二次創作小説(新・総合)

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.8 )
日時: 2023/04/10 22:12
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第4話「別次元の炭治郎と再会、ダイ争奪戦 前編」

【ファルコン号 コックピット】

ダイ「…………」

おれ…、生きてるよ。
確か劇の時に、死んだ事になってる筈だよね。
だけど、どうしてかな。
そのおれを労る、この優しい感触は一体何だろう…。

『スリスリ……』

ピカチュウ「ダイさ〜ん♪」
ダイ「君だったんだね。凄くふかふかした感触をしてたから、誰かと思ったよ!」
ピカチュウ「えへへ。安心させていたのは僕だけじゃないよ?」
ダイ「えっ?」
禰󠄀豆子「ん〜♪」
ダイ「ね、禰󠄀豆子…。いつからそこに?!」
「見つけた〜、此処の世界の禰󠄀豆子ーーー!」
ダイ「大丈夫。アバン……ストラーシュ!!」
炭治郎(ネルさん次元)「くっ。だったら、君だけでも来て貰うよ!」
ダイ「うわあ!!」

どうしよう、別の世界から来たお兄ちゃんにダイさんが囚われてしまったわ。
ピカチュウさんも慌てているし、何とかしようとしたその時でした。
こちらに向かってくる、大きな気配を感じたんです。
私はその方に抱き付き、目で必死に訴えました。

禰󠄀豆子「む〜………」
ヒュンケル「ダイが、攫われただと?」
禰󠄀豆子「む〜、む〜!」
ヒュンケル「攫った犯人が……、別次元のお前の兄だと言うのか?! すると、監禁されてる場所はサウスフィガロの町かも知れないぞ!」
禰󠄀豆子「む〜♪」
ヒュンケル「ああ。一緒にダイを助けに行こう、禰󠄀豆子!」
禰󠄀豆子「む〜む〜♪♪♪」

ピカチュウさんは察して、中にいる皆さんの元に向かいました。
彼の言葉に耳を傾けてくれたのは、私の知ってるお兄ちゃんとカービィさん。
勿論マァムさんも同行を決意し、明日ダイさんを助けに向かう事に決めました。
既に現地には、別世界のマリオさんやデデデさんもいらっしゃる筈です。
きっとドロッチェさんなら、私たちを通してくれるかも知れません。
待ってて下さいダイさん、必ず助けに行きますから……もう少しだけ辛抱していて下さい!

5話に続きます。

感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.9 )
日時: 2023/04/11 08:16
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

今後の更新予定

①ダイ受けまつり

②性転換パニック

③ダイと炭治郎 オニオンの友情トーク

④ロックとエアリスの結婚式

⑤炭治郎の花嫁候補

今は、この5つを考えています。
ウチの炭治郎なら、メルルさんを選ぶかも知れません。
善逸は既に、エイミさんと結婚してますからw

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.10 )
日時: 2023/04/11 20:28
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第5話「炭治郎の花嫁候補」

【ファルコン号 艦長室】

イレブン「えっ? 僕の場合かい?」
炭治郎「はい。イレブンさんの時は、誰と幸せになりたかったんですか?」
イレブン「いつも回復してくれたり。自分が落ち着くまで、僕に側にいて欲しいと頼んで来る人かな!」
炭治郎「素晴らしい縁だったんですね…」

確か彼女の自信作、かなり凄かったらしいね。
それでも彼は、その人の為に必死でサポートしたんだろうな。
おれは、彼みたいに強くはないし……。
善逸のように、大切な人を守り抜く事は難しいかも知れないな。

『ペチンッ』

炭治郎「痛っ!!」
玄弥「おい。今は未来の勇者を助ける事を考えろよ!」
炭治郎「そうだ。ダイくん!!」
天元「竈門兄よ。例の奴らは入口で控えている可能性があるぞ!」
炭治郎「そうですね。そこは、一護さんとコハルさんに一役頼みたいです」
一護「成程。囮作戦か!」
コハル「私、一護さんのお役に立てるように頑張るよ!!」
乱菊「そうね。だけどあちらさん、コハルばかり狙うかも知れないから…そこは一護が守らなきゃ駄目かもね!」

コハルさんの想いを、彼はどう受け入れるつもりだろうか。
ダイくんを助け出すにしても、奴らはダイくんを手放すつもりはないかも知れない。
その時はやっぱり、ヒュンケルさんと禰󠄀豆子に任せるしかないな。
ヒュンケルさんは彼を頼っているし、禰󠄀豆子だってダイくんにもっと撫でて欲しいと思っている筈だ。
よしっ、今はダイくん救出作戦から開始して行こう!!

6話に続きます。

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Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.11 )
日時: 2023/04/12 08:21
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第6話「自己紹介」

【ファルコン号】

レオナ「よく来てくれたわ!」
ドロッチェ(ネルさん次元)「よう。久し振りだなポップ、レオナ!」
ポップ「ああ。あの時以来だな♪」
ドロシア「ふふっ。ちゃんと仲良くしてるみたいね、安心したわ!」
カービィ「ごめんドロッチェ、ドロシア! 再会の所悪いけど、2人にも手伝って欲しいんだ」

そうか、今はダイが囚われているんだったな。
あちらんとこのルイージも行く気満々だし、デデデも保護者として同行する。
現地にヒュンケルたちが向かったけど、そこにはダイはいなかった。

ノヴァ「ボクたちが来ると想定して移動したなら、次に向かうのは神羅ビルの68階かも知れないよ!」
クラウド「神羅ビルなら俺とティファが案内した方がいいだろう。レノにも事前に許可を貰っているからな!」
ポップ「ああ。勿論、ヒムも助け出すぜ!」

クラウドとティファの世界に、奴らは逃げていった。
だけど、場所を移動した所で俺たちが諦めるとは限らない。
68階にダイとヒムがいるなら、最上階から行けば済むだけだ。
ルーラで飛ぼうにも、要領が多過ぎるからよ。
だからダイ、俺たちが行くまで待ってろよ!

