二次創作小説(新・総合)

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.43 )
日時: 2024/02/16 01:01
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

ダイヤニャン「『ダイヤニャン』!」

エメラルニャン「『エメラルニャン』!」

ルビーニャン「『ルビーニャン』!」

サファイニャン「『サファイニャン』!」

トパニャン「『トパニャン』!」


ダイヤニャン「我ら俗にいう『宝石ニャン』!!5匹共々参加し、なんだかんだ後半戦まで進むことが出来たニャンが……」


クラッコ「フィィィィィィィィバァァァァァァァァ!!!」


ダイヤニャン「何かテンション上がってる奴に追われてますニャン!!」


クラッコ「何かあの雨水を吸ってから調子が良いぜ!!この勢いでかっ飛ばすぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」


エメラルニャン「お、おっかないですニャン!!?」

サファイニャン「だ、誰か止めてくれニャン!!」


クラッコ「HAHAHAー!!」



「おっと、やりすぎにもほどがあるぞ?」



クラッコ「ん?誰「ドガッシャァァァァァァ」いびっ」



誰かがクラッコをぶん殴り、軽くぶっ飛ばした。



ライオネル「何かと思えば、さっき大暴れした奴だな。」


クラッコ「あばば……」



ルビーニャン「何か、とりあえず落ち着いたみたいだニャン」

トパニャン「良く分かんないけど助かったニャン」


ライオネル「例には及ばんさ。」



クラッコ「あう……


ハッ!!俺は今まで何を!!雨水を吸った時から記憶が無い!!……ん?」


すると、宝石ニャンに近づく何かが1人。



「シャアアアアアアアアアッ!!!」



クラッコ「……目覚めの電撃一発」



「ガッ!!?」



ダイヤニャン「な、何者だニャン!?」



インポスター「クッ……!!」



ナレーターの助『ダイヤニャン選手を狙っていたのは、アモングアスの人狼陣営『インポスター』選手!!

……ところで、この時空におけるアモングアスってどうなってるのでしょう?』

ゆかり『私も全く分かりません』



インポスター「……(構える」



ライオネル「ほう、この俺に挑んで来るか……面白い!!」



*****



暖かい心の木こり(エネミー?)「……」




苺香「鉄の木こり……?」

夏帆「もしかして童話『オズの魔法使い』の木こりだったりする?」

ゲブラー「……ああ。幻想体には童話が元になっている者もいるからな。」

阿求「……やっぱり、幻想体を元にしたエネミーなのかしら……


ちょっと撃って見ましょ」

ゲッコウガ「え」


『ホーネット』で試しに暖かい心の木こり(エネミー?)を撃ってみる。



暖かい心の木こり(エネミー?)「……」



効いている様子も無く、何ならこっちを見向きもせず、ただ一定の場所に行くように歩いて行く。


阿求「……見向きすらしないわね……」

苺香「……あれ?」



「ほよよ~」



苺香「あそこに誰か歩いてます。」

ゲブラー「あれは……確か『帰り道』か?」

阿求「『帰り道』?」

ゲブラー「……支部に収容されていた幻想体の1体だ。オズの魔法使いで言うならドロシーか。」

阿求「あんなのもいるんだ……」

ゲブラー「支部の幻想体はいないのか。LCχとやらには。」

阿求「ええ、ナオキ曰く、みんな原作ほんらいの本部に収容されてる子ばかりよ。


とはいえ、木こりとドロシーってなると……もう少し後をつけて見てみようかしら……」





《タワーエリア:展望台エリア》


テレサ(エネミー)「ケケケ!!」

パルシェン(エネミー)「パルシェン!!」


ダナン「急にエネミーの数が増えて来たな……!!」

テオドラ「あのエメラルドの城のエネルギーにつられて来たのか……?」

ルーティ「……!!」

ティセ「勇者様……?」



臆病な猫(エネミー?)「グルルルル……」




『猫は言いました。

「これからもずっと、君に付いてって良いかな?僕があいつらを引き裂けるように……。」

帰り道は言いました。「ライオンくんも、ここにいるみんなも。みんな一緒に行くんだ!」』



……いつの間にか展望台エリアに着いていたライオンもとい『臆病な猫』のエネミー?が、エメラルドの城に入る。



ダナン「また入ってったな……嫌な予感がするな。早くぶっ壊し――」



「ほよよ~!!」


ダナンがエメラルド城を攻撃しようとしたら、どこからがレンガが飛んできて、ダナンに直撃。撃墜にはならなかったが、かなりダメージを受けた。


ダナン「うぐっ!!?」


帰り道(エネミー?)「ほよよ~」


帰り道(エネミー?)が放ったもののようだ。



暖かい心の木こり(エネミー?)「……」

帰り道(エネミー?)「ほよよ~」



『木こりは言いました。

「暖かくなりたい……もっと強いのが欲しい……。」

偉大な魔法使いは言いました。

「木こりよ、お前には鉛で作った心臓をくれてやったではないか。」

鉛の心臓は、木こりが手放したソレと違い、冷たく、硬かったのです。』



『帰り道は言いました。

「ほよよ~一緒に行こうよ~家へ一緒に行ってみよう!

この道の終わりには美しい…夢の世界が待ってるはず!」

偉大な魔法使いは嗤いました。

「帰る場所も無い癖にm何のためにこんなにも戦ってるんだい?」』


そして、暖かい心の木こりと帰り道のエネミー?も、エメラルド城に入って行った。


阿求「急いで来たけど、今あのオブジェ?に入って行ったわね……」

ゲッコウガ「……それと、どうやら既に選手がこのエリアにいたようでござるな。」

夏帆「おお、如何にも異世界って感じの人達……もしかして勇者パーティー!?」

苺香「そんな人たちまで――「ゴゴゴゴゴゴゴ……」ひゃっ!?」


すると、エメラルド城に変化が起きる。




『御厨は常々感じていました。明確な事実ほど、欺瞞的なものはないと。

ある日、オズは突飛な事を思いつきました。エメラルド色の目がより一層と輝くかのような目つきでした。

「皆が事実を言う必要なんてない。嘘をつく大人になるべきだ。」

いつしかオズは人々に魔法使いと呼ばれるようになりました。』



ティセ「こ、これは……!?」



ゲブラー「帰り道と暖かい心の木こり……知恵を欲する案山子と臆病な猫が既に入ったとして……


……オズの魔法使いのドロシーと友達が揃ったとなれば……アレが来る……!!」





「おお、とうとう始まるか。」

「さあ、見せてもらうぞ。勇気を!」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.44 )
日時: 2024/02/16 12:21
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

エメラルド城が変化し……


噓をつく大人(エネミー)「フフ……」



夏帆「何か出て来たけど……あれがオズの魔法使い?」

ゲブラー「いや……あれは……



『噓をつく大人』だ。」



《タワーエリア:エントランス》



勇気の出る水薬「……」



トレイン「ん?何か急に出てきやがったな……」

ファルコ「エメラルドの塊の中に……さっきのライオンが入ってんな」



プリズンブレイカー「オイオイオイ!!よそ見してんじゃねぇよ!!」←ナイフを投げまくる



フォックス「そっちこそ、無作為に飛び道具を使うとはな!」←リフレクター展開





《タワーエリア:商業エリア》



帰れない家「……」



永久「またイベントが発生したようだが……」


音葉「えーっと……エメラルド?中に誰か入ってるね。」


エイジア「これ……壊せばいいのか?」




《タワーエリア:オフィス》



おがくずの入った袋「……」



インポスター「……!?」



ライオネル「む?案山子の入った宝石の塊だと?」




《タワーエリア:アミューズメントエリア》



鉛製の心臓「……」



そして、木こりが閉じ込められたエメラルドも現れた。







ナレーターの助『何と!!ここで続いてのイベント『オズの魔法使い』の発生だぁぁぁ!!』


ゆかり『ルールは簡単。展望台エリアに出現した『噓をつく大人』の撃墜ですね。』






ダナン「なるほど、だったら話は早い……


……って言いたいところだったが、そう単純なわけが無いな。」



ゲッコウガ「……」


ゲッコウガが、試しにみずしゅりけんで牽制する。が……



噓をつく大人(エネミー)「……」



全く効いていない。



ゲッコウガ「やはり効かぬか……」

ゲブラー「……オイ、一旦アミューズメントエリアに戻るぞ。」

阿求「えっ?」






おろさん「噓をつく大人……エネミーとはいえ実際に見られるとは……」

MZD「しっかし、あんなイベントもあるんだな。幻想体が現れるイベント自体初じゃないか?」



みほ「え、そうなの?」

カービィ「うん、似たようなのなら無くは無かったけど……」


千束「……あれ、何か変だなぁ……」

たきな「え、何が変なんですか?」

千束「いや、よく見てみるとさぁ……



選手の名前表記のいくつかが『うそつき』に変わってるんだけど……」





・残り選手(残り59名)


Q(稗田阿求)
桜ノ宮苺香(アシスト:日向夏帆)
ゲッコウガ
ゲブラー

ルーティ・ラグナソン
うそつき
うそつき
ティセ・ガーランド

ブラック

大瑠璃音葉

トレイン=ハートネット
スヴェン=ボルフィード
イヴ

エイジア
うそつき
リンク(エイジア)

じーさん

モモワロウ
イイネイヌ
マシマシラ
キチキギス

永久(月詠)
メタルジェネラルEX
ラフィソル

クラッコ

プリズンブレイカー

「俺」の頂 ライオネル

フォックス・マクラウド
ファルコ・ランバルディ

インポスター

ダイヤニャン
エメラルニャン
うそつき
うそつき
うそつき

???
???

