンジ:コスト5以上のジャイアント(自分のコスト5以上のジャイアントが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■T・ブレイカー
■相手のクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
■自分の他のジャイアントが相手のクリーチャーとバトルする時、かわりにこのクリーチャーにバトルさせてもよい。


正邪「如月が離れた事で、私の山札から好きなカードを2枚マナゾーンに置く。


で、銀河竜 ゴルファンタジスタで、そのままDisジルコンとバトル!」


F.F「そうは行くか!エルフィ-1の『ガードマン』で、銀河竜 ゴルファンタジスタと相打ち!」


正邪「友兼のウルトラ・セイバーで凌ぐ。」



F.F「……フン、それで終わりか?確かに銀河竜 ゴルファンタジスタは強力だが――」



正邪「いいや……まだ終わってない!!!」


そう言うと、正邪は、山口如月の能力でマナゾーンに置いたカード1枚を手に取る。


正邪「コイツが手札以外からマナゾーンに置かれた時……能力を発揮するんだよ!!」


それは、『XOR』だった。


『世界の見方が変わる 山口如月(アンリミテッド・ワールドメモリー・キサラギ)』 XOR
自然 ジャイアント・スノーフェアリー/ガイア・コマンド/クリエメイト
クリーチャー コスト5 パワー5000+
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をタップしてマナゾーンに置く。
■セイバー:ジャイアント
■シールド・セイバー
■このクリーチャーが破壊された時、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く。
■このクリーチャーが手札以外のゾーンからマナゾーンに置かれた時、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つジャイアントを1枚、自分のマナゾーンから使ってもよい。このクリーチャーがバトルゾーンから置かれていた場合、コスト4以下のジャイアントを1枚、さらに自分のマナゾーンから使ってもよい。
■自分のバトルゾーンとマナゾーンにカードが20枚以上あれば、自分のクリーチャー全てのパワーを+50000し、『マッハファイター』と『ワールド・ブレイカー』を与える。
出典:GA 芸術科アートデザインクラス、きららファンタジア



正邪「早速マナゾーンから、世界の見方が変わる 山口如月(アンリミテッド・ワールドメモリー・キサラギ)を出す!!」


F.F「そ、そのカードは何だ……!?だが、そんなカードが来たところで――」


正邪「終わってないって言ってんだろ?


大道雅で、サルドマデルバシを攻撃。能力で、ゴルファンタジスタが代わりにバトルを請け負う!」


F.F「そうは行くか!もう1体のエルフィ-1のガードマン!!」


正邪「……自分のジャイアントが破壊された時、如月のセイバーが発動。


そして、如月が破壊されれば、代わりにマナゾーンに置かれる。」



F.F「と、という事は……」



正邪「如月をもう1回出す!更に、バトルゾーンから置かれていたから、追加で友兼も出す!


んで、もう今出した友兼のマッハファイターで、サルドマデルバシを攻撃!そんでゴルファンタジスタが代わりにバトル!!」


F.F「っ、相打ちだが、EXライフで生き残る!」


正邪「こっちも如月の能力を発動させる!


で、如月と、追加で雲の超人を出す。



……さて、今ので、バトルゾーンとマナゾーンのカードが20枚を超えたな。」


F.F「ま、まだ何かあるのか!!?」


正邪「ああ!これによって、私のクリーチャーのパワー+50000、更に『マッハファイター』と『ワールド・ブレイカー』追加!!」



F.F「ファァァァァァ!!!?」



正邪「って事で、お前のクリーチャーをそのまま全部片づける!


ゴルファンタジスタでサルドマデルバシ、雲の超人でDisジルコン、Eine&氷駆でバーニン-1を攻撃!!


……そしてターンエンドだ。」



F.F
・7ターン目


F.F「くっ……何か打点は……丁度いい呪文が……ダメだ、マナも足りなくなるし1回ウルトラ・セイバーで防がれる……!!



くっ……墓地からDisジルコン3体を召喚!ターンエンドだ!!」



正邪
・8ターン目


正邪「……じゃ、一掃と行くか。


呪文『轟破天九十九語ごうはてんつくもがたり』。」


F.F「えっ」


正邪「知ってるだろ?登場時能力が使えない代わりに、マナゾーンのクリーチャーを全部出す呪文だ。


……と、言う事で……」


F.F「え、あのっ、オイちょっと待――」



正邪「ダメ☆」



……そのまま、マナゾーンに置かれていたF.Fのクリーチャーが殲滅される。



正邪「大道雅でワールド・ブレイク!」


F.F
シールド4→0



F.F「マナも無ければシールドも無い……FAFAFAFAFAFAFAFA」



正邪「如月でダイレクトアタック!!!」



コンドゥ「き……




決まったァァァァァァァァァァ!!優勝は、鬼人正邪選手だあああああああっ!!!!」





Winner『鬼人正邪』




おろさん「いよし!!」

霊夢「結構やるじゃない……」





正邪「ふう……出し惜しんでた甲斐があったかもな。「ぐぬぬぬ……」ん?」



F.F「貴様……小手調べだったとはいえよくもこの俺に恥をかかせやがったな……



覚えていろ!この借りは必ず返す!!」


そう言って、F.Fは姿を消した。


正邪「……ま、いつでも受けて立つよ。



……と、後は……」


*****


……で、作者は鬼人正邪に、色々事情を話す。


正邪「……へえ、面白ことやってんじゃん。」

おろさん「ハードではあるがな。」

霊夢「……ねえ、そんなあっさり教えて良いの?一応アイツ一時期指名手配されて……」

正邪「前に言っただろ。少なくともこの世界で、あの時と同じやり方をするつもりは無いって。



……まあ、どっかでまたあのF.Fってやつとは衝突しそうだし、気分が乗ったら手伝ってやるよ。」



そう言って、正邪は何処かに行った。


おろさん「……しかし……やはり変化しつつあるか。」

霊夢「変化?何を言って……」

おろさん「……後々、嫌でも分かるよ。」





正邪「……ホント、面白い事になって来たよ。」







《???》


F.F「鬼人正邪……次は俺の手でぶっ潰す!」




終演。







次回、前後編。
祷大地の過去『出会いとは、月夜を跳ねるウサギのごとく?』