二次創作小説(新・総合)
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.34 )
- 日時: 2023/04/22 08:20
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第19話「離れ離れ」
【ハイラル城】
「…………」
何だろう…、見た事ない世界だね。
さっきまでリーザス村にいた筈なんだけど、気が付いたら別のお城に倒れていたんだ。
ポップ…ヒュンケル……皆、一体何処に行ってしまったの。
するとそんなおれの元に、敵が攻めて来たんだ。
「骸骨に似てるけど。おれの知ってるモンスターじゃない、絶対に…絶対に諦めない!」
そうだ、ポップたちやマァムと再開するまでは決して。
こんな見知らぬ世界で、倒れる訳には行かないんだ。
禍々しい気配を少しずつ倒して行ってるけど、逆にこちらの体力は消耗している。
あぁ……このままおれは、死んでしまうのか…。
『カキィン カキィン』
「セフィロス。誰かが倒れているぞ!」
「よしっ。私はこの少年の様子を見ている、アイクとソラはプリムたちの殲滅を頼むぞ!」
「ああっ!」
「うんっ、分かったよセフィロス!」
何だろう……、声が聞こえるな……。
駄目だ……、幻覚まで聞こえるようになって来てるよ。
でも、こんな場所に来れただけでもいい……かな……。
マァム……ごめんね、おれ…此処までかも知れない……。
20話に続きます。
>>33
ありがとうございます。
次からは、段落を付けながら描いて行こうと思います。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.35 )
- 日時: 2023/04/22 12:23
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第20話「気が付いたら、スマブラ世界」
【スマブラ世界 スマブラ館】
『キィィン……』
「帰ったぞ!」
「あっ。お帰りなさいセフィロスさんたち、ご無事で良かったですわ!」
「ああ。ただいまゼルダ、皆」
「………ッ!!! 怪我人かい? セフィロス」
「ああ。ハイラル城の近くで倒れていてな、この少年をアイクが見つけてくれたんだ」
「まあ。大変ですわ、早速お部屋に連れて行きましょう!!」
「待てゼルダ。多分俺の勘違いかも知れないが、俺はその少年に心当たりがあるかも知れない」
「えっ?」
「この黒くて短い髪に十次郎の傷……。俺の親友に……、何処か似ているんだ……」
「まあまあクラウド。まずは彼の体力を全回復させなきゃ行けないわ」
「そ……それもそうだな。急に焦って、済まなかったな」
本当に、不思議な格好をした男の子が来るなんて今まで無かったわ。
ドクターは彼を連れて、医務室に運び始めたの。
回復などの支援が必要の為、クラウドとエイトはドクターに続いて行ったわ。
私もナース姿にチェンジ出来ていたら、ドクターの負担を軽く出来たけど…。
「……………」
「はい、姫」
「ありがとうリンク。ねえ、セフィロスたちが連れて来たあの子……一体何者かしら?」
「そこは分かりませんが。今はドクターたちに任せて置くといいですよ」
「そうね…。さてと、私は食事が出来るまでピカチュウと遊んでるわ」
「僕も行きますよ。ルカリオと修行すると約束していますからね」
「分かったわ。私と一緒に途中まで行きましょうか、リンク」
「勿論です、ピーチ姫!」
リンクは、ハイラル国の中で最強の剣士。
そして私は、キノコ王国を束ねる王女。
かつて私はファイターの1人として、DX大会に参加していたの。
そこの挑戦者内には、ほとんどが知らない人たちばかりだったわ。
赤い帽子を被った配管工は、お馴染みのマリオ。
彼には何度も私を助けてくれた事があるけど、私にとってマリオは“いいお友達”的な存在だわ。
『ぴょんっ』
「きゃあっ!」
「ピーチ姫、やっと見つけました! 何処を探してもいなかったから、寂しかったですよ〜」
「うふふっ。ごめんねピカチュウ、遅くなってしまったわね!」
「ほらっ。デイジー姫とルキナさんが待っていますよ、ボクたちも急ぎましょう!」
「そうね。じゃあまたね、リンク!」
「はい。後程呼びに伺いますね、姫!」
「ええっ!」
迎えに来てくれたピカチュウを私の左肩に乗せて、ルキナたちがいる場所に向かう。
少しと言うより……、かなり時間掛かったかも知れないわね。
本当は、リンクと沢山お話したかったのよ。
だけど私はリンクとは違って、彼のようにあまり強くはないわ。
ゼルダだって……アイクという頼りになるガードを付けているんだから、私もリンクに頼れるように頑張らなきゃ駄目よ。
いつまでも守られてばかりは嫌だから、今度は私自身が強くなる番その物だわ!
21話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.36 )
- 日時: 2023/04/22 13:28
- 名前: パオジャン (ID: nslPNMPd)
セリフばっかで読みづらいけど面白いです!
よかったら私の作品も読んでください!
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.37 )
- 日時: 2023/04/22 13:30
- 名前: イーユイ (ID: B.VkC.H9)
せっかくコメントしたのに無視するんだ?
最低。ファンとして失望しました
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.38 )
- 日時: 2023/04/22 13:32
- 名前: パオジャン (ID: LSYjDN51)
え、、、謎の女剣士さんてコメントしても無視するようなクソ作者なのか。最悪じゃないですか。読者のこと舐めてるの?読者の気持ち考えられないならこんなとこに投稿するの辞めればいいのに。読まれたいから投稿してるんでしょ?なのに読者の扱い悪いの最悪じゃないですか。人として問題がある。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.39 )
- 日時: 2023/04/22 13:39
- 名前: ____ (ID: 12T.pym5)
女剣士さんの事悪く言わないで下さい!
忙しいんだと思います。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.40 )
- 日時: 2023/04/22 13:44
- 名前: パオジャン (ID: C8xAxaSx)
忙しい人は小説書かないと思います。読者のこと大切にしない人なんでしょうどうせ。読者なんか自己承認欲求を満たしてくれる材料としか思ってないんですよこういう人は。せっかく応援してたのに嫌いになりそうです酷い、、、
でもそれでも読みますだっておもしろいから!
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.41 )
- 日時: 2023/04/22 13:46
- 名前: イーユイ (ID: kDQlFNeM)
やめたほうがいいと思うけど、また無視されたら管理人に相談すればいいや。応援してるんで、お願いしますね👋
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.42 )
- 日時: 2023/04/22 15:38
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
>>37-41
済みません。
>>39の方も言ってましたが、忙しいのは本当です。
>>33の方から初めてアドバイス頂いて、段落付けようと思っていますが…上手く出来ないんです。
それに、>>40 >>41さん。
それだけは勘弁して頂けませんか?