他うそつき12名

他10名


《タワーエリア:アミューズメントエリア》


一応、アミューズメントエリアに戻ってみた阿求達。


鉛製の心臓「……」


阿求「木こりが入れられたエメラルドの塊……アレを壊せばいいみたいね!」


「サセナイ……」


早速壊そうとするが、エネミーが大量に現れ邪魔をして来る。


ドクケイル(エネミー)「ガガガガガガ!!!」

フレイムガルボロス(エネミー)「オオオオオオオオ!!」


苺香「やっぱり出てくるんですね……」

麻冬『だったら急いで倒すまでよ。』


《タワーエリア:商業エリア》


帰れない家「……」



頭の悪い棒人間(エネミー)「ばななぁ」

カポエラー「……」


ブラック「カカカッ!これまた鬼ヤバなイベントが発生しましたね!」

永久「……」


Miiファイター(エネミー)「勇気を見せろ……」

Miiファイター(エネミー)「努力が足りん……」


永久「……なんか言ってるな、こいつら。

……メタルジェネラルEX!」

メタルジェネラルEX「承知。エリアノ探索、レーダー起動」


《タワーエリア:オフィス》


インポスター「……」←攻撃しまくる

ライオネル「ほう、ナイフと銃の扱いは中々だが……その程度ではまだ遅い!!」

インポスター「……」←舌で攻撃

ライオネル「おっと!?随分尖った舌だな!」



おがくずの入った袋「……」


トパニャン「何だか我が道を行っているみたいニャンけど……」

ルビーニャン「とりあえずこのエメラルドを砕くニャン!」

エメラルニャン「ちょっと勿体無い気もするニャンけど……」



《タワーエリア:エントランス》


イヴ「変身トランスランス!!」


勇気の出る水薬「……」


……勇気の出る水薬を破壊し……



臆病な猫(NPC)「グルルルル……!!」

臆病な猫(エネミー?改めNPC)が解放された



スヴェン「コイツを破壊したは良いが、こっからどうするんだ?」

イヴ「私達の事は見向きもしないで何処かに向かってるみたいね。」


プリズンブレイカー「オイオイオイ、そんなことしてる暇があるとでも思ってんのかぁ?だよなぁ相棒」


トレイン「(アイツ、誰と喋ってんだ……?)」





《タワーエリア:展望台エリア》


噓をつく大人「邪魔はさせないさ……」




「遂に、噓をつく大人が現れたか。」

「奴等がどれ程の実力を見せるか見物だな。……とその前に……

邪魔をせんとするオズマ姫には、大人しくしてもらおうか!」



オズマ(NPC)「……!!!」





???「フフフ、後半戦最初はこんな感じで良さそうですねぇ」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.45 )
日時: 2024/02/17 22:01
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

《タワーエリア:オフィス》



ダイヤニャン「『100カラット肉球』!!」

エメラルニャン「『さわやかグリーン肉球』!!」



おがくずの入った袋「……」


宝石ニャン達が、おがくずの入った袋を破壊。


知恵を欲する案山子(NPC)「……!!」


案山子が猛スピードで、どこかに向かっていく。



ダイヤニャン「とりあえず、まずはこれで良さそうだニャン。」


ルビーニャン「……」

トパニャン「……」

サファイニャン「……」


エメラルニャン「あれ、皆どうしたニャン?」


ルビーニャン「……え?」

サファイニャン「何かぼーっとしてたニャン……」



ライオネル「ほう、あれは……」

インポスター「……?」


クラッコ「……何か嫌な感じがするな……」




《タワーエリア:商業エリア》



Miiファイター(エネミー)「HAHAHA!!」


スケバン(エネミー)「オラオラオラ!!」



リンク(エイジア)「あのエネミー達、相当このエメラルドの塊を壊されたくないらしいな……」

ブラック「……どうやら、それだけでは無さそうですが……」

音葉「うん、あれって……」



永久「……このイベント、何か妙だな……


仕方ない、堂々巡りになるのも面倒だ。」


【ゾーン】


ゾーンメモリの力で、帰れない家の目前に移動。


永久「そんでもって……」


【ロケット】

【ユニコーン】

【ジョーカー】


永久「しゃらぁっ!!」


強めのパンチで、破壊した。



帰り道(NPC)「魔法使いめ!!魔法使いめ!!ほよよ~!!!」



帰り道もまた、一定の場所に向かっていく。



エイジア「破壊はしたが……方向的に展望台エリアに向かうようだな。」

ボーボボ(エイジア)「……」

エイジア「あれ、お前どうした?」

ボーボボ(エイジア)「え?」



ラフィソル「……妙な気配を感じるな……


……私は展望台エリアとやらに行く。」

永久「奇遇だな。俺もそう思っていた所だ。」




《タワーエリア:エントランス》



プリズンブレイカー「ブレイク!!」


ダイナマイトを投げたり、キックを繰り出したりするプリズンブレイカー。



スヴェン「その程度で出し抜けると思うなっ!!」



トレイン達は、攻撃を避けながらプリズンブレイカーに攻撃して行く。



プリズンブレイカー「面白れぇ……面白れぇぜ!!こんなに気分が上がるのは久しぶりだ!!


こうなりゃ、俺も本気で行かねぇとなぁ!!!」



すると、プリズンブレイカーの様子が変わる。


プリズンブレイカー「ショータイムだ!!!ギア全開でいくぜぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」



『アルカトラズ大暴走』を発動し、パワーアップするプリズンブレイカー。



フォックス「何だ!?急にスピードが上がった……!!」

ファルゴ「コイツ!今まで手を抜いてやがったのか!」




プリズンブレイカー「うおおおおおおっ!!このままお前ら全員撃墜だ!!」



という感じで、さっきよりもスピードも速くなっているプリズンブレイカー。



スヴェン「テンポは速くなったようだが……!!」


……スヴェンは、支配眼グラスパー・アイの能力で軽く避けていく。




プリズンブレイカー「コンチクショー!!全く当たらねぇじゃねぇか!!