7話に続きます。

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Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.12 )
日時: 2023/04/13 08:12
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第7話「2人の仲間救出へ」

【神羅ビル 68階】

ダイ「…………」
「おい。しっかりしろよ、ダイ!」
ダイ「うっ……。ヒム……?」
ヒム「良かった。目が覚めたみてーだな!」

気が付いたら俺たちは、建物の中にいたみたいだ。
気を失う少し前、別世界の炭治郎が禰󠄀豆子に触れようとしたけど。
その望みは叶わなくなって、代わりにおれが攫われてしまった。
頑丈な檻だし、ギミックアームが使える人じゃないと無理かも知れないね。

【神羅ビル 正門】

マァム「着いたわ!」
ティファ「エレベータは使えるようになってるから、まずは66階まで行きましょう!」
マァム「ええっ!」

メンバーが多いから、3階に分けて向かう事になったわ。
目的の階に到着後、クラウドたちも無事に到着。
後は、階段とか使うしかないわね!
慈愛が揺らいでる……、ダイは68階のあの場所に囚われているんだわ!

マァム「バレット。エアリスを助けた時もあなたが活躍したと聞いた事があるわ!」
バレット「おう。あの時以来だ、任せときな!」
ポップ「待ちな。今回は上手く行くとは限らねーぜ!」
ラーハルト「どういうことだ、魔法使い!」
ポップ「どうやら。奴らは来ていたみたいだぜ!」
マリオ「………!!!」
タブー(ネルさん次元)「ぐへへへっ。マァムちゃんのおパンティ〜、ハァハァ………」
ゼルダ(ネルさん次元)「うふふふっ。ティファさんをhshpしたい……www」
マリオ「…。ティファさん、マァムさんを連れて先に行ってくれるかな?」
ティファ「でもっ!!」
クラウド「大丈夫だ。ポップ、ティファたちを頼む!」
ラーハルト「ダイさまをお救いするんだ!」
ティファ「ラーハルト………」
ポップ「ああ。こっちは任せたぞ!」

気を付けろよ、ラーハルトたち。
確か別次元のデデデが言うには、かなりこだわりがある嫌な連中らしい。
しかも行く先々でそいつらは現れ、今度は俺とヒュンケルが残る事になった。
別次元のワリオと炭治郎を、何とかしなきゃ行けないからな!
下の階からかなり凄ぇ音だけど、あれはマリオたちだ。

ワリオ(ネルさん次元)「ガハハハハハハ。ダイちゃんは渡さないよ♪」
炭治郎(ネルさん次元)「ハァハァ…。禰󠄀豆子以上に可愛い、このままhshpしたい……ww」
ポップ「…。ちょっと逝って来いや、ベタン!!」
ワリオ(ネルさん次元)「ぐおっ!!!」
ヒュンケル「!? ポップ、後ろだ!」
炭治郎(ネルさん次元)「せめて。せめて君だけでも……wwww」
ポップ「まずい。避けきれない……」
「トリプルスターショット!!!」
炭治郎(ネルさん次元)「ぐわっ!!!」
「無事か? ポップ、ヒュンケル」
ヒュンケル「お、お前たちは……?!」
ポップ「ドロッチェ、ドロシア!」
カービィ(ネルさん次元)「大丈夫? 回復するね」
ポップ「サンキュー、カービィ!」
ドロシア「さあ。反撃開始よ!!」
ポップ「ああっ!!」

カービィの放ったハートの器、そいつに寄っておれの体力は満タンになった。
ヒュンケルは最初のグランドクルスを唱え、何とか別次元のワリオを倒した。
だが、使用後はかなり消耗が激しいから……倒れてしまう。
何とかドロッチェが受け止め、残りは炭治郎のみとなった。
別次元のカービィとドロシアは覚えたての魔法で攻めて行き、おれはメドローアで攻撃した。
流石に答えたけど…何とかなったな、後は頼むぜ……マァムたち!!

8話に続きます。

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Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.13 )
日時: 2023/04/13 08:39
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

主に使うキャラたちです。

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】

ダイ
ポップ
マァム
レオナ
ヒュンケル
クロコダイン
ラーハルト
ヒム
ノヴァ
ロン・ベルク

【FFシリーズ】

バッツ・クラウザー
ティナ・ブランフォード
クラウド・ストライフ
ティファ・ロックハート
バレット・ウォーレス

【スマブラシリーズ】

マリオ
リンク
息吹リンク
ピカチュウ
カービィ
アイク
暁アイク
マルス
ベレス
ピーチ
ゼルダ

【ぷよぷよテトリス】

安藤りんご
アミティ
アルル・ナジャ
ティ
オー
ジェイ
エル
ゼット
アイ
エス
エックス
サタン
シェゾ・ウィグリィ
りすくま先輩
エコロ

以上です。
引き続き、宜しくお願いします。

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.14 )
日時: 2023/04/13 21:49
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第8話「別世界の桃姫、襲来!」