応援して頂けるなんて、凄く嬉しいです。
ストーリー 世界観 キャラの3段階が、あまり上手く表現出来なくて困る時もあるんです。
だからストーリーや世界観を意識するなら、まずは原典やアニメを視聴する事で何かヒントを掴める気がするんです。
済みません、あと少し経ってから本編再開します。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.43 )
- 日時: 2023/04/22 16:02
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第21話「現在の状況」
【スマブラ世界 スマブラ館】
(ピーチSide)
「ピーチ。今の状況を纏めたいから集まるようにって、パルテナ様が」
「分かったわ。今行くわ」
此処は、私たちスマブラファイターが集うスマブラ館。
今までは歴代の挑戦・参戦者が集まり、何事もなくほのぼのと過ごしていたけど。
そんなある日、別の世界からの来客者が現れたわ。
私はゼルダと共に会議室に赴くと、クラウド ソラ以外のファイターが揃っていたわ。
私はリンクの側に行き、ゼルダはアイクとマルスの間に行く。
「今日の未明。この館に来客者が来たのは知ってるよね?」
「吾輩も見たのだ。ソラが言うには、頬に十字路の傷がある少年をアイクが見つけたと」
「そう。今は回復の最中だけど、彼の意識が戻り次第……事情を説明して貰う事になると思うんだ」
「マリオ。その少年の名は何と言うのだ?」
「分からない。医務室から連絡がないから、もう少しだけ待とう」
『うん(ああ/はい)っ!』
マリオも言っていたけど、後は目を覚ますことを祈るだけだわ。
話し合いは終わり、解散という形になったけど。
私はあの少年が誰なのか、調べてみようと決意する。
ピカチュウも一緒に行くと名乗り出たから、2人で書庫に向かい始める。
書庫があるのは……、私とゼルダがいる部屋から少し離れた先にあるわね。
【通路内】
「ピーチ。」
「あらゼロサム、どうかしたの?」
「ああ。これを、渡して置こうと思ってな…」
ゼロサムから託されたのは、黒髪の少年がいつも身に付けていると言う首飾り。
う〜ん、ペンダントのようにも見えるわね。
アイクがハイラル城の近くで見つけたらしいけど、所々に傷があったのはどうしてかしら。
私なりの勘だけど、彼は私たちの分までプリム数体を倒したって事になるのかしらね…。
22話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.44 )
- 日時: 2023/04/22 16:50
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第22話「大魔道士との約束」
※このお話は、マリオとダイが出会う前のストーリーです。
【回想:キノコ王国】
(マリオSide)
『マリオ。もし何処かで……俺の幼馴染を見付けたら、その時は宜しく頼むわ!』
『これ…。彼の持ち物だよね?』
『ああ。先に教えて置くよ、あいつの名は……』
『……。彼の名は……?』
『………。ダイだ!』
あれは、来客者が来る少し前の出来事だった。
ボクに彼の所持品を託してくれた黄色いバンダナを付けた人はそう言って、そのまま何処かへ行ってしまった。
どうしてその人がボクの事を知ってるのかは分からないけど、よっぽど心配していたんだね。
しまったなぁ、あの人の名前…聞いて置けば良かったよ。
【現在:スマブラ世界 スマブラ館】
『トントントントントン…』
「マリオ。」
「ドンキーか。どうかした?」
「……。あいつ、此処に来てから回復の目処が経ってないみたいなんだよ……」
「大丈夫。それに彼は大丈夫だよ、あの人が言っていたからね」
「マリオ……」
そうだ、彼の回復能力についてはあの人も把握している。
それに任されたんだもん、彼を……宜しく頼むと。
ボクがあった人は、黒い髪に黄色いバンダナを付けていた陽気な青年だったね…。
あの人の年齢からすると…、15か16位の人かな。
それに背も高かったから、大体で言うと168cmだろうねぇ…。
【キッチン】
「あっ、マリオ!」
「代わるよデイジー。今日はボクが食事を作る日だからね」
「そう? じゃあ、後は宜しくね!」
「うん。」
よしっ、まずは下ごしらえからだね。
以前パルテナ様から教えて貰ったから、ちゃんとメモしてあるけど。
あれ? 料理メモと描いてある手帳がない。
おかしいな……、ちゃんと肌身離さず持ち歩いているのに何処に落としたのかなぁ…。
「はい!」
「あっ、ボクの料理メモ! 何処に落ちてたの?」
「リビングに置きっぱなしだったって、カズヤが言ってたわ!」
「……。後でカズヤにお礼言わなきゃ行けないね…」
「マリオ。何だか変よ? 何かあったの?」
「……。下ごしらえしながらだけど、聞いてくれるかい?」
「ええっ、勿論よ!」
今日は当番じゃないけど、デイジーは手を動かしながらボクのサポートをしてくれた。
少し前にあったあの人とのやり取りを、一部始終話す。
あの人は彼をよく知っていて、何でも兄弟子だと主張していたみたい。
きっとその人もまた、ボクたちとは違う戦いをして来た勇敢な戦士な気がするんだよね…。
ボクがその人に再び会える日もきっと、そう遠くない気がするとボクは思うな。
23話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.45 )
- 日時: 2023/04/22 17:48
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
23話の更新は、20時か21時の予定です。
済みませんが、更新時間までもう暫くお待ち下さい。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.46 )
- 日時: 2023/04/22 20:18
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第23話「悪夢<1>」
【スマブラ世界 スマブラ館 医務室】
「………ッ!!!」
「気が付いたか?」
「君、大丈夫かい?」
あれ…? おれ、どうして此処にいるのかな。
確かこの世界に迷い込んで来て、プリムと呼ばれる敵を30位倒したのは覚えてる。
あの世界の時に貰った筈の印も、ないよ……。
でも、この人たちは一体誰かな。
「ねえ、君……」
「いっ……。嫌だ、来ないで!!」
「えっ? 俺たちは君を攻撃したりしないよ」
「それでも駄目。怖い……」
だって、御伽話みたいな展開になるから仕方ないじゃないか。
しかも、大きな剣を背負っている人がいるし。
鍵を武器として戦う戦士なんて、聞いた事がないからね。
そうだ、此処はおれが知ってる世界じゃないんだ!
『ダダッ…… ばたんっ』
「どうしよう、クラウド…」
「仕方ない。ソラは此処にいろ、俺はあいつを探しに行って来る」
「うん、気を付けてね!」
クラウドの足なら、すぐに見つかるかな。
やっと目を覚ましたのに、かなり錯乱しているなんてね…。
無理もないかなぁ、今まで彼は彼のいる世界にいたからね。
だけど……あの怯え様は一体、彼自身の身に何があったんだろう…。
頼むクラウド、何とか彼を引き留めてくれ!
