二次創作小説(新・総合)
- Re: UW逃走中01~金髪と銀髪~ ( No.34 )
- 日時: 2023/10/14 17:28
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
ドラマパート
《???》
松平?「……あの役立たずどもめ!!簡単にやられやがって!!」
運転手?「フン、そうなるくらいの精神暴走させた奴が何言ってるんだよ。」
松平?「仕方が無いだろう!!まだナラティブ汚染も実験段階なんだそう思い通りには操れない!!
……とはいえ、時間稼ぎに役立ったのは事実だ。奴等のナラティブを回収して、ついでに時空融合の方も済ませよう。」
運転手?「……作戦はあるのか?」
松平?「もう実行している。その辺りに関してはゲラーに頼んでいるから、しばらくすれば戻って来る。」
運転手?「(結局そのやり方か。まあ、コイツの事だからそれだろうと思っていたけどな。)」
松平?「……そういえば、だ。あの集団に協力を取り付けることは出来たか?」
運転手?「……さっき連絡が入ったが、断られたらしい。」
松平?「何?奴は世界の破壊を望んでたはずだぞ!断るわけが無いだろ!!」
運転手?「流石に手段は選ぶに決まってるだろ。まず脈絡のない人間で成り立ってる組織とどう組むって言うんだよ。
どの道あの『鬼兵隊』とか言う連中は止めておけ。仮に協力関係得ても、どうせこっちの技術を都合よく利用されるだけだぞ。」
松平?「チッ……仕方がない……余計なものは入れずに、こっちの計画を進めるか。
……ジルコン獣の方はどうだ。少し前から数体送っていたが成果は出てるんだろうな。」
運転手?「バッチリ成果を出している。狩った連中の中には名高い剣士もいたからな。ナラティブがどんどん溜まってる。」
松平?「なら、今までナラティブ回収目的で行っていた時空融合も、問題なく成し遂げられるだろう。」
運転手?「だな……」
「そう……その時こそ、俺の時代……
そう……俺は選ばれたんだ……金髪に逆らう、現実から目を逸らす塵屑共に、粛清を下すという役目を……
真実から目を背ける劣等種に、鉄槌を下す……俺が、あの人のために正しき世界を作るんだ……フハハハハハ!!」
運転手?「(チッ……随分と調子に乗ってるが……不愉快だな……)」
《かぶき町》
銀時「何だかんだあったが、段々連中が退散していくな……」
忍「何とかなったんですか?」
銀時「……だと良いんだけどな。」
アリス「とにかく今のうちにカレン達と合流しよう!……えっと携帯で電話して……」
一方、作者に連絡を取った阿求。
おろさん『真実から目を背ける?何か随分と脈絡無いなあソレ』
阿求「でしょ?さっきからそう言う趣旨の発言してる人増えて来たのよ。その前も制裁だの何だの言ってたし。
……そもそも、時空融合引き起こしてるその『組織』って何が目的なの?」
おろさん『正直、明確な部分はまだ分からないが……
確かだとすれば、世界に何か物騒な争いを起こそうとしてる事と、ココア達みたいな、一定の人物に対して憎悪を向けている奴がその組織の中にいるって事だ。』
阿求「憎悪って……要は逆恨みみたいなものじゃない。」
おろさん『……そう言うものとは違う気もするが……
とりあえず、まずは融合を早く止めなければならない。
時空融合には『トジル魂』という結晶球体を使っているみたいなんだが、それを持っている奴……多分組織関与の人物を探して、奪取して壊せ。そうすれば融合は止まり、巻き込まれた世界は元に戻るようになっている。』
阿求「へえ、そこらへんは分かりやすいのね。」
おろさん『トジル魂の写真送るから、見つけたら絶対に壊してくれ。』
阿求「わかったわよ。……じゃあ早速探しにーー」
通行人「処せェェェェェェェェ!!!!」
……電話をしていたら、背後から暴徒化市民が襲い掛かって来た!
阿求「あっ、やばーー」
通行人「粛清を「るっせぇ!!!」あばっへ」
……後ろから、誰かが暴徒化市民をぶん殴った。
銀時「ギャーギャーギャーギャーやかましいんだよ、発情期ですかコノヤロー。」
阿求「あ、ありがとうございます……」
アリス「誰かと思ったけど、さっき見かけた人?」←出て来た
忍「というより、まだこの付近にいたみたいですね。」←同じく
阿求「あれ、貴方達は……」
おろさん『……何か音が聞こえたと思えば、この世界または融合に巻き込まれた世界の人間と出会ったってか。』
阿求「え、あ、作者。」
銀時「え、あの作者?にしてはやけにまだ少年っぽい声な気がするんだけど『原作者じゃないわい(by作者』
おろさん『そういえば、イタコ達からの連絡でばらけて逃げたって言ってたな。結果3組に分かれたって事か』
忍「あ、そう言えば連絡できたので、すぐに合流できると思いますよ。」
アリス「一時はどうなるかと思ったけど、一旦は何とか……」
銀時「ちょっと待て。
何で知ってんの?ズラ除いて結果的に3組に分かれちゃったって事。」
阿求「!(そう言えば、モニターでこの世界の様子見てーー)」
おろさん『ああ、そりゃ見てたし。一部始終』
阿求「ヴァッ!!?
……い、いや、ちょっ、言っちゃっていいのそう言うの!?」
おろさん『言うも何も、まずイタコさん達に、松原穂乃花の店に押しかけかけた暴徒化市民追っ払ってもらうの頼んだの俺だし、この世界に施されてた認識変換解いたのもこっちみたいなもんだし。』
アリス「穂乃花の名前まで知ってる!?」
忍「しかも衝撃発言してましたよ今」
銀時「つーか何やってんの?さっきから既視感ある連中が増えて来てたし、何かの運営でもやってんの?」
おろさん『ああ、逃走中の。』
阿求「……」←ツッコミ放棄
銀時「え、何で逃走中?逃走中で一般市民(暴走中)と戦うの?戦闘中の間違いじゃないの?」
おろさん『普通戦闘中でもこうはならんでしょ。
…いや、数年前のカキコだと戦闘中ってガチのレイドバトルだったし、この発言自体俺が言うのもアレだけど。』
アリス「(逃走中って何だっけ?)」
忍「(確か、鬼ごっこみたいな感じの、有名なバラエティ番組だったと思いますよ。最近は放送回数少なくなってますけど)」
おろさん『……とにかくだ。阿求、早いところトジル魂を見つけに行くぞ。ハヤテとナギから貰った資料のお陰で、ある程度は元凶のいる場所の予測が出来ている。
……連中の狙いの1つは、アリス・カータレット達のナラティブだ。もたもたしているとまた奴等がお前らを狙いに来るぞ。』
銀時「ナラティブ?機動兵器か何かか『ナラティブガンダムは関係ないか;』
おろさん『ナラティブに関しては後で話す。とにかく、このまま立ち往生してると何も解決しない。早くしないといつさっきみたいな連中が……
いや、あらかた倒したし、そろそろジルコン獣とか組織の連中が出て来てもおかしくはなーー』
???「アッハハハハ!!その通りさ!!」
一同「!!?」
あれこれ話していたら、上の方から声が聞こえて来た。
???「ナラティブ汚染した連中を煽ったお陰で時間稼ぎは出来たんだ。そろそろ次の作戦に移させてもらうよ!!」
おろさん『お前は……!!』
銀時「テメェ……何モンだ……?」
続く。
- Re: UW逃走中01~金髪と銀髪~ ( No.35 )
- 日時: 2023/10/15 21:00
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
【60:00】現在の賞金:360,000
牢獄トーク
マリオ「うーん、何とかミッションクリアできたのは良かったんだけどなぁ。」
アミティ「流石に捕まっちゃった;」
クッパ「中々派手にやったようだな。ワガハイもできるものならやってみたかったぞ。」
デデデ「俺ら序盤で捕まったから色々物足りないしな。」
シャロ「それは確かにそうなのよね……」
リゼ「一応さっきの集団の数は減ったが…」
魔理沙「正直これで収まって欲しいんだけどなー。何かジロジロ見られてる気がして気色悪かったぜ。」
眼帯赤目の少女「だと良いんですけどねぇまぁ。」
一同「!?」
すると牢獄の付近に、さっきから出て来る眼帯赤目の少女が現れる。
みほ「今度は……普通に誰?」
シャロ「あれ、何か見たことあるような……」
眼帯赤目の少女「どーも。さっきまでちょいちょいお手伝いしてた身です。」
マリオ「手伝い?」
眼帯赤目の少女「まあ、さっきまであった人に確保者の中にいませんけど。」
