二次創作小説(新・総合)

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.60 )
日時: 2024/07/25 08:33
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第47話「2人の勇者」


【トルース村 クロノの実家】


・クロノ視点


「…。母さんの好きな花、飾って置くね」


ラヴォスを倒す旅の頃は、母さんの体調は良好だった。
ボクがこんなにも、ルッカを助けたいって思ったのはきっと…あの時からだろうね。
ロボが中世にいるフィオナさんの願いを叶える為に、砂漠化した魔物を無事に倒した。
そして、その傷を癒す為に400年は必要と言われたから…ロボは一旦あの時代に残る事を決意。
その後400年経った『この時代』に来ると、ロボはすっかり守り神様になっていた。


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「クロノ! あんたにお客様よ」
クロノ「ボクに? どんな人かな。ルッカ、その人の特徴って分かる?」
ルッカ「知らないの? 蒼炎の勇者・アイクさんよ!」
クロノ「ごめん。ボク、思い出の場所に行って来る!!」
ルッカ「……。と言うわけよ、アイツは急いでガルディアの森に行ってしまったわ」
アイク「心配はいらん。俺もアイツと話がしたかったからな!」


そうだ、ルッカはロボを再メンテナンスしていたのはきっと。
ボクたちに敵意がないと、知らせるためなんだよね。
あの日タバン叔父さんが不在していた時、ララ叔母さんに危険が迫っていたんだよね。
確かその機械を止めるパスワードが、「LaLa」だった気がするんだよね…。
折角、色んな話をしたいと思っていたのに…僕ったら本当に情けないなぁ。


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【ガルディアの森】


クロノ「もう…。おばさんにあんな思いを、二度としたくないよ……」
「その経験が、お前にとって憂鬱な出来事だったのか……」
クロノ「……。アイク……」
アイク「気が済むまで話せ。今は、俺が一緒にいてやるからさ!」


少しずつだけど、『この世界』で起きた事を片っ端から話したんだ。
ルッカの発明ショーが見たくて、待ち合わせの場所に行ったのはいいけど。
その時、マールがゲートの中に引き寄せられてしまったんだよね。
ルッカは原因を探ってから来てくれると約束し、ボクは先にそのゲートへ向かう。
古い時代のガルディアで再会出来たと思ったら、彼女は再び消えてしまったんだ。


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「後でルッカに気付かされたんだよ。マールは素直な女の子だけど、彼女はあの時代にいるリーネ王妃の生まれ変わりだったんだ」
アイク「そうか。それが、冒険するきっかけになったのか……」
クロノ「うん。カエルの手伝いの時は、ルッカの方が勇敢だからと思って…彼女を指名したんだよ」
アイク「要するに。お前より彼女が強いからって事か?」
クロノ「最初はね。魔法を使えるようになったのも、スペッキオとの出会いがあったからなんだ」


その魔法を得る為に僕は、言われた通りに3回程あの周辺を走り回ったんだ。
その成果が認められて、ボクとルッカは魔法が使えるようになったんだ。
新しい技を覚える為のポイントも溜めつつ、色々な闘いや冒険を乗り越えて行ったんだ。
ある時は、ボクが一度ラヴォスに殺された事もあったんだよね。
その時はただ、サラ姫を守るにはこうするしかないと思ったけど。
そのせいで、ルッカには沢山心配を掛けてしまったんだ。


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(BGM設定:FF8よりLove Grows)


クロノ「あの屈辱を二度としたくない為に、ボクはルッカを守り切れるように強くなりたいと願っていたんだ」
アイク「…………。もういい………」
クロノ「あはは。ボクって本当に、情けないよね………」
アイク「もういい!!」


『ガバッ』


クロノ「あ………、アイク……?」
アイク「済まない。今は……、今だけはこうさせてくれ………」


アイク……、ずっとボクの話を聞いていたんだね。
もし自分もボクのような事になったら、ゼルダ姫を悲しませてしまうかも知れない。
それを恐れているから、今は僕がアイクを支えていないと駄目なんだ。
それからどの位掛かったか分からないけど、気が付いたらお互いの恋人に心配をかけてしまった。
もう大丈夫だよルッカ、今度はボクが…君を守って見せるからね。
それから数日後、メーアの時と同じように…アイクが闇に囚われてしまったのは言うまでもなかったんだよね。

