二次創作小説(新・総合)
- Re: それぞれの強者たちの冒険日々 ( No.32 )
- 日時: 2023/12/05 08:28
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第22話「諦めない意思、レオナの覚悟」
【ツェンの町】
・レオナ視点
『ドシーン ドシーン ドシーン ゴゴゴゴ…』
レオナ「嘘っ?! 町に入ってすぐに異変が起きるなんて!!」
ユウ「………?! レオナ君、あそこ!」
レオナ「あれは…。禰󠄀豆子、ミソウ!」
禰󠄀豆子「むーむー!」
ミソウ「話は後。先に家の中にいる子供を助けてとこの女は言ってる。」
レオナ「禰󠄀豆子…。分かったわ、行きましょうユウ!」
つまり、タイムリミットは7分。
例の崩れかけた家の中に入り、ユウはお宝回収に専念する。
その間にあたしは、取り残されている子供を助けなきゃいけないわ。
いつかの大戦時で生かした力を発揮しつつ、無事に男の子を救出出来た。
よしっ、後は戻るのみだけど……どうしたらいいかしら。
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【崩れかけた家の中】
「レオナ!!」
レオナ「タツナ君、リゼ!」
リゼ「事情は分かります。今はこの家から脱出しましょう。」
タツナ「そうだな。此処らは石化攻撃の奴らが多いと、ある奴から聞いた事があるからな。」
レオナ「誰?」
タツナ「話は後だ。先に脱出するぞレオナ。」
レオナ「タツナ君…。ええっ、分かったわ!」
まさかこのタイミングで、別の顔見知りと遭遇することになるなんてね。
今はタツナ君に導かれながらも、あたしたちは来た道を戻って行ったわ。
その後別行動を取っていたユウと再会し、あたしたちは無事に脱出する。
もしもあの場でタツナ君たちに合わなかったら、あたしたちは助からなかったかも知れないわ。
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タツナ「さて。此処でのやるべきことは終わったな。これからどうするんだ? レオナ」
レオナ「まずは。ダイ君と再会しましょう、彼はモブリズの村にいるってブラスさんから聞いた事があるわ!」
タツナ「俺たちはいつかの共演時でお前とポップたちしか知らないが。アイツも強いのか?」
レオナ「ええっ。背は低いのが難点だけど、ダイ君はダイ君なりに勇者として頑張っているわ!」
ユウ「確かに。ダイ君にも一緒に来て貰えたら私たちにとっては助かるけど…」
レオナ「そうね。彼があたしたちより村の子供たちを選ぶ可能性だってあるわ!」
ミソウ「確かに確かに。」
タツナ「ああ。その考え方に関しては、間違いじゃないぜレオナ!」
レオナ「皆。目的地を変えて、まずはロック君と再会しましょう!」
『ああ(ええ)!!』
港町ニケアなら、この街を出て森の方に行くとチョコボ小屋があるわ。
1回100ギルだと思うけど、これだけの仲間がいるならすぐに辿り着ける気がするわ。
ダイ君に会うのは、もう少し後でもいいかも知れない。
サウスフィガロの町に行けばポップ君に関する情報も得られるし、他の仲間たちについても聞けるかも知れない。
これはあたしの推測に過ぎないけど…コーリンゲンの酒場にはもしかすると、マリオさんかヒュンケルがいるかも知れないわね。
タツナ君たちにとってだけど、マリオさんのことはハッキリ覚えているわ。
後はその村で、蒼炎のアイク君とクロコダイン ピーチたちに関する目撃情報も調べる必要がありそうね。
23話に続きます。