ああ、そうだよなぁ、先にアイツから潰すぜェ!!」



プリズンブレイカーが、猛スピードでスヴェンに突っ込んで行く。


スヴェン「直接手を下しに来たか!」



プリンプタウン「オラオラオラ!!」


ファルコ「くそっ!すばしっこいったらありゃしねぇ!!」


トレイン達の攻撃を避けつつ、ラッシュを繰り出すプリズンブレイカー。一応軽々と避けているスヴェン。


スヴェン「(とはいえ、どこかで攻撃に切り替えないと段々――)」

プリズンブレイカー「……1つ言わせてもらうが……


『眼』ェばっかりに頼ってちゃぁ良くないぜ?」

スヴェン「何を――「ドガッ」


……背後から、何かが攻撃して来た。それにより、スヴェンが体勢を崩す。


プリズンブレイカー「……今だ!!」


その瞬間を逃さず、プリズンブレイカーはスヴェンを思いっきり蹴り上げた。


スヴェン「がッ……!!?」


そのまま場外に吹っ飛ばされた。



トレイン「スヴェン!!」




ナレーターの助『スヴェン=ボルフィード選手、撃墜です!!』




プリズンブレイカー「まずは1人……上手くいったな相棒!!」

サム「ヒャッホー!」


……プリズンブレイカーが持っていたクマのぬいぐるみが、動いている。



フォックス「さっきのはあのぬいぐるみがやったのか……!?」

トレイン「成程な……こいつは厄介だ……!!」


プリズンブレイカー「俺とサムは最強のコンビ……サムがいれば、俺は貴様等なんかに負けねぇんだよ……」

サム「ヒャッホー!!」




ナレーターの助『驚きました。まさかクマのぬいぐるみが自立して動くとは……』

ゆかり『サムはある種アイテムと同じ扱いになっているため、これもアシストとは別のようです。』




《タワーエリア:アミューズメントエリア》


ゲブラー「……ハッ!!」


鉛製の心臓「……」


その頃の阿求達。鉛製の心臓を破壊して……


暖かい心の木こり(NPC)「……」


最後のオズ幻想体(NPC)も解放された。



苺香「ブリキの木こりが出てきましたけど、どこに向かっているんですか?」

ゲブラー「……おそらく、噓をつく大人がいる展望台エリアだろうな。私達も行くぞ。急がなければ面倒な事が起きる。」



「ああ……ああ……」



ゲッコウガ「……何だ?妙な気配を感じるでござる……」

阿求「というか、よく見てみると……」




選手達「……」



他の選手達が、オズ幻想体NPCを追うように移動している。



阿求「他の選手達みたいだけど……モモワロウやラフィソルの操りとは別口で様子がおかしいわね……」

ゲブラー「……やはりこうなって来たか。急ぐぞ。」

夏帆「ちょっ、何がどういう事よー!?」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.46 )
日時: 2024/02/18 18:15
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

《タワーエリア:展望台エリア》




ルーティ「……ハァッ!!」


エネミー達「……!!」





……次々とエネミーを撃墜して行くものの……



噓をつく大人(エネミー)「……」




ティセ「どうやってもダメージを受けてない……!!」

ルーティ「(流石に状況は良くない……ん?)」



知恵を欲する案山子(NPC)「見つけた……」

暖かい心の木こり(NPC)「斬る……」

臆病な猫(NPC)「グルルルル……」

帰り道(NPC)「魔法使いめ!!」



その時、オズ幻想体のNPCが、展望台エリアに勢揃い。飛び掛かり、攻撃を始める。



噓をつく大人(エネミー)「チッ……!!」



ティセ「……効いてる……!?」

ルーティ「……あの4体の攻撃で倒せばいいみたいね……なら――」



噓をつく大人(エネミー)「……(ほくそ笑む」



テオドラ「……」

ダナン「……」


ティセ「(あれ……?)」


テオドラとダナンの様子がおかしい。


テオドラ「……」

ダナン「……」


と思った矢先、2人がオズ幻想体NPCに対して攻撃を始める。



ティセ「な、何故あの4体を……!!?」

ルーティ「アレ、多分操られてるようね。」

ティセ「(操られて……!?)「うおおおおお!!!」



それと同時に……


ルビーニャン「『情熱レッド肉球』!!」

サファイニャン「『ひんやりブルー肉球』!!」

トパニャン「『つぶつぶオレンジ肉球』!!」


ボーボボ(エイジア)「奥義ー!!」


選手達「オオオオオオオオ!!!」


他の選手たちが、一気に展望台エリアに突っ込んでいた。





ビュティ(エイジア)「ボーボボ!?」





エイジア「オイオイオイ!!何かボーボボの様子が変だと思ったら何だコレ!?」

リンク(エイジア)「案山子と木こりとライオンと……女の子たちを、選手が攻撃している?座っているあの男はエネミーじゃないのか?」


ラフィソル「……成程、どうやら奴が妙な気配の正体だったか。」

永久「選手を操って、自分自身を守ろうって事か……」




ナレーターの助『何と!!?選手達が、解放されたはずの幻想体達を攻撃しているぞー!!?』

ゆかり『このまま放っておくとマズいですね。知恵を欲する案山子、暖かい心の木こり、臆病な猫、帰り道の4体はNPCであるためエネミーではありません。

撃退してしまえば、1体ごとに撃墜に関与した選手全員にマイナス10000という大打撃を喰らってしまいます。』




ティセ「何ですかソレ……!?」

ルーティ「……どっちにしろ、急いで止め――」





テオドラ「……「モゲゲーッ!!!」


ダナン「……!!「ヌンダッフル!!!」


誰かが背後から、『じゃどくのくさり』でテオドラを、また別の誰かが、ダナンを正面から『ドレインパンチ』で攻撃。そのままタワーの外まで吹っ飛ばされる。


ナレーターの助『ダナン・ラボー選手、テオドラ・ディフイーロ選手、撃墜!!』



モモワロウ「モモワーイ!!」

イイネイヌ「ヌン!!」



ティセ「なっ……!!?」

ルーティ「……!!」



ナレーターの助『撃墜したのは、モモワロウ選手とイイネイヌ選手だー!!』

ゆかり『減点の事を聞いた矢先に出てきましたね。そうなる前にポイントを奪取しに来たのでしょう。

一番エネミーと戦っていた勇者パーティーを真っ先に狙ったのは、彼らの疲労などによるダメージ蓄積が理由でしょうね。』



キチキギス「キチチチチ!!」

マシマシラ「マッシャー!!」



ナレーターの助『モモワロウ選手とともっこ達が、すさまじい連携で選手たち退けていく!!』



ルビーニャン「ニャアッ!!」


知恵を欲する案山子(NPC)「チッ……!!」


ゆかり『とはいえ、選手たちはまだ幻想体NPCを攻撃し続けています。

このペースだと、残りの選手も噓をつく大人に操られる事でしょうが……』



メタルジェネラルEX「……ドウスル?」

永久「となれば、一刻も早く噓をつく大人を倒してもらうために、守り切る必要があるな。」



噓をつく大人(エネミー)「……しつこい……!!」



すると、噓をつく大人(エネミー)がエメラルドクォーツを発生させ、そのエメラルドクォーツが攻撃行動を始める。



モモワロウ「モモ!!?」



何体かの操られた選手やエネミーも巻き添えを喰らう。



ティセ「(あ、操っている選手までを……)」

ルーティ「……行くよ。」

ティセ「!!……はい」




ライオネル「ほう、いざ猫共の様子がおかしくなったと思ったがこういう事だったのか。」

ダイヤニャン「み、皆さん正気に戻ってくださいニャン!!」


インポスター「……」

クラッコ「おおっ!すっごい事になってんな!俺も混ぜろ!!」



エイジア「くそっ!ややこしくなる前にボーボボだけでも止めるぞ!」

リンク(エイジア)「はい!」



「……成程、選手たちの挙動が変だと思ったらそう言う事。」



ルーティ「……!!」


永久「来たか……」




噓をつく大人(エネミー)「……!!?」





阿求「……オズの魔法使い……もとい噓をつく大人。厄介なイベントね。」




NPC達「……!!」




噓をつく大人(エネミー)「何だっ、貴様は……!!?」




ゲブラー「……急いだ方が良いぞ。ヤツの操りの効果は、ヤツ自身を倒してもらうか、あの4体が倒されるかまで続く。」

阿求「まあそうでしょうね。……だけど……




相手が幻想体のエネミーなら……こっちは本物をぶつけるまでってワケよ。」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.47 )
日時: 2024/02/19 22:18
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