ニット「…貴方、もしかしておそ松が言ってた子かしら?急に出て来たけど誰なの?」
眼帯赤目の少女「……まあ隠す理由とかそんな無いですし、名乗りますか。
……『独目菜乃』……だだの便利屋です♪」
霊夢「あら、残り60分を切ったから、ショップに売ってるアイテムも元の値段に戻ったのね。」
にとり「折角のサービスなのに誰も来なかったんだよねぇ。みんなミッションに集中しすぎだよ全く。」
千夜「でもここに来たって言うならアイテム買いに来たのよね?何をお求めかしら?」
霊夢「うーん、そう言えばコイン15枚なのよね……あの時買ったケムリ玉売るのは無理だろうし……(*表記ミスにより、>>22にて購入したケムリ玉が表記されてませんでしたOTL)
……安売りされてる前提で来ちゃったからやめておくわ……;」
千夜「……次は気を付けてね?」
ネコ「お、またアイテムボックスにゃ。……中身はコイン10枚かにゃ。そうなると今コイン40枚だから……網鉄砲買うならあと10枚必要……網鉄砲だからとは言え高いにゃ…;
……仕方がない、さすまた使うのはまた後でも良いかもにゃ。」
ミッション1辺りの時から手に入れたさすまた(網鉄砲を使ってハンターを取り押さえられるもの(だけど網鉄砲ついてなかった))をまだ使えていないネコ。
尚、唯一網鉄砲を持っている逃走者がいるが、何か全く会えていないのである。
ワリオ「……ぶえっくしょい!」
カービィ「……この遠視スコープ?って言うの、結構遠くまで見えるね。」
眼帯赤目の少女から貰った遠視スコープを使うカービィ。
ハンターA「……」
カービィ「あ、ハンターが近づいてきてるね。離れないと。」
とりあえず使いこなせている模様。
アルル「……ねえ、このカツラって売れない?」
銃を持った黒い男「ダメに決まってるだろ」
……アイテムボックスを開けた時に手に入れた、使い道一切不明な黒髪カツラ×3。
ショップによって売れるかどうか聞いたが、コインとの変換は不可能。
アルル「……というか、何の使い道があるのコレ。自分が付けても絶対ハンターにバレるし……」
銃を持った黒い男「アイテムなら何かしら役立つからあるんだろ。というか帰れ長居は禁止されてる。」
アルル「はーい……」←大人しく戻った
銃を持った黒い男「……というかあんなカツラ、アイテムのリストにあったか……?」
……彼女は知らない。そのカツラが、次のミッションの時に割と役立つことに……
【57:35】現在の賞金:374,500
残り逃走者 13名 ハンター3体
コイン・アイテム所持状況
(アフターサービスにより全員ネコビタンB×2所持)
・チノ:コイン45枚
・ココア:コイン30枚
・ルイージ:コイン35枚
・ミミ、ニャミ:コイン25枚
・あんどうりんご:コイン10枚
・ワリオ:コイン35枚 網鉄砲
・カービィ:コイン30枚 遠視スコープ
・ネコ:コイン40枚 さすまた
・アルル:コイン20枚 変装カツラ黒×3
・松野おそ松:コイン25枚 ケムリ玉
・博麗霊夢:コイン15枚 ケムリ玉
・メタナイト:5コイン バナナの皮×5 ケムリ玉
……かぶき町から少し離れた場所で。
「粛清……」
「粛清……」
「粛清……」
「粛清……粛清……」
「粛清……粛清……粛清……」
「粛清……粛清……シュクセイ……粛清……粛清……粛清……」
「粛清……粛清……粛清……粛清……粛清……粛清……粛清……粛清……シュクセイ……粛清……粛清……
粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清シュクセイシュクセイ粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清シュクセイシュクセイ粛清粛清粛清粛清粛清シュクセイシュクセイ粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清シュクセイシュクセイシュクセイシュクセイシュクセイシュクセイシュクセイシュクセイシュクセイシュクセイシュクセイシュクセイシュクセイシュクセイシュクセイシュクセイシュクセイjぶygrじおfhy9cじおmkfghj」
ミッション3発令まで、残り【2:35】
- Re: UW逃走中01~金髪と銀髪~ ( No.36 )
- 日時: 2023/10/17 22:57
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
【57:32】現在の賞金:374,800
メタナイト「ミッション2終了と同タイミングだったから気づかなかったが、既に残り時間は半分切っているな。逃走者はまだ残り13名もいるのか。こっちも半分くらいという事か……」
おそ松「……まだ残り時間半分もあるの?ちょっとだるいくなってきたよ?
……うーん、どうしよっかなぁ、やっぱり自首?でも専用にキーが必要らしいし、それにコインももうちょっと欲しいなぁ……」
りんご「あのヤバい人達に体力持っていかれましたが……サービスでネコビタン貰ったのはちょっと助かりますね。」
支給されたネコビタンで体力回復する逃走者達。すると、りんごの近くに……
りんご「おや、あそこにいるのは……おっとハンターです!!」
ハンターC「……」
…ハンター!だが、視力の高い彼女はそれにいち早く気づき、距離を取る!
りんご「ふう、危ない危ない。」
とでも思っていたのか?
りんご「えっ」
安心したのもつかの間……
ハンターB「……!!!」
逃げた先に、別のハンター……!!
りんご「なあああっ?!こ、この距離は流石にっ」
ハンターB「……!」
ポンッ
【56:49】
りんご 確保
残り12名
りんご「ここで確保されてしまうとは……とほほ……;」
ハンターは神出鬼没故、油断は禁物である。
プルルルル……
アルル「あ、メール……って、『りんご 確保』!?ありゃりゃりんごも確保されちゃったかぁ……というか、ぷよぷよからの参戦あとボクだけじゃん!!?」
ミッション2終了時にアミティ、終了から間もなくりんごが確保されたため、ぷよぷよ参戦はあとはアルルだけである。
……今更だが、何気に東方から参戦している逃走者も霊夢だけである。
霊夢「本当に今更なんだけど(*ミッション1で魔理沙、ミッション2開始直前に早苗が確保」
ルイージ「残り時間あと半分くらい……まだまだ長いなぁ。」
ココア「そうだねー。」
チノ「…そうですね。」
ルイージ「……
……えっと、いつからいたの?」
ココア「ついさっきだよ。作者が『人選のせいかホントに書けるネタが無いから何か関わって来い』って言ってたから来ちゃった。」
ルイージ「そんなすっごい生々しい理由で来ないで!?というかまた躊躇いも無く暴露してるし!!」
ココア「でも今回実際そうじゃん。何か逃走者同士の絡みとか結構少ないし。何なら実際ミッション2に関しても同じくだりになるだろうからカットし」
チノ「ココアさんそれ以上はストップです!!」
「粛清……シュクセイ……」
「シュクセイ……」
ルイージ「……ん?何か外から変な声が聞こえて来たような……」
ココア「え?気のせいじゃない?」
メタナイト「いや、気のせいではないだろう。」
そこにメタナイト。
チノ「いついたんですか!?」
メタナイト「今来たばかりだ。
……実は、先程アイテムボックスから遠視スコープを手に入れて、早速使って見たんだが……かなりまずい光景を見た。」
ルイージ「まずい光景…?」
メタナイト「……気になるなら見てみろ。」
ルイージ「何々……?」
そして、遠視スコープでかぶき町の外を見てみたら……
通行人「粛清…粛清…シュクセイ……」
通行人「粛清…シュクセイ…シュクセイ…」
通行人「粛清…シュクセイ粛清粛清シュクセイ粛清」
通行人「シュクセイシュクセイ粛清粛清シュクセイ粛清粛清粛清粛清シュクセイ粛清粛清粛清シュクセイ粛清シュクセイ粛清粛清粛清シュクセイシュクセイシュクセイ粛清粛清シュクセイ粛清粛清粛清シュクセイシュクセイシュクセイ粛清粛清シュクセイ粛清粛清粛清lkれへうしdhf4うひdhq9」
ルイージ「おわぁっ!?」
……スコープを通した視界に映ったのは、『粛清シュクセイ』とブツブツ言い続ける市民たちだった。それも物凄い数である。
ココア「な、何アレ!?どういう事!?」←同じく見てみた
メタナイト「見ての通りだが……流石にまずいかもしれないな……」
【55:04】現在の賞金:389,600
残り逃走者 13名 ハンター3体
