二次創作小説(新・総合)

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~ ( No.57 )
日時: 2024/02/27 18:25
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

オズマ(NPC)「……」

ドロシー一行(NPC)「……」


……噓をつく大人が撃墜されたと同時に、NPCが去っていった。


ルビーニャン「あれ……オレ様は今まで何を……」

サファイニャン「確か、イベントが起きて……」


エメラルニャン「良かった~皆元に戻ったニャン!」


トパニャン「ど、どういう事ニャン?」


エイジア「……さて、お前はどうだ?」

ボーボボ(エイジア)「ん?何かすっきりしたが」

リンク(エイジア)「一応正気には戻ってるよな……」



ファルコ「……お前も参加してたんだな、ゲッコウガ」

ゲッコウガ「作者殿に頼まれてな。……お前達は……大方ローン返済のためでござるか?」

フォックス「いやまあ、合ってはいるんだが……」



阿求「……その場の勢いみたいな感じでやったけど上手く行ったわね。」

ケブラー「勢いだったのか……

……いや、終わった以上気にすることでも無いだろう。それと……」



永久「……」



阿求「……正確な事話してくれない?どういう目的でバスターズグランプリに参加したのか。」


ブラック「そういえば、ルーティさんやオレちゃんの事を狙っていましたしね。」


トレイン「俺に質問しようとしてた時、ピエロが何だとか言ってたな。それってもしや……」


苺香「ピエロ……それってやっぱり――」




???「はいはーい、そこら辺は私が直々に話しますから!」




ライオネル「む……?ぬおおおおおっ!!?」



突然、トランプやナイフの弾幕、大玉など、色々飛んでくる。それがライオネルを集中攻撃。



ダイヤニャン「ライオネルさん!?」



ライオネル「くっ……ここまでという事か……!!」



そのまま、場外へ。


ナレーターの助『ら、ライオネル選手撃墜ー!!撃墜したのは一体誰だぁぁぁぁぁぁ!!?』




???「という事なので、何も知らない且つ厄介そうなのにはご退場してもらいました~!」



夏帆「この声ってやっぱり……!!」

麻冬『あの時の……!!』



……そして現れたのは、(黒みがかっているが)赤白のカラーリングのピエロのような男。



ゲブラー「お前は……確か……!!?」





おろさん「こいつは……」

ローラン『オイオイ、コイツ『オズワルド』じゃねぇか!!?』

たきな「オズワルド……?何か因縁でもあるんですか?」

アンジェラ『因縁と言うには少し違うけど……かつて戦った、狂った敵とでも言っておこうかしら。

……とはいえ、何で彼がいるのかしら?』

ローラン『ああ、あいつは確かに――』

おろさん「……あれは『ジルコン獣』だ。」

フィリピン「ジルコン獣?それは以前言っていた……」





阿求「……アンタ、もしかしてジルコン獣?この気配、かぶき町の時に感じたのと似通ってるのよねぇ……」



???「おーっと、惜しいですねぇ~!ジルコン獣はジルコン獣でも、私はしがない試作品!」



苺香「ジルコン獣……?それって何ですか?」

夏帆「というか、Qさんの質問を否定しなかったってなると……!!」

阿求「ええ……コン・Jとブライと同じく、敵よ……!!」



???「その通り。……おっと、私としたことが自己紹介を忘れてました!



……私は『ファントム・オズワルド』!略して『F.O』と呼んでください」



永久「……やはり、この時空の存在だったか。」


ティセ「……どういうことですか?彼は、私達を強引半分で参加させた人ですが……」


永久「……アイツは、俺が住んでる世界を嗅ぎ回ってたんだよ。嫌な予感しかしなくてな、急いで追ってみた結果……この大会に、アイツが関係している事が分かった。」


メタルジェネラルEX「F.Oト名乗ッタアノ者ハ、様々ナ世界ノ情報ヲカキ集メテイル。以前エッガーエンジンズノ情報ヲ丸ゴト回収サレタ」

ラフィソル「……グリンプや私の事も、徹底的に調べようとしていたな。」


ルーティ「……だから、F.Oを倒すためにあなた達は協力関係を結んでいた。」

ブラック「しかし、それだけではオレちゃん達を狙った理由まで説明されてませんが?」


永久「分かってるはずだろ。F.Oは、参加者を集めいる名目でお前達に接触し、バスターズグランプリに参加させていた。それがお前達だ。


……だからお前達を狙えば、ヤツがおびき出せると思ってみたが……そうでもなかったらしい。」



ゲブラー「……お前の目的は何だ。」



???→F.O「そんなの、大会を面白いものにしたいからに決まっているじゃないですかぁ!様々なキャラクター達が集まった戦いの祭典!私としては関わらないわけにもいかないじゃないですか!!


