二次創作小説(新・総合)

Re: UW逃走中02~Wな邂逅/探偵とヒガンバナ~ ( No.35 )
日時: 2023/12/21 23:54
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

ドラマパート(登場作品一部ネタバレ注意)




その頃。



阿求「……また流されるがままに、作者に言われて派遣されましたわけだけど……」


規制済み「(訳:早速名物食べに行くぞ)」

罰鳥「♪(肯定」

レティシア「けってい。」


阿求「来るとは思ってたけど!!認識操作あるとはいえ堂々と出てこないでもらえますかねアブノーマリティ一行!?」

乱「まあまあ、落ち着こうよあるじさん。折角なんだし楽しもうよ。」

阿求「楽しむのは良いんだけど……


作者のやつ、これ以降は純粋なバラエティでやるって言いながら何か感じ取っちゃって……システムの方は大地達に任せてるらしいけど、一体全体何考えてるのかしら……」


風都に送り出された阿求。


乱「とりあえず、街を探索してみようよ。面白そうな施設が多いし。」

阿求「……そうね。名物とか食べに行くのも確かに良いし――」


とりあえず歩いていると……



通行人「うわああああああああ!」


突然、市民が逃げ始める。


阿求「何事……!?」

乱「あ、あるじさん、アレ……!!」



乱が指をさした方向にいたのは……



「グルァァァァァ!!!良いぞ良いぞ!無様に逃げ回るが良いさ!!」



無機物のような見た目でありながら、どこか狂犬みたいな風貌をした、人型の怪物だった。



阿求「何アレ!?怪物……も、もしかして話に聞く――」



「くだばれぇぇぇぇぇぇ!!」



その怪物は、コの字の物体を撃って来た。


阿求「ひゃあっ!?」←避ける


乱「ちょっと!急に出て来て何なのさ!」

規制済み「(訳:初っ端から出しゃばりやがって!)」




「……ほう、見ない顔だな……まあいい、邪魔をするのであれば、まずは貴様から始末してやるよ!!」


怪物は、見境なくコの字の物体を放ってくる。


阿求「ちょっ、あんたねぇっ、危なっかしったらっ、ありゃしない!!」



「チッ、案外すばしっこいじゃんか……」



阿求「(大地に強引半分で鍛えられてるし……)」



「けどな、俺がただ無鉄砲に撃ってると思ったら大間違いだ!!」



……そしたらなんと、コの字物体がブーメランの如くこちらに戻って来て、折れ曲がる。


阿求「えっ、嘘でしょ「ガンッ!」あぎゃっ」


乱「あるじさ――「ガンッ」あうっ」



そのまま地面に張り付けられて拘束された。



レティシア「巻き込まれた……」

罰鳥「悪い奴め!!」

規制済み「(訳:何か取れないんだけど)」

阿求「お、重い……;」



「俺の針は特別性だ。一度貼り付けたらそう簡単に動けまい。


……さて、そろそろトドメと行こう。……感謝するがいい。真なる平和のための糧となるのだから……」



阿求「(なっ、何言って……)」



そして、またコの字の物体が放たれた時……



【サイクロン!

ジョーカー!】



突然横から何かが突っ込んできて、物体を弾いた。



「何ッ!?」



阿求「……!!」



……阿求の視界に映っていたのは、左右半分に黒と緑のカラーリングが施された存在だった。それがバイクにまたがり、物体を弾いていたのだ。



???「大丈夫かいお嬢ちゃん。……よっと!」


その存在が、コの字の物体を外してくれた。


阿求「あ、ありがとうございます……」




「貴様……邪魔しやがって……!!」



???「……また見た事のないドーパントが出やがったな……」

???『とはいえ、何のメモリかは予想が付く。コの字の針を撃ったとなれば、メモリはホチキス……つまり『ステープラー』だ。』



阿求「(……!!)」


作者から事前に渡された情報を見ていた阿求は、その存在を知っていた。


あれは、『仮面ライダー』。



……『仮面ライダーW』だ。



???→W「――さぁ、お前の罪を数えろ!」








《DA本部》



秘書「……いいのですか?『異世界人』もとい『メイドウィン』を自称したあの青年の話を信じて……」


楠木「すべてを鵜呑みにしたわけではない。……だが、DAの存在を最初から知っているような口ぶりや、警備やリコリス達を抑えたあの奇妙な能力を見た限りでは、異世界人と言うのは嘘でもないかもしれん。


……ヤツが何を考えているのかが分からんのも事実ではあるが……

ヤツの言う通り、『ガイアメモリ』と言う違法アイテムによる超常現象に、我々が対応しきれていないことも事実。特にその温床になっていた風都に関しても、排斥の対象にさせないだけで精一杯だ。」

秘書「しかし……あの青年は……」



おろさん『お宅のエース……いや、この場合、『錦木千束』と『井ノ上たきな』を貸してほしい。協力する条件はそれだけだ。』



楠木「そうだな……今どう言うワケか外国にいるあの2人を、彼は、『すぐに日本に戻って来る』と断言していたが……


……引き続きヤツには警戒しろ。もし我々……もといこの日本に被害を及ぼすのであれば、殺すことも考慮しておけ。」






……そして……



「……あなた達が、話に聞くリコリコで合っているかしら?」



「あれっ、日本人の人?コスプレイヤーさん?」

「普通コスプレして海を歩く人は滅多にいないと思いますけど……

……それはそうとして、何か依頼ですか?」


「依頼と言えば依頼ね。正確には知り合いから頼まれごとをしたのだけれど……とにかく、大事な事だから今は内容だけでも話すのだわ。」


「……と、言うと?」





コットン「……風都の『仮面ライダー』を守ってほしいのだわ。」












おろさん「さてと、準備は整った……後はこのデータを大地達に送って……





ミッション1……スタートだ!」