コイン・アイテム所持状況
・チノ:コイン45枚
・ココア:コイン30枚
・ルイージ:コイン35枚
・ミミ、ニャミ:コイン25枚
・ワリオ:コイン35枚 網鉄砲
・カービィ:コイン30枚 遠視スコープ
・ネコ:コイン40枚 さすまた
・アルル:コイン20枚 変装カツラ黒×3
・松野おそ松:コイン25枚 ケムリ玉
・博麗霊夢:コイン15枚 ケムリ玉
・メタナイト:5コイン バナナの皮×5 ケムリ玉 遠視スコープ
「粛清粛清粛清シュクセイ粛清粛清粛清粛清シュクセイ粛清シュクセイ粛清ィィ!!真実から目を背ける塵屑共にィィィ!!劣等種に正義の鉄槌を下せェェェェェェェェ!!!!」
次回、ミッション3前のドラマパート。異変は終盤に向かう。
- Re: UW逃走中01~金髪と銀髪~ ( No.37 )
- 日時: 2023/10/20 23:02
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
前回までのあらすじ
時空融合現象の犯人を追うため、かぶき町にやって来たわけだが、何だか外国っぽい備品が多いし、繫華街の割に建物も住宅街のコンクリート製建物があるし、段々金髪を崇拝する集団が出て来て見境なく誰かを襲ったりとまあまあおかしなことが起こる。
繊細な事は分からないがどうやら『銀魂』の世界と『きんいろモザイク』の世界が融合したことが今回の異変の原因らしい。
何だかんだあって調査に向かわされた阿求は、暴徒化市民から逃げていた銀時、アリス、忍と出会う。
そして、彼女たちの前に現れたのは……
阿求「……いきなり出て来て誰なの?この世界の住人じゃなさそうだけど。」
……現れたのは、道化師みたいな風貌をした、丸い体系の男だった。
???「……へぇ、誰かと思えば優先捕獲対象の稗田阿求じゃないか。生で見るのは初めてだよ。」
阿求「私の事も知ってる……?」
おろさん『……気を付けろ。アイツは……!!』
銀時「ちょっと待て、いきなり出て来て急に話進めてんじゃねーぞ。」
アリス「何か良く分かんないけど……」
忍「敵とかそう言う感じですか?」
おろさん『……この後ちゃんと話す』
???→ゲラー「……まあ、長々と話させるのもアレだから名乗るけど、ボクは『ゲラー』。一応、君らが追ってる組織の幹部を務めている者さ。」
阿求「!!」
銀時「……ってこたァ、この騒動もテメーが起こしたっていう事だな。」
ゲラー「うーん、惜しいね。ボク自身はまだ何もしていないよ。さっきこの世界に来たばっかりだからね。
……まあどの道、君達が真相を知る事なんて無いんだけどね!!」
『ゲラー』と名乗ったその人物は、唐突に阿求の目の前にワープして来た。
阿求「ちょっ、近っーー」
ゲラー「と、思わせて……」
と思ったら、またワープして……
忍「え、あの?」
ゲラー「アハハハハ!引っかかったね!」
……さらっと大宮忍を担いでいた。
アリス「シノ!!?」
阿求「なっ……ちょっと!その子を放しなさい!」
ゲラー「話せと言われて放す馬鹿がいるとでも?
本来なら稗田阿求を真っ先に捕まえても良いけど、今回はこの世界の住人のナラティブ回収が目的の1つだからね。
そういうわけで、大宮忍は預かったよ!返して欲しかったら、この世界にあるターミナルに来ることだね!!」
忍「あ、アリスーーー!!?」
アリス「シノーーー!!」
……そのまま、ゲラーは姿を消してしまった。
銀時「チィッ……!ワープだなんて小賢しい手使いやがって……」
「銀さーん!!」
銀時「お前ら……!!そういやメールしたっつってたか…」
おろさん『まずいな……早く追いたいところだが……』
阿求「その前に、色々話すべきじゃないの?」
おろさん『……そうだな……』
その後すぐ、はぐれていた新八達と合流する。
……そして、事情を説明中……
新八「僕たちの世界と、アリスさん達の世界が融合!?」
綾「しかもしのが誘拐されたってどういう事!?」
おろさん『言葉の通りだよ。あのゲラーって名乗っていた奴も、前の調査で突っかかって来た。』
新八「そんな感じだとは思ってたけど、いざ聞くと奇妙と言うか……」
神楽「コラボの時でもこんなことにならないアルよ。」
カレン「まず異世界に飛ばされること自体普通イレギュラーデス」
陽子「それで、ただでさえ面倒な事になってるのにまさかの誘拐事件……」
アリス「シノ……」
阿求「場所の方は、ゲラーってのがわざわざ教えてくれてたけど……ターミナルって何かしら?」
銀時「……江戸の中心にあるあそこの塔だよ。あれで天人との貿易とか、宇宙旅行とか色々やってるのさ。
……ま、正直さっきまで好き放題やられてたから流石に癪だったしな……場所が分かってんならさっさと行くぞ。」
桂「と言うか急いだ方がいいぞ。」
新八「って桂さん!?」
いつの間にか、桂が立っていた。ついでにエリザベスもいる。
陽子「えーっと、どちら様で……」
エリザベス『どうもエリザベスです』
桂「ところで、何か1人足りないと思えば知らん奴が増えているのはどういう事だ?」
アリス「えっと、味方っぽい人でその後誘拐犯が来てそういう事で」
桂「……なるほど、言いたいことは大体分かった。」
綾「アレで通じるんだ……」
桂「ならば、尚更急がねばならんか。
……先程エリザベスから聞いたのだが、どうやらかぶき町に集団が押し寄せてきているそうだ。」
神楽「また金髪金髪言ってる奴等アルか?」
桂「いや、念のため確かめてみたのだが、『粛清粛清』とブツブツ言っていたな。
……しかも、ソレと比べて数が尋常ではない。パッと見だけでおそらく1000人を超えていたぞ。」
カレン「1000人!!!?」
新八「そんなのがかぶき町に押し寄せたら、最悪戦争ですよ!?」
綾「放置はできないけど、しのを助けなきゃだし、かと言ってさっきの人たちに任せるのも限界があるし……」
通行人「金髪様ァァァァァ!!」
銀時「コイツら地味にまだいんのかよっ!!」←木刀で殴った
アリス「しかも私達の事追いかける人がまだいるよ!!」
カレン「どう収拾つけろと言うデスか!!?」
おろさん『いい方法がある。』
阿求「えっ?」
銀時「ん?」
結構マズい事になりそうな時、作者がこう発言した。
おろさん『そのためにはまず……予備で沢山作ったのを使わせてもらおう。
……んじゃ、まずはミッション3……発令と行こうか!!!』
続く……
- Re: UW逃走中01~金髪と銀髪~ ( No.38 )
- 日時: 2023/10/22 22:32
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
【55:00】現在の賞金:390,000
……モニターのスイッチを押した作者。すると……
牢獄
巨大ハンターボックス「……」
ニット「あら?あの物体は……」
クッパ「まさかハンターボックスか?ということはまたミッションが……?」
アミティ「あれ?あっちにも何かあるよ?」
バス「……」
チョロ松「え、何でバス?」
巨大なハンターボックスが、各エリアに、かぶき町の少し外に、バスが、
穂乃花「カレンちゃん達、大丈夫かな……」
券売機「……」
穂乃花「あれ、こんなのあったっけ……?」
松原穂乃花がいる飲食店に、券売機が設置された!!
プルルルル……
カービィ「メール?確保情報……じゃないみたい」
ミミ「内容は……『ミッション3』!?まだミッション2から5分しか経ってないのに!?」
ネコ「えーっと……『現在、1000人を超える暴徒化市民が、かぶき町に向かって進んでいる。』1000人!?」
霊夢「まさかまた鎮圧……じゃなさそうね……
続きは…『これに対処するため、残り時間35分を切った時にハンター200体を放出する。』……って、200!?」
アルル「『これによる確保を回避するためには、指定されたエリアにあるバスに乗り、かぶき町から離れた街に向かわなければならない。』……つまり、エリア移動って事?」
おそ松「『ただしバスに乗るためには、マップ内に表示されてある場所にある券売機で、チケットを買う必要がある』……チケットかぁ……」
MISSION3『新エリアへ移動せよ!』
残り35分になると、ハンター200体が放出される!阻止する方法は無し。
逃れるためには、牢獄付近に設置されたバスに乗り、新エリアに向かう必要がある。
ただしバスに乗るには、松原穂乃花の飲食店に設置された券売機で、チケットを買わなければならない!