運営に良い感じに入り込んだり、それを利用してマスターハンドを騙して、スマブラのシステムをコピーしたり……大会後のアーカイブを使って新しい団員モンスターを作ったり……

実際の所、関わったことで色々出来るようになりましたねぇ!」



阿求「……大会を利用して、アナタ達の組織の戦力を上げていたと?」



F.O「ご名答!……まあ、上からの命令でちょーっと物騒な事もやりましたが。



……さーてさて!皆さん良い感じに活躍してくれて、私大感激!



なのでなので……特別に、物凄ーい最終イベントを用意させてもらいましたァ!!」



阿求「……何を企んでるか知らないけど、あんまりろくでも無い事をさせるわけには――」



突然、エリア内に大音量で音楽が流れる。



音葉「これって……」

イヴ「クラシック……?」




ナレーターの助『え、あの、これどういう状況ですか!?こんなの予定に無いですよ!?』

ゆかり『な、何やらとんでもない事に巻き込まれたのでは……?』





おろさん「マスターハンドのヤツ、また利用されてるじゃねーか!!」

MZD「……って事は、何気に俺達のデータも利用されてるんじゃ……」

おろさん「あ!!確かにそうじゃん!!?「プルルルル……」ん?大地からか――」


ナオキ『作者さん!!大変です!!』


おろさん「え、ナオキ?一体どうし――」


千束「……って作者、アレ!!」




……竜巻が消え、そしてタワーエリアの外に、何かがいる。


騎士の鎧とマント、ハート型のエリザベスカラーの襟……



おろさん「あれは……どう見てもまどマギのヤツじゃないか!?一体何で……いや、まさか並行世界から――」

アンジェラ『この感じは……もしかして幻想体じゃないかしら?』

おろさん「え?」

ナオキ『ざっくり言いますと、アレは『「人魚」の魔女』!!



かつでL時空のロボトミー本部で収容されていた、ALEPHクラスの幻想体です!!!』





「人魚」の魔女「……」

F.O「さぁ、最終イベント開幕です!!」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~ ( No.58 )
日時: 2024/02/29 22:17
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

「人魚」の魔女「……」



阿求「あ、あれは……エネミーじゃないわよね……?」

ゲブラー「この感覚、まさか幻想体か?」



F.O「その通り!!鋭いですねぇ!

並行世界から回収された幻想体の1体!この大会で大暴れさせちゃいましょうというわけです!!

