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ハイカラな若者たちが集う『ハイカラスクエア』が今回の舞台。

逃走エリアはハイカラスクエアと、その周辺の駅やステージなど。



……なのだが、何やらハイカラスクエアに見合わない気がする学校や建物もそれなりに並んでいるようで……



エリア内を徘徊する追跡アンドロイド『ハンター』3体を掻い潜り、逃走者達は逃走成功を成し遂げられるのか。



【119：55】



ルカリオ「ようやく始まったな……まずは、やはり周辺の状況を把握しようか……」



マルクト「すっごい新鮮だなぁ。初めて見るものも多いし。」



穂乃花「あれって画材屋ってお店？絵を描いたりする人もいるのかな……

……あ、この場合『イカ』が正しい？」



文「異世界に来たのであれば、この世界のグルメもこの際調べてみますか……」


ロブさん「いらっしゃい！何食べてく？」


文「……何々、『アゲアゲホイップダブルクロス』……揚げた海老に甘いトッピングってありなんですか？」

エイジア「『ロブサンド』は美味しそうだけどな」

文「あやや！？いつの間に！？」



ちなみに、『認識操作』というものの効果で、周囲には逃走者が同じインクリングやクラゲなどに見えるようになっている。



バンダナワドルディ「あれは……自首ボックスですかね。鍵が必要みたいですね。」


『自首』をするための自首ボックス。使用するには専用のキーが必要である。



モナ「さーて、こういう時は良い隠れ場所を探してみようかな？」


ダイヤモンドシティのバイトガール『モナ』。とりあえずエリアを歩き回っているのだが……








ハンターB「……」



そこに接近するは、ハンター！



ハンターB「……





……！！！」




見つかった！




モナ「……ああっ！！？ハンター来ちゃった！！」



早速逃げるモナ。





ハンターB「……！！！」





ポンッ




【118：31】



モナ　確保　残り25名




モナ「い、いけると思ったんだけど……最初に確保されちゃった……」



非常に速い脚力を所持するハンター。簡単には振り切れないのである。






プルルルル……




新八「早速メールですね……」



ヒナギク「『モナ　確保』……1分半くらいで早々に確保者が出るなんて。侮れないわね……」





通行インクリング「……なぁ、さっきから街中をふらついてるあいつらは誰なんだ？」

通行インクリング「何か、バラエティ番組の参加者なんだってさ。」




「……妙なやつらがうろついてるだなんて話を耳にしてたが……



あいつら……イカには到底見えないがどうなってやがる……？」





＊＊＊＊＊



その頃。




鈴夜「……」



……本編内の話にて、何だかんだでハイカラスクエアに訪れる事となった合成獣キメラの女装男子『黒須羽鈴夜』。


周囲の風景を見て、何やら違和感を感じているようだ。



さとり「……鈴夜さん、ここに来てからずっとあんな感じですが……」

センリツ「何か既視感でもあるんじゃない？

……というか、君なら心読んですぐにわかるんじゃないの？」

さとり「それは……「ちょーっと失礼」！」



すると、そこに来たのは稗田阿求だ。



阿求「……地霊殿の古明地さとりさんね。……で、そっちが黒須羽センリツで、あっちにいるのが黒須羽鈴夜、と。」



さとり「……はい、古明地さとりです。直接会うのは初めましてですね。」

センリツ「……右に同じく、センリツちゃんでーっす。……鈴にぃ、阿求が来たから捜索始めるよー」


鈴夜「え？ああ、そっか。


……改めて、俺は鈴夜。本格的にかかわるのはこれが初めてだね。とりあえず色々探ってみようか。作者曰く、この世界も時空融合現象だとかが起きてるらしいし早く解決しないと。」



