二次創作小説(新・総合)

Re: 終わらない二柱の闘いの日々 ( No.14 )
日時: 2023/10/31 08:29
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第10話「今後の情報提供」

【DFF OOの世界 孤島 最深部】


・ロック視点


リムル「成程。要するにレオナたちはその光の羅針盤とやらに従いながら、俺たちを見つけてくれたって事か」

レオナ「ええっ。セリスが言っていたんだけど、その中には一部の仲間たちが映っていなかったの」

ロック「つまり。マァムがかつての俺のように、何かを求めて彷徨さまよっていると言うことか…」

リムル「ああ。現に俺の専属秘書でもあり護衛のシオンもこの世界にはいないって事は、ライトかティーダたちのいた世界にいる可能性が高い!」

フローラ「ええっ。ノヴァや一護たちも、そのどちらかにいる可能性が充分に高いでしょう!」

リムル「……。こんな時、大賢者みたいにナビゲートしてくれる仲間がいるといいんだけどなぁ〜」

ロック「ん? 墓の辺りからバッツとダイ……青い鬼みたいな奴の気配を感じるぞ!」

リムル「青い鬼……。まさか、ソウエイか?!」

???「はい。その者で間違いありませんわ、リムルさん!」

『ゼルダ姫!!』


良かった、辺りを探しに行こうとしていたけど無事だったんだなゼルダ姫。
彼女は道中フェンブレンとガビルに守られていたようだな、本当に無事で良かったよゼルダ。
だけど、俺の手にしている羅針盤を見る限り…ダイの姿はそこにはなかった。
もしかすると、ダリルの墓内にいるアイツはヒムと一緒に先へ行ってる可能性があるな。
まずはアイクの恋人でもあるゼルダ姫と再会し、俺たちは先に進んでいく。
その間ヒム、俺たちが行くまでダイの事をしっかり頼むぜ!


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【ダリルの墓 中心部付近】


・ダイ視点


ダイ「ふぅ〜。なかなかの強敵きょうてきだったね、ヒム!」

ヒム「おう。アンデッドなだけあってよぉ、オレのオーラナックルがまさかヒットしちまうとはなぁ」

ダイ「………。よく分かんないけどさ! 幽霊とかそのアンデッドには、聖なる光属性や回復系魔法が弱点らしいよ!」

ヒム「何だって?! おいダイ、その攻略情報は誰から聞いたんだよ?」

ダイ「……。水色のワンピースを着ている黒髪の女の子からかな、おれが目を覚ますまで側にいてくれたみたいなんだよ!」


名前……、聞けなかったなぁ。
おれを助けてくれたお礼に名前を聞こうとしたけど、彼女は大切な人を探しに行くと行って去ってしまったからなぁ。
だからって、引き留める資格はおれにはない。
ねえマァム……、君は今………何処まで行ってるの。
やっと会えたと思ったのに、こんな別れ方をするなんてあんまりだよ!
更に落ち込んでいると、ヒムが慌て始めてしまったんだ。
その背後から敵が迫っているとも、知らずに!


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『カキィン カキィン……グサッ』


「真の勇者たるお前が考え事をするとは、あまり良くないな? ダイ!」

ダイ「ヒュンケル、アーロンさん!」

アーロン「無事だったか、ダイよ!」

ダイ「はい。ヒムが来る少し前まで、この女の子に会いました!」

ヒム「……。ダイの持つ羅針盤の先には……、エアリスたちが映っているぞ!」

ダイ「うん。おれも今すぐマァムたちを追いかけたい所だけど、マァムは多分……おれの話には一切振り返らない気がするんだ」

ヒュンケル「だが。マァムもお前も、互いを守り通しているんだろ?」

ダイ「えっ?」

ヒュンケル「実はな。オレたちの他に、お前の安否を気にしている者がいるんだ!」

???「ダイ様。この元陸戦騎ラーハルト、主君であるあなた様の元に……ただいま見参致しました!!」

ダイ「ラーハルト! 生きてたんだね?」

ラーハルト「はい。経緯いきさつなどに付いてはこちらにいるヒュンケルやアーロン殿から大抵のことをお聞きしました!」

ダイ「そうだったんだね……。じゃあ、かつての時のように命令するね! 俺の持っている羅針盤には、ヒュンケルたちが来る少し前に再会した仲間がいるんだ」

ラーハルト「仲間……、ですか?」

ダイ「うん。ポップと同じでその仲間も遠距離攻撃が得意なんだけど、実はその彼女……以前はある組織の姫君でもあったらしいんだ」

アーロン「……。ある組織のレジスタンスだとすると、その者は『森のフクロウ』の代表者という事になるな!」

ラーハルト「成程。恐らくダイ様がオレに指示をするとしたら、その娘を探せという事になるだろうな」


アーロンさん、相変わらず勘が鋭過ぎるよ〜。
この先は注意しながら進まなきゃいけないみたいだからと心配していたら、黄色いポケモンが俺の所に来てくれたんだ。
その背後には時リンクとマルス ロイもいて、今後俺はこの3人と行動を共にする事になる。
ヒュンケルたちは此処に残って、リムルやロックたちと合流次第出発すると言ってくれたんだ。
俺……マァムを探しに行って来るよ、だから……最深部で必ず会おうねヒュンケル!!

11話に続きます。