二次創作小説(新・総合)
- Re: 【復刻版】戦士たちの愉快な日々 ( No.46 )
- 日時: 2023/06/30 09:45
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第33話「最初の仲間の手がかり」
【アルブルクの町】
(ダイSide)
「……。崩壊された世界の影響って、いろんな場所にまで被害が出たんだ……」
確かこの町は、ポップがもう1つの姿をコントロールするようになってからだね。
おれはその時帝国側にいたし、マァムたちとは別行動だった。
レオ将軍からの依頼でおれは同行した時、そこにはマァムがいた!
魔導研究所にいた時……、あの手しかなかったからなぁ……。
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「あら? そこにいるのはもしかして……、ダイ?」
「マルティナさん。無事だったんだね!」
「ふふっ。この町で待っていた甲斐があったわ、私の仕入れたとっておきの情報をキミに知らせたかったのよ!」
「えっ…。マルティナさんの仕入れたとっておきの情報?」
「ええっ。実はねダイ…キミがこの町に来る少し前だったかしら…、紫のドレスを着ている茶髪の女性がキミを訪ねて来たんだけど…。此処には来ていないって伝えたら、北にあるツェンの町に行くって言っていたわ!」
紫のドレスを着ている茶髪の女性…、まさか……ゼルダ姫が少し前にこの町に来ていたなんて。
確かに今の情報はとっておきだけど、道中は弱い敵が沢山いるんだよなぁ。
魔法剣や魔法を使うのは、その時じゃないって父さんも言ってたからね。
そうだ……、この人に頼んでみるぞ! マルティナさんならきっと、おれを守ってくれる筈だ。
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「マルティナさん。そこに行くまででいいんだ、おれと…おれと一緒に戦って下さい!」
「勿論よ。例え世界が引き裂かれようと、キミの進む道は私の力でこじ開けて見せるわ!」
あははっ、マッシュと似たような事を言ってるよ。
マルティナさんは一国の姫君でありながらも、闘う女武闘家として一緒にいてくれる。
背丈は少しだけ差がある位だけど、この人を大切にしているグレイグ将軍は今…何処にいるのかなぁ。
いくらデルカダール王の命令だからって、かつては自分の娘を亡き者扱いにするなんて酷いよ。
アルブルクの町を後にした後、おれとマルティナさんはゼルダ姫がいるツェンの町に向かって出発したんだ!
34話に続きます。