『ドォォォォン』

マァム「エレベーターが、止まった?!」
ティファ「そんな! 急いでいるのに!!」

ブロギーナ流を使って、エレベーターの頭上に顔を出す。
するとそこにいたのは、別の世界から来たピーチ。
亜空の事件時は、それ程壊れていなかったけど。
彼女はかなり、崩壊しているみたい。

ピーチ(ネルさん次元)「うふふ。マァムちゃん、大人しく私にhshpされなさい❤️」
マァム「嫌よ。この先には、私の大切な人がいるから、意地でも通して貰うわ!」
ピーチ(ネルさん次元)「観念しなさい〜、ピーチボンバー!!」
マァム「はあ〜。ライデイン……爆裂拳!!」
ピーチ(ネルさん次元)「あ〜ん♪」

出来た、とっさに思いついた技なのに。
ダイがかつて、ライデインを覚えていた頃を思い出したから。
それで、私にも出来るかも知れないと悟ったの。
だけどあのピーチは、あれくらいではやられはしない筈だわ!

「マァム!!」
マァム「ネルさんのとこのドロッチェ、カービィ ドロシア!」
カービィ(ネルさん次元)「大丈夫だった? 今凄い威力がしたけど!」
ティファ「あれは、マァムがやったのよ!」
カービィ ドロシア(ネルさん次元)「えっ?!」
ポップ「ったく、無茶しやがるぜ……」
クラウド「そう言うな。これらがあったから、俺たちは何とか此処まで来ているんだ」
マァム「仕方ないわ。この階から一気に進みましょう!」
ポップ「…。たまには休ませてくれっての、マァム!!」

だけど、休んでる暇はないわ。
ヒュンケルと炭治郎 ラーハルトが頑張っているのに、私たちが足を止めるなんて出来ない。
やっと目標の68階に到着後、エレベーター内にいる恋人を見つけたの!

【神羅ビル 68階】

マァム「ダイ!!」
「ダイ? あぁ、この少年の名前だったな。何か用か?」
ティファ「決まってるわ。ダイを返して貰うわよ!」
宝条「……。部外者が、これでもいい切れるかな? さあ。サンプルを投入しろ!」

すると、エレベーターに顔見知りが現れた。
まさか、ヒムまで一緒に捕まっていたなんて。
ダイは生物じゃない、普通の人間よ!
それでもダイに対する仕打ちは酷過ぎるから、バレットにお願いしたの!
彼の銃弾によって、エレベーターの扉は開いたわ!

マァム「ダイ!!」
ダイ「ありがとう、マァム!」

『ブオォォォォォ………』

マァム「………ッ!!!」
クラウド「どうした、マァム?」
マァム「サンプル用のエレベーターが、動いている……」
ティファ「きっと。あの時と同じだわ、バレットはヒュンケルたちと一緒にヒムとダイを安全な場所に!」
バレット「ああ、任せときな!」
クラウド「まさか、あの時以来になるとは…」
マリオ「ボクと別次元のカービィも一緒に戦うよ、クラウド!」
クラウド「仕方ないな。援護を頼む、マリオ!」
マリオ「うん。任せて!」

いよいよ、この凶暴たるサンプルと戦うことになったわ。
毒対策はバッチリだから、何とかなるわね。
カービィから始まり、ハンマーぶん回しで攻めて行く。
私の必殺技スキルは完璧に溜まっていたから、サンプル本体に閃華烈光拳を繰り出す。
マリオはマリオファイナル、クラウドは超究武神覇斬 ティファは7つのスロット全てをYeahにして攻めて行き…ファイナルヘヴンを繰り出した。
ふふっ、これは皆で力を合わせて勝ち取った勝利ね!

9話に続きます。

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Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.15 )
日時: 2023/04/14 08:46
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第9話「勇者の風邪」

【ランカークス村 ポップの家】

ノヴァ「ポップはダイたちを助けに行って留守だけど、介抱なら彼の家を使うと良い」
ピーチ「ありがとう、恩に切るわ!」
ノヴァ「ポップからの伝言なんです。さあ、他の皆は離れて!」

今日未明、私は気持ちよく起きて朝食の支度をしていた時だった。
とわとせつなが来て、リンクが風邪を引いたと知らせてくれたの。
飛空艇内だと、皆まで移ってしまう可能性があるわ。
今頃ダイたちは、ミッドガルを離れているわね。

『ゴリゴリゴリ……』

ピーチ「まあ。別世界のドクター、チョッパーまで!」
ドクター(ネルさん次元)「弟なら、こうしていた筈だ!」
チョッパー「姫はリンクの側にいてくれ。薬は俺たちが作るから!」
ピーチ「ええ、分かったわ!」

だからって、リンクの側を離れては行けないわ。
食事は息吹リンクとバッツが担当し、服は他の人に頼んだの。
勿論、私の分もお願いしたわ。
リンク……、私も皆もあなたの回復を待っているわ。
早く……、早くよくなって!!

