二次創作小説(新・総合)

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.33 )
日時: 2024/02/13 11:07
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

ナレーターの助『おおっとー!?永久選手、ルーティ選手に宣戦布告だー!!』

ゆかり『目的が読めませんね。撃墜数トップを早めに潰す気なのか、それとも……』





アレス「(『鑑定』をしたが……異世界人である以上加護が無いのはまだしも、何だこの気配は!?……いや、それよりも……)


……貴様……よくもぬけぬけと勇者を倒すなどと戯言を――」



永久「アレス・スロア、お前に用は無い。何ならすぐに撃墜してやろうか?」



アレス「何だと――「バッ」

ルーティ「……私に決闘を申し込む。それで合ってる?」

アレス「ル、ルーティ……!?」



永久「まあ、表現は間違って無い。」



エイジア「……オイ、一体何が目的なんだ?優勝が目当てってわけじゃ無さそうだが……」



永久「このバスターズグランプリに関して気になる事がいくつかある。それだけだ。


お前はともかく、勇者パーティーご一行は何か心当たりがあると思うが。」



エイジア「何……?」

ティセ「(それって、まさかあの時の……?)」



ルーティ「……分かった。かかって来るなら容赦はしない。」



永久「……その言葉、後悔するなよ?」



アレス「無茶ですルーティ!私の魔法無しで、あの得体の知れない存在と戦うのは……」



永久「お前に用は無いっつったろ。暇ならこいつらの相手でもしておけ。」



スケバン(エネミー)達「……!!」

ヘルメット団(エネミー)達「……!!」

ゼグード(エネミー)×6「……」



アレス「なっ……!?」


リンク(エイジア)「抗争エネミーの大群……!?キビキビ言ってたのとは違ってかなり様子がおかしいが……」





フィリップ「『パペティアーメモリ』の力か……」

翔太郎『パペティアーの操る力でエネミーを操作してるみたいだな。』

たきな「ガイアメモリにはそのような物もあるんですね……」

フィリップ「……ただ、アレは本人が操作をしないと操ることが出来ないはずだが……」

千束「え、じゃあ今いる永久って人……」

翔太郎『……いや、操るためのピアノ線は見えている……どうなってやがるんだ……?』

おろさん「……」




エイジア「チッ……仕方ない!巨大エネミーが迫っている以上はここに居座るわけにはいかねぇ!俺達はタワーエリアに急ぐぞ!」

ボーボボ(エイジア)「おう!」

リンク(エイジア)「やむを得ないか……!!」




エネミー達「……」←襲い掛かる



テオドラ「やるしかないか……!!」

ダナン「最悪こいつらだけでもぶっ飛ばす!!」



永久「これで邪魔者もいない。……やらせてもらう!」


ルーティ「来る……!!」




ダイマックスレジギガス(エネミー)「レジギガガガガガガ」

レディオ・ローゼス(エネミー)「頂ィ!!」



音葉「急いでタワーエリアに向かってたら、巨大エネミーがいる最中で何か決闘が起きてるんだけど……」

ブラック「あの永久という選手、何か別の目的があるようですね……気になることろですが……」



「悪魔ブラック……メイドウィン月詠及ビ永久トノ取引ニヨリ、排除スル」



ブラック「そう簡単には行かないようですね。」



*****



ダイマックスレジギガス(エネミー)「ガガガガガガ」


レディオ・ローゼス(エネミー)「ローゼス!!」




モモワロウ「モゲゲ……」

イイネイヌ「ヌゥ……!!」




……どさくさに紛れて、タワーエリアに向かっていたモモワロウ達。



マシマシラ「……!!マシャッ!!」

キチキギス「キチチ……!!?」




「また1人……いや、4匹来るか……」




数分後



阿求「な、何とかたどり着いたわね……」

苺香「道中の巨大エネミーの流れ弾で凄い時間取られました……;;」


ゲブラー「……」

ゲッコウガ「ゲブラー、どうしたでござる?」

ゲブラー「これでへばってどうする……と言いたいところだったが、よく考えてみると本来基本的に人間の体力ってあんなものだったかって」

ゲッコウガ「そうか……む?」



タワーエリアの付近にいたのは……



モモワロウ「モゲゲ……」

ともっこ達「ッ……!!」



何と、まあまあダメージを負っているモモワロウ達だった。



夏帆「ってあの子達、何でボロボロになってるの!?」

麻冬『どうやら、あの女の子がやったみたいね……』



「私は……奪う……少なくとも、お前たちの思い通りになることはない……」



阿求「……!!」





「俺達は最強のコンビだ……そうだろ?相棒……」



「kill……」



「タワーエリアに無事突入した。これより作戦に入るぞ!」



「チッ!台風だったら雨水を取り込めそうなのになぁ!」





ゆかり『どうやら、タワーエリアにまだ見ぬ選手が集結しているようです。』

ナレーターの助『これはまだまだ分からないぞー!』





*****


???「いいですねいいですね!!!非常に盛り上がってるじゃないですか!!!参加者を揃えた甲斐がありましたよ~!