選手「オオオオオ!!!」


阿求「おっと!!」←ジャスティティアでブロック




トパニャン「隙あり――」

ゲブラー「……とでも……」←黄金狂を活用しワープ

ゲッコウガ「思ったか!!」←かげうち



選手達「オオオオオ!!」


苺香「……(私何かよりしっかりしてそうな人が……)あっさりと操られてて情けないですね」


選手達「ヒッ!?」


夏帆「(効いてる……)」



……早速、操られた選手たちを止めていく阿求達。


暖かい心の木こり(NPC)「……!!」

お陰で、オズ幻想体NPC達が次々噓をつく大人(エネミー)を攻撃して行く。



噓をつく大人(エネミー)「っ……貴様等何をしている!!さっさと私を守らんか!!」



ラフィソル「……あいつ自身では何もできないか。」

永久「所詮はただのペテン師といったところか……」

メタルジェネラルEX「……


新タナ熱源ガ接近。内2体ハ選手ト推測。」

永久「何……?」



ボーボボ(エイジア)「奥義ー!!奥義ー!!」

エイジア「しっかりしろボーボボ!!何で赤ん坊みたいなことになってんだよ!!」

リンク(エイジア)「……何だ、この音は――」



「ぬぅん!!!」


その時、展望台入り口とされる場所の壁が破壊される。そこから、何かが吹っ飛ばされ、オズ幻想体NPC達にぶつかる。

エメラルドクォーツ「!!?」

巻き添えを喰らったエメラルドクォーツが吹っ飛ばされ、窓も割れる。


ゲブラー「まずい!!窓が割れて――」


阿求「ここは規制済みカモン!!」


規制済み「(訳:任せろ)」


咄嗟に規制済みが窓を塞ぎ、NPC達を支える。



ゆかり『建設物には自己修復機能を付けているため、壁が破壊された際は避難の必要はありません。』

ナレーターの助『それはそうとして、今の攻撃は……』



オズマ(NPC)「……」



噓をつく大人(エネミー)「……お前か……」




ケブラー「アレはオズマか……」

夏帆「というと、オズの魔法使いのオズマ姫?」

苺香「既にボロボロの状態ですが……」




「ふむ……噓をつく大人をここまで追い詰めている事は素直に称賛を送ってやろう。」

「だがしかし、簡単に話を進ませるわけにはいかんのだよ。」



阿求「……一体全体誰なのかしら?」



「折角ここまで来たのだ。教えてやろうではないか。」



そして現れたのは、軍人のようなスキンヘッドの男と、戦隊ヒーロー的な恰好をした男だった。




ブライ「拙者は『ブライ』……ヴォル・デ・トンベの幹部だ。」

コン・J「我が名は『コン・J』!同じくヴォル・デ・トンベの幹部核!」



阿求「!!」

苺香「え、ボール?えっ?」

ゲッコウガ「……一言で言えば、敵でござる。」



ブライ「これまでの連係プレイ、実に素晴らしいものだった。だが……」

コン・J「このイベント、終わらせるには努力がまだ足りん!!」


噓をつく大人(エネミー)「……ほう……」



ナレーターの助『おおっと!?彼らは一体何者だ!?リストにも乗っていない謎の選手だぞぉぉぉ!!!?』



コン・J「……何?きちんと登録は済ませたはずなのだがな。」

ブライ「どうせヤツが細工したんだろう。そもそも裏ルートで入ったからな。」




おろさん「ヴォル・デ・トンベって……オイオイ!!直接大会に乗り込んでたのか!?」

クルミ「カメラの細工もこれが理由だろうな。」

うた「……発言が本当なら、あの2人は想定していないみたいだけど。」




ルーティ「……」



阿求「いきなり出て来たけど、何のつもりで来たのよ。」



コン・J「悪いが、言うことは出来んな。事態が起きてからのお楽しみと言うわけだ。

まあ、貴様たちと一戦交えたいというのはハッキリ言っておこう。」



ゲブラー「……その言葉に偽りは無いな?」



ブライ「肯定しよう。正直なところ、我々はヴォル・デ・トンベの小賢しい計画に興味はない。



……だが、バスターズグランプリ……これをはじめとした、様々な世界から、良い勇気を持つ強者の集まる戦いの祭典……これに参加せずにはいられぬものだ。


故に!!ここからは拙者達が直々に、貴様らの勇気を試す試練を出してやろうではないか!!


さぁ、勇気ある選手達よ……試練を乗り越えて見せよ!!」



……そう言い放った瞬間、タワーエリアの下層から爆発音が鳴った。



モモワロウ「モゲゲ!?」


ティセ「爆発……!!?「オオオオオオオオオオ!!!」っ!?」



更に……


ダイマックスレジギガス(エネミー)「ガガガガガガ」

レディオ・ローゼス(エネミー)「ローゼス!!」



竜巻イベントで現れた2体の巨大エネミーが、タワーの外、竜巻の中で争っている。



ダイマックスレジギガス「レジギガガガガガ!!!」



……2体の巨大エネミーの攻撃と、激しい爆発音。それが重なり――


ゲッコウガ「マズイ!!床が崩れ――」


オズ幻想体NPC達&オズマ(NPC)「……!!?」


その瞬間、タワーエリアのあちこちが爆発し……




ナレーターの助『な、ななななな何がどうなっているんだ!?巨大エネミーが戻ってきた上に、タワーエリアが大爆発ー!!』

ゆかり『このままでは大会が成り立たなくなりますので、運営一同が急いでタワーの修復を行っています!!5秒もすれば――』





おろさん「阿求……!!」







ブライ「さぁ……見せてもらうぞ!貴様らの勇気を!」

コン・J「貴様らの努力も!!」








???「アッハッハッハ!!良いね良いね!面白くなって来ましたァよぉぉ!!!」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.48 )
日時: 2024/02/20 17:53
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

《タワーエリア:商業エリア》



阿求「いたたた……まさかこんなことになるなんて……」



……すぐに修復されたタワーエリア。だが、先程の爆発などのせいでばらけてしまったようだ。

エリア内には停電が起こり、あちこちに瓦礫が散乱している。流石にここまで修復が追い付いてないようだ。




阿求「噓をつく大人のイベントもまだ終わってないみたいだけど……みんな無事かしらね……「ぐぎゃああああああ!!」……あら」



……声がした方向に行くと、そこには……



ルーティ「……」


エネミー達「ぐふ……」



襲い掛かってくるエネミーを、ルーティが倒していたようだ。



阿求「……あなた、確かルーティって子ね?」


ルーティ「……!

……そう言う貴方は、確かQだったかしら?」


阿求「ええ。あなたも貴方で、残ってた仲間とはぐれたらしいわね。この調子だと他の選手もそんな感じっぽいけど……」


ルーティ「……」


阿求「……ええと、あんまり黙られると反応に困るんだけれど?」


ルーティ「……」


……ルーティは、阿求をスルーして行こうとする。


阿求「……ちょっと?」

ルーティ「『ちょっと』……何?」

阿求「い、いや……」


……ルーティの手を掴んで止めようとした所、圧をかけられる。だが……


阿求「(……というか、何だろう彼女の感覚……これって……)


……アンタ……面倒な憑き物抱えてるのね。」

ルーティ「……」

阿求「まあどの道よ。そっちもそっちで目的も無く動くわけにはいかないでしょ。」

ルーティ「それは……そうね。

味方も今1人だけになってるし、これに関しては仲間が多い方が良さそうだわ。」

阿求「そう言う事よ。とりあえず、はぐれた苺香たちと合流を……」



永久「……俺はすぐ合流出来たが。」



阿求「……って、アンタたち……!!」



突如現れたのは、永久達だった。



ラフィソル「あの程度ではぐれるわけが無いだろう。」

メタルジェネラルEX「ソモソモ、コチラニハレーダーガアル。」



阿求「また一方的に襲ってくるなら――」

ルーティ「……待って。あの人達は敵意を向けてない。」

阿求「……え?」



永久「ああ。あのブライとコン・Jと名乗った奴等が出てきた以上、お前や桜ノ宮苺香を撃墜する理由はなくなった。



……ただ、ルーティ・ラグナソン。お前には1つ聞きたいことがある。」




*****



《タワーエリア:オフィス》


ゲブラー「……また面倒な事態になったな……」

ティセ「……ゲブラーさん……でしたよね。何と言いますか、落ち着いてますね。」

ゲブラー「この手の修羅場には慣れてしまったからな。


……そう言うお前は、感情を殺すことが上手いようだな」

ティセ「(ビクッ」



ティセ・ガーランドと居合わせたゲブラー。とりあえず、瓦礫で色々散乱しているオフィスを歩く。


ゲブラー「……ああそうだ、フードコートから持ってきた食料があるが、いるか?」

ティセ「いえ、今は流石に「グルルルル……(*腹の音)