阿求「ま、そうね。とりあえず各自で探ってみましょ。私は適当に歩いてるから。」←そのままどっか行く



さとり「九代目阿礼乙女……あんな感じだったでしょうか……」

鈴夜「まあ異世界関連で色々あったらしいしブレちゃってるんじゃない？


……とにかく行こうよ。異世界回った事あんまり無いし、折角だから楽しんでみたいんだよね。」

センリツ「そうそう。共に尊きものを「センリツ？（圧」……何でもないです」



……とりあえず3名は、ハイカラスクエア内を探索しに行った。










？？？「何か……何か異物が……」


黒い物体「A……A……」

【117：44】




ピカチュウ「……」



ジャッジくん「zzz……」

コジャッジくん「……」



……スプラトゥーン世界で唯一（？）存在している哺乳類の猫『ジャッジくん』と『コジャッジくん』。



コジャッジ「……」


ピカチュウ「……えーと？


（認識操作とかで一応この世界の奴等に近しい姿に見えるとは聞いたものの……スマブラどうのこうので面識はあるハズなんだが……何か、どう例えれば良いのか分からん表情されてるんだが）」


コジャッジ「……」



ピカチュウ「（とりあえず、さっさと移動するか……）」



ジャッジ「……？（起きる＆ピカチュウの姿を見る）



……に゛っ！？」






カリファ「……」



最近実装された（先週私は遂にゲット出来たカリファ系統の）『スプリングカリファ』の説明文でもとんでもない事していたにゃんこ大戦争のカリファ。

するとそこに……





天子「む……お前は確か『カリファ』だとかだったか。」



カリファ「……！」



そこにやって来たのは比那名居天子。ウルトラワールドでは、お互いにオリキャラ『祷大地』とちょっと関りがあるらしい。


カリファ「……あの人間に弟子入りさせられた存在がいるだなんて話を聞いたことはあったけど、多分あなたの事ね。」


天子「大地の事だったらそうだな。……カリファだったか？何か高校時代からの腐れ縁的な感じだそうだが」


カリファ「ラピストリア学園の校舎の2割くらいを壊すくらいの揉め事起こしただけよ」


天子「そこそこ規模が大きくないかソレは……かつて博麗神社ぶっ壊した私が言えた立場でも無いが」




ローラン「……それで、早速どうしたものかな。」


あと2週間前後でコンシューマ版が発売する『Library Of Ruina』の主人公の1人、ローラン。


ローラン「無理矢理半分で異世界に引っ張り出されたけど……図書館じゃ金があっても仕方ないし、まあ、変なトラブルが起きない限りは純粋に楽しんでも良いか。

……とは言ったものの、この街……何か妙だな……「プルルルル……」ん？」




するとここでメール。



ラフィーナ「このタイミングでメールという事は……」



浜千鳥「お、ショップがオープンしたッスね。」



内容は、『ショップ』オープンと、アイテムボックス設置の通達。


コインを使うことでアイテムを獲得できるショップが3カ所に、

中にコインなどのアイテムが入っている『アイテムボックス』がエリアに無数に設置された。



ブラック「成程、コインやアイテムを上手く活用することで、逃走しやすくなると言うわけですね。」



苺香「近くにあるみたいですし、ちょっと寄ってみましょう」



文「……おや、路地裏に何かありますね。」


射命丸文が、路地裏でデザイア感のある箱『アイテムボックス』を発見。


中身は……



文「……ええと、ただの空き瓶……という事はハズレですかね……」


所謂ハズレアイテムだったようだ……


文「まあ、流石にそう単純に手に入るわけもありませんよね。」



サタン「……む、これが件のアイテムボックスとやらか。」


続いてアイテムボックスを発見したサタン様。中身は……



箱の中身：『やらないか』という文字と、青いツナギの男が描かれた絵


サタン「（無言で戻した」






残り時間【114：28】

逃走者　残り25名

アイテム状況
全員：コイン20枚

残り時間【114：25】



プルルルル……



新八「あれ、またメール？」


メールの内容『デレステのガチャのイベントチケットでどのキャラを貰うか全く決められないという事態に陥ってます。あとコミュ（ストーリー）を見る勇気がない。どうしよう　ｂｙ作者』