メタナイト「……200体のハンターか……」
ルイージ「い、色々まずくない!?早く行かないと!!」
メタナイト「無論そのつもりだ、が……」
通行人「金髪様ァァァァァァァァァァ!!「たぁっ!!」あっへ」
ココア「まだ残ってたの!?」
チノ「何というか、しつこいです……」
メタナイト「……奴等にも注意しておく必要があるな。
……む、アイテムボックス……この男が持ち出していたのか。中身はコイン10枚……丁度良かったな。」
おろさん『……とりあえず準備は出来た。お前らもバスに向かってくれないか。』
阿求「……私やこの世界の人達はともかく、あの子達も?忍って子の事はあるけど流石に……」
おろさん『連中の狙いはこいつらのナラティブだ。ゲラーの行動はほぼ罠だろうが放置もできないし、こっちも時空融合現象の件で色々調べなきゃならない。
……それに巻き込まれている以上、自分でもなんとか出来るくらいにはしておくべきだ。』
阿求「それはまぁ……」
陽子「……さっきからナラティブナラティブ言ってるけど、結局どういうものなの?」
綾「正直説明聞いても分からなかったわよ?」
カレン「私達も戦えたりするんデスカ!?」←目キラキラ
おろさん『細かい事は……まあ、その場のノリだ!!それで大体どうにかなる!!』
アリス「いいのかなぁそんなので……;」
おろさん『そんなんでも何もそう言う仕様なんだけど「いいからそういうの(by阿求」
阿求「……とにかく、早いところ行きましょう。バスへの道の方はなんとかするから。」
新八「ターミナル周辺に関しては、出来る限り案内します。」
銀時「……言いたいことは結構あるが……まァさっさとーー」
通行人「金髪様ァァァァァ!!!」
真選組「銀髪に裁きをォォォォォォ!!」
銀時「ーーって、しつこいんだよテメーらァァァ!!」
神楽「うざったいんじゃゴルァァァ!!」
暴徒化「おっふ」←思いっきり殴られた
綾「さっきの集団の調子がもう戻って来たの!?」
カレン「しかもやっぱり狙い私達デス!!」
新八「あ、そうだ、定春を呼んで強行突破すれば……」
神楽「呼ぶにも万事屋からちょっと遠いアル」
銀時「つーか、いちいち突っかかってこられると流石に疲れるわ!!」
阿求「ああもう!!何でよりにもよってこんな面倒なのよ!!?」
おろさん『……ん?ちょっと待てよ……』
……逃走者の現状況を調べる作者。
おろさん『そういえば、実装した覚えのないアイテムを持っている逃走者が1人いたような……あれならワンチャン行けるか……』
プルルルル……
アルル「あれ?またメールだ。」
メール内容『アルル、今すぐ来い』←場所指定付き
アルル「……えーっと……何で?」
プルルルル……
メール内容『マジで来い』
アルル「……(|∀|;)」
続く…
【53:11】現在の賞金:400,900
残り逃走者 13名 ハンター3体
コイン・アイテム所持状況
・チノ:コイン45枚
・ココア:コイン30枚
・ルイージ:コイン35枚
・ミミ、ニャミ:コイン25枚
・ワリオ:コイン35枚 網鉄砲
・カービィ:コイン30枚 遠視スコープ
・ネコ:コイン40枚 さすまた
・アルル:コイン20枚 変装カツラ黒×3
・松野おそ松:コイン25枚 ケムリ玉
・博麗霊夢:コイン15枚 ケムリ玉
・メタナイト:15コイン バナナの皮×5 ケムリ玉 遠視スコープ
- Re: UW逃走中01~金髪と銀髪~ ( No.39 )
- 日時: 2023/10/26 19:18
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
【53:08】現在の賞金:401,200
霊夢「飲食店なんてここら辺は結構あるけど……
……と思ったら、ご丁寧にマップに位置表示されてるじゃない。意外と近いし急ぎましょ。」
ワリオ「あの変な連中もそうだがハンター200体はひとたまりもないぞ!さっさと券売機ある所に行くぜ!!」
……エリア移動を行うこのミッション。当然逃走者達はすぐに券売機に向かうわけだが……
通行人「異端者に裁きをォォォォォォ!!」
真選組「金髪様に逆らう愚か者め「ドガッシャアァァァァァ」おっふ」
ハンターC「……」←無言で暴走集団を攻撃中
エリアには、ハンターが3体(と、ついでに調子を取り戻した暴走集団)。ハンターに確保されれば、賞金もゼロだ。
ネコ「……そろそろ流石にさすまたを使っておきたいところ……」
…ミッション1辺りから、ずっとさすまたを所持しているネコ。網鉄砲が無いと使えないため、網鉄砲を獲得するか、それを所持する逃走者を見つけたいところ。
そんな近くに……
ハンターA「……」
ハンターだ……
ネコ「今更ながら言うけど……網鉄砲が無いと使えないって言うのは分かるけど網鉄砲そのものが付属してないってどういう事にゃ?」
近づいている事に、気づいていない……!
ハンターA「………
……!!!」
見つかった……!!
ネコ「ん?……って、ハンター!?」
気づいたようで、急いで逃げる!!
ハンターA「……!!」
ネコ「うおおおお、ちょっ、キツイ!ミッション終わってからすぐはちょっとキツーー」
ハンターA「!!」
その時、ネコは誰かとすれ違った!その相手は……
ミミ「え、いきなりどうしーー」
ニャミ「……ってハンターじゃん!?嘘でしょ!?」
ミミニャミだ!
ハンターA「……!!!」
2人も急いで逃げる!
……そして、ターゲットになったのは……
ネコ「……って、あれ?いないにゃ。」
ハンターA「………!!!!!」
ニャミ「こっちに来たよー!!?」
ニャミだ……!!
ハンターA「……!!!」
ポンッ
【52:22】
ニャミ 確保
残り11名
ニャミ「そんなぁー!さっきから目立った活躍もできてないのにー!!」
巻き添えを受けてしまった……
プルルルル……
ミミ「確保情報?って事は……『ニャミ 確保』!!やっぱりそうなっちゃったなぁ……」
ネコ「あー、ハンターいなくなったと思えばそういう……
……まあ…運が良かったにゃ(ry」←←←
《松原穂乃花宅の飲食店》
穂乃花「これ……本当に何なんだろう?券売機……?」
長谷川「何々?何かあったの?」←店から出て来た
松原穂乃花の家に設置された券売機。そこからチケットを買わなければ、エリア移動用のバスに登場することは不可能。
ミッションに動くのも当然一苦労である中、最初に券売機に到着したのは……
おそ松「お、一番乗りっぽい」
松野おそ松だ!
穂乃花「え、どちら様ですか?……うちのお客さん?」
おそ松「え、いや違う違う、その券売機にちょっと用があるんだけど。」
穂乃花「(あ、コレホントに券売機なんだ)」
おそ松「えーっとチケットは……え、コイン10枚かかるの?面倒臭いなー……」
…コインを10枚入れて、チケットを購入した。
おそ松 チケット獲得
おそ松「買えた事だし、早速バスに乗らなきゃな。」
長谷川「……なんだろなァ、何か近いようで近くない何かを感じる……」
穂乃花「どういう事ですかソレ……;
(そういえば、1時間くらい前から変わった見た目の人達がこの辺を歩き回ってたけど……
……それよりも……カレンちゃん達、大丈夫かな……)」
アルル「……この近くに来いって言われたけど一体何があるの?……あれ、誰かいる……」
新八「……あれ?あそこにいる子は……」
アリス「よく見てみたら、途中何処かで見た気が……」
続く
【51:39】現在の賞金:410,100
残り逃走者 13名 ハンター3体
コイン・アイテム所持状況
・チノ:コイン45枚
・ココア:コイン30枚
・ルイージ:コイン35枚
・ミミ:コイン25枚
・ワリオ:コイン35枚 網鉄砲
・カービィ:コイン30枚 遠視スコープ
・ネコ:コイン40枚 さすまた
・アルル:コイン20枚 変装カツラ黒×3
・松野おそ松:コイン15枚 ケムリ玉 エリア移動バスチケット
・博麗霊夢:コイン15枚 ケムリ玉
・メタナイト:15コイン バナナの皮×5 ケムリ玉 遠視スコープ
- Re: UW逃走中01~金髪と銀髪~ ( No.40 )
- 日時: 2023/10/29 22:13
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
前回までのあらすじ:なんか作者に呼ばれた byアルル
【51:37】現在の賞金:410,300
おろさん『すまんな、無理に来てもらっちゃって。』
アルル「別に構わないけど……どうして呼んだのボクだけ?それと、あっちにいる人達は……」
阿求「簡潔に言えば、この人達の事で手伝って欲しいのよ。」
おろさん『今もまあまあ暴走してるかぶき町の連中、金髪様だとか、銀髪を抹殺だとかギャーギャー言ってただろ?』
アルル「そう言えばそうだった気がする」
おろさん『で、彼らの中に金髪少女が2人、銀髪の男が1人いる。
……だから執拗に狙われるという面倒な立場にあるんだ。色々な都合上で協力したいんだが……まあそういう事で。