24話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.47 )
- 日時: 2023/04/22 23:16
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
24話は、明日更新します。
少しの間、憂鬱展開になるので…ご了承下さい。
ダイとクラウド、暫くこの2人がメインになります。
少し自信ないですが、頑張って描きますね。
引き続き、本作を宜しくお願いします。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.48 )
- 日時: 2023/04/23 09:02
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第24話「悪夢<2>」
【スマブラXの世界 荒廃された動物園】
「……。本当に、本当に此処は"別の世界"そのものなんだね…」
少し前までおれはマァムやヒム、クロコダインたちと一緒に平和な日々を送っていたんだ。
大魔王・バーンを倒して、おれのいた世界は平和になったと一時的に喜んでいたけど。
キルバーンの本体は、ピロロだったんだ。
それはきっと、おれたちはピロロ自体が人形だと勝手に思っていたからかも知れないね。
『ザッザッザッザッザッ…』
「何なのこいつ。どうして…、どうしておれを追って来たりするの?」
まるで、動く石像みたいなデカさだ。
だけどこの石像は、おれの知ってるモンスターじゃない!
とにかく今は、今は逃げる事を考えるんだ。
逃げ続けていく事で、何か答えが見つかるかも知れない…。
「離れろ! 破光撃!!」
「えっ……?」
「大丈夫か? 何処か、怪我してないか?」
「……。う、うん…。おれは……おれは大丈夫…です……」
ううん、全然大丈夫じゃないよ。
此処に来る前はジャングルにいて、そこでも知らない敵と戦っていた。
そして戦場に着いたら、また別の敵がおれを襲って来たんだ。
まるで……魔界にいた時みたいに、おれは誰の助けも借りずに戦っていたんだね……。
父さんや聖母竜も言ってたけど、おれはそこまで……そこまで強くなんかないよ。
『ピカーン……』
「……。全然大丈夫ではないな……」
「だって…。誰かにおれのこんな姿を見せられたら、恥ずかしいんだもん……」
「お前……。名前は確かダイ……、だったな?」
「な、何でおれの名前を知ってるの?」
「此処へ来る途中マリオから聞いたんだ。きっとダイ、お前自身としては自分の無様な姿を俺たちの誰かに見せたくないと……な…」
「ねえ、君の名前……聞いてもいいかな?」
「ああ。俺の名はクラウド、スマブラファイターの1人だ」
何だろう、こんなおれを助けてくれる人がいるなんて。
それにさっきのあの攻撃、クロコダインが使う獣王会心撃に少し近かったな…。
もう……逃げるのはやめよう、このまま逃げ続けていても…きっといいことはない筈だ。
問題は……今この場所からどうやって抜けるかだけど、流石にこの状態だとルーラする元気もないかな……。
『シュタッ…』
「無事だったか、クラウド!」
「アイクか。」
「ああ。……その様子からすれば、例の迷子を見つけたようだな?」
「そうだ。ひとまず依頼主に報告をしよう、それからこいつの……ダイの体力回復に全力を尽くさないとな」
「そうだな。よしっ、ゼルダたちの所に帰るぞ!」
「…………」
「どうした?」
「ううん。何だか君を見てるとね、今まで旅をして来た親友に少し似てる気がするんだ」
「ふっ…。俺なりに解釈するとダイ、要するに俺はアンタの言う"その親友"とやらにそっくりだと言いたいんじゃないか?」
「あははっ。多分、そうかも知れないね」
このアイクって人、何でおれの言いたい事を見抜いちゃうのかなぁ。
そう言うところが、おれの親友に似ているんだよね。
ねえ先生……、こうして他の人たちと会うのも悪くない気がするよ。
先生との稽古はあの時中断になってしまったけど、おれは先生から学んだ修行内容を思い出しながら…新しい友達と一緒に頑張って進んで行くからね。
25話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.49 )
- 日時: 2023/04/23 12:33
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
23話と24話の内容説明です。
マリオたちが拠点としているスマブラ館で療養して少し経ったある日、少年…ダイは目を覚ます。
だが彼は辺りを見渡し、今いる場所は自分が知ってる世界ではないと言うことに気付く。
今まで自分を介抱していたクラウド ソラを見た途端、急に逃げ出すダイ。
その彼の行方を追う為、ソラはクラウドにダイの捜索を依頼する。
ーーーーーーーーーーーー
一方の彼が辿り着いたのは、かつてPKを使いこなす金髪の少年・リュカの物語が開始した場所でもある荒廃された動物園だった。
その場所でもダイは怖がり始め、ポーキーと呼ばれる石像に追いかけていた。
しかしそのダイを助けたのは、金髪の剣士・クラウドだった。
クラウドがダイと再会して少しした後に、陽気な蒼炎の勇者・アイクが駆け付ける。
するとクラウドはダイ捜索を依頼したソラに報告すると言いつつ、アイク ダイと共にスマブラ館に帰還したのだった。
以上が、23話と24話のあらすじのまとめです。
分かりづらくて、ごめんなさい…。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.50 )
- 日時: 2023/04/23 21:35
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
こんばんは、女剣士です。
25話を描こうと思っているんですが、中々いいネタが浮かびません。
憂鬱よりほのぼのにするなら、どんな内容がいいですかねぇ。
もしかしたら、明日更新になるかも知れないので…ご了承下さい。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.51 )
- 日時: 2023/04/24 08:23
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第25話「憂鬱と少年の変化」
【夢の中:デルムリン島】
『爺ちゃ〜ん! 皆〜?』
『だ……、ダイよ!! 何故、わしらを……?』
『えっ……。何言ってるの爺ちゃん、おれ…そんなこと……ッ!!!』
『出て行け! ワシはもう、お前の爺ちゃんではないわい!!』
『爺ちゃん、爺ちゃん!!!』
嘘だ、こんな事が起きるなんて嘘だよ。
だってこんな悪夢は、今まで見た事ないよ。
ーーーーーーーーーーーーーー
【現在:スマブラ世界 スマブラ館 医務室】
『ガバッ』
「駄目だ、爺ちゃん!!」
「…………ッ!!!」
「あっ……、ピカチュウ。来てたんだね……」
「だ……、ダイ? どうかしたの? 急に慌てて飛び起きた見たいだけど……」
「何でもないよ……。それに何だったんだ、あの悪夢は一体……」
あれ? 傷が……、ないや……。
やっぱりおれ……、皆に迷惑をしているのかな。
こんな悪夢を見せる人と言ったら、炭治郎の世界に出て来るアイツしか考えられないよ。
更に冷や汗をかいていると気付いたのか、ピカチュウがおれの肩に乗って来たんだ。
何か、カッコ悪い所を見せてしまったみたいだね…。
『ガチャッ』
「やあダイ君、気分はどうかな?」
「マルス、リュウ……」
「そうだ。君は確か…、読み書きが苦手だとマリオに聞いたからな。俺とマルスが君の為に読み書きを教えるぞ?」
「……。そんなの別にいいよぉ、恥ずかしいじゃないか!!」
「わっはっはっはっは! そうは行かない、さあマルスよ!」
「うん。ちゃんと君でも分かる読み書き帳を買って来たから、一緒に少しずつやって行こうか!」
「………。分かった……」
全くもう……、本当に何なんだよこの人たちは!