新八「……見なかったことにしよう」



フェーリ「……」


ネコダラボッチ「……」


……プリンプの隣の町の学校の少女である『フェーリ』と、にゃんこ大戦争の中でも気性の荒い『ネコダラボッチ』。


フェーリ「……何の用かしら？占いでも頼みに来たつもり？」


ネコダラボッチ「何だそれ」


フェーリ「……」


ネコダラボッチ「……というか、そんなことどうでもいい！！ハンターだか何だか知らんが逃げ回るなんて面倒な事やってられるか！！」


フェーリ「ルールに口を出したらオワリよそういうのは……」


ネコダラボッチ「知った事か！！」




何やらもうしびれを切らしているネコダラボッチ。するとその近くに……




ハンターA「……」




ハンター……！！




フェーリ「（……占いの結果だと、そろそろ……来たワ……！！）」



ハンターA「！！！」



早速見つかった！！

察知していたフェーリが急いでこの場を離れ……



ネコダラボッチ「……ああ？あれがハンターか。ちょうどいい！！暇つぶしでぶっ壊す「ドガッ！！ベキッ！！ボガッシャァァァァァァ！！」


……ネコダラボッチが攻撃をしようとした瞬間、ハンターに思いっきり返り討ちにされた。

それはもう、ラリアットとかジャーマンスープレックスとかキン肉ドライバーとかで。



ネコダラボッチ　確保　残り24名



ネコダラボッチ「ば……馬鹿な……」




フェーリ「……何してんの？」←隠れた



もしもの時のために、ハンターは滅茶苦茶強く調整されている。




プルルルル……



ピカチュウ「ネコダラボッチが確保されたか。まだ10分もしてないで2人か……」




サタン「（……あの黄色いネズミ……カーバンクルちゃんとカラーリングがほんのり似ているから見間違えてしまったではないか……


……それはそうとして、だ。この世界に来てから、やたらと奇妙な気配を感じるな。調べる必要がありそうだな）」






＊＊＊＊＊



……『彩井学園』と呼ばれる、芸術科の存在するとある学園。



キサラギ「……」


その学園の生徒である、丸眼鏡の少女もとい『山口如月』。休み時間にて、何やら窓の外を眺めている。



ナミコさん「……キサラギ、どうかした？」

ノダミキ「何か悩み事でもあるの？」


キサラギ「ノダちゃん、ナミコさん。いえ、何でもありません。」


ノダミキ「えー、本当？」

ナミコさん「今日は何かやたらぼーっとしてるし、流石に気になるんだけど……」


キサラギ「え、さっきからそんな感じでしたか！？」


トモカネ「いつも以上にそんな感じだったぞ。」

キョージュ「うむ」


……今日も彼女は、友人である『野田ミキ（ノダミキ）』『野崎奈美子（ナミコさん）』『友兼（トモカネ）』『大道雅（キョージュ）』の4人と一緒にいる。



キサラギ「うーん……あるとすると多分、悩みというか、違和感というか……


最近になってから、何だか最近周りの景色が変な感じがするんです。」


ナミコさん「と言うと？」


キサラギ「見知っている街並みのハズなのに、何かが違う気がするんです。……その『何か』はハッキリしてませんが……」


トモカネ「そうなのか？大して変わってないと思うんだけどなぁ」

キョージュ「何かあるとすれば、この付近が『ナワバリバトル』のために整備されたくらいだが……」


キサラギ「まあ、流石に思い違いだとは思いますけど……」


ノダミキ「それにしても、ナワバリバトルかぁ。インクリングにしかできないのがちょっとなー」

ナミコさん「言っても仕方がないし、あとそろそろ授業だから教室移動するよ」

トモカネ「あっ！そうだった」


キサラギ「……



（この違和感が、どうしても晴れません……かと言って、それを解決できる手段を、私はーー）「のわー！！！」え」



すると、窓の方に、何かがこちらに向かって飛んでくるのが見えた。



急いで窓を開ける。そして……



その何か、もとい、ゴーグルをつけたイカボーイが教室に突っ込んだ。




＊＊＊＊＊




おろさん「……とりあえず、そろそろミッションを発令するか。まずは軽く……」

【111：36】




バンダナワドルディ「ショップに到着しました！」



千夜「あら、いらっしゃい！」←店員



ショップの1つに到着したバンダナワドルディ。



千夜「早速アイテム一覧をどうぞ！」



・アイテム一覧
網鉄砲　40コイン　拘束の網を撃つ
ネコビタンB　10コイン　スタミナアップ
ケムリ玉　5コイン　煙幕を放つ玉
遠視スコープ　25コイン　遠くを見るためのアイテム
自首ボックスキー　25コイン　自首ボックスを使うための鍵
スプラッシュボム　10コイン　投げるとネバネバするインクが放たれる