10話に続きます。

感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.16 )
日時: 2023/04/14 23:29
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

この作品らの、相関図です。

〜CP〜

ダイXマァム ポップXレオナ クラウドXティファ ロックXエアリス マリオXせつな ルイージXセリス ヒュンケルXキスティス
アポロXマリン 炭治郎→エイミ ピカチュウX禰󠄀豆子 善逸Xカナヲ 伊之助Xアオイ レインXフィーナ ラスウェルXファイサリス バレットXシャルロット
バッツXティナ 黒崎一護Xコハル 檜佐木修兵X日暮とわ アバンXフローラ

〜片思い〜

サンジ→ロビン ククール→デイジー ゾロ→ロビン←ロー 吉良イヅル→もろは←阿散井恋次

こんなとこですね。
引き続き、宜しくお願いします。

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.17 )
日時: 2023/04/15 19:54
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第10話「ダイとティファ」

【神羅ビル 67階 牢屋】

ダイ「……。マァム、そこにいるの?」
マァム「ダイ、大丈夫?」
ダイ「うん、大丈夫! きっとマァムが助けに来てくれるって、信じてたからね」
マァム「ボディガード、依頼したでしょ?」
ダイ「報酬はデート1回、だったよね?」
ティファ「………。成程………」
ダイ「………ッ!! ティファ?! ティファもそこにいるのかい?」
マァム「ティファ………」

ダイとは魔の森で初めて出会って、ライオンヘッドに襲われている所を私が助けたの。
あの頃の私は僧侶戦士で、ほとんどの男の人がいなかったから…私1人で村を守っていたわ。
約束の地が、本当にあるのかは分からないけど。
そこが本来の、旅の終点になる筈だった。

ダイ「俺。あの声が聞こえて来たのはスラムの教会だけ、「ミッドガルはもう駄目だ。」って母さん…本当の母さんが言ってたんだ」
マァム「………」
ダイ「『いつかミッドガルから逃げなさい。星と話し、ダイの約束の地を見つけなさい!』……って、母さんが言ってたんだ。大きくなったら、聞こえなくなると思っていたけどね……」
ティファ「そう………」
ダイ「明日には俺たち。此処を抜け出せれるかなぁ?」
ティファ「分からない。今は、体力を休ませなきゃ行けないわ!」
ダイ「うん。そうだね!」

確かに、私たちは牢屋に囚われているわ。
今はただ、何もしないでじっとしているしかないわ。
するとこの場で一夜を過ごした後、気が付いたら扉が空いていた。
何だろう……、何だか胸騒ぎがするわ。
それを悟ったのか、先に出て外にいる人に声を掛けた。

マァム「……。ねぇ、どうしたの?」

返事がない、私たちが寝ている間に殺害されたのかしら。
更に胸騒ぎがしてティファを起こし、彼女の後を追って行った。
この階のカードキーを手にした後、ティファはダイを助けに行く。
そして私はポップたちを助けに行くと、クラウドたちは気付いていたの。
こんなやられ方は普通じゃないわね、ヒムとポップは原因を突き止めに向かう。
クラウドとバレットは私たち4人を先に行かせ、自分たちは後始末をすると言い出した。

マァム「……。気をつけて、クラウド!」
クラウド「ああ。俺がいない間、ティファを宜しく頼む!」
マァム「分かったわ!」

牢屋から離れると、辺りその物が赤くなっていた。
ダイたちを助けに来た時は、こんなんじゃなかったのに。
一体誰が、こんな事をしたのよ。
ますます嫌な予感がするわ、もしかすると……此処の社長さんまで何者かに殺害されたのかしら……。

11話に続きます。

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.18 )
日時: 2023/04/16 09:32
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第11話「ミッドガル脱出、前編」

【神羅ビル 70階】

バレット「死んでる……。神羅カンパニーのボスが殺された……」
ポップ「なあ。この刀って?」
ヒム「恐らく。バーンの物だろうな…」
ポップ「あいつ…。生きていたのか……」

まさか、バーンがプレジデント神羅を殺すなんて。
するとパルマーが顔を出し、バレットと一緒に捕える。
違う、アイツはいい奴なんかじゃないわ。
私たちは知ってるの、アイツは世界その物を手に入れようとしている……。

『ビュンビュンビュンビュンビュンビュン………』

バレット「ルーファウス?! しまった、アイツがいたか!」
ポップ「一体誰なんだよ、ルーファウスって!」
クラウド「副社長・ルーファウス、殺されたプレジデント神羅の息子だ……」

このタイミングで、ご子息が帰還するなんてね。
更に奥へ行くと、例の人はそこにいたわ。
私たち1人1人で名を挙げると、彼は早速社長宣言をする。
演説好きな所は、相変わらず見たいね……。

マァム「ねえ。今すぐダイを連れて、神羅ビルから離れて!」
バレット「何っ?!」
マァム「事情は後で話すわ。バレット、本当の星がピンチよ!」
バレット「何だそりゃ!!」
マァム「今は私たちを信じて欲しい。私とクラウドは彼を倒してから行くわ!」
バレット「おう。分かったぜ、マァム!!」

彼がどれくらい強いか分からないけど、回復魔法が使える人がいた方がいいわ。
クラウドにとっては顔見知りだけど、私にとっては初対面になる。
勿論炭治郎も、これが初めての闘いになるわ。
以前バレットから聞いていたけど、ルーファウスには警備犬が付いているらしいわね。
まずは警備犬から倒さないと、ルーファウスに攻撃が出来ないって事かしら。

【神羅ビル 69階】

ダイ「……………」
ラーハルト「いかがなさいましたか? ダイ様」
ダイ「マァム……、何だか思い詰めていた見たいなんだ……」
ヒュンケル「オレとヒムがこの場に残ってマァムたちを待とう。その間お前たちは、先に行ってくれ!」
ダイ「でも、ヒュンケル!!」
ヒュンケル「心配するなダイ。マァムなら大丈夫だ、彼女の側には炭治郎とクラウドが付いている」
ダイ「………。クラウド……、炭治郎………」
ラーハルト「ダイ様………。今は私も、ヒュンケルと同じ気持ちです」
ダイ「ラーハルト………」
ドロシア(ネルさん次元)「さあダイ。私たちは立ち止まらずに、先に進みましょう!」
ダイ「……。うん、そうだね!」

するとポップから待てが掛かり、俺は後ろを振り返ったんだ。
彼が持って来たのは、リノアが使っていたシューティングスター。
つまり、エレベーターに乗ってる間……雷系に弱い奴らが現れるって事になるんだね。
それなら俺のライデインでもいい筈だけど、返って相手には届かないからなぁ。
だから遠くからでも攻撃が可能なこの武器で、2連戦位は代わりの武器を使って戦うしかないからなぁ。
ありがとうリノア、君の武器……おれが大切に使わせて貰うね。
さあ皆、マァムやヒュンケルたちを信じて俺たちは先に進もう!!

