二次創作小説(新・総合)
- Re: ダイたちの不思議な冒険譚 ( No.7 )
- 日時: 2024/04/26 22:20
- 名前: アマゾン (ID: 3OoKbooX)
ヒュンケル)「ピカチュウ、ここ何処なんだよ。助けてくれー」
そう呟いたのは白髪の男の子だった。
ピカチュウ)「ピカァ……。」
その反応だとピカチュウも此処が何処なのか分からないのか……。
ヒュンケルが考え事をするのもつかの間、
ヒュンケルの目の前に〝人ではない何か〟が立つ。
ヒュンケル)「なんだぁ…こいつでか過ぎるだろ……。」
倒すしかないか……。
そう決意した、ヒュンケルは鞘から剣を取り出し、
気をため、剣を〝人ではない何かが〟の腕に向け、振り下ろす。
「キンッ」
ヒュンケル)「…!!」
ヒュンケルは〝人ではない何か〟の腕に向け、剣を振り降ろした。
だが、腕は、切れなかった。
ヒュンケルは、腕が切れないことに驚きを隠せなかった。
その隙にヒュンケルの頬の近くに〝人ではない何か〟の物と思われる、大きな手が近づく。
「ヒュゥゥゥウウ」
ヒュンケル)「なんだこの音は」
ヒュンケルは突如聞こえてきた音に戸惑いを隠せない
炭治郎)「水の呼吸、壱ノ型、水面切り!!」
黒髪で毛先が赤い青年がとてつもない速さで飛び出し、
とてつもない速度で〝人ではない何か〟の首を切り、
〝人ではない何か〟は塵と化した。
炭治郎)「大丈夫?、怪我はない?」
炭治郎は心配そうな顔をヒュンケルに見せる。
ヒュンケル)「あぁ、大丈夫だ。すまない心配をかけてしまって」
炭治郎)「怪我がないならひとまずは安心だね」
炭治郎はヒュンケルに見せていた、心配な顔から満面の笑みに表情を変えた。
ヒュンケル)「2つほど質問がある。答えてくれるか」
炭治郎)「俺が分かることなら、なんでも答えるよ!」
ヒュンケル)「1つ目の質問だ、さっきのはなんだっただ」
炭治郎)「『鬼』だ。」
炭治郎はヒュンケルの話をしっかり聞き、返答した。
ヒュンケル)「『鬼』?、なんだそれは」
炭治郎「俺が知ってること全部話す。長くなるかもだけど、
『鬼』は人を食料にする。『鬼』は夜しか行動できない。
『鬼』は〝ある男〟の血を体内に注入することで『鬼』になる。
他の『鬼』も〝ある男〟の血が混ざった血液を人に注入することで
『鬼』にさせることが出来る。
その〝ある男〟に強さを認められた『鬼』のことを『一二鬼月』と言う。『一二鬼月』は眼球に数字あり、『下弦』と『上弦』で別れている。
『一二鬼月』の中でも『上弦の鬼』が強い。
そしてこっからが重要、『鬼』は首を切らない限り、倒せない。
『特別な砂鉄と鋼を使った刀』それを使わない限り無理だよ。」
『鬼』〝ある男〟『一二鬼月』『上弦の鬼』『特別な砂鉄と鋼を使った刀』
特に最後、重要になりそうだな……。
炭治郎)「長くなってごめん…。」
ヒュンケル)「いや、参考になったよ。後さっきの話そのまま知り合いに話していいか?」
炭治郎)「話していいよ、俺の話が役に立って、助けられる人増えるなら」
炭治郎は満面の笑みを浮かべ、
ヒュンケルに話す。
ヒュンケル)「お前、良い奴だな」
炭治郎)「本当?」
ヒュンケル)「あぁ」
ヒュンケルは笑って返事をする。
ヒュンケル)「2つ目の質問、お前の名はなんだ?、俺はヒュンケルだ。」
ヒュンケルは炭治郎の前に手を差し伸べる。
炭治郎)「俺は名前は竈門炭治郎よろしく。」
炭治郎はヒュンケルが差し伸べてる手を握る。
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1週間前
「カサカサカサカサッ」
茶髪で青い服を着た青年と『鬼』が草を踏みつけ、走る。
青年は逃げる『鬼』を追いかけて走る。
「フンッ!!テヤッ!」
「ウギャァァァアアアッ!!!」
青年は『鬼』に追い付き、手に持ってた剣で
『鬼』の首を切り。『鬼』の首が飛び、『鬼』は声を荒げて叫ぶ。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ。」
青年は走り疲れ、息を切らす。
青年の近くに『謎の男』が近づき、
『謎の男』は青年に話しかける。
「倒せましたか。」
「はぁ、はいなんとか、『貴方の能力』のおかげでなんとか倒せました。」
「そうですか。」
『謎の男』は不敵な笑みを浮かべた。
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1週間後
マァムがダイが寝泊まりしていた宿に近くに来る1時間前
ダイ)「はぁ…はぁ…逃げなきゃ……、逃げなきゃッ!!!」
ダイは走りながら息を切らしながら、
目には涙を浮かべていた。
悲劇は、2時間前に起きた。
ダイはひょっとこのお面を付けた人が襲われてるのを発見してしまう。
ダイは襲っている者が人ではないと感覚的に察した。
その人が最期の言葉は、「ダイ君!!、逃げて!!」だった。
そして今に至る。
ダイは森に向けて走る。
ダイは森に着き、茂みに隠れる。
ダイ)「はぁ、はぁ、此処まで来れば、もう大じょ…、!!」
「ウゥゥァァァアアアアッ!!!」
『鬼』はダイが隠れている茂みに近づき、
ダイの後ろに近づき、ダイを襲おうとした。
第7話
完…。
第8話に続く……。