二次創作小説(新・総合)
- Re: 妄想詰め【2434】 ( No.7 )
- 日時: 2023/11/26 00:36
- 名前: フシ (ID: cO3So8BN)
注意点は一つ前のレスを見てください。
※解釈違い注意※
七不思議パロ前編
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「ねぇねぇ知ってます?」
「この学校の七不思議。」
「いや、ちょっと違うんですよそれが!」
「まぁ、聞いてみたら分かりますよ!」
「まぁそうですけど。」
「じゃあ一つ目から、」
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「怪談と噂」 赤羽葉子
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「一度は、誰しもが耳にしたであろう怪談、」
「"学校の七不思議"。」
その噂は、誰が広めているんでしょうね。
「七不思議の一番目、一番最近の怪談ですね。」
「その噂は様々。」
放課後、友達と話していると、見慣れない赤毛の女の子が混じっている。
学校の七不思議を確かめようとこの学校に入ると、赤いセーターの女の子が案内するかのように校内に現れる。
夜中に校内に入ったら、赤いセーターの女の子に手を掴まれる。
大鏡のある階段で、女の子の話し声がする。しかし、見に行っても誰もいない。
早朝に一人で学校に居ると、いつの間にか大鏡のある踊り場に連れていかれる。
鏡を見ると、赤毛の女の子が自分の手を握っている。
「どれも、赤毛、赤いセーター、女の子というワードが入っているため、」
「一つの怪異だといわれているようです。」
「まぁ、実際そうなんですが」
「実はこの怪談、一つ考察がありまして」
「前に、この学校で死んだ生徒なんじゃないか。って」
「実際、この学校のオカルト部だった女子生徒が行方不明になってましたし、」
「その女の子が死んだのが、七不思議のせいだったりして、、」
「まぁ、その関連で次の七不思議の話です!」
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「踊り場の大鏡」 叶
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「一番目の七不思議にも出てきた、大鏡のある階段の話です。」
「これ、実はそんなに有名な話ではなくて、色々曖昧なんですよね。」
「まぁ、私なので、詳しく知ってるんですけど。」
この学校の階段には、一つ大きな鏡がついている場所がある。
七夕の日、
零時零分。
その鏡の前であることを言うと、願いが叶うそうなんです。
「天使さん、天使さん、私にはあなたが必要です。」
「私を助けてください。」
この文に続けて願い事を言うと、何でも叶うんです。
実はこれ、禁句がありまして。
「あなたと話したい、あなたに会いたい、」
「等の願いを言うと、」
「鏡の中に引きずり込まれてしまうらしいんです。」
「まぁ、普通に願いを叶えても」
「それに依存し、いつの間にか鏡の中に連れていかれるそうですよ。」
「思ったより少なかったですね。」
「そういえばあの大鏡、実はどこで買ったかが謎なんですよ。」
「生徒だから知らないとかではなくて、先生、校長、もっと前の校長や、色んな人に聞いたんですが」
「何一つ、情報が無かったんです。」
「約百年の歴史があるこの学校ですが、いつから在ったか誰も知らない。」
「不思議ですよね。私でも分からなくて、、」
「次の七不思議にいきましょう!」
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「偽物」 伏見ガク
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「これは前の話とは関係ないんですけど、」
「ある時から決まって三年生の教室で起こる七不思議です。」
「これは同じような噂ばかりですが、目撃情報が多いですね。」
「何個か話しましょうか。」
友達が部活に行って、放課後一人で教室に残っていた。
すると、部活に向かったはずの友達がいつの間にか教室に居る。
そして、「ーーさんってなん組?」
と知らない人の居場所を聞いてくる。
去年同じクラスだった、と友達は言うが、そんな名前の生徒は居なかった。
たまたま早く学校に着いて、教室で時間を潰していると友達も登校してきた。
暫く話すが、あまり話が噛み合わない。
友達を見ていても、全然目が合わなかった。
生徒が登校してくる校門を見つめているようで、暫くすると教室を出ていった。
するとすぐに、友達は帰ってきたが まるでさっきとは違う人かの様だった。
4月、新しい学年での始業式がある時期に、
自分のドッペルゲンガーが現れる。
この噂にこれ以上の情報はありませんでした。
「まぁ、全部こんな感じの噂です。」
「友達、又は自分に化けた何か。」
「私?私は違いますよ。」
「まぁ、自分が目の前に居るのは、案外気味が悪いものです。」
「とある噂では、」
「狐に化かされた、なんても言われてますね。」
「ホントかどうかは、私には分かりません。」
「それと最初に言ったように、今は三年生の教室でしか目撃されて無いんですが」
「一年だけ、二年の教室で目撃されていましたね。」
「その事もあってか、」
「三年生になるはずだった誰かを待っている。」
「と言う噂もあります。」
「何でそんなに詳しいか?」
はて。?
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後編に続く。