どうしておれが読み書き苦手だと、すぐに見破っちゃうんだろう。
もしかして、隠し事は良くないって事かな。
仕方ないね……、少しでも苦手を克服する為にも読み書きをやって行くしかないかな。
「あっ! リンクから3人用の飲み物注いで貰う約束してた、すぐに戻るね!」
「ありがとう。じゃあ飲み物の提供はお願い出来るかい? ピカチュウ」
「うん。多分僕1人だと重くて運べないから、誰かにお願いして手伝って貰うよ!」
「そうだな。そうした方がいいだろう」
まずは、読み書きを始める前に簡単な漢字から教えて貰う事にしたんだ。
確かにおれって小学生みたいな歳なのは事実だけど、此処にいる人たちはほとんどが大人なんだよね。
え〜っと、おれとあまり歳が変わらないのは…。
確かトゥーンとネス、金髪の男の子・リュカ辺りかな。
後はロイって赤い髪の人とも、そんなに差はないんだよね…。
26話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.52 )
- 日時: 2023/04/24 21:05
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第26話「意外な来客者」
【スマブラ世界 スマブラ館】
『ピンポーン』
「こんな時間に誰だろう? クラウド。悪いけど、僕は今…手が離せないから……。代わりに出てくれるかい?」
「ああ……」
ダイが"こちらの世界"に来て数日が経過したある日、意外な人物たちがこちらに来ていた。
小さな窓から外を見渡すと、リザードマンらしきタイプのワニ男が鎧を着ていた。
こいつは一体……何者なんだ、ダイの知り合いだろうか…。
もし殺意があるならば、ダイを俺たちから奪う可能性も高いだろう。
『スッ………』
「アンタたちは一体何者なんだ? 俺たちスマブラファイターが拠点しているこの館に何の用だ?!」
「落ち着け。オレたちに殺意はない…」
「………ッ!! 人間…、か?」
「済まない。自己紹介をしていなかったな、オレの名はヒュンケル。アバンの使徒の1人だ」
「……。俺はクラウドだ……」
銀髪の短い男の言う通り、どうやら殺意はないようだな…。
しかし、この光景をダイに見せる訳には行かない。
まずはこいつらの用件を聞いて、お引き取りを願うしかなさそうだな。
これもまた、マリオと約束を交わした"あの男"の依頼でもあるからな。
「クラウド。お話ならリビングを使うといいぞ」
「そうだな。立ち話も良くないから、リビングに案内しよう」
「済まない。では、お言葉に甘えるとしよう」
「うむ、その方がいいだろう!」
「……………」
ーーーーーーーーーーーーーー
この大男め…、勝手に話を進めないでくれ。
いくら"あの男"やダイの知り合いだろうとしても、俺はアンタたちを少しも信用していないからな。
よしっ、なるべく平然を装いつつも…コイツらの話を聞くしかないな。
左端にいる銀髪の短い男の話に寄ると、大魔王バーンとやらの復活が近いそうだ。
その為、そのバーンとやらをもう1度倒す為に…こちらの世界で療養しているダイを迎えに来たと言った所だろうな…。
『ガタッ…』
「……? アイク君…?」
「アンタたちの事情はよ〜く分かった。しかし、今はダイを連れ出すことは…この俺が断じて許さん!」
「えっ?! ちょっ、ちょっとアイク君?!」
「アンタは黙ってろ、エイト!!」
「………」
「……何故駄目なんだ…?」
「ボクが近くにいたからビックリしたけど、どんな時でも…ボクはダイの側に寄り添っていたんです」
「……。まさか、悪夢をみたせいか?」
「はい…。事情までは話してくれなかったけど、かなり青ざめていたから……」
『……………』
俺も人の事はあまり言えないが、時々悪夢を見る事はたまにあったりするな…。
俺の生まれ育った故郷をセフィロスに焼き払われてしまい、そのせいで母さんを……家族を失った事があるからな。
更には幼馴染のティファまで傷つけ、幼い頃に約束した事を守れないかも知れないと怖かった事もある。
なあティファ……、あんたは今も…元気にバーを経営しているだろうか…。
あんたやデンゼルたちのいる家に帰るのはまだ先になるかも知れないが、万が一アンタに何かあったら……俺が仲間たちと共に必ず駆け付ける事を約束するよ。
27話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.53 )
- 日時: 2023/04/25 08:15
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
27話では、兄弟子と末弟子+マリオブラザーズがメインのシナリオになります。
作者なりに考えましたが、この一夜だけでも…ダイマ前提ヒュン+ダ風味はいいかと思います。
作者の推しはポップなので、3章の何処かでポプレオの話を描きたいと考えています。
ウチのクラウドはかなりクールなので、ダイを必死で守る保護者ですw
しかし、堅物過ぎる為…マルスとイレブンに引き摺られやすいかと…。
マルスの場合
「はいはい。心配なのは分かるけど、今は彼らに任せましょうね〜」
イレブンの場合
「クラウドさん。僕より先輩なんですから、今はマリオさんたちを信じましょうよ!」
ーーーーーーーーーーーーーー
こんな感じで、クラウドを彼らから遠ざけるかも知れません。
まるで、マルスとイレブンが第2の兄弟子&弟弟子みたいな感じですねw
27話の更新は、作者が帰ってからになりますので…ご了承下さい。
それでは、更新までもう暫くお待ち下さい…。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.54 )
- 日時: 2023/04/25 21:42
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第27話「ダイの捜索」
【デルムリン島 ダイの実家】
「済まんのう。ダイは帰って来ておらんわい!」
「……。そうですか……」
彼が流れ着いたと言うこの島なら、ダイ君が帰って来ている気がしたんだけどなぁ。
鬼面道士のブラスさん、この島に流れ着いた幼いダイ君を引き取り…彼を育てて来た。
将来は魔法使いにしようと考えていたみたいだけど、ダイ君は勇者になる事を希望していたんだね。
仕方ない、今は片っ端から彼の居場所を探して行くしかないね!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『ペラッ…』
「…………」
「マァムさん。次は何処に行きますか?」
「う〜ん……。可能性は低いけど、カール王国に行きましょう!」
「えぇ?! 可能性は低いとはいえ、流石にそこにダイ君がいるとは限りませんよ?」
「だからよ!! 本当にダイが万が一そこにいなかった場合は、私たちがどうやって別の世界に行くのかを徹底的に調べるしかないわ!」
「マァムさん………(汗)」
