二次創作小説(新・総合)

Re: UW逃走中02~Wな邂逅/探偵とヒガンバナ~ ( No.55 )
日時: 2024/01/02 21:04
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

【64:08】現在の賞金:335,200



アシュリー「えっと……」



クイズ3
『風都のラーメン店『風麵』のラーメンの特徴は?』

1:物凄く長い麺

2:大きな鳴門なると

3:2日間煮込んだ特性煮卵


アシュリー「名物の問題……?どれだろう……」

レッド「こりゃあまず探しに行った方が良さそうやな――」



クリケット「アシュリーじゃないか。ミッションか?」


アシュリー「……!」


すると、そこにヤングクリケットが。


アシュリー「……コレ。」

クリケット「ああ、クイズ形式だって言ってたな……


……『風麵のラーメンの特徴』?確かそれって……」


クリケットが2の『大きな鳴門』を選択。


賞金アップボックス『OK』



レッド「ええっ!?あっさり正解!?」

クリケット「たまたま通りかかった時に見たんだ。」

アシュリー「……


……とりあえず、ありがと。」




ミッション2 終了




プルルルル……



ウィッチ「およ、メール……確報情報……ではなさそうですわね。」



浜千鳥「『ミッション終了。クイズの結果、1問不正解によりハンターが1体放出、2問正解により、残り60分以降の賞金増幅が1秒300となった。』

……って事は、逃走成功で144万……ハンターが1体増えたのが問題だけど、良い感じの増幅ッス」



フラン「ふーん……どの道興味ないわ。」



スティーブ「……」



カレン「あと1、2分くらいで賞金がもっと増えるって事デスネ。」



バトルネコ「ただ、ネコフィーバーがやらかしてハンターが増えてるし……今まで以上に油断できなくなって来たにゃ。どこかで網鉄砲が手に入れられたらいいんだけれど……」



その頃



・牢獄トーク



ネコフィーバー「(・ー・ )」



カラ松「……何か、放心状態になっているが……;」

むらびと「クイズ間違えてハンター出しちゃったから、そのせいだね。」

ココア「……



じゃあ、こっちは?」


ベジータ「何故だ……何故俺だけいつものオチが適用されたんだァ……」


音葉「さ、さぁ……?」

ピチュー「……というかお前は大丈夫なのか?何か弁償代とか言ってたけど。」

こいし「え?あー……まあ店長だし「プルルルル……」


メール『許さないよ?(by鈴夜』


こいし「・・・。(・▽・;)」


トド松「ちょっ、いや……怖くない?」



*本編を把握していない方に補足
古明地こいしは、食い逃げ未遂が原因で、オリキャラ『黒須羽鈴夜』に経営する喫茶店で働かされることになり、その後も色々損壊してるため弁償代がかさみ、ずっとタダ働き。




銀時「賞金が増えたのは都合が良いな。事によっては自首も考えるか……


お、アイテムボックス。中身はコイン15枚!こりゃ得したぜ。」



junris「賞金アップのミッションが終わったけれど……何で急にこんなミッションを?……いや、多分さっきの関係なく入れるつもりだったかもしれないけど……



……とはいえ、まだ何か起こりそうな気がするんだよなあ。起こってからじゃないとどうにもならないんだけど。」



マホロア「サテサテ、残り60分までもうチョットだネェ。」



そして、遂に……



【60:27】




【60:11】




【60:02】




【60:00】
賞金増幅、1秒300に変更





【59:56】現在の賞金:361,200
残り逃走者:18名 ハンター:4体
コイン・アイテム所持状況
・ウィッチ:コイン25枚
・ラフィーナ、スティーブ:コイン30枚
・エイジア:コイン20枚 ケムリ玉
・マホロア:コイン15枚 ケムリ玉
・アルル:コイン10枚 遠視スコープ
・銀時:コイン35枚
・他:コイン20枚



次回、ドラマパート

Re: UW逃走中02~Wな邂逅/探偵とヒガンバナ~ ( No.56 )
日時: 2024/01/03 15:24
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