さぁ、そろそろ始めましょうか。魔女さん、早速一曲どうぞ!!」

「人魚」の魔女「……」


……「人魚」の魔女が指揮棒(に見立てた剣)を振ると、楽譜のような光弾が放たれていく。



ファルコ「うおっ、早速何だこりゃ!?」



F.O「ショータァーイム!!」



F.Oがその楽譜に乗り、走る。そして、トランプやナイフを投げ始めた。



苺香「ひゃあっ!?思いっきりやる気満々なんですけど!?」


ゲッコウガ「やむを得ん!こちらも迎え撃つでござる!!」

フォックス「これが足場にもなるのなら、利用するまでだ!」


こちらもとにかく応戦を始める。


「人魚」の魔女「……」


夏帆「ねぇ、さっきから何か気分が悪くなってきたんだけど……」

音葉「え、大丈夫?……って言ってる私も何だか……」

ラフィソル「……原因はアレか……」


……周囲に白いカーテンのようなものが張られている。


F.O「またまた鋭い!「人魚」の魔女を倒さない限り、この白いカーテンの効果で精神ホワイトダメージを受け続けるのです!」


イヴ「一部自分でバラしてるんだけど……」

永久「それほど、俺達を倒せる自信があるという事だ。」

【エターナル】

エターナル(永久)「……どの道急ぐぞ。アイツの好きにさせるわけにはいかない。」

メタルジェネラルEX「分カッテイル」




ナレーターの助『え、えーと……気を取り直しまして……



本日の最終イベント『「人魚」の魔女』!ルールも「人魚」の魔女を倒すだけのシンプルな内容ですが……』




「人魚」の魔女「……」


「人魚」の魔女がもう1度指揮棒を振ると、周囲にエネミーが大量出現する。


『オンバーン』『ウォーキー』『ストリンダー』など、音に関するエネミーが勢揃いだ。


ティセ「エネミーをこんなに……!!」

ルーティ「……」


トレイン「調子が悪いのを狙って畳み掛ける気だな……!」

ブラック「徹底的に叩き潰す気満々のようですね」


阿求「だったら、こっちも数量で一掃するだけよ!!」

女王蜂「……!!!」


女王蜂を呼んで、働き蜂を呼び寄せ撃墜させる。



F.O「わお!!そんな手があるなんて!……でもぉ……」


「人魚」の魔女「……」

だが、また呼び出される。


F.O「そんなんじゃその場しのぎにしかなりませんよぉ?」


阿求「……そうよねぇ……!」



エイジア「……マズイな、根元からどうにかしないと同じ事になりかねない……!!」

リンク(エイジア)「あの剣を壊せば何とかなると思いたいが……!」


「人魚」の魔女「……」


エネミー達「……」



ボーボボ(エイジア)「鼻毛神拳奥義!!」

ダイヤニャン「100カラット肉球!!」

クラッコ「雷連発だぁぁ!!」



エネミー達「……」



ルビーニャン「き、キリが無いニャン!!」



F.O「さぁさぁ!!もっと動いて!!もっと戦ってくださいよぉ!!」



ゲブラー「くどい……!!!」

苺香「凄く傍迷惑と言うか……」

夏帆「けど……段々きつくなって来た……」



F.O「えええ~?これくらいで折れないでくださいってぇ。折角選出したのにそんなんじゃぁつまらないですよぉ~!!」



ティセ「この人……!!」

ルーティ「……!!」



……「人魚」の魔女によるWHITEダメージが、徐々に選手の精神をすり減らしていく。



エターナル(永久)「……あっちもあっちで無限大にエネミーを呼んで来る……!!」



F.O「……さて、そろそろ潮時ですかねぇ。正体ばらしてしまった以上バスターズグランプリの運営は続けられませんし……



……まあ、細かいことは後で良いですよね!まずは先に、皆さんが持つナラティブを根こそぎ頂いて、あのお方の計画にでも貢献しちゃいましょう!!」



阿求「っ……


(大分マズい事になって来た……何か、何か手は……


幻想体……蒼星は周りを巻き込み過ぎるし、オーケストラと笑う死体の山は……この状況だと物量でやられる……白夜は……呼べるほどの体力が残ってない……


あのドライバーは……ダメ……精神ダメージを受けすぎてるとまともに使えない……


ちょっと……何でこう状況が悪いのよ……あんな意味不明な敵に……こんな形で……)」























『……見てられないわねぇ……仕方ない、ちょっと力を貸してあげるわ。』


阿求「(え……?……今の、だ……れ……――)」





イヴ「私……もう、限界……」

トレイン「しっかりしろ姫っち……ここで倒れたらダメな気がするんだ……」




F.O「やれやれ、粘り強いのは良い事ですが……そんな状態では流石に萎えますよ。とりあえず大人しく――「ドガッシャアァァァァァ!!!」ヴェッ、な、何事!!?」



……「人魚」の魔女に呼び出されたエネミー達が、一掃される。



「人魚」の魔女「……?」



阿求?「……」



……F.Oの視界には、阿求が。

苺香「Q……さん……?」



阿求?「……さぁ……始めましょう。






貴方の記憶に焼き付けてあげる。『私』という存在を、二度と忘れられないくらいに。」



F.O「ヒ……





ヒッ……!?」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~ ( No.59 )
日時: 2024/03/01 16:57
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

……阿求が、「人魚」の魔女に突っ込んで行く。



「人魚」の魔女「!!?」



急いでエネミーを呼ぼうとしたが……



阿求?「やぁっ!!」



ジャスティティアをぶん投げ、指揮棒(剣)を砕いた。



F.O「んなっ……!?」



「人魚」の魔女「……!!」←指揮棒を再生させる



阿求?「ま、そうなるわよね。だけど……」



……間髪を入れず、「人魚」の魔女に猛攻をしていく。


ファルコ「お、おい、アイツ急に……」

フォックス「何だ、急に気配も変わっているが……」

ゲブラー「(彼女の動き……まるで、『あの幻想体の対処法を知っている』ように……)」



F.O「な、ななななな何がどうなっているんですか!?並行世界の本物の幻想体!!それもALEPHが!!体制の強い防具をつけてるわけでもない存在に!?!?


な……何なんですか貴方は!!!いつからその少女の『中』に潜んでいたのです!!?