つまり、ダイ君を見つけ出すまでは諦めないって事になりそうだなぁ。
それに何日か探し回ったとしても、キメラの翼の数が残り少なくなって来ている。
勿論彼の捜索にはマァムさんと俺だけじゃなく、時透くんや甘露寺さんにも協力して貰っているんだ。
時透くんはパプニカ王国、甘露寺さんはランカークス村の方でダイ君に関する情報を集めている。
本当なら禰豆子にも活躍したいとこだけど、日中とかはかなり危険な気がするんだよなぁ〜…。
28話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.55 )
- 日時: 2023/04/26 08:55
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
28話のあらすじ+見どころ紹介です。
28話はポップ&クロノがメインのシナリオになります。
ダイと同じく悪夢を見たポップは慌てて起き上がると、そこには回復系治療を休む間もなく掛け続けて眠っていたレオナが自分の側に寄り添っていた。
しかしポップは彼女を起こさないようにベッドを抜け出し、リビングに足を運ぶ。
今頃マァムや炭治郎らが自分の相棒を探していると知っていても、ポップは不安の様子。
そんな彼を落ち着かせようと、ポップより2つ年上の赤い髪の勇者・クロノが現れる。
こんな感じですね。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.56 )
- 日時: 2023/04/26 21:21
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第28話「大魔道士の不安」
【パプニカ城 ポップの部屋】
「……………」
ダイの奴…、あれから何処行っちまったんだよ。
あの時は苦労してバーンの野郎を倒したのに
、再び再戦しちまう日が近くなって来やがる。
いつだったかな…、以前ミストバーンとキルバーンが此処に来た時に情報が入ったんだよなぁ。
ミオリネって姉ちゃんが探してる陽気な女の子が今、敵さん側の幹部になってると言う話を…。
【回想:パプニカ城 リビング】
『ポップくん。キミも十分に注意してくれたまえ、近々バーン様が復活になるかも知れないよ…』
『嘘だろ…。大魔王バーンはダイが苦労して倒したんだぞ?』
『確かにそうだ…。しかしバーン様にも暗黒闘気がある…、それが可能な人物と言えば…』
『……ドルマゲス……』
『ゼシカから聞いたわ。そのドルマゲスは秘宝の杖を手に取ったせいで、暗黒神ラプソーンに支配されていると…』
『……。バーンよりも厄介じゃねーか、そのラプソーンって野郎も…』
『ポップ君……』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そうだ、これ以上誰かを失う訳には行かない。
仲間を守る為にも闘うしかないのは分かってる、だけどな……。
バーンより強い奴と戦わなきゃ行けないと思うと俺…、どうしても恐怖に負けちまいそうなんだよ。
一時はダイの奴が記憶を失い、何とか本来の"ダイ"自身に戻って欲しいと思った事も何回かあるけどよ…。
【現在:パプニカ城 ポップの部屋】
『ガチャッ』
「ポップ……」
「ん? どうしたんだよクロノ、眠れないのか?」
「……。ポップ…、何か隠してるんだよね?」
「ヘ?」
「とぼけないで。ポップ、君の側にいる彼女を見ても…同じ事が言えるの?」
「………ッ!!! れ、レオナ……」
「すーすー……」
気付かなかった、まさかレオナが近くにいたなんてな…。
おれが悪夢で魘されてると思って、落ち着くまで彼女はおれを支えてくれた気がする…。
レオナやクロノの前で隠し事はよくないのは分かってるけど、今回ばかりは2人の前でも言えないんだ。
例えお前が相棒と同じ勇者であっても、人によっては言えねー時もあるんだよ!!
29話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.57 )
- 日時: 2023/04/27 08:44
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
追加ジャンルと登場キャラ一覧です。
〜追加ジャンル〜
・機動戦士ガンダム 水星の魔女
・クロノ・トリガー
ー機動戦士ガンダム 水星の魔女ー
スレッタ・マーキュリー
ミオリネ・レンブラン
一部の登場キャラは、更新時に合わせて追加します。
まもなく作者が不在になるので、戻り次第29話を更新します。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.58 )
- 日時: 2023/04/27 21:46
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第29話「ミオリネの想いと闘う覚悟」
【パプニカ城 ベランダ】
「………いつからおかしくなったのよ、スレッタ…」
もしも、もしも私やクソ親父をスレッタに助けて貰わなかったら…私自身は何も変わらなかったかも知れない。
アイツは水星の魔女で、私は次期統領になる令嬢。
大切な地上を守る為に政略結婚を前提に、私たちは勝手に決めつけられたわ。
ーーーーーーーーーーー
パプニカ王国での暮らしは、今までになかった経験を積む事が出来る。
夢見た光景をこんな風に感じるなんて、かつての私なら信じられなかったかも知れないわ。
そんなアイツがある日、敵に堕ちてしまったの。
スレッタが私に残した言葉は今も、今も覚えているわ。
【回想:カール王国】
『……。分かり…ました…、その代わり! 条件が…あります…です!』
『スレッタ! 何考えてるのよアンタ、そんな事をしたらアンタだって!』
『だからです! 私は……、私のやり方でミオリネさん…貴方を守りたいん…です…!!』
『スレッタ……』
ーーーーーーーーーーーー
ガンッ…… ガンッ……
「馬鹿! スレッタの、馬鹿……」
「……。そっとしとこうぜ、アポロさん…」
「…。そうだね……」
あの子……ダイって男の子もこんな風に、誰にも見られたくないと感じているわ。
あの頃……スレッタと初めて会った時、ウザいと何度も思った事もある。
だけど……、だけど…それは間違いだったりもした。
親父の経営している会社を立ち上げ、更にいい環境を築きたいとしか頭にない私に光を見せてくれた気がしたの。
だから、今度は私がアンタを解放する番でもある。
『ギュッ』
「逃げたら1つ……進めば2つ……。それなら私にだって、アンタと闘う覚悟を私自身の中で決めて行くしかないわ!!」
そうよ、これは…これこそが私にしか出来ない事その物よ!
アイツ自身の光を取り戻す為なら、私は何だってやり遂げて見せるわ!
花婿であるアンタを変えるのも、花嫁である私自身の役目でもあるんだから!!
スレッタ、今のアンタに負けないように…私が少しずつアンタに近づいて見せるわ!