12話に続きます。

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.19 )
日時: 2023/04/16 15:26
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第12話「マァムたちの元へ 前編」

【クロサキ医院】

「……。もうっ、待ちきれないよ!!」

危ないからって言っても、いつまで待機してなきゃ行けないの。
一護さんも休みの日なのに、急に任務が入ったって言って出かけちゃったからなぁ。
こうしてる内に多分だけど、マァムさんたちが大変な事になっているかも知れない。
そんな時に私が何とかしないで、誰がするの。
ごめんなさい、一護さん。
あなたに此処で待ってろって言われたけど、もう限界かも知れません……。

『ガチャ……』

「何処へ行くつもりなのだ、コハル」
「ルキアさん。お願いです、そこを通して下さい!」
「出来ん。恋次から事情は聞いてはいたが、まさか…1人でマァム殿たちを助けに行くつもりか?」
「……。じっとしてなきゃ行けないのは分かります、でも! このまま待っている訳には行かないんですよ!」

サトシとゴウの時も、そうだった。
2人が旅立つ前の頃、3人でキャンプした事があった。
あの時のゴウはギクシャクしてて、徐々に気持ちが揺らいでいたんだよね。
だけど、それを落ち着かせるかのようにルギアが現れたのはビックリしちゃったけど…。

『ガバッ……』

「る……、ルキア……さん……?」
「大丈夫だ。一護なら大丈夫、奴の事なら私よりもコハル…。お前がよく分かっているではないか」
「……。で、ですけど……」
「マァム殿たちの件は我々に任せ、お前は此処で一護の帰りを待っているのだ!」
「……はい、そうですね……」

結局は、私が早とちりかも知れないな。
もし彼女がこうして止めてくれなかったら、私は無駄死にしていたかも知れない。
そんな事をしても、一護さんは喜んだりしないよ。
逆に怒って、私の仇を討つかも知れないからなぁ。
一護さんは何だかんだ言っても、私一筋なのが見えて来ちゃった気がするよ……。

13話に続きます。

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.20 )
日時: 2023/04/16 21:20
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第13話「ミッドガル脱出 中編」

【神羅ビル ヘリ置き場】

「…。後少しで倒せたのに……」
「急ぎましょう。ダイくんたちと再会しなければ!」
「ああ。行くぞ、マァム!」

新社長・ルーファウスの行動は主に、物理が多かったわ。
警備犬と同じように、炭治郎も覚えたての白魔法を使って私たちのダメージを軽くしてくれたわ。
トドメはクラウドが初期の頃に覚えた凶斬りを放って終わりだったけど、何だか嫌な予感がして来るわ。

【神羅ビル69階】

「おい、ヒュンケル!」
「……ッ!! マァム、クラウド 炭治郎!」
「ヒュンケル、ヒム!」
「お前さんたち、無事だったんだな!」
「ええっ、何とかね!」
「ルーファウスはどうした?」
「完璧にとは行かなかったが、厄介な事になりそうだ……」
『…………』
「皆さん。感動の再会は後です、俺たちもダイくんたちに続いて向かいましょう!」
「そうね。さあ、急ぐわよ!」

私たちが向かう頃にはもう、ダイたちは1階に降りていると考えられるわね。
私たちが来る前だと察してバレットが動き出しているけど、もしかしたら……逃げ道はない可能性だってあるわ。
ダイ……皆、私たちが行くまで持ち堪えるのよ。
するとクラウドがルートを変え始め、ヒュンケルとヒムも彼に続いて行ってしまった。
もうっ、寄り道してる時間はないのよ3人共!

【神羅ビル 1階】

(ダイSide)

「くそっ。完全に囲まれた、このままじゃ埒が明かねえ!」
「……。やっぱり無理だ、君たちだけでも逃げて!」
「ダイ。此処まで来たのに、今更後戻りは出来ないんだぞ!」
「分かってる! 分かってるけど…やっぱり駄目なんだよ」
「……。ダイ様……」
「俺が君たちと一緒に何処へ逃げても。あの人たちが狙っているのは俺……、君たちだけでも先に逃げて欲しい!」
「何を仰いますか、ダイ様!」
「えっ?」
「そうだぜダイ。お前はマァムや俺たちから守る為にアイツらに捕まっちっまったけどよ、それらが二度と起きねーように…俺たちがお前をしっかりと守る番なんだ!」
「ポップ………」
「そうよ。これ以上ダイを神羅の奴らに、渡してなるもんですか!」
「………。ありがとうティファ、皆……」

とは言っても、これらの状況をどうにかしないと行けないね。
正面に出ようとしても、警備兵に囲まれている。
別世界から来たカービィたちは何かのお知らせを見てから、こっちに戻って来た。
ん? カービィが持ってるこのチラシ、No.2って描いている。
まさかこのチラシは……、亀道楽通信のお知らせかも知れないよ。

