二次創作小説(新・総合)
- Re: 終わらない二柱の闘いの日々 ( No.11 )
- 日時: 2023/10/29 11:44
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第9話「目覚めた1部の戦士たちと捜索に向かう者たち」
【DFF OO(オペラオムニア)の世界 孤島】
・レオナ視点
「………。うっ………」
ノクティス「おい。大丈夫か? レオナ!」
レオナ「ノクト君…。それにポップ君! あれ? 此処は一体?!」
ポップ「分からない。俺とノクトは確かにゼバロに支配されていた筈だった、その俺らを助けてくれたのが……」
セリス「……。もう1人の親衛隊長・アクト、私の推測だけど。アクトは今……『光の戦士』の彼と共に旧世界に捕まっているわ!」
レオナ「つまり。あたしたち以外の皆にも、影響が……」
「いいえ。私たちの仲間内のごく一部よ!」
『フローラ様!!』
セリスにとっては初対面だけど、ポップ君やあたしにとってはあの時以来の久しぶりの再会だった。
アクト君がいなくなる寸前の時、光の羅針盤と呼ばれる貴重なコンパスをそれぞれの仲間たちに託していたわ!
本来ならセリスはルイージ君と一緒にいるんだけど、当時の彼は……この島には来ていない。
するとセリスが突然、光の羅針盤を使用し始めたの。
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セリス「この近くに……3人、いえ5人の仲間たちの姿があるわ!」
ポップ ノクティス『何だとっ?!』
レオナ「ねえセリス。マァムはその中にいたの?!」
セリス「残念だけど。マァムはいないわ、去る前にダイと何らかの話をしていたみたいよ!」
『何ですって?!』
ポップ「……。つまり……、つまりよ……」
レオナ「ポップ君……?」
ポップ「………。……要するによ、今のマァムはロックのように『別の何か』とやらに取り憑かれてるって事なのかよ?!」
セリス「その可能性は……、十分にあるわ!」
ポップ「……。うんマジかよ……、マァムの奴!!」
レオナ「ポップ君。真相を突き止める為にも、今はダイ君たちと合流しましょう!!」
ポップ「レオナ……。ああ、そうだな!」
レオナ「大丈夫。今は離れ離れになってるラーハルトやヒムに代わって、あたしとセリスたちがポップ君……キミを守り続けるわ!」
そう、あの時以上の力は残ってはいないけど。
バッツ君やダイ君たちと再会するその時までは、あたしがポップ君を守らなければ行けない。
セリスはルイージ君と再会する為に、ノクト君……ノクト陛下にはルナ王妃と再会する事を目標にしている。
お互い猫好きでもあるけど、2人はどうやってゴールイン出来たのかしら。
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【ダリルの墓 中心部】
・エアリス視点
マァム「……。奇妙な場所だけど、何だか切ない感じがするわ!」
エアリス「マァム! どうかしたの?」
マァム「エアリス……」
エアリス「ロックが心配してたよ。自分自身の心が不安だからって、ダイにあそこまで言うことはないとおねーさんは思うなぁ?」
マァム「……。それでも、私はダイを守ると決めたわ。いつも私は彼に守られてばかりいる!」
エアリス「ね。その不安、取り除けるまでわたし…あなたと一緒にいるわ!」
マァム「危険だわ。あなたをこんな危険な場所に巻き込む訳には!」
エアリス「だーかーらー! 1人で先へ進むより、わたしがいた方が少しは安心、出来るって言ってるの!!」
マァム「………。もうっ、付いてくるのはいいけど。後悔しても知らないわよ!」
エアリス「………。やっぱりマァム、無理に笑顔、作ろうとしている気がする!」
ロックもこんな感じで、彼女の倍以上に苦しんでいたかも知れない。
何てカッコつけながらわたしはマァムと歩み出しているけど、わたしたちに迫って来るのは色んな世界からきている雑魚モンスターの数々。
そんなわたしたちを守るように、1人の女戦士がわたしたちの前に現れたの。
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ファング「成程な。今度は自分自身の持てる力で、勇者ダイを導きたいってか!」
エアリス「うん。わたし1人だけの力じゃマァムを見ていられない、だからファング! わたしと一緒にマァムを見張って?」
ファング「……。そんなことはよ、聞くまでもないんだ!」
エアリス「えへへっ、良かった!!」
ファング「ああ。それによ、この場所の最新部にディルク様とサッズが先行してよ。今は例の『飛空艇』とやらの最終チェックを執り行っているそうだ!」
エアリス「あっ! ロックやティナたちの飛空艇、ファルコン号?」
ファング「いや。セッツァーが言うには、その飛空艇の名は『かりそめの飛空艇・ファルコン号』って言うらしいぞ!」
『……。成程………』
ポップやアクト程ではないけど、要するにセッツァー自身にとってもこの場所は……忘れてはいけない『大切な場所』そのものって事になるんだね。
あの闇のクリスタルコア事件の一件以降、別の世界から来たマリオも此処とは違う何処かに飛ばされてしまったみたい。
勿論カービィやアイク、ゼルダやドロッチェたちもこの場所ではない違う世界にいる可能性があるとわたしなりに考えているの。
もしかすると近い内にティーダとユウナが、この場所付近で彷徨っている気がするんだ。
だから2人共、私たちが行くまで頑張って耐えてね!!
10話に続きます。