二次創作小説(新・総合)

Re: 終わらない二柱の闘いの日々 ( No.9 )
日時: 2023/10/27 20:20
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第8話「ミリムの不安」

【デルムリン島 ブラスの家】


・ブラス視点


ドロッチェ「ん〜。何という美味な味だ、実に美味いぞ!」

ブラス「いやいや。そこまで褒められると、照れるわい!」


ダイ……、あれから無理なく旅を続けているかのう?
疲れた時は疲れたで、たまには帰って来なさい。
あの頃の闘いより少しは軽くなったかも知れんが、あまり無理をするでないぞ。
ワシが言わなくてもダイよ、お前さんには支えてくれる仲間たちがいるんじゃ。
時には、仲間たちに甘えるのもいいぞ。


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『ザザザザーーーーッ』


「これはブラス殿。ご無事で何よりですぞ!」

「うむ。してガビルよ、アーロン殿たちはどうしたんじゃ?」

ガビル「はっ! 吾輩はその一部始終を近くで見ていました、何でも別の世界から来たと言う有名人・マリオがルイージを求めてこちらへ来ていると!」

ブラス「やはりそうか。しかし、それが相手の望みであろうと…ワシらの知るルイージを合わせる訳には行かんのじゃ!」


じゃが、幾らブロックがガードとしてこの島にいるとは言っても……ダイは無理に動こうとするだろう。
これ以上、あの子が無茶をしないように…しっかり支えてくれる者がいればワシも安心じゃ。
ワシの見立てだと、やはりダイの妻に相応しいのはダイと同じ位力がある武闘家のお嬢さんじゃな。
ポップ君はそのお嬢さんを、マァムと呼んでおったのを思い出したよ。


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・ミリム視点


【海岸】


ティーダ「浴びときな、おまけだ!!」

ネル次元のマリオ「ごふっ!!」

ミリム「うむ。今のはエナジーレインなのだ!」

ユウナ「凄い。彼の技を一目見ただけで当てるなんて!」

ミリム「えっ? 違うのか?」

ユウナ「ううん。全然違ってないッスよ!」

ミリム「ユウナ。所々でティーダの口癖が当たり前のように板に付いてきている気がするんだが、私の気のせいではないのか?」

ユウナ「あっ……、恥ずかしい……」


まあ、そう言う一面も可愛らしいから今回は大目に見てやるのだ!
だが、私も戦いたくてウズウズはしているが…。
かつての城下町では、マブダチに散々叱られたのだ!
自分の許可なく、勝手に暴れてはならんと何回も言ってるだろうっと。
あの時は仕方なかったのだ、マブダチの子分でもあるリグルドに手を挙げたアイツが悪いから…文句を言うなら私じゃなくてアイツに言って欲しいのだ!!

9話に続きます。