バンダナワドルディ「うーん……でしたら『スプラッシュボム』を購入してみましょう。」




マルクト「明確な目的も無いので周辺を歩いてみたけど……」

マルクトは、アイテムボックスを発見。中身を見てみると……

マルクト「コインが5枚。悪くないわね。……あれ？」

すると付近から声が聞こえたので、近づいてみると……



穂乃花「大変！金髪成分が足りなくて忍ちゃんが飢餓状態に！！」

忍「き……金髪を……」



マルクト「ええと、これは……どうすればいいのかな……って、あれっ？」



すると忍たちの元に来たのはフラン。


フラン「……何か変な声が聞こえるなぁ何て思ったけど、たしか同じ逃走者じゃない。」


忍「！！！」


フラン「……ん？」


忍「金髪少女……！！今回の逃走者の中で唯一の……！！」


フラン「え？ちょっ、何よ」


忍「触っても良いですか？」


フラン「……何でよ？「プルルルル……」ってここでメール？内容は……



……ええと、悪いけどそれは後回しになりそうよ。」


忍「え”え”っ！！？」



マルクト「（凄い声出たわね……）」



穂乃花「あ、本当だ。『ミッション発動』だって。」




＊＊＊＊＊


少し前。


おろさん「……よし、調整出来たしミッション1を始めようか。」

ハヤテ「今回もやはりハンター放出系ですか？」

おろさん「いんや、以降の事とか考えてちょっと別口のものを。」

ナギ「……どういう事だ？」

おろさん「まあ見てろ。」


……作者がモニターのスイッチを押し……



＊＊＊＊＊



ラフィーナ「『逃走者達の端末に搭載されたアラームのタイマーが起動した。』……アラーム？」



神楽「これ知ってるネ。大方……『残り90分になるとアラームが鳴り始める』やっぱりそうアル。大きな音でハンター引き寄せるやつアルよ」



華扇「『解除するには、同じくアラーム未解除の逃走者と共に2ショット写真を撮らなければならない』……分かり易くていいじゃない。


……ただ、場合によってはあまりが出る可能性もあるわね……」




MISSION1　アラームを解除せよ

残り90分になるとアラームが起動し、ハンターを引き寄せてしまう。

解除するには、他の逃走者（ただしアラーム未解除の逃走者）と2ショット写真を撮る必要がある。



翔太郎「こりゃあ急いで他の逃走者を探さないといけないみたいだな……」



ブラック「あまりのんびりはしていられませんね。」



アラームを解除するため、早速ミッションに動く逃走者達。




穂乃花「……あ、私達はすぐにクリア出来そう！」

忍「そうですね。……あ、ですがそれだと……」


フラン「……別に気にしなくていいわよ。ミッションはどっちでもいい――」


マルクト「だったら私が引き受けます！！」


フラン「え」



……とにかく、4名はそれぞれ2ショット写真を撮り……



大宮忍
松原穂乃花
フランドール・スカーレット
マルクト

アラーム解除　ミッションクリア



穂乃花「偶然にも集まっててラッキーだったね！」

フラン「まあ、そうね……」



……しかし、そんな4名の近くに……




ハンターA「……」



ハンターが接近！！！気づけるのか……？






残り時間【108：42】

逃走者　残り24名

アイテム状況
バンダナワドルディ　コイン10枚　スプラッシュボム
マルクト　コイン25枚
他：コイン20枚

残り時間【108：40】




ハンターA「……




……！！！」



それなりの人数だったためかすぐに見つかった！！


フラン「……やばっ、ハンター！！」


穂乃花「いつの間に！！？」



とりあえず散らばる4名。ターゲットとなったのは……