……いただきます」

ゲブラー「……その蜘蛛の子もどうだ。溶けたアイスを布にしみこませたものだが」

うげうげさん「(・v・)/」

ティセ「……うげうげさんにも気を使ってくれてありがとうございます。」

ゲブラー「(そんな名前なのか)」


少し食事を済ませた後、別のエリアに向かってみる。すると……





ボーボボ(エイジア)「奥義ー!!奥義ー!!酸辣湯を喰らうがいい!!」

リンク(エイジア)「ああもう!!やっぱりまだこの調子か!!!早くエイジアさんとも合流したいのに……!!」


暖かい心の木こり(NPC)「……」←困惑



ゲブラー「……アレは何だと思う」

ティセ「……噓をつく大人に操られた仲間を止めている人と……機械の木こり……ですね」



ボーボボ(エイジア)「とりゃあああああああ!!!」


暖かい心の木こり(NPC)「……」


ボーボボ(エイジア)「何ィ!?酸辣湯が全く聞いてないだと!!」

リンク(エイジア)「当たり前だろ!!」



*****



《タワーエリア:エントランス》


トレイン「まさか、急にタワー内が爆発するとは思わなかったよなぁ」

ファルコ「んなこと言ってる場合かよ。瓦礫のせいで、フォックス達とはぐれちまったんだ。さっさと合流するぞ。

それにあの調子だと、プリズンブレイカーがいつ出てくるか分かりゃしねぇ。」



……先程までプリズンブレイカーと戦っていたものの、爆発のせいで分断されたトレイン達。すると……



猫?(NPC)「ブルブル……」



トレイン「……ん?何かいるな。」

ファルコ「ライオンの次はネコか?何でこんな奴が……」



猫?(NPC)「ブルブル……」



トレイン「随分と怯えてんな……」

ファルコ「まず何でこんなところにいるんだ?どっかで見た気もするが……」



猫?(NPC)「……!」


……その猫が、トレインの方に乗っかって来た。


トレイン「うおっ!?ちょっ、微妙に重い……」

ファルコ「何だ、懐かれたか?」

猫?(NPC)「(『何言ってんのお前』的な表情」

ファルコ「……全然違うのかよ」

トレイン「まあ、どっちにしろ連れて行った方が良いだろうな。あんなところに放置するわけにもいかないし。」

ファルコ「それはまぁそうだろうが。」




とりあえず、エリア内を歩いて行くのだった。







選手達(うそつき)「……」


プリズンブレイカー「……ほぉ……知らない間に大層な連中が出て来たな……だよなぁ相棒?」

サム「ヒャッホー!」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.49 )
日時: 2024/02/21 23:57
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

一方。


フォックス「また行き止まりか……」

イヴ「完全に分断されてるみたい。瓦礫が多すぎて強行突破も無理そうだし……」

フォックス「……あれこれ言っていても仕方がない。今は進もう。」




帰り道(NPC)「……ほよよ~?」





《タワーエリア:アミューズメントエリア》



苺香「結果的にアミューズメントエリアに戻されてしまいました……」

夏帆「幸い、ゲッコウガ……さんと合流は出来たけどね。」

ゲッコウガ「しかし、先程の爆発などのせいでかなり分断させられたでござるな。」



知恵を欲する案山子(NPC)「……」



ゲッコウガ「……都合のいい事に、案山子もいるな。」

苺香「あのエメラルドの人を見失っているからなのか、ずっと立ち尽くしてますけど……」



選手達(うそつき)「……」



夏帆「……って、他の選手が来た!案の定操られちゃってるままね……」

苺香「でもさっきの爆発もあってなのか、大分減ってるみたいですね。」


知恵を欲する案山子(NPC)「……!!」


ゲッコウガ「案山子が動き出した……となれば……


……2人とも、追うでござるよ。無論、あの選手達から守りながらではあるが。」




*****


ダイヤニャン「みなさんどこにいるんですかニャー!?」

エメラルニャン「何でも良いから出て来てくださいニャン!!」



インポスター「……」←切りかかる

ライオネル「ほう、この状況でもかかってくるか!!良いだろう再開だ!!」



クラッコ「(今のうちにエネミー倒して点稼ぐか……)」




……エリア内を彷徨う選手達。何名かは、噓をつく大人(エネミー)に操られたまま。




《タワーエリア:商業エリア》


エイジア「あのブライだとかコン・Jだとか言うやつ何しやがったんだ?エリア内が滅茶苦茶だし、仲間とはぐれちゃったな……

まあ、他の選手(操られてない)と合流出来たのは幸いか?」


音葉「ほとんど成り行きに身を任せる形になってたら凄い事になってたなぁ……」

ブラック「うーむ、あまり状況は好ましくありませんね。まずは一刻も早く噓をつく大人を倒さなければ。」

エイジア「……と言ってもアイツ、ドロシー一行みたいな奴等でしか倒せないんだろ?そうなるとそいつらを見つけないとどうにも……ん?」


エイジア達は、道端に倒れている幻想体を発見する。血濡れた白いドレスに身を包んだ幻想体……『オズマ』だ。


オズマ(NPC)「……」



音葉「あれっ、あの時吹っ飛ばされてた……」

ブラック「おそらく、オズの魔法使いで言うオズマ姫……と言った所でしょうか。」


オズマ(NPC)「……!!」


エイジア「……アイツ……俺達を何処かに行かせようとしてないか?」

音葉「もしかして、噓をつく大人……それとも仲間の元とかに案内したりするのかな?」

ブラック「ソレはまぁ好都合ですね。

まあこの際ですし、ここは乗ってみましょう。」



*****




阿求「叙述『信頼すべき語り手』……からの、レティシア連射っ!!」

ルーティ「(切り刻む……!!)」



偽りの王 モーツァルト(エネミー)「ガァッ!!!?」←撃墜



阿求「……あれから、エネミーも強くなってきてるわね……」

ルーティ「でも、あれくらいならまだ敵じゃない。」

阿求「んまあ……それもそうだけど。」

ルーティ「……変わってるよね、貴方が使う武器。」

阿求「え?ええ、結構特殊なものだし。……借りものみたいなものだけど。」



スピアー(エネミー)「スピアッ!!」



阿求「……っと、危ない!!」



背後から出現したエネミーのスピアーを、E.G.O『規制済み』で貫いた。



ルーティ「……」

阿求「まあ、無言なのは言及しておかないとして……」

ルーティ「何だか、お兄ちゃんみたい」

阿求「え?」

ルーティ「……何でも無い。」←そのまま歩く

阿求「えっ、あの、ちょっとー?」


ルーティ「……ところで、あの永久って人の話……どう思った?」

阿求「……あれは……」




数分前



永久『ルーティ・ラグナソン、お前には1つ聞きたいことがある。



……お前は、どういう経緯でこの大会に参加することになったんだ?』



阿求『……経緯?』

ルーティ『……ああ、そう言う事ね。


簡潔に言えば、変なピエロに参加権を渡されて、色々言われたけど自分の意思で参加したわ。』



ラフィソル『ピエロ……やはりお前もそうか。』

メタルジェネラルEX『マスマスキナ臭イ』



阿求『……え、あの、どういうことなのか分かんないんだけど。』


永久『お前も知ってるだろ?参加者の何名かが強引に参加させられてるって話。



……そうなった奴等は、皆その『ピエロ』の手引きで一方的に参加させられている。ブラックとかいうやつはともかく……おそらく桜ノ宮苺香、そして掃除屋スイーパーの奴等もそうだろう。』



阿求『ピエロって……だとして、それと貴方達が襲って来た事と何が関係あるのよ。』



永久『……細かい事は、自分で確かめてみろ。

……ヒントを言うとすれば、あのブライとコン・Jと名乗った奴等だ。


じゃあな。お前らは自分の好きに動いておけ。』


そう言うと、永久は何処かへと歩き出す。そして、ラフィソルとメタルジェネラルEXも。


阿求『……アンタらはついて行くのね。』



ラフィソル『そのピエロには少し借りが出来てしまっていてな。』

メタルジェネラルEX『故ニ、利害ノ一致ニヨリ協力シテイルノミ。ソレニ、オ前達ト共闘スル理由モ無イ。


……タダ、後々オ前達トモ共闘スル可能性ハ十分ニアルガナ。』





阿求「……少なくとも、嘘はついていないのでしょうね……実際この大会、色々おかしい箇所ばっかりだし……」

ルーティ「……」

阿求「……はぁ、あれこれ考えてたら何か食べたくなったわ。幸いここ商業エリアだし、近くに食料があれば良いんだけど。」




「キビキビー!!」




阿求「……って、何でこのタイミングでどこかで聞いた声が聞こえてくるのよ……」

ルーティ「……(エ_エ)」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.50 )
日時: 2024/02/23 15:49
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

選手&エネミー達「キビキビー!!」




阿求「……モモワロウだったっけ?この時にも選手とか操って行くのねアンタ……」




モモワロウ「モゲッ!!モゲゲーッ!!」←正当防衛だと言っている

キチキギス「キチチ!」




ルーティ「……言っておくけど、2人を撃墜したことは忘れてないから。」




モモワロウ「モ……」

イイネイヌ「ヌン……」




選手&エネミー達「キビキビー!!キビキビー!!」




噓をつく大人(エネミー)『変な踊りをしてないで動けぇっ!!!』




選手&エネミー達「!!」



モモワロウのくさりもちを食べた選手&エネミー達が、キビキビ言わなくなったと同時に攻撃をして来た。



モモワロウ「モモ!!?」


阿求「え、何で急に攻撃してくるのよ!?」

ルーティ「多分、洗脳返し……いや、洗脳返し返し……

元々操られてたから、噓をつく大人がその状態に戻した……!!」

阿求「あー、そう言う感じなのね。結局、元に戻すには撃墜するか、大元を倒すべきと。」



選手&エネミー達「排除……奴等はどこに――」



阿求「(NPCの帰り道達を探し始めたみたいだけど……噓をつく大人を倒すにはあの4体の攻撃じゃないと倒せない以上……どっちみち黙らせるか撃墜させておくべきかしらね。)」