ドラマパート



その頃……



《鳴海探偵事務所》



翔太郎「ちょ、ちょっと待て?今日その、仮面ライダーもとい俺達を守る依頼が来て、ハワイからすぐに風都に来たってのか?」



たきな「それは……そう言う事になります。」

千束「えーっと、これは見てもらった方が早いかな。」


……そう言って千束は、トランシーバーのような機械を取り出す。


そのスイッチを押すと、横に銀色の幕のようなものが発生する。


亜樹子「うおお何か出た!」


翔太郎「これは……何か、いつぞやの『オーロラカーテン』に似てるな……どれどれ……」


……翔太郎と亜樹子が、その幕に顔を近づけてみる。

そして視界に映ったのは、まさしくハワイの風景だった。


翔太郎「……マジかよ。マジでハワイじゃねぇか……


……じゃあ、じゃあ2人は、その機械を使って風都に来たって言うのか?」


千束「うん、依頼人さんから貰ったんだ。座標が分かっていればいろんな場所に行けるんだって。」

たきな「正直、このシステムが存在してる事実はまだ信じられませんが……」


「……」


亜樹子「……それで、その依頼人は結局どんな人なの?」


たきな「白いローブを着た、ピンク色の髪の人でした。コスプレイヤーかと思いましたが、違うようです。」

千束「確か『コットン』って名乗ってたよ。」


亜樹子「……そんな人、知ってる?」

翔太郎「いや、まったく……



……まあ、とりあえず事情は分かった。ひとまず、逃げられちまったドーパントの事を探らなきゃならねぇが……」


千束「あ、それだったら私達も手伝っていい?」



翔太郎「えっ?」



たきな「情報収集に長けている人がこちら側にいるんです。


今回の件に関しては、依頼人の事や、仮面ライダーを護衛する理由が聞かされていない上、色々と不透明な部分が多いので調べてもらってるんですが……

その人にかかれば、あの2体のドーパントの所在も分かると思います。」


翔太郎「そ、そうなのか?つっても、その手の事が出来る奴はこっちにもいるんだよな……


……とはいえ、協力者が多い事には越したことは無いし……とりあえずあんたらが手伝ってくれるなら、そっちのやり方で通してくれ。」



*****



フィリップ「それで、あっさり承諾したと。」


……彼の名は『フィリップ』。『仮面ライダーW』の右半身でもあり、鳴海探偵事務所のもう1人の探偵。


翔太郎「仕方ないだろ?今回不透明な部分が多すぎるんだよ。


ステープラーの時に割り込んできた黒服集団が使っていた銃弾の事とか、あのオーロラカーテン擬きとか……」


フィリップ「……確かに、あの手の技術が存在していた記録は無いけどね……


……ああそうだ、ちなみにあの2人の事だが、『地球ほしの本棚』で調べてある程度の素性が分かったよ。


どうやら『リコリス』と呼ばれる、大規模な犯罪を未然に防ぐために存在する暗殺部隊のようだ。」


翔太郎「あ、暗殺部隊!?」


フィリップ「ああ。しかも、彼女たちが所属する『DA』と言う組織、何かしらの事件を事故扱いにしたり、カモフラージュしたりしているらしい。」


翔太郎「……成程、道理で、俺からして『あまりいい組織とは言えない』何て言うワケだ……要は犯罪者を問答無用で殺すし、不都合な事は誤魔化してるって事だもんな……」


フィリップ「あの2人に関しては、どうやら不殺で通しているようだけどね。実際、特殊なゴム弾を使っていたし。」


翔太郎「まあ、無理に警戒する必要は無さそうだな……


それで、あの時のドーパント、何のメモリかは分かったか?」


フィリップ「いや、まだはっきりしていない。もう少し姿を見れば、何かわかるかもしれないけど。」


翔太郎「そうか……」


フィリップ「……しかし、今日は色々と興味をそそられることばかりだ。リコリスや特殊な銃弾、オーロラカーテン……更には、あの2人が言っていた『依頼人』も……」


翔太郎「ん?そいつも何かあるのか?」


フィリップ「ああ。あの2人に、仮面ライダーを守るように依頼した人物……特徴で調べた結果、驚くことに……」



*****



千束&たきな「カードゲームのキャラクター!?」


クルミ『ああ。特徴と名前で調べたら、検索結果がそうなった。

しかも、そいつが存在しているという記録もデータも全く無い。何度も調べても、カードゲームのキャラクターだって結果しか出ないんだ。』


たきな「じゃあ、じゃあ私達、存在しない人から依頼されたというのですか!?」

千束「存在しないというより……キャラクターそのものが存在してるって事?」


クルミ『非現実的だが……あの携帯型ワープ装置何て物を持ってきた時点でただ者じゃない事は確かだな……』


千束「うーん……


……あ、そう言えば……」



*****



翔太郎「……そういや、ステープラーに襲われそうになってた子がいたが……


アイツ、何か人間じゃない何かを連れてたように見えたんだよな。

それに、街中を見た事も無いやつがうろついてるのも見たし……そいつらも一体何なんだ?」



*****



阿求「(結局最後まで盗み聞きしちゃったけど……



コットンって確か、あの時急にデュエマ勝負申し込んできた……)」










コットン「……で、何で私を伝って、あの2人に依頼を出したのかしら?」

おろさん『悪いな。ヴォル・デ・トンベの連中に感づかれるわけにはいかなかったんでね……お前はあの連中とは関り薄かったし、色々都合が良かったんだ。



んまあそう言うワケなんだが……あの連中、そろそろ動き出すハズだ……』