二次創作小説(新・総合)
- Re: それぞれの強者たちの冒険日々 ( No.47 )
- 日時: 2023/12/18 08:27
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第34話「フェニックスの洞窟、一時的な別れ」
【飛空艇ファルコン号 甲板】
・ロック視点
『ビュンビュンビュンビュンビュンビュン……』
「ついに……。ついに来たんだな、ポップがいるフェニックスの洞窟に…」
レオナ「ええ。ロック君、今回はあたしがキミの班に入るわ!」
タツナ「俺も。少しでも体動かさないと。気が済まないからな。」
ミソウ「私たち2人の力。今こそ見せる時。」
ロック「レオナ……タツナ、ミソウ…」
レオナ「……。後は、2人位ロック君とあたしのいるチームに来て欲しいわね……」
ロック「そうだなぁ。さ〜てと、この中から誰と誰を俺たちの班に加えるとしようかねぇ〜」
そうだった、此処に到着する前は2つの班に分かれるんだよなぁ。
俺とレオナが率いる班は第1PT、バッツとヒム率いる班はは第2PTだ。
ヒュンケルとユウには、情報提供に入って貰う。
後はティナ シュウ リゼ エアリスをバッツとヒムがいる班に加え、こっちはファリスと無一郎を連れていこうかな。
また寂しい感じもするけど、今はこれが俺なりの最善の策なんだ。
-----
ロック「……………」
バッツ「ロック。どうしたんだよ?」
ロック「バッツ。上陸前にこいつを、お前に預けて置くぜ」
バッツ「ああ。そっちも気を付けろよ? ロック!」
ロック「そういうお前もな? バッツ」
バッツ「ああ。必ず最深部でまた会おうぜ、ロック!」
ロック「バッツ……。ああ、勿論だ!」
バッツに渡したのは、レオナがダリルの墓で託していたひそひ草だ。
これで互いの進行を含め、状況も確認し合う事が出来るからな。
エドガーから貰ったモルルのお守りによって、無駄な戦闘は避けれそうだ。
助かったぜエドガー、恩に着るよ!
後はバッツたちが通りやすくする為に、何とかして置くかな。
-----
【フェニックスの洞窟 ロックサイド】
「う〜ん。殆どの宝箱を調べたけど、何もなかったわね!」
ロック「つまり。俺がそうしたように、『アイツ』も俺と同じ事を……?」
タツナ「………。アイツって言えば。もしかすると。」
レオナ「そうか。ポップ君がそこまでしたい理由は恐らく、少しの時間だけでもリムル様と話をする為なんだわ!」
ロック「成程!!」
タツナ「要するにポップがいるのは。この山で間違いないって事なんだな? レオナ」
レオナ「ええ。もうすぐで最深部よ皆、気を引き締めて行きましょう!」
タツナ「ああ。行こうぜロック。レオナ。」
ミソウ「行こう行こう。」
ファリス「ははっ。変わった奴らだけど、飽きない連中だな」
無一郎「うん。この世界でなら、炭治郎と再会するのも遠くはないかも知れない…」
よしっ、バッツたちの方も順調に来ているな。
あっちは通れない火とかを何とかしなきゃいけないから、俺たち以上に苦戦はしそうだよ。
しかしティナは経験者だからな、この手のトラップは軽いもんさ。
お陰で通りやすくなり、いよいよ最深部で合流する。
道中お互い班にも、モンスターとの遭遇はなかったからな。
しかしバッツの奴、シーフのスキルを活かしながら進むとは大した奴だよ。
ごめんなバッツたち、此処から先は俺たち第1PTの役目なんだ。
ポップと再会するには、レオナを連れて行く必要があったからな。
必ず無事にこの場所に帰って来るから、それまでバッツたちはそこで待っていてくれ!!
35話に続きます。