マシマシラ「マシャ……マキャッシャ?」

イイネイヌ「……ヌン、ヌンダッフル。ヌヌン?」

キチキギス「キチ……」

モモワロウ「モモモ……」



選手&エネミー達「カカレェェェェ!!」



モモワロウ「モゲッ!!?」



ルーティ「……」

阿求「……まあ、黙らせましょ。」



……阿求とルーティが、どんどん操られている選手&エネミー達を片付けていく。



モモワロウ「モゲゲ……」

マシマシラ「……(予知)


……ンゲゲ!!!?」


予知を使ったマシマシラが盛大に驚く。



「おおおおおおおおおっ!!!」



天井を突き破り、何者かが降りて来た。


阿求「ひゃっ!?え、何!?」


一同はすぐに避ける。そして現れたのは……



ブライ「む……少し位置が悪かったか。」

コン・J「だが、丁度良いところにいるようだ。」



阿求「ブライとコン・J……しかも……!!!」



噓をつく大人(エネミー)「手荒なものだな……」


ブライとコン・Jが、噓をつく大人(エネミー)を玉座ごと担いだ状態で現れた。


ブライ「再び垣間見えたな、稗田……いや、ここではQか。」



阿求「……ご丁寧に噓をつく大人担いで、何のつもりよ。」



コン・J「そう言うな。こっちもある程度は上の指示に従わなければならんのでな。」

ブライ「それに、だ。今の貴様がどれ程の力を持つか、見てみたいと思った。この言葉に偽りはない。」



阿求「あんた達がある意味まっすぐなのは分かったわ。けど……



……ヴォル・デ・トンベの関係者だって言うなら、好きに行動させるわけにはいかないわね。」



ブライ「そう思うならそれで構わん。」

噓をつく大人(エネミー)「……

どういう事だ……何故、いつまで経っても奴等は操られない。」

コン・J「む?簡単な事だ。そうならないように調整してもらっているからな。」



阿求「……待ちなさい、あんた達まさか――」




ブライ「……これ以上隠す理由も無いから言ってやろう。



このバスターズグランプリ……実のところ、ヴォル・デ・トンベの者も一枚噛んでいる。

……無論、マスターハンド達はそんなこと全く知らないだろうがな。」






*****


その頃



千束「派手な爆発が起きてから、カメラも全然繋がらなくなっちゃった……」

たきな「阿求さん達は大丈夫なハズですが……」


おろさん「問い合わせてみたが、オペレーターの方も通信障害が起きているらしい。」


ディーノ「ま、苺香さん……」

秋月「っ……」


MZD「……一応、死なないようにはなってるはずだが……流石にどうなってんだ?あのブライとコン・Jと名乗った奴等も……」

カービィ「……」



「ああ……う……アハハ……」



カービィ「……あれ、今何か声が……」




《タワーエリア:エントランス》



ファルコ「……上が騒がしいな。」

トレイン「嫌な予感がする……一旦行ってみた方が良いかもな……」

猫?(NPC)「……」



永久「その前に1つ良いか。」



と、そこで現れたのは永久達。



トレイン「ん?何だお前……」



永久「名乗るほどの者でもない。……もう一度言うが、1つ聞かせてもらうぞ。




……トレイン=ハートネット……お前はピエロのような人物の手引きで、この大会に強制参加させられただろ。」




トレイン「……!!」

ファルコ「ピエロ……?」







???「おやおや……今更ながら、私の存在に感づき始めてる選手がいますね……

そう言う人は、さっさと撃墜するのがベストですよね!!」






すると永久達の周りに、大量のエネミーが現れる。

見た目は外尾エネミーと大分異なり、非常に歪だ。


エネミー達「排除……」



ファルコ「オイオイ、急に何だあのエネミー!?」

トレイン「こりゃやるっきゃねーか……!!」



ラフィソル「……感づかれ始めたな。」

永久「みたいだな……急いだ方が良さそうだ。

……最も、先にこのエネミー集団を倒さなければならないが。」

メタルジェネラルEX「了解。殲滅開始」

猫?(NPC)「……」



「ほよよ~?」



猫?(NPC)「……!!」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~ ( No.51 )
日時: 2024/02/24 21:47
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

《タワーエリア:商業エリア》



阿求「……薄々その可能性には気づいてたけど、まさか本当にね……」

ルーティ「……そのヴォル・デ・トンベって、アナタ達の敵?」

阿求「ええ、そんな感じ。アイツらは初対面だけど、今まで何度か突っかかって来てんのよ。



……何のためにバスターズグランプリを利用してるの?まさかナラティブ目当てじゃないでしょうね。」



コン・J「かもしれないが、知らんな。我等はあくまでも強者との闘いを目的に来ているだけ。悪いが、ヤツが何を考えてるかなどハッキリ言ってどうでもいい。」




阿求「何そのある種タチの悪い……」




ブライ「(だからこそ、奴はあっさりと許諾したのだろうが。)」


噓をつく大人(エネミー)「おい、そろそろ降ろしてもらえないか」


ブライ「……そうだったな



……さて、勇気を確かめるにはまだ足りないか……いや、この場合であれば直接やっても良いだろう。




そう言うワケだ。拙者達が直々に、貴様の勇気を直接確かめてやろうではないか!!」

コン・J「我等に勝てぬなら、貴様等の努力が足りぬという事!!」


ブライとコン・Jが、早速突っ込んで来る。




阿求「随分と滅茶苦茶な理由でかかってこないで!?」

ルーティ「……結局やるしかなさそうね。」



モモワロウ「モ……」



噓をつく大人(エネミー)「……まあいいだろう……やれ。」


エメラルドクォーツ達「……」



エメラルドクォーツが呼び出され、モモワロウ達に攻撃しようとする。



キチキギス「キチチチチ!!」

イイネイヌ「ヌンダフル!!」

マシマシラ「マシャッキャー!!」

モモワロウ「モモモ……!!」





コン・J「覚悟!!」



阿求「ああもう……!!」

『ミミック』と『ダ・カーポ』で応戦する阿求。同じくルーティも戦う。


ルーティ「……」

ブライ「ほう、素晴らしい剣裁きだ……『勇者』と言うのも伊達ではないか。」




阿求「いいからさっさとどきなさい!!こっちはあんた達に時間潰すわけにもいかないのよ!!」


コン・J「そうは行かんな!どの道ヤツには色々頼まれている!故に邪魔はさせてもらう!!

それはそうとしてどうした!!折角の強力な武器、まだまだ使いこなせていないと見た!!

足りん!!努力が足りん!赤い霧に引けを取らない力はあるようだが、まだ足りん!!」


阿求「何が言いたいのよ……!!」


コン・J「言っているだろう努力が足りんと!!E.G.Oとやら、今の貴様ではあまりにも宝の持ち腐れ!!

ラヴビーから話は聞いていたが、やはりE.G.Oの使い方そのものはまだまだのようだ!!」


阿求「(確かに、ナオキ達やゲブラーさんが使っていたE.G.O……私の知らない能力まで発揮してたけど……!!)」


コン・J「惜しい……非常に惜しいぞ!!貴様はまだ全力を出し切れていない!!

努力が足りな過ぎる!!ならばここで、貴様の内に秘められているモノ……その全てを引き出してもらうぞ!!」


阿求「……『秘められているモノ』って何よ?」


コン・J「……気づいていないのか。我にはハッキリと分かるぞ。貴様の中にあるモノを……


……いや待てよ?まさか組織はソレが狙いだったりするのか?」


阿求「一体全体何を言ってるの?私はそもそも、そう言う秘められたパワーとかがあるわけじゃ……あ、いやナラティブがソレ?」


コン・J「……違うな。確かに万能な物ではあるがそれだけでは無いのだよ。



……まあ、我々には関係のない事だ。これ以上は自分で考える努力をするんだな!」


間髪入れずに、パンチやキックなどの攻撃してくるコン・J。


阿求「……そいっ!!」


阿求も何とか、弾幕やE.G.Oで攻撃をする。


コン・J「とは言え、実力そのものは確かか。」


阿求「思ったよりもピンピンしてる……!!」


コン・J「当然!このくらい何ともないくらい努力をしているからな!」


阿求「さっきから努力努力言ってるけど何なのよあの人……というかもしかしなくても今までの幹部より大分面倒なんじゃないのコレ」





モモワロウ「モゲゲーッ!!」←くさりもち発射


選手&エネミー達「キビキビー!!」


噓をつく大人(エネミー)「この程度で!!」


選手&エネミー達「オオオオオオオオオオ!!!」


イイネイヌ「ヌゥ……!!」

マシマシラ「……!!