防衛するにもどの道時間をかけてられない。……そこで、お前が持ってるアイテムを貸してほしいんだ。』
アルル「アイテムを?……でも、そんな都合のいいアイテムなんて持って……」
おろさん『……アイテムボックスに入ったたものの中で、何故かアイテム扱いになってたやつあったろ?ソレだ。』
アルル「アイテムボックス……え、まさかコレ?」
言われてアルルが取り出したのは、黒色のカツラが3つだった。
新八「黒い……カツラ?」
桂「桂は俺だぞ「邪魔だヅラ一旦黙れ(by銀時」ヅラじゃない桂だ!!」
綾「……ん?もしかして……」
おろさん『ああ。これを被ってもらってやり過ごしてもらおうってワケだ。』
阿求「……まあ、たしかに地毛の色と違うカツラを被れば、しつこくあの暴走集団に狙われることは無くなるわね。
……というか、そんなアイテムあったの?まさかこの状況を見越してたとか言うんじゃないでしょうね。」
おろさん『いや、俺はアイテムでソレを作った覚えはない。』
阿求「……えっ?じゃあなんで……」
おろさん『どうせ俺の知り合いが勝手に用意したんだ。あの人、時々変な事してくるから……
……というか逆に聞くけど何でカツラ3セットなん?カツラ被ってもハンターやり過ごせないぞ?』
陽子「ま、まあそれでどうにかできるって言うなら……」
アリス「正直今ここにシノとホノカがいなくて良かった気がする……;」
カレン「確かにまた石化しそうデス……;」
銀時「いやシンプルにどういう事?」
*原作参照
アルル「……とりあえず、そろそろボクもこの辺で。役に立ててるなら良かったよ。」
おろさん『ああうん、とりあえず頑張って。それとありがとな。…あ、流石にチケットは出せないが券売機は近いから急がずに。』
阿求「……
…そう言えば、何でバラエティって体になってるの?」
おろさん『そう言う体にしてれば認識操作とかやりt…良い感じに使えるから。お陰でゲラーみたいな連中に全然バレなかったし。』
阿求「……何か物騒なこと言いかけたっぽいけどまあいいや」
カレン「…って、この事ホノカに伝えた方が良さそうデス!!」
《松原穂乃花宅の飲食店》
穂乃花「……あ、カレンちゃんからメール……
……えっ?えええっ!?」
……飲食店にある券売機の元に向かう逃走者達。
そんな中、次にたどり着いたのは・・…
霊夢「……あそこにあるのが券売機ね。普通に見つかって良かった。
……って、10枚もコイン使うの?さっきショップで何も買わなくて良かったわ……」
霊夢 チケット獲得
霊夢「……あとは、バスに向えば良いってワケね「あ、あの……」あら?」
…すると、霊夢の前に誰かが来る。
穂乃花「私も、その、ついて行っていいですか?」
霊夢「……貴方は…もしかして、この店の子?何で急に…?」
穂乃花「友達が変な集団から逃げたんですけど、さっきメールで、その友達の1人が連れ去られたって……」
霊夢「連れ去られた!?何でそんな……」
穂乃花「直接見たわけじゃないから分からないけど……
とにかく、まずバスに行くって言ってたんですけど、多分、そこの券売機と関係ありますよね?」
霊夢「それは……まあ……ただそう巻き込むわけには」
穂乃花「そこをなんとか!!お願いします!!!」
……まっずぐとした目で、霊夢を見る穂乃花。
霊夢「……
ああもう、仕方がないわね……何かマズい状況になったらどうにかするわ。
……でも、仮に行くとして店の方は良いの?一応アンタの店でしょ。」
穂乃花「それなんですけど……さっきまで変わった人達に助けてもらってるんです。」
霊夢「変わった人達……?」
「その通りです!!」
霊夢「えっ」
「江戸が呼ぶ東北が呼ぶ日本が呼ぶ!」
「呼ばれては無いけど勝手に来る!」
「拒絶されても普通に来ます!!」
……そこで現れたのは、3人の少女。
イタコ「長女『東北イタコ』!!」
ずん子「次女『東北ずん子』!!」
きりたん「三女『東北きりたん』!!」
東北三姉妹「我ら『東北三姉妹』!!」
……
霊夢「(エ_エ)」
穂乃花「……;」
霊夢「………
……えっと、とりあえずバスの場所に「待って待って待って待って!!!」
イタコ「待って!!せめてもうちょっと目立たせて!!メタ的な都合で今まで出れなかった分目立たせて!!」
ずん子「折角カッコイイ(?)登場したのに何か言っても良いじゃないのー!」
きりたん「……;」←*本編と今作最初の牢獄トークにて既に登場
霊夢「……あの子達がやったの?」
穂乃花「は、はい、武器をずんだ餅に変えたり味噌をぶつけたり狐みたいな何かで攻撃してて……」
霊夢「何その良く分かんない攻撃方法。
とりあえず作者の仲間っぽいし……まあ、守ってくれたって言うなら信用しましょう。」
ずん子「最初からそう言ってくれればよかったのに。」
きりたん「とにかく、このお店に関しては私達にお任せください!」
イタコ「だから急ぎなさい!色々時間が無くなって来てるから!」
穂乃花「ありがとうございます!」
……そして、霊夢と共に松原穂乃花も向かうのだった。
ずんだもん「……結局君はどうするつもりなのだ?」
長谷川「いや……流石について行くのはちょっとな……
……とはいえ……これ以上この街を荒らされるわけにはいかねェよな。」
【48:26】現在の賞金:429,400
残り逃走者 13名 ハンター3体
コイン・アイテム所持状況
・チノ:コイン45枚
・ココア:コイン30枚
・ルイージ:コイン35枚
・ミミ:コイン25枚
・ワリオ:コイン35枚 網鉄砲
・カービィ:コイン30枚 遠視スコープ
・ネコ:コイン40枚 さすまた
・アルル:コイン20枚
・松野おそ松:コイン15枚 ケムリ玉 エリア移動バスチケット
・博麗霊夢:コイン15枚 ケムリ玉 エリア移動バスチケット
・メタナイト:15コイン バナナの皮×5 ケムリ玉 遠視スコープ
- Re: UW逃走中01~金髪と銀髪~ ( No.41 )
- 日時: 2023/10/31 22:05
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
【48:21】現在の賞金:429,900
アルル「えーっと券売機は……あ、あれだね!」
……少しして、アルルが券売機を発見。
アルル「コインを入れれば良いんだ。結構いるみたいだけど……まあこんなものなのかな。」
アルル チケット獲得
カービィ「ふう、意外とすぐ見つかった。」
カービィ チケット獲得
ワリオ「何!?10コイン払わなきゃならないのか!!仕方ねーなぁ、自首するのも結局(自首ボックスキー代で)金いるだろうし……」
ワリオ チケット獲得
ネコ「位置は離れてたけど、マップに記されてるから意外と楽にゃ。」
ネコ チケット獲得
続々と券売機にたどり着き、チケットを手に入れる逃走者達。
ミミ「えーっと、この近くに券売機が……」
ハンターB「……」
ミミ「ハンター!?危ない飛び出すとこだった……」
だが、これはれっきとした逃走中。ハンターがいることをお忘れなく。
ナギ『……暴走集団のせいで逃走中だって忘れかけてないか?』
ハヤテ『さ、流石にそんなことは無いと思いますけど……;』
ルイージ「……あった!券売機!」
メタナイト「成り行きで同行していたが、問題なく見つかったな……」
……ルイージ、メタナイト、ココア、チノの4人もまた、券売機に到着。
ココア「とにかく早く購入しないと。コイン10枚かかるみたい。」
チノ「(コイン使ったのこれがはじめてです…)」
ココア チノ メタナイト
チケット獲得
ルイージ「あとは僕だね。えっと……」
メタナイト「…む?待て、何かが来るぞ。」←遠視スコープ使用
すると、こちらに誰かが近づいてくる。
通行人「粛清……粛清……」
チノ「またおかしくなった人ですか?」
ココア「でも今度は1人だけだよ?」
メタナイト「……待て、様子がおかしい……」
通行人「粛清……シュクセイ…粛清……
粛清シュクセイ粛清粛清粛清シュクセイシュクセイ粛清粛清シュクセイシュクセイシュクセイ粛清粛清シュクセイシュクセイシュクセイ粛清粛清シュクセイシュクセイシュクセイ粛清粛清粛清粛清粛清シュクセイシュクセイシュクセイエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアE_SE+3あ@lsd3-おくぁkじ3!」
その男が、突如奇声を上げ始める。
ルイージ「うわっ!?何々!?」
通行人「粛清粛清粛清粛清シュクセイシュクセイシュクセイシュクセイ粛清粛清シュクセイシュクセイシュクセイィィィィcfvdxszVC_Bm.「黙らないかっ!!」がっ……」
メタナイトが思いっきり蹴りを入れて、そのまま失神させた。
ココア「な、何この人!?凄い声出してたけど!?」
チノ「外から押し寄せてるって言ってた人でしょうか……
……ってちょっと待ってくださいあそこにハンターが!!」
メタナイト「奇声を聞きつけて来たか!!」
ハンターA「……!!!」
今の奇声を聞いてか、ハンターが接近!!やむを得ず、ばらける4人!
