二次創作小説(新・総合)
- Re: 絆で導くそれぞれの物語 ( No.42 )
- 日時: 2023/07/29 09:10
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第33話「初めてのミッションと頼もしい助っ人・登場」
【FF8の世界 炎の洞窟 入口】
(ティナSide)
「よろしい。皆、無事に揃ったみたいね!」
「……。まさか、この世界にもイフリートが…」
キスティス「ええ。ティナの世界にもイフリートはいるみたいだけど、この世界のイフリートはその当時の彼ではないのよ?」
ティナ「そう……、なんだ……」
ゼシカ「確か。私たちが闘うべき相手その物が炎の魔人だとしたら、炎属性は吸収されるみたいだけど…寒い魔法系ならその相手にはかなり効果がありそうね?」
ミソウ「効果あり効果あり♪」
そっか、ブリザドやヒャド系なら何とかなるかも知れない。
私の秘めている魔法の中には、寒い魔法もいくつか含まれているからね。
スコールやキスティス先生たちのいる世界なりのルールだから、1度使ってしまった魔法はある程度追加しなきゃ行けないんだよね。
私が他の事に真剣になっていたのか、キスティス先生は私の名を呼んでくれたの。
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「ふ〜。何とか間に合ったぜ!」
「ポップ、それにアイク!」
「先生。スコール司令官の伝言だ、「こんな地獄のような洞窟を別世界の英雄1人と、かなりのジャンプ力の高い幼女に実践するのはまだ危険だ…」との言伝ですよ!」
キスティス「そうね。私としても少しだけうっかりしてしまったわ、ごめんなさいねポップ!」
ポップ「いいんですよ。それに俺も氷系の魔法は得意分野ですから、初経験のアイクにも…悪くないかなって考えていたんですよ♪」
アイク「ポップの言う通りです。スコール司令官からも、アンタたち2人で先に行ってるティナたちの役に立ってくれと…我々2人に仰っていました!」
それって、ゼシカさんやミソウちゃんにとっては…かなり危険が高いって事なのかしら。
スコールもその事を理解した上で、ポップとアイクをこちらのメンバーに抜擢したのね。
だけど……、アイクはいいとしても…ポップに万が一の事があったら…きっと怒られてしまうわ。
レオナさん、大切な恋人でもあるポップの事になると…面と向かってぐいぐい言うタイプだからなぁ。
流石に嫌だなぁ、それだけは何としても阻止したいよ!
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「ちょっと! ティナさんやポップたちのサポートはキスティス先生1人じゃなくても、いいんじゃないの?!」
『……………ッ?!』
「えっ……?! てっ………、テレシア!」
「ふふっ。まさか、"この世界"でお会い出来るなんてね…ポップとアイク!!」
ポップ「…………。いやぁ、それ以前に俺ら2人がお前さんそのものにビックリしてんだけど……(汗)」
アイク「………。確かにそうだな………(汗)」
キスティス「確かにそうね。これだけいる仲間たちに、私1人で助言を言うのは厳しいと前から思っていたわ」
テレシア「大丈夫です。私も元の世界にある士官学校の生徒だった時期では、『闘う学級委員長』と呼ばれていましたからね♪」
『………。いやいやいや、それだと逆に「熱血学級委員長」になりかねない気が…(滝汗)』
私と同じポニーテールなのに、これから始まるミッションに参加してくれるなんて。
結局ゼシカさんやミソウちゃんは後から来たセシルとタツナが連れて行っちゃったみたいだし、一緒に執り行うメンバーが急遽変更になってしまったけど。
だからって、後の事を考えるんじゃなくて…まずは目の前の事に集中しなきゃ行けないわ。
私が氷の女王・シヴァを唱える間、テレシアちゃんたちには魔法をストックして欲しいの。
そうすれば此処の奥にいる番人・イフリートはきっと、私の仕掛けた行動その物にかなり驚くだわ!!
34話に続きます。