48話に続きます。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.61 )
日時: 2024/07/27 07:58
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第48話「ゼルダの決意」


【空艦バトシエ ルイーダの酒場】


・メーア視点


「多分だけど。アイクと闘うには覚悟が必要になるわ!」
ゼルダ「……。覚悟……」


ヘルムードが復活しているなら、早めに済まさないといけないけど。
まさか、アイクをそんな目的の為に使うなんて信じられない。
後は同行者ね、本来あの試練には『光の一族』しか入れない場所だけど。
彼とは知り合いのクロノとゼルダ姫を、同席してみようかしら。
クロノは分かってくれるけど、問題はゼルダ姫の方よね……。


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「……。これは、わたくしにしか出来ない事ですわ……」
メーア「そうよ。姫はアイクを助けたい?」
ゼルダ「はい。この旅が終わったら祖国に帰ります、ハイラルを更に大きくしなければなりませんわ!」
ピーチ「ふふっ。応援してるわよ、ゼルダ」
ゼルダ「ピーチ…。はい、そうですわね♪」


キノコ王国の姫様だけど、ピーチ姫は勇敢に見えるわ。
彼女も祖国の為に、私たちと一緒に闘っている。
今ピーチ姫には、凄腕のガードがいるわ。
名はキノコ王国親衛隊長リンク、元はハイラルの勇者だったみたい。
今は祖国を離れて、ピーチ姫に仕えているわ。
リンクはハイリア人だけど、エルフの村長さんと同じような耳をしているのね。


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「メーアさん。私、行きますわ!」
メーア「ふふっ。後は…、クロノね……」
テリー「ああ。アイツならコックピットで落ち込んでいたぞ」
ハッサン「仕方ねぇよな。少しだけ話した仲間だから、戦いたく無いって思っちまうよな…」


いいえ、私の考えだとクロノはそれを恐れているんじゃないわ。
アイクと闘うことを、彼は恐れているのよ。
私も最初は怖かったわ、アクトを助ける為に…戦わなきゃいけないんだって思い知らされた時は特に。
そんな私を、ヤンガスやアリーナたちが慰めてくれたわ。
よしっ、まずは女神様のいる光の塔に向かいましょう!
そこに行けばきっと、アイクを助ける方法を教えて貰えるかも知れないわ!!

49話に続きます。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.62 )
日時: 2024/07/28 08:10
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第49話「赤い髪の勇者と黒髪の勇者①」


【クエスト所】


「あれ? ダイは何処行ったのかしら?」
フリーレン「さっき。十字架の傷をしてる黒髪の彼なら、酒場の方にいたよ」
マァム「仕方ないか。今は仲間を助ける為にも、決断しなきゃいけないからね」


ヘルムードや闇竜シャムダを倒すまでは、ダイと一緒にネイル村に帰れそうにないわ。
ミーナは寂しがっているけど、今は母さんがいてくれている筈だわ。
後は、クロノって子が元気になるといいけど。
それまで私たちは、光の塔に行くまでの準備に追われなきゃ行けなかったわ。


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「あら? テンション20の試練があるわ」
マァム「無理ね。そのクエストはメーアさんじゃないと受けられないわ」
ビアンカ「確かに、それもそうね!」


このクエストは、今は後回しにするしかないわね。
ブラウニー大行進とか色々あるけど、まずはダイを探しに行きましょうか。
確か、ルイーダさんの酒場にいるんだったわね。
様子は気になるけど、今は後にした方がよさそうね。

50話に続きます。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.63 )
日時: 2024/07/28 18:09
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

近々バツティナとロクエア編、描く予定です。
テーマは夏なので、それにあったお題にしようと思います。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.64 )
日時: 2024/07/29 08:25
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第50話「お互いの決意」


【ルイーダの酒場】


・ダイ視点


「クロノ。アイクがいなくてショックなのはよく分かるけど、このままじゃいけないことは君だって分かってる筈だよね?」
クロノ「………うん。だけど………」


此処へ来ることはフリーレンたちには前もって知らせたけど、マァムにはまだだったんだよね。
ごめんねマァム、今すぐにでも君の側にいたいけど。
もう少しだけ、同じ勇者のよしみでもあるクロノの側にいたいんだ。
これだけ言っても、中々吹っ切れないよぉ〜。
これ以上俺に、どうしたらいいんだよ!!