ルイージ「まだチケット買えてないのに!!」
ハンターA「……!!!」
そして、ハンターのターゲットとなったのは……
チノ「わ、私ですかっ……!?」
チノだ……
チノ「ハァ……ハァ……もう無理でーー」
ドンッ!!
チノ「はうっ!?」
すると突然、誰かとぶつかってしまった。その相手は……
カービィ「いててて……だ、大丈夫?」
チノ「か、カービィさん……」
ハンターA「……」←ゆっくり近づく
ポンッ ポンッ
カービィ チノ 確保 残り9名
カービィ「は、ハンターいたんだ……さっきの声が気になって来ちゃったけど……」
チノ「……何かすみません……;」
どうやら、今の奇声を聞いて気になってきた模様。その判断が仇となったようだ……
プルルルル……
メタナイト「メールとなれば…やはり確保情報か。
『カービィ チノ 確保』……カービィも巻き込まれたのか…
というか失念してたが、あの時アイテムを使うべきだったかもしれん……」
ココア「わーんチノちゃーーーーーん!!(泣)
……ううん、こうなったらおねえちゃん、絶対に逃げ切るよー!!」
ルイージ「あー、チノがターゲットに……
…とりあえず、チケット買えてないから戻らないと……微妙に離れた所にまで逃げちゃったよ……」
カービィ「……仕方ないし、牢獄にいこっか。」
チノ「……そうですね。「そうしたいところだがちょっと待て」え?」
確保された後、2人は牢獄に向かおうとするが、そこに……
大地「……状況が少し変わって来た。確保されたお前たちにも色々手伝ってもらいたい。」
【42:38】現在の賞金:464,200
残り逃走者 9名 ハンター3体
コイン・アイテム所持状況
・ココア、アルル:コイン20枚 エリア移動バスチケット
・ルイージ:コイン35枚
・ミミ:コイン25枚
・ワリオ:コイン25枚 網鉄砲 エリア移動バスチケット
・ネコ:コイン30枚 さすまた エリア移動バスチケット
・松野おそ松:コイン15枚 ケムリ玉 エリア移動バスチケット
・博麗霊夢:コイン15枚 ケムリ玉 エリア移動バスチケット
・メタナイト:5コイン バナナの皮×5 ケムリ玉 遠視スコープ エリア移動バスチケット
- Re: UW逃走中01~金髪と銀髪~ ( No.42 )
- 日時: 2023/11/03 00:01
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
【42:36】現在の賞金:464,400
その頃。
「ハイ通りまーす。」
通行人「金髪様……どこに……?」
「通りまーす」
通行人「金髪様ァ……?」
新八「まさかカツラだけでホントにごまかせるなんて……」
神楽「完全に目がイってる奴等なんざそんなもんアルよ」
綾「言われてみると確かに……;;;」
陽子「まあいいじゃん結果オーライだし。」
アリス(カツラ着用中)「そう言うの辿り着いてから言うべきじゃ……」
……アルルが所持していたカツラを、アリス、カレン、銀時の3名が装着。暴走集団は困惑しているのか襲って来ず、順調に進んでいく。
カレン(カツラ着用中)「ところでいつバスに着くデス?」
阿求「確か牢獄がある位置だったけど……さっきの場所からまあまあ離れた位置だからもうちょっとかかるわね。」
銀時(カツラ着用中)「もうちょっと早くできねーのかよ。このヅラ微妙に着け心地悪いんだけど」
桂「ヅラじゃない桂だ」
銀時(カツラ着用中)「てか何でお前らずっとついて来てんの?」
エリザベス『成り行き』
進んでいるとき、そこに……
通行人「粛清……」
陽子「あれっ?また誰かいるよ。」
綾「あの暴走集団の1人よね?何もしてこないけど……」
桂「む……?」
通行人「粛清……シュクセイ……」
桂「!!
気を付けろ!!奴はーー」
通行人「粛清…粛清…粛清…シュクセイ粛清粛清シュクセイシュクセイシュクセイ
シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥっゥゥゥゥゥゥゥゥゥクゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥっゥゥゥゥゥゥセェェェェェェェェェぇェェェェェェェェェイィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!Q”WEGRHYTRGEF”?”#k4ふぇlrjぎぇcjfぴおvwchgyc7いybぅいg」
……突然その男が大声を上げたかと思えば、それに呼応するように強風が吹く。
新八「のわあああああっ!?何ですかこの強風はっ……」
銀時「外から押し寄せてる奴か……!!」
神楽「……って銀ちゃん!!折角のヅラが飛んで行ったアル!!」
桂「ヅラじゃない桂だ「オメーは黙ってろォ!!!」
アリス「ああっ!ピンポイントにカツラだけが飛んで行った!!?」
カレン「どんだけ飛んでいくデス!!?」
……そしてカツラが外れた事で……
通行人「き……金髪様ァァァァァ!!!」
通行人「金髪様がっ……黒髪カツラッ……あっはっはっはっはあああああああああん!!!!!」
通行人「おのれ銀髪いえっへへっへっへええええええええ!!!」
綾「カツラが外れたせいで思いっきりバレたわよ!!!?」
陽子「……何か、泣いてる?」
大声を聞いてか、暴走集団が集まり、結果囲まれることに。
新八「っ、囲まれた……!!」
銀時「チィッ、何度も相手にしてたら流石にもたねーってのに……!!」
ピンチな状況に陥る銀時達。
通行人「粛清粛清シュクセイシュクセイシュクセイシュクセイ粛清粛清シュクセイシュクセイシュクセイ粛清粛清シュクセイシュクセイシュクセイfrvげshwhsqhzjぁーー」
「恋符『マスタースパーク』!!!!」
……暴走集団が襲い掛かろうとしたその瞬間、どこからかレーザーが飛んできて、7割に直撃した。
通行人「なっ……「そりゃああああっ!!!」
…更に暴走集団を、背後からハンマーで思いっきり殴り飛ばす。
新八「え、何ですか今の!?」
カレン「しかもレーザー飛んでマシタ!!」
阿求「今のはマスタースパーク……?え、ちょっ……まさか……」
攻撃をしたのは……
魔理沙「ったく、世話焼かせるなっての!」
デデデ「しかし、思った以上に面倒な事になっているな。」
阿求「魔理沙と……たしかデデデさん!?序盤でハンターに確保されてたはずじゃ……」
デデデ「段々状況が変わったから、牢獄にいた俺達にも手伝ってもらいたいって言われてな。」
魔理沙「正直すぐに確保されたせいで体力とか有り余ってたから、丁度良かったな。」
おろさん『……まあそういう事だ。今頃エリア中は大乱闘真っただ中だろう。』
阿求「あ、作者」
おろさん『……さて、問題はあっちだ。』
通行人「ウ…ウ……」
魔理沙「ん?あいつなんか変じゃないか?」
デデデ「……気を付けろ、この気配は前にも感じた事がある。」
……大声を上げていた暴走市民の中から、何かが現れた。
その姿は……
???「チィッ……少し調子に乗り過ぎマシタネ……」
アリス「あ、あの姿……」
カレン「どっからどう見ても私にソックリデス!!?」
???「オウ……よく見たらオリジナルもいましたカ……」
阿求「……ねえ、あれって……」
おろさん『……あれは『ジルコン獣』。
いくつかの世界の情報を読み取り、そこに住む住人を元にしたコピー怪人だ。』
???→ジルク・カレン「HAHAHA……」
続く。
- Re: UW逃走中01~金髪と銀髪~ ( No.43 )
- 日時: 2023/11/04 00:21
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
続き。
……確保済みの逃走者を一時開放し、暴走集団鎮圧に向かう。
マリオ「もう一回ファイアーボールだ!!」
通行人「いがっ……!!」
早苗「秘術『グレイソーマタージ』で応戦ですっ!」
通行人「こんなの避けーーひでぶっ!?」
ココア「チノちゃん!?さっき確保されたばっかりなのにどうして!?」
チノ「逆にこの状況見て牢獄で見てるだけと言うのもあれですよ良く考えてみると。」
通行人「金髪様「シャラァァァップ!!!!(byカービィ(コピー能力ハンマー)」だんまっ」
《牢獄及びバス付近》
おそ松「……あれ、牢獄に誰もいなくない?
