二次創作小説(新・総合)
- Re: それぞれの強者たちの冒険日々 ( No.35 )
- 日時: 2023/12/08 20:41
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第25話「レオナの不安」
【ワールドマップ】
・レオナ視点
「…………」
ポップ君、今は何処にいるのかしら。
リンク君やアイク君たちと上手く再会しても、ダイ君のようにバッツ君もきっと…拒むかも知れない。
そう考えるだけであたし、凄く不安になってしまったわ。
バッツ君に拒まれた時は、誰かに背中を押して貰うしかない…そう思っているとしても。
今のあたしに、その重大な役目を果たせるかしら。
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ユウ「レオナ君。」
レオナ「ユウ、それにタツナ君にミソウ!」
タツナ「レオナ。俺たちは今のアンタを信じて此処まで来たんだ。今更後悔することなんてないぞ。」
レオナ「ええっ。だけど、ロック君や禰󠄀豆子はあたしたちを頼ってくれているけど…バッツ君の時は……もう少し仲間が必要になるかも知れない」
ユウ「要するに。落ち込んでいるバッツ君を私たちの為に説得出来る人物は、たった1人しかいませんよ? レオナせんせー。」
レオナ「…………ッ!!!」
そうか、あの闘いの時もいつもバッツ君のペースに合わせている女の子がいたわ。
あたしと同じ色の髪型に、ピンクのリボンを身に付けている高い魔力を持つ女の子。
かつては生まれた才能を持ちながらも、帝国側に操られてしまった可哀想な子だけど。
ユウの言う通り、まずはその彼女に会いに行きましょう。
きっと彼女なら…、ティナならあたしたちの力になってくれる気がするわ。
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ユウ「レオナ君。ティナ君がいるのは竜の首コロシアムって所らしいよ。」
レオナ「ええっ。もしかするとその場所に行けば、コロシアムのスタジアムにティナを出現させる為のヒントが得られるかも知れないわ!!」
ミソウ「成程成程。」
タツナ「あっ。寄り道するなら。コイツの出番だな♪」
レオナ「そうね。じゃあ目的地を変更して、この先にあるコロシアムを目指しましょう!」
確か、餞別だって言われて託されていたのを忘れていたわ。
このアクセサリーは本来ならば、特定の仲間にしか装備が出来ない貴重なアクセサリーだけど。
エドガー王もそれを理解した上で、お城のピンチを救ったあたしたちにこのアクセサリーを託してくれたんだと思うわ。
ふふっ、これならスムーズに先へ進むことが出来るわね。
さあ、タツナ君たちにとっては念願の初対面よ!!
まあ……変にミソウがティナのいる目の前で、余計な事を言わないといいんだけどね…(汗)
26話に続きます。