……しかも、これまた面白いのが参加しちゃってるようで……



最後の最後で『アレ』をぶち込んじゃえば、すっごい展開になりますよぉ~!!」





「私……は……ああ……」



*****



ナリト「……バスターズグランプリ、ちょっと気になってたから来たのは良いけど……



……何かあるね、これは……」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.34 )
日時: 2024/02/13 18:11
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

その頃


《ウルトラワールド:ロボトミーコーポレーションχ》


テレビで、バスターズグランプリの様子を見ているLCχの方々。


ナオキ「E.G.Oのデータを取らせてほしいと頼まれていましたが、このためだったんですね……」

エビスザワ「(赤い霧……この時空のゲブラーさんだとは言え、懐かしいな……)」

ナオキ「……懐かしいんですか?L時空が滅ぶ前の頃が。」

エビスザワ「ん?……まあ、違うと言ったら嘘になるな。


何だかんだハードな場所だったが、『光』が放たれるまで皆と一緒に生きてやっていけたのは、ある意味いい思い出か。」

ナオキ「そうですね……

……。」

ワカサ「……ナオキ?」

ナオキ「……え、あ、すいません、私も色々思い出してたみたいです。」

タケヤリ「……やっぱり、『Q』の事?」

ナオキ「……はい……


……あの時、L時空が滅び……私達職員は(途中死亡した者を含め)ロボトミーコーポレーション本部、そして本部に収容されていた原作ほんらいの幻想体達と共にこのウルトラワールドに転移された……


