二次創作小説(新・総合)
- Re: それぞれの強者たちの冒険日々 ( No.58 )
- 日時: 2023/12/26 08:22
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第42話「現役勇者の力と頼もしい仲間たち」
【リックスの村 ドルガンとステラの墓】
・ダイ視点
「くっ!!」
???「へぇ。このボクに向かって、これだけの攻撃が出来るなんて予想外だね!」
ダイ「その声は……、子リンク!!」
子リンク「ふっ。ザボエラなら心配ないよ、ポップ…だったね。君の親友の元に行ってるから」
ダイ「何だって?!」
つまり、ユウキ・カグラザカから仕入れた情報でこいつらは動いているのか。
クレイマンを倒したから、暫くは動かないと思っていたけど。
だけど、ティナを守りながら戦うのはちょっとしんどいや!
他にも……、他にも仲間がいてくれたら!!
その時だった、素早い動きで子リンクと互角に戦える仲間が現れたのを俺は見落とさなかった。
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『タッタッタッタッタ……』
「ダイ?! すげぇ傷だぞ!」
ダイ「……。チックショー、こんなんじゃなかったんだけどな……」
スコール「話は後だ。ゼル、俺たちもアイツに加勢するぞ!」
ゼル「スコール……。おうよ!!」
ダイ「スコール……、ゼル………」
ラーハルト「ダイ様。ご無事で何よりです!」
ダイ「ラーハルト、最初の命令だ! スコール・ゼルたちと力を合わせて……子リンクの足止めをしてくれ!!」
ラーハルト「はっ!!」
ダイ「それから風紀委員のサイファーと雷神は俺の介抱を、風神はティナの手当てに全力を尽くして欲しい!」
サイファー 雷神『はっ! 了解しました(もんよ)、ダイ様!!』
風神「御意!!」
あれ? 確かサイファーは誰かに命令されるのが嫌な筈だったんだよね。
もしかして、おれが父さんの……生前のバランから受け継いだ力を持っているから…それに応えようとしているのかな。
たまに聞いていたけど、キスティス先生をリストに加えるって一体……何の事かなぁ。
雷神はおれが特にケガをしている箇所を見つけて、ハイポーションを掛けてくれる。
それに続いて行くかのように、サイファーはおれに物理と魔法攻撃を半減にするプロテスとシェルを順番ずつ唱えていた。
ヒュンケルから話は聞いていたけど、彼の世界では使用した分だけ所持数がへってしまうんだったね。
後は……、ティナの会報さえ上手く行けばいいけど……大丈夫だよね? きっと。
43話に続きます。