……マシャシャ!!」




一方、ブライと戦うルーティ。


ブライ「……どうした勇者よ!!貴様の力はその程度か!!」


ルーティ「……」


……ルーティは、何やら様子見しているようだ。


ブライ「何を待っているかは知らんが……様子見とは舐められたものだ!勇者であれば真っ向からかかって――」


「奥義ー!!」



……突然、横から何故かコンソメスープが飛んできた。



ブライ「なっ!!?」



ルーティ「……向こうがやけに騒がしいと思って待ってたけど……ビンゴだったようね。」




ボーボボ(エイジア)「奥義ー!!奥義ー!!」



ゲブラー「この辺りが騒がしいと思ってアイツを泳がせてみたが、上手く行くものなんだな。」

ティセ「勇者様……!!」




阿求「って、ゲブラーさん!?」



リンク(エイジア)「ん?あなたは、もしかしてこの時空の……」

ゲブラー「そう言うのは後だ。


……そろそろ反撃の時間か。」





暖かい心の木こり(NPC)「……!!」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~ ( No.52 )
日時: 2024/02/25 13:36
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

ライオネル「ぬぅん!!」

インポスター「……!!」



ライオネルの一撃により、インポスター撃墜。



ライオネル「小柄ながら凄まじい強さだった……また戦おうぞ!」



ダイヤニャン「……向こうはこの状況を無視して戦ってたニャン……」

エメラルニャン「だから放っておこうって言いましたニャン……まあとにかく、早くみんなを――」


……すると、エリアの床にひびが入る。


ライオネル「む?少し暴れすぎたか――」



*****



《タワーエリア:商業エリア》




ブライ「……邪魔をするでない。拙者達は今――」



ゲブラー「言っておくが、1体1を望んでいるなら他を当たった方が良い。これはそう言うジャンルの大会じゃない。


……どういう目的で動いてるかは知らんが、大会が滅茶苦茶になって来ているのは良くないな。」



噓をつく大人(エネミー)「……」



コン・J「むぅ……どうする?あの時と同じ手は使うのは無理があるぞ。」

ブライ「……仕方ない、本来の目的に移るぞ。」



阿求「……何をする気なの?」



ブライ「これ以上は言うわけにはいかんな。」

コン・J「とにかくだ。タイマンが無理なら真っ向から仕掛けるのみ!!」




ティセ「来ます……!!」

ルーティ「……行くよ。 2人とも。」

阿求「……ええ、こうなったらなるようになれよ!」




噓をつく大人(エネミー)「……私を差し置いて何を……む?」



暖かい心の木こり(NPC)「……」



……ゲブラー達と同じく、オフィスにいた暖かい心の木こり。噓をつく大人の元にたどり着き、攻撃を始める。


噓をつく大人(エネミー)「しまった……オイ!!早く私を守らんか――」



ゲブラー「……エメラルドクォーツなら、さっき粗方破壊しておいたぞ。」



モモワロウ「モゲゲーッ!!」

選手達(うそつき)「ぶべらぁっ!!?」

エネミー達「キビキビー!!」



ボーボボ(エイジア)「やーんもう動けなーい!!」

リンク(エイジア)「元に戻るまで大人しくしててくれ……」



噓をつく大人(エネミー)「くっ……!!まだだ!!まだ手はある!!」

エメラルドクォーツ(エネミー)達「……!!」




*****



ナレーターの助『……あ、運営から連絡が来ました!!先程の爆発によるシステムトラブルが回復したようです!!カメラが再起動されます!!』



小鈴「システムが直ったって!阿求は大丈夫かな?」

おろさん「今の状況は……」



ナレーターの助『えー、トラブルの最中、噓をつく大人のイベントは続行、そしてインポスター選手を含むかなりの数の選手が撃墜!残りは34名のようです!』

ゆかり『『コン・J』そして『ブライ』と名乗った謎の2人の選手も未だ生き残っているようです。』



ディーノ「苺香さん、無事でよかったデス……」

ひでり「まったく、流石のボクでもヒヤヒヤさせられましたよ」



*****



ホド『……あ、良かったやっと繋がった!』

ゲブラー「ホドか。ようやくシステムが復旧したのか。」

ホド『はい!……それで状況は……』

ゲブラー「(事情を説明中)……と言ったところだ。」

ホド『随分と凄い事になってるのね……


……あ、待って、近くにNPCの反応が!!』




知恵を欲する案山子(NPC)「キエエエエエエエエ!!!」



噓をつく大人(エネミー)「なっ……!?」



ブライ「木こりの次は案山子か!いかん!早く止め――」



「そうは……」

「させぬでござる!!」



そこで、みずしゅりけんと魔法弾が飛んできた。



コン・J「今の攻撃は――「隙ありっ!!」おっと!!」


ランスの攻撃を、コン・Jが避けた。



夏帆「ああっ、惜しい!!」



阿求「苺香に夏帆にゲッコウガさん!」


ゲッコウガ「どうやら、悪くないタイミングだったようでござるな。」

苺香「とはいえ、ここまで来るのにすごい疲れました……;;」



コン・J「……少し騒がしくし過ぎたか……?」



ゲッコウガ「事情はある程度察した。手短に終わらせるでござるよ。」

阿求「……まあ、そうね。


そう言う事だから、これ以上あんた達の趣味に付き合うわけにもいかないわよ。」



ブライ「……ふむ……仲間がいるからこそ発揮できる勇気……それも悪くない、が……




どうやら、場をかき乱すつもりでいる者は、拙者達だけではないようだぞ?」



阿求「え?」



その時、床にひびが入り……




プリズンブレイカー「コン……チクショォォォォォォォォォォォォ!!!」




現れたのは、プリズンブレイカーだった。

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~ ( No.53 )
日時: 2024/02/25 22:32
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

