二次創作小説(新・総合)

Re: それぞれの強者たちの冒険日々 ( No.50 )
日時: 2023/12/20 08:47
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第37話「時の勇者・リンクへの手がかり」


【飛空艇ファルコン号 甲板】


・ロック視点


マリオ「じゃあ。リンクはジドールの町にいるんだね?」

ポップ「ああ。後はピカチュウたちも探さないといけないからな」

ミリム「つまり。そこにいけば、シュナとピカチュウを見つけられるということだな!」

ロック「……。後はアイクやピーチたちの手がかりも掴めれば…」

クロコダイン「ロックよ。アイクとゼルダ ピーチは無事だ、我々が見た限りあの3人はかなり強いぞ!」

ミリム「うむ。それに私は会ってみたいのだ、獣王の言っていた2人の姫君と蒼炎の勇者とやらに♪」


そうだな、確かにクロコダインの言う通りだ。
進路をジドールの街へと変更し、順調に向かっていた。
ミリムがいつから乗っていたのかは知らないが、彼女の話に寄ると……目覚めた先はコロシアムらしい。
そこで帝国兵の生き残りから、俺たちの事を聞いて……乗車したという訳だ。
アイツ……、無事だったんだな。


-----


「意外に近かったのだな。しかし、あの街も少々気になるのだ!」

ロック「ゾゾの町だな。そこに行けば、ベニマルと再会が出来るぞ!」

ミリム「お〜。あの時私に黒い魔法を放った赤い髪のオーガだな? 楽しみなのだ♪」


ミリムにリムル様の最後を知らせるのは、その時ではないからな。
後はアイクとダイたちを見つけた後に、リムル様の事を伝えないと行けない。
倒すべき相手がザボエラであることに変わらない以上、俺たちはアイツを倒す為に更に力を強化しなければならない。
もしあいつが突然現れて、別の仲間に変身していたとしても…本物ならこんな事はしない筈だ。


-----


【ジドールの町】


「………。何というか、崩壊される前とは違ってかなり代わってはいないか?」

マリオ「確かにね。大きく代わったとしたら、世界地図がかなり代わった位かな!」

ミリム「何〜?! では……、『この世界』自体が引き裂かれる前はそれ程遠くはなかったって事なのか?」

マリオ「うん。よしっ、気を取り直してリンクを探そう!」


マリオ……、そのポジティブな所はマジで見習いたい。
あの大きな屋敷が、アウザーさんの屋敷だ。
屋敷の中に入ると、全体的に暗くなっていた。
目の前にあった階段を使って登ろうとしたが、追い返されてしまう。
あっ、机の上にその人が描いたらしき日記が置いてあるぞ。
よしっ、ここにある日記を皆で読もうか!!


-----


「どうやら。この屋敷に置いてあるランプの方はこの町の道具屋で買った物みたいだぞ。だが……、後の日記には画家に関する評価だらけなのだ!」

ロック「これらは多分だけど。コーリンゲンからとマランダから来たという、画家に関するその人自身の評価だろうな…」

マリオ「ん〜………」

ロック「どうしたんだいマリオ。難しい顔をし始めて……」

マリオ「うん。4ページか5ページ目辺りから、この日記を描いた人が調子悪くなったという記録が描いてあったんだよ」

ロック「調子が……、悪くなった?!」

ミリム「もしや。最後のページに描かれた絵とやらが原因ではないのか?」

『成程、そういう事か!!』

ミリム「よしっ。何処かに隠し部屋がある筈なのだ、展示してある絵を片っ端から調べて回るのだ!!」


後は、突然の混乱やスリップ対策も考えるべきだな。
ミリムもこの1年間、本来の力以外にも新しい魔法を覚え始めたらしいからな。
マリオも配管工としての腕もそうだが、俺と同じように仲間に関する情報力も徐々に強くなってきたからなぁ。
2人が少しずつ成長しているとはいえ、おれも立ち止まってはいられないぜ。
邪魔をしてくる敵を片っ端から倒していくと、隠し部屋を見つけたんだ。
おっ、どうやら女神様の展示があったこの場所が正解みたいだな。
その後ミリムとマリオから数分程ケチケチされたのは、言うまでもなかったけどな。

38話に続きます。