二次創作小説(新・総合)
- Re: 絆で導くそれぞれの物語 ( No.58 )
- 日時: 2023/08/09 16:46
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第43話「捜索と救助と護衛と」
【バラムガーデン 3階 コックピット】
(キスティスSide)
「じゃあ。ゼルダ姫を助けない限り、私たちに平和は来ないのね?」
「そう。かと言って、時勇者の坊やも探さなきゃ行けないと言う事は…」
「……。誰がどちらの班になるかはキスティス・トゥリープ、あんたの判断次第という事になる……」
確かに、キルバーンやミストバーンの言葉に間違いは1つもない事は確かね。
するとスコールとマァムがこちらに来て、どの班で行くのかの話し合いに参加する事になったの。
クラウド・エドガー国王陛下には、リンクを探して貰うことになるから…リーダーは決まったわ。
その中で冷静に指示を出せる人物、ゼルをリーダーにしましょう。
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「そうなると、私はガーデンで待機をしなきゃ行けないわね…」
「そうだな。本当ならマァム、あんたにも頼みたいとこだが…ダイの力を未だに使いこなせていないだろう?」
マァム「……………」
キルバーン「彼の言う事にも一理あるよ。それに、そちらのお嬢さんの護衛はスコール君…キミが適任ではないかね?」
スコール「……。確かにそうだな……」
スコールがこの所、性格が以前より変わったのはリノアに合ってからだわ。
幼い頃から彼をよく見ていたけど、私はスコール…そんなあなたを尊敬していた事もあったのよ。
同じような出来事があったあの頃、私は彼の指導教官になっていたけど。
引き取られた場所で上手くいかなくて、10歳の頃にガーデンに来たわ。
私がガーデンに来てからもスコールとサイファーはよく喧嘩をしていたし、世話の掛かる弟たちみたいな存在になっていた事もあったわね。
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ポップ「水臭いッスね。何で俺とレオナは呼ばなかったんですか? キスティス先生!」
「ポップ?! それに、レオナまで!」
レオナ「そうですよ。あたしたち2人にだって、作戦会議に参加する資格はあるじゃないですか!」
キスティス「…………。ごめんなさい、すっかり忘れていたわ!」
キルバーン「おやおや。今回ばかりは見誤ってしまったみたいだねぇ? トゥリープ教官」
ミストバーン「…よせ、キル……」
あら? 普段は滅多に喋らない彼が…、こうして同胞の人に制止をするなんて見た事がないわ。
キルバーンは元暗殺者だけど、今は私たち秩序側の味方だわ。
するとミストバーンはポップとレオナを待機し、私は下に降りていく。
3つの班に分かれる事になるとしたら、護衛にはラーハルトやアルビナス ヒム 雷神たちに残って貰った方がいいかも知れないわね。
残るは2つの組み合わせだけど、シュウたち側からも2人程派遣しようかしら。
捜索組にはシュウとユウに行って貰い、戦闘組にはタツナとミソウの兄妹が適任ね。
問題なのは、捜索組と救助組のリーダーを誰にするか自体なのよね…。
44話に続きます。