……まあいいや、えっと、ここにチケットを読み込ませて……さっさとバスに乗っちゃお。」
おそ松 バス搭乗
ネコ「あとの事はアイツらに任せて乗るだけにゃ!!」
ネコ バス搭乗
……今のうちにと、バスに乗る逃走者。ハンター200体放出までの時間は迫る。
市民や真選組隊士の暴走は止まらず、更には『ジルコン獣』というコピー怪人も出現し始めていた。
ジルク・千夜「フフフ……」
ジルク・リゼ「……」
ジルク・シャロ「破壊するっ……!!」
シャロ「私とリゼ先輩と千夜のジルコン獣までいるの!?」
リゼ「あの時は出ていなかったが、やはり作られていたか……!」
…リゼ、シャロ、千夜を元にしたジルコン獣が出現。それに居合わせたリゼはスピアで、(同じくファンタジー衣装を纏った)シャロはフラスコを活用した魔法で応戦。
ジルク・千夜「……」
……しかし、千夜のジルコン獣が回復を行ってくる。
リゼ「あの千夜のジルコン獣を先に倒す必要があるか……」
通行人「金髪様ァァァァァァァァァァァァァァァ」
通行人「金ンンンンンぱっつ様ァァァァァァ!!!」
シャロ「ああもう!この人たちしつこい!!というか私に対して何か変な目で見てる気がするんだけど!?」
「手こずっているなら、手を貸してあげちゃうわね。」
ジルク・シャロ「……「バキュゥン!!!」っ!!?」
ジルク・千夜「なっ「チュドォォン!!」ひぎっ!?」
かなり離れた位置から飛んできた銃弾が、ジルコン獣に直撃する。
銃を持った黒い男「……」
ジルク・リゼ「っ!?どこから撃って来た!?というか銃弾が建物すり抜けてなかったか!?」
ジルク・シャロ&ジルク・千夜「っ……!!」
シャロ「い、今のって……?」
千夜「作者の仲間の人がやったのよ。別のアイテムショップで店員をやってた人……何だけど2人は知らないわよね;」
リゼ「……って、千夜!?いつの間に……」
千夜「流石に一旦ショップを閉めて鎮圧に来ちゃった。そういう事だから、サポートで回復してあげるわね。」
千夜が来て、2人に回復魔法を施す。
リゼ「何はともあれ、助かるぞ!!」
……そして、その頃。
ジルク・カレン「……」
……九条カレンのジルコン獣が出現。銀時達の前に立ちふさがる。
阿求「ジルコン獣……そう言えば前にも黒いのが出て来てたような……」
おろさん『お前が最初に見たのはシャロのジルコン獣だが……九条カレンのジルコン獣……やっぱり前々から活動していたかもしれんな……』
ジルク・カレン「無駄話はそこらへんにしてもらいまセンカね?そろそろ切り刻みたい気分デスカラ。」
陽子「何か物騒なこと言ってるんですけど!?」
綾「良く分かんないけど、カレンの姿をしてるだけで中身は別物って事……?」
ジルク・カレン「ま、そういう事デス……よっ」
……ジルク・カレンが一度跳ねると、彼女の身体が、建物の影に沈んでいく。
新八「消えた……!?」
アリス「こう言うのってもしかして……」
……そしたら、背後から現れて、剣で斬りかかろうとしてくる。
桂「させるものかっ!!」
咄嗟に桂が刀で防ぐ。剣による連続突きの攻撃を何とかガードしていく。
神楽「アイツ、今影から出てなかったアルか!?」
おろさん『それがアイツの独自の能力ってとこか…地底に現れてたのもやっぱりアイツだな……』
新八「そう言えば、最近やたらと起きている事件の切り裂き魔って……」
銀時「(序盤から4,5か月経ってたし)すっかり忘れてたが十中八九アイツらしいな。道理で何の進展も無ェわけだよ。」
カレン「き……切り裂き魔!!?」
アリス「カレンの姿で物騒な事するなんて……」
ジルク・カレン「利用できるものは利用するのみ。文句を言うなら私の製作者に言ってもらいたいデスネェ。HAHAHA。
……さて、そろそろ片付けマショウ。お前達を叩き切ってナラティブをいただきマス!!」
そう言って、ジルク・カレンは影を伝い猛スピードで動き出す。
阿求「これ……ちょーっとまずそうね……」
おろさん『……
……感じるんだ。』
阿求「えっ?」
おろさん『細かい事を考えるな感じろ。そっと目を閉じ、その場の勢いで感じろ。そうすれば……』
新八「ちょっ、何言い出すんですか!?その場の勢いって言ったってそんな万能な物じゃ」
カレン「その場の勢いで……」←目を閉じる
新八「……って1人もうやってるゥゥ!!?」
ジルク・カレン「……天誅ッ!!!!」
ジルク・カレンの剣が、こちらに向けられたその時ーー
おろさん『難しく考える必要はない……ノリと勢いだけでも良い……
その思念の力で、ナラティブを起動させろっ!!』
「……そこデスっ!!」
……鋭い剣が、ジルク・カレンの攻撃を防いでいた。
ジルク・カレン「なっ……」
「そぉい!!」
そのまま横に薙ぎ払い、ジルク・カレンを吹っ飛ばした。
ジルク・カレン「オウッ!!?」
神楽「見つけたネ!!ホワチャァッ!!」
その隙を逃さず、神楽が追撃した。
ジルク・カレン「がっ……!?」
陽子「おわっ!?あんなところにワープしてたの!?」
アリス「……しかも……カレン!?その姿って……」
……目の前にいたのは、剣を持ち、ファンタジー感を漂わせる衣装を纏った、九条カレンだった。
カレン「……このままノリと勢いでやっつけマスヨー!!」
【38:42】現在の賞金:487,800
残り逃走者 9名 ハンター3体
コイン・アイテム所持状況(☆:バス乗車済み)
・ココア、アルル:コイン20枚 エリア移動バスチケット
・ルイージ:コイン35枚
・ミミ:コイン25枚
・ワリオ:コイン25枚 網鉄砲 エリア移動バスチケット
☆ネコ:コイン30枚 さすまた
☆松野おそ松:コイン15枚 ケムリ玉
・博麗霊夢:コイン15枚 ケムリ玉 エリア移動バスチケット
・メタナイト:5コイン バナナの皮×5 ケムリ玉 遠視スコープ エリア移動バスチケット
- Re: UW逃走中01~金髪と銀髪~ ( No.44 )
- 日時: 2023/11/04 23:23
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
【38:40】現在の賞金:488,000
陽子「か、カレンが……」
綾「か……覚醒した……?」
カレン「オオウ、良く分かんないけど出来マシタ!しかもフォームチェンジ(?)マデ!!」
ジルク・カレン「貴様ッ、ナラティブを起動させやがったナ……!」
阿求「あれが、ナラティブの力……」
おろさん『……かつて少女達が訪れた異世界の力……やはり、異世界が関わるとその力が覚醒するか……
よしこの調子でお前らも行くのだ!!ノリと勢い、そして想いさえあればなんとかなる!!!』
陽子「何か唐突な無茶ぶりされた!?……でもカレンも出来るなら……私達もできるはず!!」
アリス「そう!!シノへの想いならだれにも負けてないよ!!シノシノシノ……」
綾「想い、かあ……
(しのを助けたいし、今のこの無茶苦茶な状況もどうにかしたい……そして陽子……陽子?ん?何でここで陽子が思い浮かぶの!?
……って、違う違う違う!よ、陽子の事なんてっ……)
何とも思って無いんだからこのバカーーーーっ!!」
通行人「粛清ィィィィィィッ!!!」
デデデ「オイ!そうこうしている間に連中がどんどん来るぞ!!」
魔理沙「ああもう!!金髪だの粛清だのうるさいんだ――」
暴走集団がまた押し寄せてきた途端、それが思いっきり吹っ飛ばされる。
新八「い、今のが一瞬で……!!やったのってもしかして……!」
綾「ほ、ホントにノリと勢いで出来ちゃった……」
陽子「うおお!良く分からないけどスゴイ!!」
アリス「これで……これならわたし達も戦えるんだね!」
……そして、アリス、綾、陽子の3人は、それぞれアルケミスト、魔法使い、ナイトを思わせるような衣装や武器を纏っていた。
カレン「アリスもアヤヤもヨーコも変身デス!!」
阿求「思いがナラティブを起動させた……まだ良く分からないけど凄い力……」
新八「(1人変な発言してたけどまあそっとしておこう)」
神楽「凄いアル!!これ私もやりたいネ!」
おろさん『すまん多分無理』
神楽「何で急に無理ってなるアルか!!」
おろさん『諸事情だ』
神楽「…何の?」
ジルク・カレン「起動させる前に片付けたかったと言うのニ……!余計なマネを……!!