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『ガチャッ』


「ダイ。焦っても答えは出ないだろ?」
ダイ「信、それに河了貂!」
貂「後はオレたちに任せて、お前はマァムの側にいた方がいいよ」
ダイ「………。そうだね、後はお願いするよ」
信「よしっ。じゃあ政に貂、俺たちで何とかクロノを吹っ切れさせようぜ!!」
嬴政「信……。ああ、そうだな!」
貂「うんっ。今度は、オレたちが力になる番だ」


彼らと初めて会ったけど、簡単な経緯いきさつとかは多分だけど…フェルンから聞いた気がするんだ。
クロノにとってこの戦いは特に、『かなり』のプレッシャーが掛かるだろうからね。
大丈夫だよクロノ、君がその気になったら俺たちはいつでも覚悟は出来てるから。
もう少しだけ側にいたかったけど、これ以上マァムに心配をかけたくないもん!!


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【コックピット】


「………」
マァム「ダイ………」
ダイ「マァム……。おれ、決めたよ」
マァム「えっ?」


BGM設定:FF8よりThe Oath


ダイ「こうしている間にアイクは更に苦しんでいるんだ。いつ理性が切れるのも時間の問題だけど…それでも俺は、アイクを助けたいと思う」
マァム「ダイ……」
ダイ「これは俺自身の闘いでもあるけど、それだけじゃないんだ。前にアイゼンが震えていた姿があったけど、あれは多分…戦う為の覚悟を見せている気がするんだ」
マァム「………。戦う為の覚悟……」
ゼーリエ「…………」
ダイ「うん。この覚悟は大切な仲間を…アイクを救う為に必要な覚悟だと俺は思うんだ」
マァム「………。ダイ………」
ゼーリエ「いいな。その心意気のある覚悟…気に入った、合格だ!」
『えっ?!』
ゼーリエ「私はダイ、お前を試していたんだ。未だに闇と化している蒼炎の勇者を……見捨てるか、見捨てないかを見極めていたからな」
ダイ「それで。結果はどうだったの?」
ゼーリエ「さっきお前は言っていただろ。「それでも自分は、アイクを助けたい」とな」
ゼンゼ「ああ。それこそが、蒼炎の勇者・アイクと闘うために必要な真の覚悟に繋がるとゼーリエ様は最初から信じていたんだ」
ダイ「………。真の覚悟……」


真の覚悟かどうかは分からないけどさ、俺にその覚悟があるかを最初から試していたんだね。
闇に染められた仲間を助けたい、この気持ちは未だに変わらないよ。
これから行く海底神殿の奥にある試練には多分、俺やゼルダ姫 クロノ以外が入れなくなるかも知れない。
後は、戦った事があるメーアの力が無ければあの扉は開かないかも知れないんだよね。
するとマァムが俺に抱き着いて来て、自分のスキルを分けてくれたんだ。
そして、俺の強化した剣をマァムに託し…マァムの魔甲拳を俺に託す。
ありがとうマァム、君の武器…大切に使わせて貰うから心配しないでね!!

51話に続きます。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.65 )
日時: 2024/07/30 23:22
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

いよいよ、アイク戦です。
作者なりに、頑張ろうと思います。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.66 )
日時: 2024/08/01 08:23
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第51話「おかえり、アイク」


【海底神殿 試練の間】


・クロノ視点


『シュッ……』


「………。うん………!」
信「……? あ、あれ? 此処…通れないぞ。待てよクロノー、ダイたち〜」
ゼーリエ「私たちはここで待つとしよう。あの王様から聞いていた通り、この部屋に入れるのは光の一族とそれに関係している奴らだけのようだ」
信「………。クロノ……」


いよいよ、この日が来てしまったんだ。
お部屋の中に入ると、竜の姿になった光の番人が現れる。
まずはあなたを認めさせる為に、力を見せなければ行けない。
友人を…ゼルダ姫の恋人を救う為にも、この試練を乗り越えなきゃ!!
まずは、ドラゴンと同じで後ろの頭と尻尾を叩き込まなきゃ行けないんだよね。


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メーア「やばい攻撃が来るわ! 皆、防御して!!」
『…………ッ!!!』


番人が台に乗った瞬間、何度かの雷攻撃を仕掛けて来る。
くそっ、あの高さから攻撃して来るのは流石に反則過ぎる!!
何とか防御は成功し、さっきと同じように攻撃を叩き込んだ。
するとダイのテンションが解放され、ベギラマを何度か繰り出した後…彼の必殺技が発動する。


