二次創作小説(新・総合)

Re: 小さな勇者と武闘家少女の愉快な冒険日々 ( No.23 )
日時: 2024/02/02 12:56
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第13話「フェルンの溜息」


【空艦バトシエ 通路内】


・フェルン視点


「………。暇だ………」
フェルン「廻華様。こうして見張りをするのも、私たちの役目ですよ」
廻華「確かにな。なあ、お前たちはこれから何処を目指しているんだよ?」
フェルン「まずは。スタンセン様の仲間がいると言うランカークス村を目指します、目的地までは少し遠いので休息も必要です」


フリーレン様たち、ネイル村に滞在してから何も連絡が来ない。
しかし、何処からか殺気がするのは気のせいでしょうか。
いえ、気配を消して私たちの元へ向かっているようです。
これらが出来る人物といえば、あの方しかいません。


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『カキィン……カキィン……』


「あはは。流石だ、参りました!」
ポップ「お……、お前は……コビー大佐!」
コビー「ポップさん、お久し振りです!」
ポップ「本当になぁ。お前も変わらず頑張っているみたいで安心したよ」
コビー「あの。ルフィさんたちは?」
スタンセン「いや。まだ会えていない…」


どうやら、別の方のお知り合いみたいですね。
海兵と言うより、大佐の服装という事は…海軍の方でしょうか。
さてと、どう行くのかを最短で進めるように準備しないといけませんね。
そう思いつつも私は、バトシエ内を巡回する事にしました。


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「ポップさん。勇者ダイが封印された場所を見つけましたよ」
ポップ「何っ?! それは本当か?」
コビー「はい。たしぎさんの話によりますと、ダイ君が封印されている場所は…バッツさんが最初にクリスタルの力を受け取った場所です」
ゼシカ「待って。それってつまり、バッツの世界に行かなきゃ行けないって事になるの?」
コビー「はい。このバトシエには、世界を移動する機能がありませんので…別の町に行って飛空艇を変えなければなりません」
『……………』


確かに、動力室などを所々見ましたけど。
それに耐えられそうな機能が、何処にもありませんね。
いつかはこちらの方は、立派な海兵さんになり…悪い海賊たちを捕らえなければなりませんね。
私はただ、1人で生きていく為の力を得る為に魔法使いの道を選びましたけど。
こうして色んな人たちと仲良くしながら旅をするのも、悪くないかも知れませんね。

14話に続きます。