……ただ1人、『Q』だけは……」



大地「お前らの言う『Q』って、何モンだったんだ?」



ナオキ「!!……大地さん……」



大地「事情は作者から聞いていたが……阿求の事もあって色々気になってたんだ。


……無理にとは言わないが、話してくれないか?そのQとやらの事。」



*****



《学園都市バ・ズール:タワーエリア付近》


……タワーエリアの前に立ちはだかっている人物は、モモワロウ達を追い込んでいた。


その人物は、水色の髪で、紫や桃色が主なカラーリングの服装の少女だった。



ナレーターの助『モモワロウ選手達の前に立ちはだかっていたのは『ラフィソル』選手!!』



ラフィソル「……」



阿求「『ラフィソル』……随分邪悪な気配を感じるけど……



何でそんなたんこぶ出来てるの?」



ラフィソル「……さっき車にはねられた時に、タワーの壁にな……」



苺香「……あの車、そのままタワーに入り込んだんですね……;」




マシマシラ「……!!」

モモワロウ「モモモ……!!」



ラフィソル「……逃がさない……!」


ラフィソルが闇の弾を、モモワロウ達に放つ。



モモワロウ「モゲゲ!!?」



何とか避けているが、タワーエリアに入る前に邪魔はされている。



イイネイヌ「ヌゥ……!!」

キチキギス「キチ……!!」



ゲブラー「……貴様も、邪魔な選手を潰すつもりか。」



ラフィソル「……このゲームの仕組みを考えれば、それもある。だが……


……『テイクオーバー』。」


するとラフィソルは、苺香に向けて攻撃をして来る。


苺香「ええっ!?」

ゲブラー「危ないな!!」


ゲブラーが、大剣型のE.G.O『ミミック』で攻撃を切り裂いた。



ラフィソル「桜ノ宮苺香……永久との取引の元、貴様を倒させてもらう。」



苺香「え、ええ!?何か狙われてるんですけど!?」

麻冬『どういう事?流石に誰かの恨みを買ってるわけが無いし。』



ラフィソル「私がソレ言う義理は無い。せいぜい自分で思い出してみるんだな。……む」




グレるりん「ゼェ……ゼェ……やっとタワーエリアに着いたぜ……」

ハンマーブロス「……ん?あそこに誰かいるぜ?」

サーキブル「如何にも強そうな気配を放ってやがる……」



すると、何とかタワーエリアにたどり着いていた参加者達が。



ラフィソル「……丁度いい。」



モモワロウ「モモ……モゲッ!!?」


どさくさに逃げようとしていたモモワロウを魔法で掴み、『鎖餅くさりもち』を無理やり取り出す。


そしてそれに魔力を込めて、参加者達の口に入れた。



夏帆「ああっ!!?」




グレるりん「何だこりゃ?」

サーキブル「意外と美味いなコレ……」




ゲッコウガ「今すぐ吐き出せ!ソレは――」




ハンマーブロス「ん?どういう事――」



すると、参加者達の様子がおかしくなる。



グレるりん「う……ぐ……」

ハンマーブロス「うおおおおおおおおお!!」

サーキブル「きびゃあああああっ!!」



ラフィソル「……行け。」



参加者達「おおおおおお!!」


操られた参加者達が、ラフィソルの命でゲブラーとゲッコウガに攻撃を始める。


ゲッコウガ「くっ……そう来たでござるか……!!」

ゲブラー「不本意だがここはやるしかないようだ……!」




マシマシラ「マシャ!!」

イイネイヌ「ヌン……!!」

キチキギス「キチ!キチチ!!」

ともっこ達が、モモワロウを担いで何とかタワーエリアに逃げ込んだ。





ラフィソル「『ハイド』、『スナッチ』……」


ラフィソルが苺香に向けて、連続で魔法を放つ。


苺香「こ、こっちに来ました!!」

夏帆「防ぐよここは!!」


何とか2人は攻撃を防いでいく。


ラフィソル「無駄だ……『ドミネーション』」


再び魔法を放つラフィソル。すると……


規制済み「(訳:いざ、食!!)」


規制済みが呼び出され、魔法を分解。


ラフィソル「何……?」


阿求「苺香1人を狙えるようにしようって事だと思うけど……そうもいかないのよね。」

規制済み「(訳:そう言う事だ!)」


ラフィソル「……成程、面倒な能力を持っているようだな。


とはいえ、邪魔しないで貰おうか。貴様には関係のない話だからな。」



阿求「知らないわよそんな事。悪いけど、目の前のピンチな仲間を放っておくわけにもいかないから。」



ラフィソル「出会ったばかりの人物をよく仲間と言えるか……やはりまだよく分からないな。『愛』というものは」



阿求「え、『愛』?」



ラフィソル「こちらの話だ。そろそろ仕留めさせて――」




「オイオイ!!面白そうなことやってんじゃねーか!!」




その時、唐突に声が聞こえる。



何と声の主は、タワーのまあまあ高い位置から誰か飛び降りて来た。



プリズンブレイカー「俺達も混ぜやがれ!!そうだよな相棒ォォォォォォォォォ!!!」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.35 )
日時: 2024/02/13 19:37
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