「バレット、皆!!」
「おっ、ヒュンケル!」
「いきなりで済まない。みんな、こっちに来てくれないか!」
『えっ……?!』
「こっちにっておいヒュンケル。炭治郎やマァムたちは一体どうしちまったんだよ?」
「詳しい話は後だ。とにかく、こっちに来てくれ!」
「おいっ、ヒュンケル!!」
「何だかよく分からないけど。今はヒュンケルの言う通りにした方がいいかも知れない!」
「ダイまで……」
「行くぞ皆。このまま一気に、ミッドガルから脱出するんだ!!」

このシチュエーションは、もしかするかも知れない。
ヒュンケルの先導に合わせて、俺たちは移動し始める。
それに合わせるように、何処からか2つのバイクの音を聞き当てたんだ。
俺たちはその場に会った車に乗り込み、更に先へ進んで行く。
つまり此処からは、ミッドガルハイウェイに入るつもりなんだね。
このハイウェイに入った場合、終点までは油断は禁物だ。

「ダイ。クラウドと私がいる場所に来なさい!」
「………。大丈夫かな、重量オーバーになったりしないかな?」
「心配ないわ。クラウドが既に前もって、予備のバイクを提供してくれたの」
「ええ。別の世界から来たカービィならドロッチェが乗って来た乗り物で先行しているわ、だから大丈夫よ!」
「……。要するに、カービィたちは囮って事かい?」
「ああ。さあ行くぞ、俺たちもカービィたちに続くんだ!」

高速道路に入っても、敵の姿はない。
まさか本当に、カービィたちが囮になっているかも知れないね。
そう信じかけたけど。背後から3つ……いやっ、もっと複数のバイクが俺たちに迫って来ていた。
このままじゃ逃げきれないと思ったその時、頭上からその複数のバイクに向けて雷が落ちた。
あの雷は多分……、ピカチュウの十万ボルトに間違いないね。

【ミッドガルハイウェイ】

『ビュンビュンビュンビュンビュンビュン……』

「うふふふっ、間一髪ね!」
「あなたは……、ジュリエッタ所長!」
「安心して。あなたたちの背後は私たちが守るわ! さあバッツ、ピカチュウにもう一度指示を出しなさい!」
「ああ。ピカチュウ、ダイたちの行く手を阻む奴らに2度目の10万ボルトだ!」
「うん。了解だよ、バッツさん!」

凄いなぁ、バッツは。
この時だけは、高いところを恐れているのを忘れているよ。
赤バイクの軍団は消えても、今度は複数の黄色いバイク集団が俺たちの行く手を阻もうと追って来た。
今度こそ終わりだと思っていたけど、今度は7つの大国の王様たちが俺たちのピンチに駆け付けて来たんだ。
皆…本当にありがとう、後はお任せします。
さあ、カービィたちとの再会まで……もうすぐだ!!

14話に続きます。

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.21 )
日時: 2023/04/17 08:45
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

お知らせです。

14話と15話ですが、ダイマ クラティメインのお話を描こうと思います。
少し恋愛観を出したいので、引き続き宜しくお願いしますね。

帰ったら、14話を更新しますね。

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.22 )
日時: 2023/04/17 22:53
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

ポプレオの話を描く時は、交互描写なんですよねぇ。
いっそ別世界編に入り、結婚式やった方が良いかも知れません。

順番は、この予定です。

①ダイとマァム
②炭治郎とエイミ
③ピカチュウと禰󠄀豆子

今は、こんな感じですね。
クロルカやポプレオ編は、最終章の何処かで描く予定です。

引き続き、本作をお楽しみ下さい。

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.23 )
日時: 2023/04/18 08:37
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

今更ですけど、主要メンバーを載せて置きます。

〜味方組〜

【ダイの大冒険】

ダイ
ポップ
マァム
レオナ
ヒュンケル
クロコダイン
ラーハルト
ロン・ベルク
ノヴァ
チウ
ヒム
ミストバーン
キルバーン

【半妖の夜叉姫】

日暮とわ
せつな
もろは
翡翠
是露
麒麟丸

今はこんな感じですが、更新する事に主要メンバーを追加して行きますね。
本編更新は、作者が戻ってからにします。

もう少しだけ、お待ち下さい。

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.24 )
日時: 2023/04/18 21:42
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第14話「旅の始まり」

【伍番街スラム 正門】

「まるで。此処から旅が始まるって感じだね…」
「そうだなぁ。あの元神羅社長を殺したのがバーンの野郎なら、ぜってー許さねぇ」
「でも。暫くは大丈夫じゃないかな? 追手も来ないみたいだし…」
「ティファ。それこそが油断禁物なんだ、それにあいつらは…ダイを手中に収めるまでは地の果てだろうと追いかけて来るぜ」

バーンの野郎との再戦も、そう遠くはないだろうぜ。
亀道楽通信は2つあるから、後4枚見付ける必要がある。
かと言ってこの大人数で、動く訳にも行かねーしなぁ。
少し考えて、俺は他の奴らに相談したんだ。

「なあ。此処からは各自で力を強化するって言うのはどうだ?」
「俺たちは…、構わないが……」
「ポップ、どうして?!」
「たまにはお前たち2人を休ませてやりてぇんだわ。俺らと来てもよ、ゆっくり休めねぇだろ?」
「それは……、そうだけど………」
「それにさ。一旦俺の故郷戻って、お前さんの剣を復旧して貰った方がいいんじゃね?」
「…………」