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ダイ「これでトドメだ! アバン…ストラーシュ!!」
クロノ「凄い!!」
『やった(りましたわ)!!』


ダメージ的には、ボクがかなり危なかったけど。
ゼルダ姫がハートの器で、ボクを回復してくれたから…何とか勝てたんだ。
新なる光の力がメーア隊長とゼルダ姫の中に行き、ついに…背後から変わり果てた友人が現れる。
まさか本当に、こんな形で闘わなきゃいけないなんて。
だとしても、此処まで来て仲間を交代する訳には行かないよ!!


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ダイ「やっぱり……、アイクは苦しんでいるんだ」
メーア「そうね。さっきはダイが決めてくれたから、今度はゼルダ姫に任せましょう?」
ゼルダ「そんな……。わ、わたくしの力では……」
クロノ「大丈夫。その間の時間はぼくたち3人が作るから、姫はそれまでに力を溜めていて欲しいんです!!」
ゼルダ「………。分かりましたわ、やってみましょう!」


シュタルクと似たような攻撃が幾つかあるけど、それらは余裕で交わせるね。
メーア隊長のダイヤモンドダスト、ダイのライデインストラッシュ…そしてボクの最強魔法・シャイニングを繰り出して行った。
これで相手の体力もピンチまで来たね、この方法なら行けるかも知れない。
今だよゼルダ姫、ありったけの攻撃をアイクにぶつけてやって!!


-----


『はっ!!!』
アイク「ぐわぁ………。うう………、う………」
ゼルダ「アイクさん!!!」


『ガバッ』


アイク「………。ゼルダ………」
ゼルダ「……………」
アイク「あれ……? 俺は、一体………?!」


BGM設定:FF6よりセリスのテーマ


ゼルダ「世界樹の調和の祭壇で……、私たちを助けようとして闇に囚われてしまいましたの。ごめんなさい、私の為に…こんな事……」
アイク「そうか…。思い出したぞ……、ぼんやりとだが。闇に囚われていた間の事も……ありがとな、助けてくれて」
ダイ「ん〜ん。お礼を言わなきゃならないのは俺たちの方なんだ…、アイクが戻って来てくれて……ありがとう……!」
アイク「まったく。ダイらしくもない台詞だな、ほらっ。皆が待ってるんだろ? 早く行ってやれ!」
ゼルダ「そうですね。でも、その前に…1つだけ確認して置かなきゃ行けないことがありますの!」
アイク「確認して置きたい事?」
ダイ「ねぇ。此処に…『光の腕輪』ってないの? 光の女神様から海底神殿にあるって聞いて来たんだけど!!」


すると、何処からか声が聞こえて来たんだ。
その光の番人はただ、試練を与えし者。
光の腕輪に関しては、番人の所在に関係ないみたい。
そして僕たちは無事に、この試練を乗り越える事に成功したんだ。
特にメーア隊長とゼルダ姫の連携には、かなり驚いたけどね。
さあ行こうか、僕たちの『大切な仲間』たちの元へ。

52話に続きます。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.67 )
日時: 2024/08/02 09:47
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第52話「つかの間の休息①」


【バトシエ コックピット】


・レオナ視点


「バッツ君、少しいいかしら?」
バッツ「ん? 何だよレオナ、突然改まって…」
レオナ「ええっ。ザラームやヘルムードとの闘いもあるけど、今じゃないと休めない時もあるし……」
バッツ「要するに。少しでもいいから羽根を伸ばしたいって事か?」
レオナ「ええ。それにもうすぐ、キミの誕生日でしょ?」
バッツ「…………」


あっ、これは不味かったかしら。
ティナがこの時間帯、ポップ君と強化訓練しているから…話しにくいもの。
マァムに頼みたくても、先のイベントで活躍していたから無理だわ。
この機会に、あのイベントを遂行した方がいいと思うの。
勿論、イベント実行する順番は前もって決めてあるわ。
キミとティナの出番は、最後辺りになっているもの。


