二次創作小説(新・総合)

Re: 【復刻版】戦士たちの愉快な日々 ( No.53 )
日時: 2023/07/04 08:32
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第36話「ナミの誕生日 準備編②」

【ピーチ城 広場】

(マァムSide)

「よし。飾り付けは何とか出来たけど、後は…料理のみね!」
「ねえマァム。料理系ならサンジやスコールたちが適任じゃないかなぁ? 食後のデザートなら息吹リンクもそこそこ行けると思うよ。」
「確かにそうね。私たち2人で出来る事があるなら…、困ってる人がいないかを見て回りましょうか!」
「うんっ!」

ダイったら……、ますます真の勇者に近付いて行ってるわ。
初めてあったあの場所で、ダイは深手を追っていたけど。
あの頃一緒にいたポップは頼りなくて、強い奴を見たら逃げ出す癖が付いていた。
だけど…ダイはいつも正しい事を言うの、時にはポップだって頼りになる所があるって。
彼がそう言うなら信じてもいいって、そう思えたけど…信頼するには時間が掛かったわね。

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【城の外】

「おぉダイにマァムではないか。飾り付けは終わったのか?」
「うん。後は任せろってサンジたちが言ってたから、この辺りを見回っているんだ」
「そうじゃなぁ。そうだ、時透殿がダイを探していたぞ。胡蝶殿もマァムが無茶をしてないか…心配しておったからのう」
『……………』

もうっ、どっちも心配性なんだから。
別にしのぶさんの腕を信じていない訳じゃないけど、あれからどうしてるかって最初に聞いて来る筈だわ。
かつての闘いの疲れもあったし、また…無理に動いてるって言ったらかなり怒るわね。
罰として、炭治郎たちが経験したあの地獄の試練を私が体験しなきゃいけない羽目になるわ。
逆にダイは少し大丈夫よね、無一郎がダイに用があるって事は…何か大切な話がある気がするのよね。
でも、ダイは恥ずかしがって私が付いてくる事を拒む気がするわ……。

37話に続きます。