本当なら、全員で旅するのもありかも知れないけど。
いつ変な奴らがダイを狙うか分からねぇから、今はコレしか方法はない。
おれだってなダイ、お前の側を離れたくはねぇんだよ!!
それでもな、このまま一緒にいたら俺……お前に甘えちまう気がするんだよ……。
ごめんなダイ、こんな時位……おれの我儘を許してくれ。

15話に続きます。

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.25 )
日時: 2023/04/19 07:58
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第15話「動き出す魔王軍」

【混沌の果て】

「…。プレジデント神羅、やはり金をいくらか使用していたようだな…」
「しかし。あのタイミングでご子息が動くって言うのも、何か不気味…です…」

こちらの世界に来ても、ミオリネさんはいなかった。
それ程その方たちが大切なら、私が倒して行きます。
ミオリネさんが何処に逃げようとしても、必ず捕まえて見せますから!
逃げたら1つ……、進めば2つです……。

【ランカークス村 ポップの実家】

(ダイSide)

「……。あの時より酷くはないが、これ位なら数日で修復出来るかも知れないな」
「…。まさか、プレジデント神羅をバーンが殺しちゃうなんて……」
「ダイ。今のキミは追手から追われる身なんだ、キミたちの為に駆け付けてくれた彼女も今は……奴らに狙われているからね」
「じゃあ、ミオリネが……」
「ええ。ニカの話に寄ると、スレッタは敵の幹部になってるらしいわ!」

表向きは大魔王の補佐だけど、最終的な狙いは私。
いくら私や彼が逃げようとしても、いつ捕まるかも時間の問題だわ。
だから私はスレッタ、アンタを正気に戻す為にダイたちの味方になったのよ。
もう……、あんな想いは二度としたくないから。

『しょいっ……』

「ダイ。俺とミオリネでお前の剣の修復作業に取り掛かるから、ジャンクの家でゆっくり英気を養って来るといい!」
「で……、でも………」
「大丈夫だダイ。ロン・ベルクさんたちの側には俺とテンも付いてるからよ、道中は政がお前たちを護衛するってよ!」
「………」

まさか、清国からも救援に来てくれるなんてね。
考えた事はないけど、本当に頼りにしていいかなぁ。
俺……、何だか不安だよ。
まあポップのおじさんは俺に弱いから、そこまで厳しくはないかも知れないから安心していいかも知れないね。

16話に続きます。

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.26 )
日時: 2023/04/19 21:30
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第16話「速の間の休息」

【ランカークス村 ポップの家 客室】

「…………」

バーン、あの頃以上に強くなってる可能性がある。
確かにいつかは、バーンと再戦にもなる筈だ。
だったら、もっと力を強化する必要がある。
明日、炭治郎に相談してみようかな。

『ガラッ』

「ダイ、起きてる?」
「うん。眠れなくて……」
「あのね。2人でこっそり抜け出さない?」
「えっ?」
「ほら。行きましょう!」
「ちっ……、ちょっと! マァム!!」

確かに眠れないのは事実だけど、一体何処に連れて行くんだ。
彼女に引っ張られて数分後、目の前には他の皆がいたんだ。
中には強化している炭治郎とヒュンケルもいて、談笑もしてる人たちがいる。

【海岸】

「あっ、ダイ君!」
「炭治郎、ヒュンケル!」
「よく来たな。前祝いをしようと、ポップの提案があってな!」
「何の前祝い?」
「馬鹿ねぇダイくんったら。そんなのは当然、キミとマァムの結婚式に決まってるでしょ!」
『えっ………。ええーーーーー!!!』

おれとマァムの結婚式、その為の前祝いだって。
確かにおれはマァムが好きだけど、マァムだっておれじゃなくて……他に気になる人がいるじゃないか。
すると禰󠄀豆子がこっちに来て、思いっきりマァムに甘えている。
マァムは禰󠄀豆子の頭を優しく撫でているから、凄く嬉しそうだね。
おれもピカチュウが飛び乗って来てるから、人の事は言えないかも知れないな…。

17話に続きます。

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.27 )
日時: 2023/04/20 08:12
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

今思ってること、呟きたいです。

レオナ「鬼滅の刀鍛冶編、作者ったらかなり気に入っちゃったみたいなのよ!」
ヒム「2話では炭治郎が助けたあいつ、途中で豹変してなかったか?」
レオナ「や〜ねヒムったら。あの子は炭治郎君を鍛える為に鬼教官っぽくなってるだけよ!」
ヒム「しかし。かなり古い刀が現れたらしいが、何だろうな…」
レオナ「炭治郎君。あのカラクリに何か思い当たる事があるみたいだけど、知り合いなのかしら?」
ヒム「ま、今後の展開が気になるってとこだな!」
レオナ「ええっ。折角ONE PIECE撮っていても、作者ったら気になるドラマがあるって言って…そっちに逃げちゃったわ!」
ヒム「ドラマでも。恋愛系には弱いんだよなぁ、俺らの作者って!」
レオナ「ゲームの原典でも、ついにゼシカ戦みたい。エイト君…34レベルだけど、勝てるか自信ないって言うのよ!」
ヒム「いや。スクルトと貯めるは絶対必須だろ、迷ったら攻略法調べるらしいぜ!」
レオナ「あっ、そうか! さあ、あたし達も楽しい冒険をして行きましょう!」
ヒム「ああっ!」

また呟きを描くかも知れないので、宜しくお願いします。
引き続き、本作をお楽しみ下さい。

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.28 )
日時: 2023/04/20 20:28
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第17話「ゼシカたちの世界へ」