忍「よ、よりにもよって私の元に！！」


大宮忍だ……！！



ハンターA「……！！！」





ポンッ



大宮忍　確保　残り23名


忍「み、ミッションクリアして早々これですか……；」





フラン「とりあえず、撒いたかしらね……」


別方向に逃走していたフランの元にも……




ハンターC「……」


別のハンター……



ハンターC「！！！」



フラン「って、よりにもよって！！」



ポンッ


フランドール・スカーレット　確保　残り22名



フラン「逃げた先に来るなんて……ハンターを壊しちゃダメな分きついのよこの要素……」



MVP枠で最初の確保者も出たようだ。




プルルルル……



マルクト「メールという事は……『大宮忍、フランドール・スカーレット　確保』……え、一気に2人も！？」




永久「ミッションが始まってから、確保者は合計4人か……


ひとまず、ミッションの方をやるか。時間はまだあるが、ソレで油断すると本末転倒だしな」


……同じく、ミッションに動く作者枠の1人、月詠さんもとい永久。


永久「……ん？あそこにいるのはたしか……」



サタン「……む？何者かと思ったら、並行世界の住人か。」


そこで出会ったのはサタンさま。


サタン「そう言えば、ミッションで写真を撮らなければならなかったな。……まあいいだろう。撮ろうではないか。」

永久「そうだな。てっとば約ミッションをクリアしておけば、後が楽だし。」



サタン
永久

ミッションクリア


永久「……それはそうとして、珍しいと言うべきか、随分と真剣な表情しているな。」

サタン「珍しいとは何だ珍しいとは。

……そう言う貴様は、この異変に気付いているようだな。」

永久「……まあな。」




その後……



天子「成り行きで同行して正解だったな。」

カリファ「……あっそ」


比那名居天子
冥界のカリファ

ミッションクリア



神楽「あ、良いところにメガネがいたアル。」

新八「神楽ちゃん。タイミングが良かったね。」


神楽
志村新八

ミッションクリア



ローラン「……ええと、これで撮れば良いんだな？


……というか、そんな怖い顔されるとやりづらいんだが」

フェーリ「色々と癪なだけよ」


ローラン
フェーリ

ミッションクリア




順調にミッションをクリアして行く逃走者達。




一方。


魔弾の射手「……客か。」


苺香「あ、貴方がこのショップの店員さんですね。ええと、商品のリストは……」


魔弾の射手「……これだ。」←リストを見せる


苺香「ええと……ど、どれも結構使いますね……


……でしたら、体力回復のアイテム……ネコビタンBを1つお願いします。」


魔弾の射手「……分かった。」






華扇「（……おかしい……さっきから感じるこの奇妙な感覚は……）」


……エリアを歩く茨木華扇。ハイカラスクエアに何か違和感のようなものを感じているようだ。


華扇「（哺乳類が絶滅したとされている世界……と聞いていたはずなのに……

街の所々で、『人間』を見かけるのは一体どうして……）」




……すると華扇の背後に、誰かが近づいてくる。それは……








残り時間【103：11】

逃走者　残り22名
ミッション未クリア　残り12名

アイテム状況
バンダナワドルディ　コイン10枚　スプラッシュボム
マルクト　コイン25枚
桜ノ宮苺香　コイン10枚　ネコビタンB
他：コイン20枚

残り時間【103：08】




華扇の元に近づいて来たのは……




華扇「……誰かと思ったけど、確か『ルカリオ』だったかしら？」



ルカリオ「気づいていたか。隠れるつもりは無かったが。