30話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.59 )
- 日時: 2023/04/28 11:53
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第30話「次期統領の意外な決意」
※回想時のみ、アニダイの光景がありますので…ご了承下さい。
【パプニカ城 玉座の間】
「……? 鍛えて欲しい? ポップ君とあたしに?」
「はい! 万が一の場合に備えて、私も闘うべきではないかと…」
「…………」
確かに、大切な人を守るには力を身に付けなきゃ行けないのは分かるわ。
でもねぇ……ミオリネ、そこまでしなくても君は十分に強いとあたしは思うけど。
それでも彼女にとっては、あたしたちの足手まといになりたくないと考えた結果かも知れないわ。
少し前にセリスが言っていたの、力とは…争いを生む物ってね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「……………」
「レオナ……」
「…。少しだけ時間をちょうだい、最終的な判断は検討次第…こちらで決めます!」
「分かりました。では私は自室に戻って、待機しています!」
「ええっ!」
あの目は……、嘘偽りのない目だったわ。
仮にあたしとポップ君たちの力を借りたとしても、本調子で闘うことは無理かも知れない。
ポップ君のいる前でついあんな決断を下しちゃったけど、あたしも人の事は言えないわ。
バーンパレスにいた時、マァムがあたしに言ってくれた彼女の強い気持ちがあったのを……決して忘れる訳がないわ。
【回想:バーンパレス ホワイトガーデン】
『………』
『マァム?』
『冷たいわ…、レオナ……』
『えっ……?』
『…目の前で… 私たちのいる目の前でアバン先生が敵の罠に封じ込められて…。しかもまだ彼が…、先生がまだ生きているって分かっているのに……』
『……………』
『確かに、レオナの言う事も一理あるにはあるけどよ……』
『うん…。だからって…、何の打つ手もないままこの場から去るなんて………。……おれたちに……、ポップやおれたちにそんな事が……。そんな事が本気で出来るわけないだろ!!!』
『…………』
『…ダ……、ダイ………』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ダイ君…、キミはマァムの事を思ってあたしに正しい事を言ってくれたのね…。
勿論あたしだってキミの言葉が嘘偽りじゃないのも分かるけど、だからって同じ繰り返しを味わいたくないわ!!
いくらキミやマァムたちが強くても、いつかは誰かを失う時もある。
その事を彼は…彼なりに、あたしを止めようとしてくれたんだわ…。
『スッ…』
「……。……くしようぜ、レオナ……」
「……? ポップ…君……?」
「俺たちの…。俺たち2人の持てる力で、ミオリネを更に強くするんだ! こんな機会は、二度と来ないかも知れないじゃねーかよ!!」
「………。でも…、そんな事をしたら……。それこそ相手側の思うツボになるわ…」
「心配すんな。おれがいるだろ、レオナ!」
「……。そうね、今のあたしにはポップ君…キミが側にいてくれるよね!!」
ありがとうポップ君…、こうしてキミに支えて貰うと勇気が出るわ。
いつだってキミはあたし以上に、正しい事を言ってくれる。
折角ミオリネが本気になっているのに、その気持ちを無駄にしたらいけないわね!
ふふっ、この幸せな時間がずっと……続いて行くといいけどなぁ…。
31話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.60 )
- 日時: 2023/04/28 23:04
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第31話「探し人への想い」
【スマブラ館 ピカチュウの部屋】
「…………」
バッツさん…、今頃どうしてるかな。
こうなる前は2人でいつものように、色々な場所を沢山旅していた。
彼に触れて貰うだけで僕は嬉しくなったり、時には彼を守りながら闘う時もある。
うん、僕は彼の…バッツさんのパートナーなんだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
『…。…カチュウ…、ピカチュウ……』
「ばっ……、バッツ…さん……?」
『そうだ。今は君の心に話しかけているんだ』
「……? …僕の…、心に?」
『ああ。今は訳あって離れ離れになったけど、俺たちは離れてても…一緒だ!』
「うん…。そうだね…、…早く会いたいよ…バッツさん…」
『ピカチュウ。おれの言葉、忘れてないよな?』
「『また何処かで…、必ず会えるさ!』…だったね?」
『そうだ。だからピカチュウ、お互いが再び会える日を待っていてくれ!』
「バッツさん……。はい…、待っています…」
そうだね、僕たちはどんな時も…お互いを想い合うことは出来る。
その為にもまずは、僕にしか出来ない事をやり遂げなきゃいけない。
マリオや子リンたちと力を合わせて、ダイさんを守らなきゃ意味がない!
今なら感じるよ…、再び会えるその時まで…僕たちは必ず再会する。
安心したら眠くなって来ちゃった…、おやすみなさい…バッツさん。
32話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.61 )
- 日時: 2023/04/29 23:06
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
32話では、ピカチュウとダイがメインのお話になります。
幼い頃から島に流れ着いていた為、幾多のモンスターたちと友達になっている経験がある。
だけど、ピカチュウは彼の明るさがバッツとよく似ているかのような面影を感じていた。
まさに、ほのぼの&キュンキュン風味ですね。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.62 )
- 日時: 2023/04/30 07:43
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
登場キャラ一覧です。
〜クロノ・トリガー〜
クロノ
ルッカ
カエル
ロボ
マール
エイラ
魔王
〜ドラゴンボール超〜
孫 悟空
孫 悟飯
孫 悟天
ブルマ
クリリン
ヤムチャ
ピッコロ
チチ
ベジータ
人造人間18号
天津飯
餃子
ランチ
ビルス
ウイス
かなり沢山いますけど、悟空とクリリンの幼少期に鍛えてくれた師匠を忘れてしまいました。
分かる方いましたら、お願いします。
〜本作の仲良し+そこそこいいコンビ〜
①ピーチ&ゼルダ+マァム&レオナ
②孫 悟空&クロノ&ダイ
③ポップ&孫 悟飯
④マリオ&子供リンク
⑤バッツ&ピカチュウ
⑥ティファ&ヒュンケル
⑦ルフィ&ルイージ&マール
⑧クロコダイン&エイラ
⑨ガボ&ネス&リュカ
〜仲の悪いコンビ一覧〜
①ゾロ&サンジ
②マリオ&クッパ
③ヒュンケル&ヒム
④ダイ&ジークハルト
こんなとこですね。
名前がない子達は止める側なので、①や④に何かあったらリンク兄弟と歴代のリンク大集結で止めてくれるかも知れません。
日中は更新出来ないので、作者が戻り次第32
話を描きますね。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.63 )
- 日時: 2023/04/30 21:28
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第32話「ダイとミオリネ①」
【ネイル村】
「…………」
あのダイって男の子が以前、この村を通った形跡はあるわ。
それは、ロモス王国に向かう途中だったみたいだけど…。
