二次創作小説(新・総合)
- Re: 妄想詰め【2434】 ( No.2 )
- 日時: 2023/11/21 00:03
- 名前: フシ (ID: cO3So8BN)
咎人
ー注意点ー
設定に関しては全て捏造です。
解釈違い、キャラ崩壊注意。
剣持の年齢が変わらないことについてふれてます。苦手なら飛ばしてください。
モイラ様の口調掴めてないです、すいません、
「」剣持 〈〉伏見 []モイラ様 {}モブ
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伏見side
ある日、何かが見えるようになった。
〈?何だろ、アレ。〉
ある日、それは人に害をなすモノでははない事を知った。
〈、話せんのかなぁ?〉
ある日、それが神である事を知った。
[女神が、君を神にしてあげよう♪]
〈はッ?!〉
ある日、俺は神に成った。
〈する事ねぇな~、、〉
[女神通信~。]
〈うわぁ"!?〉
[人間界に降りることを許可しま~す!]
〈、え?、どう〉
〈あ、切れた、〉
〈人間界か~、何年ぶり、〉
〈いや、何百年ぶり、、〉
〈よしっ!行ってみるかぁ~!〉
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剣持side
昔から変なものが見えた。
それは人に害を与えるもので、時に共食いをする。
高校に入学し、かなり浮かれてた。
何でこんなのが憑いてるのに、気付かなかったんだろうか。
別に気が散るだけで、害はなかった。
強いて言えば、身長が伸びなくなった。 関係ないか、
最近、僕に憑いてる狐っぽい何かが話しかけて来るようになった。
〈アレ、見えてんスか?〉
〈!、それ何食ってんの?ミミズ?〉 ※スパゲッティです。
〈なぁ!学校の机のユリは、係活動か何かなんスか?毎日偉いッスね~!!〉
〈剣道部なんスね! あ、手ケガしてるぜ!〉
〈もぉ~、見えてんなら返事してくださいよぉ、、剣持刀也さ~ん!〉
名前まで知ってんのかよ。
ある日、学校でクラスメイトに呼び出された。
重い足取りで旧校舎に向かう。
{なぁ、お前が居るとクラスの雰囲気暗くなんだよね}
「ッ、だからなん、」
{お前が来てから!、このクラスの人達、不幸になってんだよ!!}
{交通事故にあったり、行方不明になったりさぁ、、}
「僕のッ、せいじゃ、」
{でも、そいつら全員お前と関わってた奴なんだよ!}
{お前のせいだろッ!!}
ガッシャンッ!と、大きな音を立て、木造の階段を転がり落ちた。
{ぁ、あっぁあ、ちがッ、、そんなつもりじゃ、ぁ、}
遠くなってく足音と意識。
何故か赤い視界に、下駄を履いた狐っぽい何かの足と尻尾が見えた。
〈・・・・。〉
〈スゥーーーー、やっべッ、、〉
なんか不安になるセリフが聞こえた気がする、、。
そこで視界が暗転した。
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伏見side
まずい、この可能性は考えていなかった。
多分、俺がずっと近くに居たせいだ。
モイラ様から授かった力。自身でのコントロールはまだ未熟だった。
刀也さんの体がじゅわじゅわと再生する。
〈スゥーーーー、やっべッ、、〉
このままじゃ、死ぬことが出来なくなってしまう。
生き物には必ず、寿命というモノがある。
それはどんな生き物、たとえ神であっても、破ることは禁じられている。
全ての生き物が不死身となれば、神をも越える存在に成りうるから。
言わば、神はビビってるらしい。
まぁ要するに、蘇生しちゃダメってこと。
破った者には、それなりのバツが待ってる。
〈ま、まだ間に合うかなぁ、、?〉
どうしようと迷った末、不死身だとバレないように、
剣持刀也の、 時を止める事にした。
〈時止めときゃ、再生、しないッスよね、?〉
若干不安になりながら、起きるのを待つ。
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剣持side
暫くして、壁にもたれ掛かる体制で目が覚めた。
目が覚めるなり、視界に入ってきたのは階段を雑巾がけをする狐っぽい何か。
〈ぁ、おっ、起きたんスね!!〉
「ぇ、あ はい、」
〈!!、やっぱ見えてんスね!〉
「あ、」
なんか流れで返事してしまった、、
「てか僕、何で生きて、、」
〈ギクゥ! あ、エーーーット、あのぉ、〉
狐っぽい何かが気まずそうに目を反らした。
「なんか、知ってるんですか。」
〈えー、と、それがぁ、〉
「はぁ?! 時を止めたぁ?!」
〈う"、そうっス、〉
「・・・。じゃあ、」
「僕は、ずっと このままってこと、?」
〈、、そおっスね。〉
「笑、 そうですか、」
〈イヤじゃ、ないんスか?〉
「イヤに決まってますよ。」
〈うぅ、まぁそうっスよねぇ、〉
「そんでもって、貴方は居なくなるんですよね?」
〈まぁ、この事がバレれば、〉
「はぁ、なんて事してくれたんですか、」
〈スゥーーーー、それは、重々承知しております、、〉
「過ぎたことなんで、何言っても仕方ないですね、」
「交換条件です!」
〈交換条件、?〉
「貴方が居なくなるまでの間。」
「僕に、一度でも生きたいと思わせてください。」
〈生きたいと、思わせる、?〉
「そうです、どうせ僕はこれからずっと生きる事になった。」
「だから、生きる理由を僕にください。」
〈わ、分かったっス!!〉
〈責任とって、この伏見ガクが絶対生きたいと思わせるぜ!!〉
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「ねぇ、約束破ってんじゃん。」
〈ごめんなさいッス、、〉
〈でも、、また絶対逢えるぜ!!〉
「絶対?」
〈絶対!!〉
「今度は、嘘じゃ ないよね、?」
〈あぁ!嘘じゃないッスよ!!〉
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あれから何年経っただろう。
まぁゆうて数年。
ただただ、高校二年生を繰り返す。
今の学校は通学路の途中に保育園があるため、たまに登校時間園児とすれ違う。
噂をすれば、
お母さんに抱えられながら、チワワと威嚇し合うオレンジ髪の男の子がいた。
「似てるな、」
ふと、あの時の狐っぽい何かをおもいだした。
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[ふふ、また会えると良いですねぇ]
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「ねぇ、ガっくん」
〈?、何スか?とやさん〉
「約束、覚えてる?」
〈おー、?約束?・・・咎人コラボはまだ先ッスよ、?〉
「あー笑 覚えてないならいいよ。」
〈え"ぇー?!なんスかそれぇ!!約束ってなんだったんスか?!〉
「んふふっ笑、内緒です。そしてうるさい、」
〈あ、ごめんっス、〉
こうして出逢えただけでもいい。
ガっくんとあの時会えたおかげで僕は、
こんなに人生を謳歌できているのかもしれない。
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ーおまけー 見なくていいですよ
神様伏見が居なくなる前の話
「何であの時、階段拭いてたの?」
〈とやさんが生き返った事の証拠隠滅っス!!〉
「もうバレてんのに、、意味なさそう。」
〈そんときは大丈夫と思ってたんスよぉ!!〉
この約束の期間は執行猶予。(結局バツは受けることになった。)
あと、学校でクラスメイトが不幸になってたのは旧校舎の悪霊のせい。
どうやら転校してきて、旧校舎に迷いこんだ剣持に憑いてきたらしい。
神様伏見が祓いました。✌️