プリズンブレイカー「面白ェ……面白過ぎるぜこの大会!!こんなに滾って来たのは久々だなぁ相棒!!」




阿求「アイツ、タワーの入り口で突っかかってきたやつじゃない……!!」

ゲブラー「床を突き破ってきたか……!!」



プリズンブレイカー「おっと?騒がしいと思ったら、あの時の連中か。


丁度いい、ここでぶっ潰してやるぜ!!」



コン・J「ほう……中々の手練れと見た。一戦交えてみたいところだが……」

ブライ「今は、存分に時間を稼がせてもらおう。」



プリズンブレイカー「ブレイクブレイクブレイクゥゥ!!」



ナイフとダイナマイトをあちこちに投げつけるプリズンブレイカー。



知恵を欲する案山子(NPC)「……!!」

暖かい心の木こり(NPC)「……!!」



夏帆「ああっ!案山子と木こりにも当たってる!!」

ゲッコウガ「ならば早く止めに――」


サム「ヒャッホー!!」←ナイフ攻撃


ゲッコウガ「くっ……!!」



プリズンブレイカー「シャァァァァッ!!この勢いで行くぜ――「チュドガァッ!!」アウッ!?」


その時、プリズンブレイカーに銃弾が当たる。



プリズンブレイカー「この銃弾……お前も来たか!!トレイン=ハートネットよぉ!!」





トレイン「やっぱまだいたなお前……」

ファルコ「しかもエメラルド野郎(*噓をつく大人)もバッチリいやがるぜ」



阿求「……あなた達も戻って来たのね。」



永久「……成り行きみたいなものだが。」

ラフィソル「どの道、あのブライとコン・Jとやらは見つかった。さっさと片付けて聞きただしたらどうだ?」

メタルジェネラルEX「借リハ返サセテモラウ」



猫?(NPC)「……!!」



噓をつく大人「……やってしまえ。」


エネミー達「オオオオオオオオ!!!「グルルルルォォォ!!!」



トレイン「うおっと!?」



……猫らしき存在が、姿が変わったと思えばエネミー達が蹴散らされる。



臆病な猫(NPC)「……」




ファルコ「アイツ、ライオンと同一存在だったのか!?」



知恵を欲する案山子(NPC)「……」

暖かい心の木こり(NPC)「……」

臆病な猫(NPC)「……」



トレイン「(仲間の前では強くあろうとするって事なのかもな……)「トレイン!!」お!」



イヴ「この辺りがやけに騒がしかったから来てみたけど……」

フォックス「2人も来ていたのか。」


ファルコ「フォックス!」

トレイン「姫っち!お前も無事で何よりだな。」



コン・J「ほう、次々と集まって来たか……」

ブライ「……いや、これはまだ来るか!!」



天井が崩れて……


ライオネル「ハハハ!やはりこうなるよな!」


ダイヤニャン「我が道進み過ぎですニャン……」

エメラルニャン「それはそうとして、選手たちが勢揃いですニャン!」


クラッコ「そろそろ本気出すか!」





オズマ(NPC)「……」


音葉「商業エリアに連れてこられたけど……」

エイジア「リンク達じゃないか!ようやく再開できた!」

ブラック「カカカ!残りの選手が大集合していますね!」



帰り道(NPC)「ほよよ~!」




麻冬『あら……ドロシー一行withオズマ姫も揃ったわね。』

苺香「す、凄い状況です……」



モモワロウ「モ、モモ……」

イイネイヌ「ヌンダッフル……」

マシマシラ「マシャシャ……」

キチキギス「キチ……」




ナレーターの助『おおっとぉ!!残りの選手が商業エリアに勢揃いだぁぁぁぁ!!』





ブライ「……仕方ない、ここまで収拾がつかなってきたのであれば……」

コン・J「そうだな……まとめて真っ向から勝負!!行くぞ!!」





ドロシー一行&オズマ姫(NPC)「……」


噓をつく大人(エネミー)「……まだだ……まだ終わってはいない!!行け!!」


サファイニャン「……」

ルビーニャン「……」

トパニャン「……」





エメラルニャン「あ、皆が!!」

ダイヤニャン「やっぱり操られたままですニャン……!!」





プリズンブレイカー「凄い事になって来たな!!こうなりゃ纏めて――」



トレイン「待てよ、お前の相手は俺達だ。スヴェンの仇は取るし……


何より、お前みたいなやつを捕まえるのが、俺たち掃除屋スイーパーだ。」

イヴ「……そう言う事よ。……2人も手伝ってくれる?」

ファルコ「まあ、こっちも色々あるしな。」

フォックス「折角なら、最後まで付き合うさ。」





阿求「……何か物凄い事になって来たけど……



何というか、面白くなって来たわね!


そんじゃあ行こうかしらね!手短に済ませて一区切りつける!!」






???「おおおお!!!良い展開になって来ました!!!



これは、そろそろ私が直接出向いちゃいましょうね~?」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~ ( No.54 )
日時: 2024/02/26 21:18
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

……こうして、商業エリア内で大乱闘が起きる。



静かなオーケストラ「どうせなら盛り上がる曲を1つ!」

歌う機械「(曲:Chipi Chipi Chapa Chapa(猫ミームでよく聞くアレ)」


阿求「呼んでも無いのに来るな!!しかも場違いだし曲が!!

……いや何気に音割れポッター以外だけど」

ゲブラー「……話には聞いていたがあんなテンションなのか?」

ゲッコウガ「……言ってる場合か?」


ブライ「おふざけは控えてもらおうか!!」


阿求「うっさい!!」

静かなオーケストラ「え、ちょっ」


とりあえず静かなオーケストラを掴んで振り回す阿求。


コン・J「何ィ!?そんな攻撃もあるのか!?」


ゲブラー「無いだろ」

苺香「勢いつけていた矢先に何故このテンションに……;」



噓をつく大人(エネミー)「……」

エネミー達「……」←NPCを攻撃しようとする

宝石ニャン3匹「……!!」←同じく



夏帆「ああっと、ちゃんとドロシー一行も守らないと!!」

ゲッコウガ「(しかしこの戦い、手短に終わらせる必要がありそうだ……!!)」



ボーボボ(エイジア)「は、鼻毛神拳奥義――」

エイジア「鼻毛封印っと」←鼻栓

リンク(エイジア)「元に戻るまでじっとしてろって」



ブラック「デビルサンダー!!」


エネミー達「あべらぁ!!!」



音葉「お休みなさーい!」


エネミー達「zzz……」



エメラルドクォーツ達「……」


ライオネル「フハハハハハ!!まとめてかかって来るが良いわ!!」

ダイヤニャン「悪役みたいなセリフ言ってどうするんですかニャン……」



コン・J「まだだ!このくらいでは我々は止まらんぞ!!」


永久「(……こいつら、何を待ってるんだ……?)


まあいい、こういう時は……」




プリズンブレイカー「ハッハー!!まだまだ止まらねぇぜェー!!(『アルカトラズ大暴走』発動」


トレイン「……言っとくけどな……お前の攻撃はとっくに読んでるんだよ。同じ手は喰らわない。」


フォックス「敵が軌道を変える前に集中砲火するぞ!!」

ファルコ「任せろ!!」




クラッコ「雷連射ぁ!!そんで通せんぼだ!!」


ラフィソル「『ゼロオール』……」

メタルジェネラルEX「ミサイル発射」


ティセ「(敵の死角に――)」


エネミー達「ガッ……」


モモワロウ「モゲゲー!!」

エネミー達「キビキビー!!」



帰り道(NPC)「ほよよ~!」

知恵を欲する案山子(NPC)「シャハハハハ」

暖かい心の木こり(NPC)「……!!」

臆病な猫(NPC)「グルォ!!」



噓をつく大人(エネミー)「何を……何をやっているんだ!!早くこの俺を――」



オズマ(NPC)「終わりだ……!!」



ブライ「む、そうは行かん!!」


噓をつく大人(エネミー)がダメージを受けつつあったところを、ブライ達は止めようとする。


ブライ「……ぬぅん!!」


案山子と木こりを攻撃したが――


【ダミー】


永久「残念偽物だ」

ブライ「なぬ!?」


コン・J「ならばこちらを――「ドガッ!!」


コン・JがNPCを攻撃しようとしたところ、思いっきり反撃される。


コン・J「な、何故だ!?NPCは噓をつく大人を倒すまで他者を攻撃しないはずでは……」


阿求「あ、やっぱそうなのね。でも……」



暖かい心の木こり「……」

知恵を欲する案山子「寄越せ」



阿求「そいつらは、私がどさくさに紛れて呼び出した本物よ。」



コン・J「何ィ!!?」



夏帆「……って事で……」

ゲブラー「ここで終わらせてもらう!!」





プリズンブレイカー「くっ!!そっちがその手で来るなら――」


サム「ヒャッホー「ドガッシャアァァァァァ」


……イヴが変身トランスで腕を大槌に変え、サムを殴り飛ばす。


イヴ「……トレインが言ったハズよ。同じ手は喰らわないって。」



プリズンブレイカー「さ……サァァァァァァァァァァム!!!お前がいないと俺は――」


トレイン「……不吉を届けに来たぜ。……終わりだ!!」





噓をつく大人(エネミー)「止めろ!!ヤメロ!!!俺のものを失ってたま――」


オズマ「黙れッ!!!!」



コン・J「マズイな、ここで噓をつく大人を倒されては――」


阿求「そぉい!!!」


……ジャスティティアで、2人を殴り飛ばす。


ブライ「威力は見事。だが――」


ルーティ「見事だから……」

エターナル「何だって言うんだよ。」



そして背後には、ルーティとエターナル(永久)が。



ルーティ「『セイクリッドパニッシャー』」


【ジョーカー マキシマムドライブ!】

エターナル「オラァ!!!」



強力な一撃が、コン・Jとブライにクリーンヒット。


コン・J「フッ……我々の努力が足りなかったか……」

ブライ「見事な……連携、なり……!!」



トレイン「『炸裂弾バーストブレッド』!!」

プリズンブレイカー「コンチクショォォォォォォッ!!!!」

高威力の爆発弾が、プリズンブレイカーに命中。そのまま場外に吹っ飛び――



ナレーターの助『コン・J選手、ブライ選手、プリズンブレイカー選手、撃墜!!そして――』




噓をつく大人「やめ――」


噓をつく大人が、魔法によりカボチャへと変わり……


暖かい心の木こり(NPC)「……」


それが、叩き割られた。



ナレーターの助『噓をつく大人が討伐されたぁぁぁぁぁぁ!!!』