この村の見学はレオナ王女殿下から許しは貰っていて、私のガードにはクロコダインがいる。
ポップから聞いた話に一部始終に寄ると、クロコダインはかつて…魔王軍の一部隊の軍隊長だったらしいわね…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あれ? そこにいるのは……、クロコダインじゃないか!」
「おおバッツ、久しいな!」
この人が…、バッツ・クラウザー…。
確かアポロって人から聞いた話だけど、かつての彼には幼少期のトラウマがあるみたいね。
勿論彼は私とは違って勇敢な戦士で、高いとこになると…かつてのデジャヴが蘇る見たいね…。
「お? 見ない子もいるなぁ…」
「お初にお目に掛かります。私はミオリネ、ミオリネ・レンブランと言います」
「宜しく。おれはバッツ、バッツ・クラウザーだ! 仲良くしような、ミオリネ!」
「はいはい。それは置いといて……、単刀直入に言います!」
「………。大体は分かってるよ、ダイの事だろ?」
流石は世界を旅する冒険家ね、まさか私たちの経緯を把握していたなんて。
こんな話を初めて会う彼に打ち明けるか悩んでいたけど、クロコダインにそっと…背中を押して貰ったわ。
まるで、「心配するな。言いたい事を正直に言えばいい」と言ってるように。
そして私は意を決して、バッツという青年に私の……これまでの自身の経緯を包み隠さず説明する…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「……………ッ!!!」
「ば、バッツお兄ちゃん?!」
「………。みっ………、ミーナ………」
「バッツお兄ちゃん…。顔が真っ青だよ…」
「ああ…。2人共、慣れない長旅で疲れただろ? 宿屋の親父にはおれの方から前もって話して置いたから、今日はこの村に泊まるといい」
「私は構わないけど…。クロコダイン、あんたはどうする?」
「いえ。村の宿にはミオリネ嬢、あなたがお使い下さい! オレは村の入口で見張っています!」
「でっ……、でも………」
「そうだな。オレも外の見張りをしているから、アンタがこの村の宿を使うと良いだろう…」
「…。分かったわ、そうさせて貰うわ」
本当なら、2人でこの村に来るつもりだったけどね。
私たち2人だと不安だからと察して、ヒュンケルという人は私たち2人の旅路について来た。
その頃…村の女性に宿屋を案内して貰い、私は何事もなかったかのように…気持ちよく就寝する。
さっき見たバッツって人のあの表情、かなり青ざめていたわね…。
もしかして彼も、何か悲しい過去を持っているのかしら…。
33話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.64 )
- 日時: 2023/05/01 07:41
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第33話「ピーチの作戦」
【スマブラ館 会議室】
ざわざわッ
「兄さん。急にピーチ姫から招集があったんだけど、何かあったのかい?」
「…。ボクなりの推測だけど、この館がいつ奴らに襲撃されるか分からないのは知ってるよな?」
「うん……」
もしかして、あの子を守る為の作戦を練ったのかなぁ。
それに何日か前に、この館に来訪者が2人いたけど。
いつぞやの戦いを繰り返そうになろうと、僕たちには関係ないかも知れない。
その招集したご本人が現れたのか、僕たちは一旦緊張感をし始める。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「皆。待たせたわね!」
「それで。おれやマリオたちを集めたのは何か理由があるの?」
「ダイ。あなたを守り通すには…、あなたの背中を守るパートナーが必要なのよ!」
「……。おれの背中を守るパートナー……?」
「ええ。私ピーチは…、これからも皆と共に闘う事を誓う為に…勇者・リンクと結婚する事を決意します!」
『……………ッ!!!』
それはつまり、ダイくんを守る為に…更に強化しないと行けないって事だよね。
姫の意外な決断に僕と兄さんは勿論だけど、他の皆も呆然としてるよ。
するとリンクは姫の側に行き、数分間無言だったアイクと男ルフレたちが拍手喝采する。
悔しいけど、この2人がいたら…かなり無敵になりそうな気がするかな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【マリオとルイージの部屋】
『バタンッ』
「まさか…。ピーチ姫があんな事を言うなんてね…」
「なあ、ルイージ…」
「何? 兄さん…」
「ボク…、今は頼りない兄貴だけど。なるべく好き嫌いしないようにしようと思うんだ…」
「無理に背伸びをしなくてもいいよ。僕にとっては、兄さんは兄さんだからね!」
「……。ルイージ………」
それを言うなら、僕だって兄さんの役に立てるように頑張りたいよ。
兄さんにはいつも、助けて貰った恩が沢山あったからね。
今は僕自身が無力かも知れないけど、色んな仲間と力を合わせなきゃ行けない気がするんだ。
僕たち2人はどんな事でもやり遂げて来た、最強のマリオブラザーズでもあるからね。
34話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.65 )
- 日時: 2023/05/01 08:56
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第34話「女子たちのお茶会と果たし状」
【スマブラ館 リビング】
『コトッ』
「まさか、ピーチがあんな決断を下すとは…」
「サムスさん。この判断があったから、ダイさんの警備を更に強化出来るじゃないですか」
「そうですわね。ピーチにはピーチなりの考えがありましたから…、私たちがどうこう言う資格はありませんわ!」
「ぷぅ〜。そんな事言うけどゼルダ、本当は後悔しているんじゃないんですか?」
「まさか。私にだってピーチに負けない位、凄腕のボディガードがいますから!」
あはは、まあ…SPのゼルダが嫉妬するのも無理ないけど。
時リンクとこれから1歩進むには、自身の力を強化しないと行けないわね。
その外では、体操のお姉さんとお兄さんこと…2人のウィトレがダイとピカチュウを鍛えているわ!
あの構えは…、腹式呼吸って奴だったわね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『バァァン』
「ぴ、ピーチ!!」
「もうっ。一大事だからって強引に戸を開けないでっていつも言ってるでしょ、雌ピカチュウ!」
「ごめんごめん。……って言ってる場合じゃないわ、これを見て!!」
「…………ッ!!!」
「この字……、もしかしてカオス軍の幹部からでしょうか…?」
「私が直々に赴くわ。初代ゼルダにサムス! 私が不在の間、リンクたちを頼むわね!!」
「駄目です。それこそピーチさん、あなたに万が一の事がありましたら……」
「心配は無用よ。何があっても私にはゼルダとデイジー、ルキナ 女カムイが付いているから!」
雌のピカチュウが持って来たこの手紙こそ、私に向けられた果たし状そのもの。
本日の14時、スタジアムの方で待つと言う知らせだったわ。
すると私が館の外に出ると察していたのか、8勇者・エイトと3勇者・アルスからキメラの翼をいくつか託してくれたの。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【正門】
「ピーチ姫。そしてゼルダさんたち!」
「無事に生還出来ることを、祈っています!」
「ありがとう。エイト、アルス! スマブラ館を……リンクたちの事を頼んだわよ!」
『はいっ!!』
「ピーチ! 私たちならいつでも行けますわ!!」
「ええ。行くわよ、空中スタジアムに!!」
待っていなさいよ、カオス軍の幹部。
私を唯の女だと甘く見たら、痛い目に遭うわよ!!