……茨木華扇だったか。ゲーム＆ウォッチからある程度は話は聞いている。」



華扇「そ、そう……というか偏ってないわよねその情報……」

ルカリオ「……そこは自分で判断しろ；



それはそうとしてだ。本題の前にまずミッションを終わらせるぞ。」

華扇「そう、だったわね。」


早速写真を撮り……


茨木華扇
ルカリオ

ミッションクリア


華扇「……で、何の用なのかしら？本題があるって言うなら十中八九……」

ルカリオ「ああ。このハイカラスクエアに関して色々気になる事がある。


……まずハッキリ言うと、この世界、様々な意味で何かが違う。」


華扇「……確かに、聞いた話と違って風景に会わない建物も多いわね。時空融合現象の可能性が高いって事よね。」

ルカリオ「……それもあるんだが……




……それを抜きにしても、このハイカラスクエアそのものが、こちらが知っているものと違うように見える。

かつて大乱闘関係で訪れた時とは、感覚が……」

華扇「……？」




ピカチュウ「……さっきのコジャッジとか言う名前の猫……一応スマブラ関係で面識はあるハズなんだが……何か、初めて俺を見たような目だったぞ？」

何やら違和感を抱えつつエリアを歩くピカチュウ。しかしそこで……





ハンターB「……」



近くにハンター……！！



ピカチュウ「っつーか、何か周辺の奴等は見たことない感じの奴ばっかだし……いや、これ流石に当たり前か……



……って、やべっ！！」


ハンターB「……！！！」


見つかった……


ピカチュウ「くそっ！！場所が場所だからどう凌げば……」


ハンターB「……！！」



ポンッ



ピカチュウ　確保　残り21名



ピカチュウ「考えるのに気を取られちまった……」





プルルルル……




苺香「『ピカチュウ　確報』……これ、急がないとミッションもクリアできなくなってしまいますよね……」




エイジア「奇数になると尚更急がないとマズいよな……1人余って確保されるってのはお約束だぞ」




翔太郎「……今の所、誰とも出会わないな……単に街が広いからだろうけどな……」


……駅周辺を歩く左翔太郎。


翔太郎「……そういえば、何かゲートっぽいのが駅の入り口に設置されてるな。


……どう見てもこの後活用することになりそうだな。「おい」……ん？」



すると、どこからか声が。翔太郎はその方向を見てみたが……



翔太郎「……ええと、何でそんなところにいるんだ？というか何か用でも？」



『イカスカルマスク』というギアを着けているイカボーイが1人……



駅の屋根上（それなりに高い）に立っていた。



「……ブキ屋に行きたいのだが、ここはどこだ」


翔太郎「……いや、ここは駅だが……あと確か（エリアを歩いてた時に見た）ブキ屋は逆方向だったと……」



「……そうか。ならあっちだな」


翔太郎「ちょっと待て！！思いっきり遠ざかっているんですけど！！？「プルルルル……」って、こんな時に何だ……



……え、何でフィリップから来てんだ！？」


「む……？」




残り時間【100：33】

逃走者　残り21名
ミッション未クリア　残り9名

アイテム状況
バンダナワドルディ　コイン10枚　スプラッシュボム
マルクト　コイン25枚
桜ノ宮苺香　コイン10枚　ネコビタンB
他：コイン20枚

残り時間【100：31】




何だかんだあり、ミッションをクリアするため動く逃走者達。



バンダナワドルディ「あ、写真良いですか！？」

浜千鳥「もちろんっス！」



バンダナワドルディ
浜千鳥

ミッションクリア




ブラック「おや、奇遇ですね。」

苺香「あ、確かバスターズグランプリの時の……」


ブラック
桜ノ宮苺香

ミッションクリア