-----


「レオナ姫。その名案なら僕は全然構いませんよ」
レオナ「クロノ君……」
クロノ「僕は少しでも…、ルッカやアイクたちの負担を軽くしたいんです」
バッツ「けど。奴らは黙っていないんだぞ? フリーレンだってきっと、早めに終わらせたいと思っている筈だ」
「いや。今は息抜きも大事だよ、バッツ!」
バッツ「フリーレン………」
フリーレン「それにね。ドラートが言ってたんだよ、少しの羽根休み位なら敵さんらは困らないだろうってね」
『……………(滝汗)』


首切り役人の1人、だったわね。
彼と対立したことがあるフリーレンが言うんだから、間違いはないわ。
あたしが企画している『あのイベント』て言うのはね、クロノ君の世界にあるお祭り後の風船イベントなのよ。
流石にバッツ君を後回しにしないと、すぐに震え出しそうだからなぁ。
それ以前に本当、その『高所恐怖症』自体を決戦が始まるまでに何とかして欲しいわね(汗)

53話に続きます。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.68 )
日時: 2024/08/04 07:22
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第53話「久々の息抜き ヒンフリ編」


【リーネ広場】


・フリーレン視点


ゼシカ「さあ。未来を救ったヒンメルと、無事お城に帰って来たフリーレン姫。その2人のますますを祝って……」
『イッツァ ムーンライト パレード!!』


だからって、いきなり私たちからってどうかと思うんだけど。
まあ、『この世界』に来るのもたまにはいいかな。
あれから幾多の闘いも何度かあったし、こうしてじっくり休めれなかったからね。
こればかりは、レオナ姫に感謝しようかな。
でも……、この光景だけはどうしても…全然落ち着かないんだよね……。


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フリーレン「ん? リンクが私たちを呼んでるみたいだ」
ヒンメル「何か用でもあるんだろうな。折角だから、行ってみるか♪」
フリーレン「ヒンメル…。うん、そうだね!」


あの時、レインたちのいる世界でヒンメルとハイターに再開出来たのは夢じゃなかった。
フランメ……、先生だけは復帰出来なかったみたいだけど。
いつか、久々に会いたいと思う。
だから私はそれがあって、人間をもっと知りたいと思うようになったんだ。
10年前にアイゼンが言っていたからね、ヒンメルの葬式の時…私は人間を知ればと口にしていたと。
全く、ドワーフの癖に悪趣味な奴だよ。


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【タイムゲートの間】


フリーレン「何…、これ……」
リンク「もう皆さん、お別れなんですよ!」
アイク「皆、それぞれの時代へ…」
アイ「ラヴォスが倒れ、ゲートの力が弱まっているんだよ」
リンク「だから! ゲートが閉じる前に、さよならを言わなきゃ!!」


BGM設定:FF7より旅の途中で


フリーレン「そんな……。皆、行ってしまうの?」
フリオニール「勇者ヒンメル、あなたは強かった。勿論フリーレン、あなたも強かった。俺たちはあなたたちと戦えて、本当に良かった!」
フリーレン「…………。フリオニール……」
マリア「大丈夫よ。私たちはフィン国に戻るけど、元気で頑張っていくわ」
フリーレン「………。マリア…、うん。また、会おうね!」
マリア「ええっ!」


そう言って、フリオたちはゲートに入って行った。
アイゼンとシュタルクも動き出し、彼らが私の先祖や子孫かも知れないと打ち明ける。
いや、どう考えても違うと思うけど。
そう言う流れらしいから、仕方ないかな。
アイゼンの名を呼ぶけど、彼は別れに多くの言葉はいらないと言う。


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ゼルダ「そう。言葉とは、限りませんよ♪」
シュタルク「ちょっ、ゼルダ姫!」
リーニエ「良かったじゃんアイゼン。王女様のキスで姿が元に戻るのが、ハッピーエンドの定番なんだよ」
アイゼン「………。まあ、こう言うのは悪くないな」
シュタルク「そうだな。じゃあなフリーレン、また会おうぜ!」


シュタルク、お前の斧捌おのさばきは凄かったよ。
また旅に出た時は、どんどん活躍して欲しい。
そしてアウラとリーニエも贖罪を果たす為と言って、ゲートの中に入っていく。
殆どの仲間たちは繰り返し言われ続けたから、もう聞き飽きてしまったかな。


-----


「おやフリーレン。こんな所にいたのかい?」
フリーレン「うん。仲間たちと、さよならをしていたからね」
ティーダ「そうか。そろそろ来いよ、早く来ないと…ラスウェル陛下が待ちくたびれてるぜ!」
フリーレン「うん、すぐに行くよ!」


そうか、そう言う設定だったんだ。
私はてっきり、『この時代』の国王殿下に呼ばれると覚悟していたんだけどね。
あの陛下がどうなりきるのか、実物かな。
今は、言われた通りに行ってみるか。
そう思いながらも、私たちは王様のいる場所に戻って行った。
ん? 何やら、大きな鐘がこちらに来ているね。
仕方ない、この鐘を吊るそうかな!