ナレーターの助『な、ななななななんとー!!?現れたのは、妖魔界の脱獄王『プリズンブレイカー』だぁぁぁぁぁぁっ!!一体なぜここに!!?』

ゆかり『問い合わせてみたところ、どうやら選手として登録されているようです!!』



ゲブラー「アレも選手なのか……!!」



プリズンブレイカー「ああそうさ。最近はただ脱獄して逃げるだけじゃ物足りなくなってなぁ……

そこで、年に1、2回開かれるというこの大会……バスターズグランプリで優勝を狙ってみようかって考えたわけよ!!」



苺香「何ですかその動機!?」

夏帆「というかあんなのも参加できるの!?」

阿求「無理矢理参加者を集めてるとは聞いてたし、ああいうのが参加してもありえなくはないけど……」

苺香「……無理矢理……?」



ラフィソル「邪魔が入ったか……」



苺香「(私を狙おうとした理由ってもしかして……)」



ダイマックスレジギガス(エネミー)「レジギガガガ!!!」

レディオ・ローゼス(エネミー)「ロォォォォォォォォォォォォゼス!!」



ゲッコウガ「くっ、竜巻も迫ってきている!!急いでタワーエリアに入らなければマズいでござるよ!!」

阿求「そうね……どうせなら巨大エネミーも倒したかったけど、流石に無理よね――」



タワーエリアに入ろうとした時、無数のダイナマイトが投げられる。



プリズンブレイカー「オイオイ。折角出て来てやったのにそれは無ぇだろ?」



苺香「思いっきり邪魔する気満々です……!!」

夏帆「ああいうの、後半に残しておくとすっごく面倒臭いのよね……!!」


*****



《住宅街エリアI》


【バード】

【ルナ】

【ユニコーン】


いくつものガイアメモリの力を駆使し、ルーティを攻撃して行く永久。


永久「こんなものか勇者ルーティ!!」



ルーティ「……」


ルーティは、戦えてはいるものの、強力な力を持つガイアメモリに対応しきれるわけではない。

『癒しの手』を自身に使いながら戦うルーティと、ガイアメモリで翻弄する永久。互いにほぼ平行線の戦いを行わされている。


永久「(加護『勇者』……流石に厄介な特性を持つな……)」


ルーティ「(『ガイアメモリ』っていう道具の力……思ったよりも面倒臭い……!!)」




アレス「くっ……こいつらの邪魔さえなければ、私が加勢できるというのに……!!」


ブラック「では、ここは共同戦線を張ってみてはいかがですか?」


アレス「なっ……貴様はあの時の悪魔!!」


音葉「私『大瑠璃音葉』もいるよ!……まああなた達とは初対面だけど」


ダナン「共同戦線か……確かに、今はあれこれ言ってられねぇ!」

アレス「なっ……ちょっと待ってください!奴が何を企んでいるかは――」


「即刻排除スル。」


すると、何かがブラックの方向に突っ込んできた。


ブラック「おっと!軽く吹っ飛ばしたと思ったのですがねぇ」


それは、赤いボディの機械の存在キャラクターだった。




カービィ「あれ、映像に映ってるの、確か『メタルジェネラル』だったっけ?あんな赤かったかな……?」

MZD「メタルジェネラル?ブラックって奴と戦ってる機械の事か。」




ナレーターの助『現在ブラック選手と戦っているのは、『メタルジェネラルEX』選手のようですね。

主亡き現在でも動き続けるセキュリティシステムが参戦しているとは驚きです。』



永久「いくらお前とは言え、流石にそう簡単に倒せる相手ではないか……」

メタルジェネラルEX「……不覚ヲ取ッタ」



ゆかり『どうやら、永久選手と協力関係にあるようですね。となると、ブラック選手も撃墜する気だったのでしょうか。』



ブラック「おやおや、まさか協力していたとは。道理で、絶妙なタイミングで現れるはずです。」


ダナン「得体の知れない連中の次は、機械兵器か……」

テオドラ「敵は増えたようだが、戦う相手がはっきりしただけ良い方か。」

アレス「っ……」

ルーティ「……」

音葉「(1人だけ何か苛立ってる?……何で?)」



永久「……しかし、竜巻が迫ってきているな……流石にこれ以上外でやるのは自殺行為か。……ここはタワーエリアに向かうぞ」

メタルジェネラルEX「承知シタ。」

永久がメタルジェネラルEXに乗り、タワーエリアに向かおうとする。


アレス「貴様っ、逃げるのか!!」


永久「戦略的撤退と言え無知が。……とはいえ、ルーティとブラックにはここで脱落してもらう!!」

【ウェザー】


『ウェザーメモリ』の力で、周辺に雨を降らせる。



音葉「雨が降って来た……?」



「うおおおおおお!!雨だ!!何か分かんないけど良い感じに力がみなぎるぜぇぇぇぇぇ!!」



ブラック「おや?あれは……」



クラッコ「ハッハー!!」



たまたま通りかかったのか、『クラッコ』が。ウェザーで発生させた雨を取り込んで、何とパワーアップ。

ナレーターの助『ここで現れたのはクラッコ選手!?』

ゆかり『メモリの力が込められた雨水でパワーアップしているようですね。』



クラッコ「うおおおおおお!!」



そして、クラッコのエネルギーが暴発。周辺にやたらめったら雷を放つ。



ティセ「っ……急いでタワーエリアに向かいましょう!このままでは――」



永久「そうは行くか!!」

メタルジェネラルEX「ミサイル発射」


メタルジェネラルEXが無数のミサイルを放つ。


ブラック「どうやら、本格的に俺ちゃん達を撃墜するつもりのようです。ここは、こちらも全力で――」


アレス「ぐっ……舐めるな!!」


すると、アレス・スロアが前に出る。


ブラック「おやおやアレスさん。あまり迂闊に前に出ては――」


アレス「悪魔如きが私に口を出すな!!私は『賢者』なんだ!!この加護があれば、あの人型も敵ではない!!



天翔ける星のつぶてよ、我が意を以て敵を穿て」




ダナン「アイツ、ここでメテオを放つ気か!?」

テオドラ「無茶だアレス!!不安定な天候の中で撃てば――」



「フハハハハハ!!面白い力を持つな!だが――」



……アレスが放とうとしたメテオが、あっさり粉々にされた。



アレス「……は?」



ライオネル「それは攻撃のつもりか?若造が。」



ナレーターの助『ななな何とー!!何やら凄そうな魔法が、『「俺」の頂 ライオネル』選手によって木端微塵だー!!』