ラフィーナ「あら、確かヒナギクさんだったわね。」

ヒナギク「確かラフィーナだったかしら。あ、ミッションはまだクリアしてないかしら？」

ラフィーナ「こっちもまだクリアしてませんので、後は言わずもがなですわ。」


ラフィーナ
桂ヒナギク

ミッションクリア




こうして、アラーム起動までの残り時間も減って行く。




残り時間【92：17】



アラーム起動まで【2：17】




残るミッション未クリア逃走者はあと3名。1人は左翔太郎。



エイジア「……まずいな、時間が無くなって来た。」


もう1人はエイジア



文「うーむ、よりにもよって未クリアの逃走者に会えないとは……」


そして、射命丸文。



アラームを解除するのは、誰なのか。





数分前


翔太郎『……急に何だフィリップ？』

フィリップ『逃走中の真っ最中だろうが失礼するよ。


……とりあえず単刀直入に言うと、その世界は間違いなく時空融合現象とやらが起こっている。』

翔太郎『随分はっきりと言うな……まあ、明らかに周囲の施設の中に、場に合わないような建物も多かったから薄々分かっていたが……』

フィリップ『それもあるけど、それだけでは無さそうなんだ。どうやら……』




翔太郎「……フィリップはああ言ってたが……そうなると大分面倒な事になるな……」


エイジア「何が面倒なんだ」


翔太郎「うおっ！？」



翔太郎の元に現れたのはエイジアだった。



翔太郎「アンタは……確かエイジアだったか？並行世界の管理者だとかの」

エイジア「まあ合ってるっちゃ合ってる


……で、何が面倒なんだよ。」

翔太郎「要は今起きてる自体で色々ありそうなんだよ。」

エイジア「……そうか。まあその辺りは自分で探っておくとするとして……」

翔太郎「……あ、そういやそうだったな。早いところ撮るぞ。」


そして無事に写真を撮り……



左翔太郎
エイジア

ミッションクリア



……この2名が写真を撮ったことにより……



文「……これは大分マズいのでは？」


射命丸文のアラームが解除不可となった！




そして……


【90：02】
【90：01】



【90：00】



ピピピピピピピピピ


文「あやややややややや！！！？」



射命丸文

アラーム起動


文のアラームが起動した！！



ハンターA「……！！」



ハンターB「……！！」



ハンターC「……！！」


ハンターが音を感知し、その方向へ向かう！！




ハンターC「！！！」



文「おっと来ました！！ですがそう簡単に捕まるわけにもいきません！！」



急いで逃げる文。



ハンターA「！！！」



逃げた先にも、別のハンター！！



文「これくらいなら……！！」


それを、文は勢いよく飛び跳ねて、避けようとするが……


ハンターC「……！！！」



文を追っていたハンターもまた、勢いよく飛び跳ね……



ポンッ



射命丸文　確保　残り20名



文「な、何ですか今のは……！？」



問答無用で、確保……




プルルルル……



ヒナギク「メールね。まず……『解除が出来なかった射命丸文のアラームが起動』……そして『射命丸文　確保』……少しずつ逃走者が減ってきてるわ……



……そう言えば、ここから近いところから音が鳴ってたわね……離れた方が良さそう。」


急いでこの場を離れたヒナギク。



ハンターB「……？」


嫌な予感は当たっていたようだ……







次回、ドラマパート



残り時間【89：25】

逃走者　残り20名

アイテム状況
バンダナワドルディ　コイン10枚　スプラッシュボム
マルクト　コイン25枚
桜ノ宮苺香　コイン10枚　ネコビタンB
他：コイン20枚