二次創作小説(新・総合)
- Re: クエスト任務開始 ( No.19 )
- 日時: 2023/06/02 21:54
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第14話「経験者からのレッスン 前編」
【ジドール アウザーの屋敷】
「………。おい嘴平、いくら食い物をダイって野郎に取られたにしても…此処までする事はねーだろ…?」
「ぐっ……」
「仕方ねぇな。後はオレたちアバランチで何とかするから、お前さんたちは別のとこに行ってろ」
「……。済まねぇ、バレットのおやっさん!」
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今回は、無料サービスで執り行ってくれるみたいね。
後は……、この屋敷自体の修理費用だけど……。
駄目だわ、私の持ってる金額で何とか出来そうにないわ。
こんな緊急事態に、私の力が役に立たないなんて最低ね。
背後からその様子を一部始終見ていたのか、別の人が私の右肩に手を置いたの。
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「大丈夫だ。武闘家少女よ」
「あの…。他にも『武闘家』はいますけど…(汗)」
「おぉそうか。うっかりしていた、すまんすまん!」
「……………(汗)」
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あれ…? この煉獄って人、前の任務とかで命を落としてしまった筈じゃなかったの?
本来ならこの場にいる柱全員と、炭治郎たちが悲しい気持ちになる筈なのに。
まるで、「死んでない事になっている」みたいになっているわ。
つまり、炎柱の人だけじゃなく…猗窩座って人は『この世界』の中では仲良しって事になるのかしら…。
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「若い娘よ。どうやら青いバンダナを身に付けている若者がお前に用があるそうだ」
「若い娘って……。私には、『ちゃんと』した名前があるんですけど(汗)」
「そうだったな。では改めて聞こう、お前の名は何と言う?」
「……。マァムよ、本来なら『あの人』を殺害した貴方に名を言いたくはないけど…」
「そうか。マァムと言うのか…、よい名前だ」
「……………ッ!!!」
「まあまあ。落ち着きなよダイ、アイツからの殺意は全くないんだからさ…」
「………。うん、確かにそうだね……」
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そうよダイ、猗窩座は何もしないわ。
いつもマスターハンドが言っていたわ、『この世界』にいる間は仲良くしなさいって。
創造神・マスターハンドと、破壊神・クレイジーハンド。
特に左手の姿をしているクレイジーハンドは、あの時ダイが闘っていたバーンよりかなり強いみたいね。
双子みたいな関係だけど、兄弟…でもあるのかしら…。
気になる事は沢山あるけど、今は任務に集中しなきゃ行けない気がするわ!
15話に続きます。