私に手紙をよこしたのは間違いなく、スレッタ・マーキュリーの他にいないわ。
あの子……、ガンダムって乗り物の操縦に慣れているから…気を引き締めなきゃ!!
リンク……ごめんなさい、結婚式直前にこんな失態になった事を許してね。
35話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.66 )
- 日時: 2023/05/01 20:19
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第35話「継承の試練へ 前編」
【スマブラ館 エイトの部屋】
『バァァン』
「おいエイト。お前さん宛に手紙が来てるぞ!」
「…………ッ!!! ユッケからだ」
僕が『この世界』に呼ばれて暫くが経ったある日、僕宛にある任務が届いた。
それは、ある屋敷で誰がそこの後を継ぐかで未だに揉めている兄妹の依頼だった。
竜骨の迷宮は以前、ゼシカやヤンガスたちと来た事がある。
この任務は僕自身が必須だから、後は誰に同行して貰おうかな…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『ガチャッ』
「エイト。竜骨の迷宮とやらに行くのか?」
「うん。その前にベルガラックに立ち寄りたいけど…いいかな?」
「ふっ…。聞くまでもないだろう。」
「エイト。君が行くなら、俺も行くぞ!」
「分かってんのかリュウ。その試練とやらは、簡単じゃないんだぞ!」
「ああ。どんな敵が現れようとも、俺が極めている昇龍拳を破らぬ限り…そいつらに勝ち目はない!」
「それなら、僕も行こうかな♪」
『…………(心:マルス王子。試練の意味を本当に理解しているのか?)』
クラウドさんや黒いピットくんが不安になるのも分かるけどね、残りは此処にいなきゃ駄目だ。
現に一部の女性軍が不在しているし、いつ敵が攻めて来るか分からないからなぁ。
ユッケもフォーグも彼らを知らないから、此処は連れていくべきかも知れないね。
36話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.67 )
- 日時: 2023/05/01 23:55
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
久々のDQ8ネタです。
このネタ、前編 中編 後編に分かれる可能性があります。
少し長くなる可能性がありますので、ご了承下さい。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.68 )
- 日時: 2023/05/02 21:57
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
お知らせがあります。
4章辺りから、FF8ネタを描こうと思います。
昏睡状態の少年・ダイを背負い、エスタを目指す女武闘家・マァム。
その途中の場所でマァムは自分自身の悩みを告白するが…何も返事がないダイを心配する。
夕暮れの中の橋を渡り切ると、そこで待っていたのはマリオとレオナ せつな ルイージ。
更に一部のスマブラファイターとクロノ ルッカ 偵察組のとわとヒュンケルが待っていた。
その時、一時的にイデア・クレイマーが同行する事になる為…二手に分かれる事に。
ダイを背負いながら進むマァムを筆頭に、勇者エイト ヒム ラーハルト イデアの5人で向かう事になる。
4章のシナリオは、こんな感じになります。
引き続き、宜しくお願いします。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.69 )
- 日時: 2023/05/03 07:56
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第36話「倒れる小さな勇者」
【空中スタジアム】
「…。中々面白かった…です、一旦…身を引きましょう!」
私たちがあれだけの力を出しても、スレッタにはまだ…隠してる力がある。
以前ミオリネから聞いていたけど、自分のいた世界でパイロットを1人…彼女の前で殺してしまったとか。
もし…ポップやダイが駆け付けてくれなかったら、本当に危なかったかも知れないわね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ドサッ
「ダイ!! しっかりしろよ、ダイ!」
「……。敵は……?」
「敵さんなら撤退したぜ。俺たちのコンビネーションでな……」
「……。良かった……」
「ダイ…? おい、ダイ!!」
「ポップさん。今はダイさんの回復を!」
さっき見たあの姿、ヒュンケルから聞いた報告通りね。
バーンとの闘いで、その場にいたのはポップとレオナ姫 ダイの3人だったみたい。
そしてミストバーンとの闘いは、マァムがダイに同席していたとか。
彼を大魔王の元へ導く為に、1人1人が傷付きながらも…勇者の背中を押していくと。
ひょいっ
「……。スマブラ館だったな、ルーラで送ってやるよ……」
「でも、ポップ! あなただって、かなりのダメージがあるじゃない!!」
「良いんだ…。ダイをアンタらんとこに預けたら、おれはレオナに回復して貰っからよ!」
「……。ポップ………」
本当なら、彼にも館に来て欲しいと引き止めたかった……。
今はただ、彼の合図に合わせて行くしかないわね。
私たち女性軍全員が彼の輪に集まり、ルーラでスマブラ館に移動する。
一瞬の間にそこへ上陸後、私はリンクに…ゼルダはアイクにキャッチされていたわ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【スマブラ館 正門】
「じゃあな! ダイの事…、宜しく頼むわ!」
「……。ポップ……」
「1つだけ言わせてくれ。今回みたいな事は二度とごめんだ、万が一ダイに…おれの相棒に何かあったら…そん時は絶対許さねーからな!!」
「うん…。分かったよ、ポップ」
あの圧が凄過ぎて、私は近くに寄り添う事が出来なかった…。
私たちの知らないあの子…ダイを、ポップは沢山知っている。
万が一と言うのはきっと、中々目を覚まさず…昏睡状態になったら許さないと言う忠告その物だったわ。
勿論…あなたからの忠告はちゃんと、私の胸の中に入っているわ!
37話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.70 )
- 日時: 2023/05/03 22:17
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
37話の予告です、今回はこのキャラにお願いして貰いました。
(ONE PIECEより冒険は続くよ)
ポップ「ふぅ〜。ダイとのコンビネーションは、久々に効いたぜ。しかしあの陽気なスレッタって言う姉ちゃん…かなり強かったからなぁ…。頼んだぜマリオたち、もし…ダイに何かあったらぜってー許さねぇからな!!
次回 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 第37話『ファイターたちの介抱』…師匠、おれはアンタみたいに更に強くなってみせるぜ!」
かなり長台詞で、ごめんなさい。
本編37話に続きます。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.71 )
- 日時: 2023/05/04 08:36
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
短編集を描こうと思います。
実は昨日の5月3日は、ティファちゃんの誕生日です。
なので、準備編とか当日編の2回に分けようと思います。
鬼滅からは炭治郎と禰󠄀豆子を中心に、ポケモンはピカチュウを中心で行こうと思います。
作者が戻り次第、準備編と当日編を描こうと思いますので…宜しくお願いします。
- Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.72 )
- 日時: 2023/05/04 23:00
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
準備編のネタが、中々決められないので…明日以降の更新になります。
楽しみにしている方たちに申し訳ないですが、更新まで暫くお待ち下さい…。