-----


『カラーン………カラーン……』


フリーレン「待って。これ…凄く嫌な流れになって来た」
ヒンメル「フリーレン?」
フリーレン「ちょっと怖いよ。助けて、ヒンメル!!」
ヒンメル「ああ。すぐに行くよ、フリーレン!」


何とか大量の風船の束にしがみ付いていたから、危機は脱したけど。
結局私たちは、導かれるまま何処かへ行ってしまったみたいだ…。
色々な花火をヒンメルと見れたのは嬉しいけど、流石に今の体制で見れる事でもないかな。
でも、この体制は悪くないかも知れない。
此処までが多分、私たち2人の出番だったかも知れないね。
つまり次の組み合わせってもしかすると、シュタルクとフェルンかも知れないなぁ。
アイツはやれば出来る戦士でもあるから、少しは期待出来そうだね。

54話に続きます。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.69 )
日時: 2024/08/06 08:26
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

次は、アイゼル編で描きたいと思います。
後は……、肝心の案内人が決まっていないんですよね。

昨日は結局、シアトリズムファイナル・バーラインをメインに活動してました。
明日の夜あたりに、本作のFF5を少しプレイしようと思います。
砂漠編、いい加減に進めないと行けませんからね。
問題は、誰を青魔導士にするかですね。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.70 )
日時: 2024/08/07 08:28
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第54話「旅人と冒険家の大喧嘩」


【オイサースト 図書館】


・フリーレン視点


『パサッ』


フリーレン「ゼシカ。こんなに沢山の魔導書…、1人で読めるの?」
ゼシカ「そうじゃないわ。少しでもあなたやフェルンみたいに強くなりたいから、勉強するしかないのよ!」


確かゼシカは、アルバート家の最後の生き残りだったね。
魔力自体は彼女も中々強くて、生前のお兄さんもそれなりに強かったらしい。
しかし、そのお兄さんを手に掛けたのが…ドルマゲス。
奴はマスター・ライラスの弟子でありながらも、師匠の目を盗んでは…何かを企んでいる。
一次試験を受ける頃は、そう言うのとか全然考えていなかったんだよね。


-----


ククール「くそっ! あいつらの喧嘩、かなり凄いぞ」
信「でもよククール、どうやってアイツらを止めんだよ?」
ククール「…………」
フリーレン「信たち。何かあったの?」
信「勉強中に悪い。街の外でバッツとロックが喧嘩してるんだよ!」
『えっ?!』


喧嘩の理由、ティナを巡っての闘いだろうか。
ティナは今も、バッツを1番好いているみたいだけどね。
エアリスはロックが好きだ、それ位はロック自身にだって理解はしている筈。
今度のイベントで、私たちは再びクロノの世界に行かなきゃいけないんだけどなぁ。
しかし、肝心の仲裁ちゅうさいを誰に任せるべきかが問題だ。
仲裁って、強い人の役割なんだよなぁ。


-----


「フリーレン。その役目、オレが引き受けようか?」
フリーレン「いいの? ヒュンケルだって、静かにアバン流当殺法を少しでもマスターしなきゃいけないのに」
ヒュンケル「確かに。それもあるが、1人の兄弟子と弟弟子の喧嘩が続いているなら…話は別だ!」


要するに、ロックはヒュンケルより年上だから兄弟子になるって事だね。
ノクトとバッツは同い年だから、弟弟子おとうとでしである事に代わりはない。
既に現場にはクロノとジタンもいる、だからこそ状況はあまりよくないと言えるね。
以前シュタルクとフェルンも、似たような理由で喧嘩してた事があったけど。
あの時は、ザインが途中まで一緒にいてくれたから…上手く治ったんだよね。
今頃アイツは親友を探しに旅をしているみたいだし、どうしたもんかな……。