く……来るな!!私だけのスポットライトを奪うな!!」



阿求?「却下よ。」



【アブノーマルドライバー】


【ケミースキャン ロボトミーコーポレーション】


阿求?「……変身。」


ドライバーを取り出し、変身。



【Memory and Illusion of E.G.O

アイン Create】



アイン「……へぇ……これが。」



永久「……アイツも変身デバイスを持ってたのか……」






千束「満を持して阿求が変身した!」

ローラン『何だこりゃ?どことなくアンジェラの恰好にそっくりだな。』

アンジェラ『それでいて名前がアインなのは少し複雑だけどね。』

おろさん「……おかしい……」

たきな「何がおかしいと……?」

おろさん「あのドライバー、消費は大きいから、コンディションが整ってないと変身できないはずなんだが……」

うた「……」





F.O「ぐっ……ふざけないでいただきましょうか!!折角の私のショーなのに!!こんな!!こんな大逆転劇みたいな展開を認めるわけには行きません!!!」



アイン「知らないわよ、貴方の事情なんて。」


【静かなオーケストラ クリエイション】

【歌う機械 クリエイション】

【ツール テレジア】


アイン「旋律には……旋律よ。」


指揮棒を振り、「人魚」の魔女に対抗するように音を奏でる。



苺香「……あれ?何だか調子が戻ってきた気がします!」

ゲブラー「テレジアの旋律の効果か……」



エネミー達「ぐ……!!」


イヴ「エネミー達が弱って来てる……!」

ルーティ「今がチャンス……!!」






「人魚」の魔女「……!!」



「人魚」の魔女も旋律を奏でるが、アインの方が音も大きい。


エネミーを呼び寄せても、アインの奏でる音楽によりダメージを受ける。


F.O「くっ!!こうなれば私も全力で――「ジャキィィン!!」ヒョッ!!?」


F.Oが行動しようとする所を、ゲッコウガ達は止める。


音葉「この音のお陰で調子が戻って来たわ!」

ゲッコウガ「さて、先程は随分好き勝手してくれたな。」


F.O「うぐぐ……!!」



「人魚」の魔女「……!!」



アイツ「さて、そろそろフィナーレと行きましょうか。」


【白夜 クリエイション】


【フィニッシュモード】



……白夜の放つ波動と共に、大量の音符、楽譜型弾幕が放たれる。それが、「人魚」の魔女にクリーンヒット。


F.O「あああああマズイマズイマズイ!!こうなれば逃げ――「ドガッ」

永久「……お前も散れ。」


そして、蹴とばされたF.Oも、巻き込まれる。


そして、光線のようになった攻撃で、場外に吹っ飛ばされ……


F.O「ギャああああああああああああああああああああああああァァァァ!?!?!」





ナレーターの助『き……





決まったァァァァァ!!!Q選手、突如現れた「人魚」の魔女を撃墜!!ポイント大量獲得だアアアア!!!』

ゆかり『残り時間もあとわずか……これは間違いなく……』



阿求?「ふぅ……(変身解いた」



苺香「凄いですQさん!!あんな凄そうなのをあっさりと!」

夏帆「そうよ!というかそんな切り札あるなら最初から出しても良かったんじゃ……」



阿求「……」



トレイン「ん?大丈夫か?」



阿求「ん……?



……あれ、私、何を……



……って、F.Oは?「人魚」の魔女は?」


ティセ「憶えてないんですか?」

ルーティ「……あなたがやったのよ。」

エイジア「仮面ライダーに変身して、そんで。」


阿求「え、そうなの?何でこんな記憶がおぼろげなのかしら……


……まあいいわ、とりあえず外の空気吸いたくなって「ドガッシャアァァァァァ」ふぉぎゃっ!!?」



少し移動して、外の空気でも吸おうとした瞬間、突然車が突っ込んできた。




選手一同「え」



観客一同「え」



ナレーターの助&ゆかり『え』





そのまま場外に吹っ飛んだ。



じーさん「ん?また何か轢いたか?」



夏帆「こ、この人って……」

苺香「ま、まだ車で駆け抜けてたんですか……?しかもタワー内を……」

ゲブラー「……なぁ、この場合って確か……」

ゲッコウガ「ポイントを3割奪取……だったでござるな……」



ナレーターの助『え、えー……



Q選手撃墜!!よって、獲得したポイントの3割がじーさん選手に譲渡されます!!



そしてここでまさかのタイムアップ!!!集計の結果……



優勝は……か、かなりの僅差で大大大逆転!!!じーさん選手に決まりだぁぁぁぁぁぁぁ!!!?』




一同「・・・。






ええええええええええええええええええええええええええ!!!?」


ブラック「カカカ!こんな展開、誰が予想できたでしょうかね?」






次回、バスターズグランプリ完結(予定)