二次創作小説(新・総合)

Re: クエスト任務開始 ( No.4 )
日時: 2023/05/24 22:32
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第4話「眠れない夜」

【天秤荘 201号室】

ガチャッ……

「あ、マァム…」
「レオナの事が、心配になってね…」
「ティファ、何か言ってた?」
「『私は大丈夫だから、エアリスたちに付いてて上げて』と、彼女は言ってたわ」
「もうっ! そういうとこだけは、頑固なんだから!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

確かに…、無理してる様子はあったわ。
私の知らないあの人を、エアリスさんは沢山知っている。
私も少し前にティファさんと出会って、すぐに打ち解けてくれたわ。
武術は勿論、スタイルも抜群な彼女には欠点がある。
表向きは元気のいい女性だけど、本当は臆病な性格かも知れないわ。

【セブンスヘブン】

「ティファちゃん。何であまり仲良くない人たちにエアリスちゃんを任せたりしたの?」
「最初はついて行こうと思ったけど、私にはやる事あったから…」
「…。本当は気になるんでしょ? 自分の恋人の事!」
「……。うん、私には…そんな資格はないから…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それでも蜜璃さんは手を休めず、私の話を聞いてくれる。
彼女は柱の1人である前に、大切な友達でもあるわ。
特にキュンキュンする話が好きで、私とクラウドのきっかけとかも聞きたいみたいだけど。
少しフラついた瞬間、私を支えてくれたのは禰󠄀豆子だった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ありがとう、禰󠄀豆子」
「む〜む〜♪」
「やっぱり。かなり疲れているじゃん、後は私がやるわ!」
「でも、私の役目なのに……」
「む〜……」
「禰󠄀豆子ちゃんも、無理はしないって言ってるよ?」
「………………(汗)」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

確かに、しっかり休まなきゃ行けない気がする。
今私の部屋には、エアリスたちがいる筈よね。
今日の分は此処までにして、明日は開店前の準備に取り掛かろうかな。
う〜ん、皆が食べられる料理とかも悪くはないけど…何を作ったらいいかなぁ。

5話に続きます。