【リーザス村】

「此処…。ゼシカの故郷なんだな…」
「うん。でもおれ、こう言う静かな風景は好きだよ」
「私も。何だか、ほのぼのしてるって感じがするもの!」
「ったく。呑気なもんだぜ……」
「あっ! ダイ、マァム、ポップ!」
「ゼシカ。久し振りね、元気だった?」
「ええっ。皆揃って村に来るなんて、何かあったの?」

私はゼシカに、これまでの経緯を話した。
ダイとヒムを助けた後、プレジデント神羅が殺された事。
その犯人が、バーンである事。
確かにバーンにも、ゼシカやポップに匹敵する位の魔法力があるのは納得だけどね、

「ゼシカ。皆さんを家の中に通して上げなさい」
「そうね。立ち話もなんだから、私と彼の家に来て!」
「彼…。もしかしてゼシカ、結婚したのかい?」
「ご名答よダイ。私たち、最近結婚したのよ!」

凄い、彼女の家に入ると見回りの人が敬礼しているわ。
ゼシカの先導に合わせて先に行くと、そこにはポルクとマルクがいたの。
何か話しているみたいだけど、どうかしたのかしら。
するとダイが何かを悟ったのか、その場から少し離れ始めたの。

【アルバート家 2階】

「兄ちゃん。またアイツが近々復活するみたいだよ…」
「困ったなぁ。こんな時にラプソーンが復活したら、再び倒さなきゃ行けなくなるね!」
「どうしよう。おいらたちで出来る事はあるかい?」
「…。あっ、ダイくんたち! 来てたんだね」
「ごめん。取り込み中だったかな?」
「お義母かあさん。済みませんが、ポルクたちと席を外して頂けませんか?」
「分かりました。2人共、一旦外に出ましょうか!」
「おっ、奥様!!」
「大丈夫。今は彼らを信じなさい」

アローザさん、初めてお目に掛かれたけど凄い人ね。
メイドさんには私たち用のお茶をお願いし、それぞれ指定された場所に座る。
ヒムとラーハルト ヒュンケルは、少し離れた場所に移動した。
それ以前に私たちは、この世界の事を全く知らないの。
まずは2人の絡みと、ラプソーンのことについて教えて貰わなきゃ行けないわ!

18話に続きます。

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.29 )
日時: 2023/04/21 06:22
名前: ____ (ID: 1x4.GJuY)

おもしろかったです(笑)

Re: 戦士たちの愉快な日々 リマスター版 ( No.30 )
日時: 2023/04/21 08:52
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第18話「お互いの出会い 前編」

【リーザス村 エイトとゼシカの家】

「まずは。僕とゼシカが出会ったのは、リーザス様の塔なんだ」
「えっ? この村であったんじゃないの?」
「うん。その頃僕はヤンガスと旅をしていてね、トラペッタにいるルイネロさんの水晶を使って…ドルマゲスが何処に行ったのかを見て貰ったんだ」

ドルマゲス、確かアローザさんから少しだけ聞いていたけど。
アイツは表向き魔法使いの見習いで、秘宝の杖を聞くまではマスター・ライラスさんに付き添っていたみたい。
トロデーン城に近づいたのも、その杖を手に入れる為だったんだね。
そして暫くした後にドルマゲスは、マスター・ライラスさん サーベルトさん オディロ院長 ベルガラックのオーナーにまで手に掛けたとか。

「それで私はリーザス像の瞳を狙っていると勘違いして、エイトたちに攻撃してしまったの」
「実際さ。君のお兄さんを手に掛けたのって、ドルマゲスだよね?」
「ええっ。だけど私は兄さんの伝言を聞いたの、『ゼシカ。お前は…、お前の信じた道を進め』って……」
「つまり。その一部始終の光景を見せてくれたサーベルトって人は、君たちならドルマゲスを倒してくれると信じていたんだね?」
「そう。パルミドにいる情報屋さんの話に寄ると、ドルマゲスはもう…東の大陸にはいなかったんだ」
「西の大陸に進むにも、あの時は自分たちの船が必要だったからね…」

話を聞いていると、ゼシカたちもおれたち以上に大変な旅をして来たんだね。
トロデ王とミーティア姫の呪いを解く為にも、ドルマゲスではなく…ラプソーンを倒すしか方法はなかった。
そしてドルマゲスを彼らは倒した後、今度はゼシカが秘宝の杖を持って何処かに行っちゃうなんてね…。
ゼシカはお兄さんの敵を、ヒュンケルはバルトスさんの敵を討とうと必死だったからなぁ。

「ゼシカ。実を言うとオレもかつては、アバンを恨んでいた事があったんだ」
「えっ?」
「魂の貝殻を手に取るまでオレは、アバンこそ父の敵だと思い込んでいたけど。結局父を手に掛けたのはアバンではなく…ハドラーだったんだ!」
「そうだったのね。確かにあなたからも、私と同じように復讐心を感じるわ…」

殺された相手が違くても、仇を撃ちたい気持ちはお互いによく分かるんだよね。
おれの父さんの時もそうだった、自分が処刑されそうになった時に…母さんが間に入って来たと。
そして、アルキードの兵士たちが自分を庇ってくれた母さんを手に掛けた事が何より許せなかったって。
アバン先生…今なら分かりますよ、力って誰かを助けたり…守る為に必要なんですよね。
その意味自体おれには分からないけど、いつか分かる日が来るかも知れないね…。

19話に続きます。