……もうちょっとやりたかったデスガ……今は後退しマショウ……」
……ジルク・カレンはまた影に溶け込み、何処かに消えた。
桂「退いたか……」
阿求「……時間も無くなってきたし早く行くわよ!戦えるようになったならカツラも必要なさそうだしね!!」
銀時「……ま、それもそうか。」
通行人「シュクセイ粛清粛清シュクセイシュクセイシュクセイ」
カレン「そぉいっ!!」←剣で攻撃
綾「戦えるようになったのは良いけど埒はあかないわね……」
アリス「そこはあの人達に任せて、私達は早く行こう!」
陽子「何か結構強そうだしそうしておこう!」
……とにかく、アリスたちは急いでバスの方に向かうのであった。
デデデ「ま、そういう事になるだろうな。」
魔理沙「何か良く分かんねーけど後回しだ!好きなようにやってやる!!」
通行人「シュクセイィィィィィィ!!」
クッパ「ガハハハ!無鉄砲に突っ込んだところで我が輩には勝てぬぞ!!」←炎を吹く
……確保済み逃走者のサポートの元、逃走者はミッションのためにバスに乗り込んでいく。
ワリオ「確保された奴等が応戦してるなんてラッキーだったな!早いところバスに乗るぜー!」
ワリオ バス搭乗
ココア「チノちゃんが心配だけど、今は信じるよ!」
ココア バス搭乗
アルル「残り2分切ってたからちょっと危なかったよ……」
アルル バス搭乗
メタナイト「……間に合ったか……
おそらく移動する場所が今回の異変の元凶に関わるはず……この街の事はカービィ達に任せて今は待つとしよう。」
メタナイト バス搭乗
……これで6人の逃走者がバスに搭乗!そして残りは……
ルイージ「戦いが激しくなって逆に券売機に行けない……;」
ミミ「どうしよう残り1分近くになってる!!」
チケットを購入できていないルイージとミミ
穂乃花「い、色んな所でまさかの大乱闘が……」
霊夢「ほら急いで!最悪貴方だけでも乗せるんだから!」
松原穂乃花を連れた霊夢の3名のみ。間に合うのか……!!?
次回、ミッション3完結……!!
【36:33】現在の賞金:500,700
残り逃走者 9名 ハンター3体
コイン・アイテム所持状況(☆:バス乗車済み)
☆ココア:コイン20枚
☆アルル:コイン20枚
・ルイージ:コイン35枚
・ミミ:コイン25枚
☆ワリオ:コイン25枚 網鉄砲
☆ネコ:コイン30枚 さすまた
☆松野おそ松:コイン15枚 ケムリ玉
・博麗霊夢:コイン15枚 ケムリ玉 エリア移動バスチケット
☆メタナイト:5コイン バナナの皮×5 ケムリ玉 遠視スコープ
- Re: UW逃走中01~金髪と銀髪~ ( No.45 )
- 日時: 2023/11/05 19:39
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
【36:30】現在の賞金:501,000
通行人「金・髪!!金・髪!!」
通行人「粛清粛清粛清ィィッ!!」
ニャミ「粛清粛清言ってくる奴が増えて来たよ!?」
ニット「外から続々押し寄せてるし、時間が経てばそうなるわね……」
チョロ松「というか戦闘能力持ってない僕らはどう戦えって言うんだよ!!?」
「そういう時は任せろットォォォォォォ!!」
……横から気弾が飛んできて、暴走集団を吹き飛ばす。
ブロリー「フハハハハハ!暴れていようが所詮はそこら辺のモブ一般人なのだ!」
チョロ松「……ってえええ!?ドラゴンボールのブロリー!?何で!?」
ニット「……あら、大地さんの友達だっていう人じゃない。」
ニャミ「あー、ニコニコのブロリーMADって言う世界出身の……」
チョロ松「……え、あの人それ基準なの!?というかそれ基準の世界あるの!?
……いやそうだよねそうじゃないと色々おかしいよねうん(ry」
通行人「シュクセイィィィィィィ!!」
ジバニャン「数が多すぎてキリが無いニャン!!」
アミティ「ちょっ、ちょっとヤバいかも……;」
りんご「そもそもこの状況の原因も目的もよく分からないというのに……!!
……おや……?」
霊夢「……急いで!バスまでもう少しだから!!」
穂乃花「はい!」
りんご「あれは……霊夢さんと……誰でしょう?」
バス発車まで残り1分
霊夢「この辺りを曲がれば……」
「ミィツケタ……」
霊夢「!?」
穂乃花「わぁっ!?」
すると、横から斬撃が飛んできた。
霊夢「急に何よ……誰だか知らないけど急いでるのよ、邪魔しないで頂戴!」
……お祓い棒を向けた先に現れたのは、黒い人型だった。ジルコン獣のソレとは全く別で、ヘドロ状のものだ。
???「邪魔ナノハソッチダ……全テハ真実ノタメ!!劣等種ハ死ニ失セルガイイ!!」
その物体は鎌で斬りかかりに来る。霊夢はお祓い棒でソレを防ぐ。
霊夢「真実だか何だか知らないけど、アンタがこの異変に関わってるなら好きにはさせないわよっ!!」
そのまま攻撃を弾いて、御札の弾幕で追撃した。
???「チッ……フザケヤガッテ……貴様ノヨウナ劣等種コソ真実ノ敵!!害悪ナリィィィィィィ!!!!」
……黒い物体は瞬間移動してきて、霊夢の背後に。
穂乃花「霊夢さんっ!!!」
……穂乃花が、咄嗟に飛び込む。
霊夢「穂乃花ちゃん!?危ない――」
その途端、黒い物体の鎌が弾かれた。
???「!!!?」
霊夢「ほ、穂乃花ちゃん……?」
……そして霊夢の目の前には、戦士と思しき衣装になった穂乃花がいた。
穂乃花「……あれ?何コレ?え、剣……?」
???「ナラティブヲ起動サセヤガッタナ……上物ハ頂――」
再び黒い物体が攻撃を仕掛けようとした瞬間、背後から、『チュドォォォォン』という音が鳴るレベルで思いっきり殴られた。
ハンターA「……」
霊夢「ハンター!?タイミングが良いけど助かった……わけじゃないけど……」
ハンターが動く前にケムリ玉を地面に投げつけ、煙が周囲を包む!
「……今のうちよ穂乃花ちゃん!時間無いし!」
穂乃花「え、あ、はい!!」
……急いで移動する霊夢と穂乃花。
煙が消えた後ハンターの視界には、既に2人の姿と――
ぶん殴ったはずの黒い物体の姿は映っていなかった。
《牢獄付近・バス乗り場》
阿求「……よし、バスに着いた!まだ出発してない!」
新八「来るのに相当時間かかりましたね……」
桂「まあ、あの状況ではな。」
銀時「テメーら結局ついてくんの?」」
……銀時達がバスに到着。事情を把握済みなのかチケットなしで乗せてもらえるようだ。
パックンフラワー「運転は任せろばい!」←しれっと初登場
阿求「……運転手がまさかの食虫植物(?)……」
神楽「……ん?あっちから誰か来るネ。」
綾「え、あれって……」
霊夢「……ふぅ、まだ出発してないわね。」
穂乃花「おーい、みんなー!」
陽子「穂乃花!?何で来て……」
カレン「そりゃあメールしマシタので……」
アリス「そうだった!」
パックンフラワー「そろそろ出発するから早く乗るばい!」
綾「(何で福岡弁なの……?)」
霊夢 バス搭乗
霊夢がバスに搭乗し、そして……
【35:00】
パックンフラワー「そんじゃあ発車するばい」
エリア移動バス 発車
ハンター×200「……」
ハンター200体 放出
ミッション3 終了
『エリア移動により、タイマー一時停止。』
プルルルル……
ミミ「メール?まさか……ああっ!バスがもう発車しちゃったー!!」
ルイージ「嘘!?終わっちゃった!!?あの時無理にでもチケット購入しておくべきだったよ……」
チケット購入も出来なかったミミとルイージが取り残されてしまった……
【35:00】現在の賞金:510,000
残り逃走者 9名 ハンター3体
コイン・アイテム所持状況(☆:バス乗車)
☆ココア:コイン20枚
☆アルル:コイン20枚
・ルイージ:コイン35枚
・ミミ:コイン25枚
☆ワリオ:コイン25枚 網鉄砲
☆ネコ:コイン30枚 さすまた
☆松野おそ松:コイン15枚 ケムリ玉
☆博麗霊夢:コイン15枚 ケムリ玉
☆メタナイト:5コイン バナナの皮×5 ケムリ玉 遠視スコープ
「粛清……粛清粛清粛清シュクセイィィィィィィィィ!!!!!!」
次回、ドラマパート。そしてまさかの新■■■登場……!?