55話に続きます。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.71 )
日時: 2024/08/07 16:18
名前: 日本人男性の異常性について🦊 (ID: CwTdFiZy)

女性に構ってほしいから女性に攻撃するアンクルデスという弱者男性の持つ加害性は、日本人男性の異常性を顕著に体現しているね。今に始まったことではないが、日本人男性の女性軽視は問題になっており、アンクルデス氏も正に加害性に富んだ男性であった。犯罪者にありがちな行動パターンであると言える。
まあ終わりかけの弱小サイトで不正投票を行ってまで金賞が欲しかったプライドが高いんだか低いんだかわからない異常行動からわかる通り、人に加害することに抵抗が無く、ネット掲示板を複数荒らす面の皮の厚さも持ち合わせた暇人なようだからな。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.72 )
日時: 2024/08/08 08:15
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第55話「2人の決着 前編」


【オイサースト 入口】


・引き続きフリーレン視点


『ポカッ』


「全く。何やってるんだよ、2人共!!」
『……………』
クロノ「1人ずつ話を聞かないといけないね。ジタンはロックと話をする?」
ジタン「そうだな。分担した方が、騒動の原因にも繋がるかも知れないからな」


私が出るまでも、なかったね。
やはり、若者の特権は凄すぎるよ。
よしっ、図書館に戻って魔法の勉強しようかな。
クロノたちのガードは多分、ハクロウ爺さんとソウエイに任せているだろうからね。
あの時、グラナト卿の元にいた頃は…アウラと対立するなんて思わなかった。
連行された後だけど、じっと待っていた時にドラートが現れた。
首切り役人の1人であっても、私の敵ではなかったからね。


-----


フリーレン「いつか先生が言っていたんだ。私は必ず、魔王を倒す為の強い力を身につけるだろうって」
ティナ「大変な旅…、だったの?」
フリーレン「まあね。いくつかのダンジョンを攻略中に、私はいいお宝だと扮して中身を確認しようとしたら……」
エアリス「……。しようとしたら?」
フリーレン「まさかの。ミミックに飲み込まれかけてしまったんだよね(汗)」
『……………(汗)』


仕方ないじゃん、中々ない貴重な宝だったかも知れないから気になるじゃん。
それだけでも、ティナとエアリスは少々呆れているけどね。
後は、仲裁に行った2人が戻るまで待とうかな。
だけど、あまりのんびりはしていられないね。
このまま何もせずに過ごしていたら、倒した筈の敵が目覚めてしまうかも知れない。
現に目覚めているのは、ヘルムードとザラームだ。
まずは奴らを倒す為の対抗手段を、しっかり話し合わなきゃいけないかな。

56話に続きます。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.73 )
日時: 2024/08/08 16:30
名前: レンコン🦊 (ID: sNU/fhM0)

馬鹿野郎が

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.74 )
日時: 2024/08/08 17:05
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

取り扱いジャンル、入れてなかったので描いておきます。

【取り扱いジャンル】

葬送のフリーレン/薬屋のひとりごと/クロノ・トリガー/FFシリーズ/キングダム/転生したらスライムだった件/DQHシリーズなど。

以上です。
引き続き、宜しくお願いします。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.75 )
日時: 2024/08/09 18:36
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

更新は、夜頃の予定です。
それまでに、描きたいネタを決めないと行けません。

更新を楽しみにしている方は、もう暫くお待ち下さい。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.76 )
日時: 2024/08/09 20:18
名前: 闘志 ◆dW6ztBRlKA (ID: R6.ghtp2)

つまんないし才能ないから筆折って引退しろ

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.77 )
日時: 2024/08/09 21:09
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

※アンチコメの為、スルーします。

・魔法講座

リレイズ
味方単体用の白魔法。
リジェネの逆版ですが、1度死んでも復活する事が出来ます。

ベホマラー
味方全体回復呪文。
かなりのMPを使いますが、回復能力はやや高いです。

ベホマズン
ベホマラーの強化版。
こちらもMPを大量に使いますが、エリクサーやエーテルターボなどの回復アイテムがあれば大丈夫です。
後は、エルフの飲み薬があればMPを完治出来ます。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.78 )
日時: 2024/08/23 21:15
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

急遽、こちらのスレを閉じる事になりました。
理由は、今は収まっていても…いつ荒らされるか分からないからです。
落ち着き次第、新作を作ります。
それまでは、お元気で。

謎の女剣士。